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2012年1月

2012年1月31日 (火)

良い芸は人間がよくなくては出来ない…

十代目金原亭馬生 十八番名演集 十三 らくだ  コロンビア

 落語家の声というのは一種独特の音域にあるよーな気がしていたのですが、何とゆーか物凄く低音な方もいるし、だみ声っぽい人もいるし、これまたキンキン声の人もいて声だけで特徴のある方が多い気がしていたんですよぉ…で、馬生師匠…普通にテノールとゆーか、普通に聞こえる声というか、非常に聞き取り易い声というか、うん、何か安心する声ですね…聞いていて違和感のない声とゆーのもある意味凄いよな…

 さて、らくだつながりでらくだを聞く…うーん、らくだをまだ聞いた事がない人とか、落語を聞いた事がない人がどれを聞いたらいいかと言ったら、まずコレから始めたらと薦めるかも?日本人的に馴染み易い雰囲気なんですよ(笑)上から目線でもなく、下から目線でもない、そーゆー等身大的な下手な背伸び感がないので変に緊張しなくていーと思うんだけど、どかな?

 アリス的にはこれまた准教授のキャメルつながりでらくだなんですが、後、朱色の准教授の落語の科白からも(笑)二人を見ればアリスの方が落語好きに見えるけど、酔った時に咄嗟に出る位だからもしかして准教授も落語好きなのかなぁ?

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2012年1月29日 (日)

きんきらきんきらきんきらきん(笑)

ゴールド  ピーター・バーンスタイン  日本経済新聞社

 サブタイトルが金と人間の文明史なんですが、何とゆーか、欲望の歴史かなぁ?日本人的視点で金というと、金貨よりは、金メダルとか金の茶室(笑)の方が先に浮かぶよーな気がするんですが、本書を見る限りにおいては、遠い昔々からヨーロッパやアラブでは金となると金貨のイメージっぽいよな?で、身につけて嬉しとゆーのがインドの皆様だった模様…中国はとゆーとアリスの女王じゃないけどバラはみんな赤くなれーと同じで、皇帝はみんな金色になれーの世界かなぁ?まぁとにかく、金を巡って人は争っていくのね…というより、人は翻弄されていくのね、が正しい見方か(笑)

 結構、読みでのある本なので詳細は本書をドゾ。紀元前から現代まで、金とは何ぞや?の世界が展開されていまする…金の財産というか、アクセサリー的なとこというか、見栄的というか、セレブの証みたいなとこもアレですけど、やはりここは金貨から派生していって金本位制に行きつく経済の流れが、本当に怖い金の話かなぁ(笑)

 と、その前に豆知識も満載で、金の元素記号はAuでこれは「「曙」を意味するラテン語のaurrumに由来し、またヘブライ語の「光」を意味するorまたは赤色を意味するausからきたものとされる」だそーで、金のイメージってこんなとこにも何ですねぇ…ちなみに金の鉱脈は「地の割れ目に沈殿した花崗岩や石英が長い年月にわたり激しい高温に熱せられて結晶化した山地に縦横に走っている」そな…

 また、本書、金を巡る古今東西の至言の嵐でもありまして、「(金は)ゼウスの子、虫に食われることも錆におかされることもないが、この至上のものを所有することは人間の心をむしばむ」(@ビンダロス/ギリシャの詩人)とか、「金にふれても怪我はしない。だが、もし手について離れないようなら、金は骨まで傷つける」(ジョン・スチュアート・ミル)とか、「金をもった人間は、かつて名家に生まれた者や立派な肩書をもった者のように、金がひきつける畏敬や称賛を自分に知恵や人格があるからだと思いこむ」(@ジョン・ケネス・ガルブレイス)とか…ダイヤモンドに目が眩みってか(笑)

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2012年1月28日 (土)

こーりゃたまげたびっくらこいたぁー?

ひみつの植物  藤田雅矢  WAVE出版

 何とゆーか美しい本なのですが、ある種下手な写真集より綺麗な画像がたくさん並んでいるんですが、今回はそれらを超えて、まず被写体ありきの世界ですので…ええ、ただの植物なんですけど、これが皆一筋縄ではいかない模様(笑)

 一説によると虫の種類も多いそーだけど、植物だって半端ねぇとゆー事でしょーか?何か今まで見てきた植物の概念がガラガラと崩れていく感じでしょーか?リアルほんまでっかー?な植物がこれでもかと出てきます…しかも、本書のマニアックなところは、掲載されている植物たちが皆、お取り寄せできる、自宅で栽培できるとゆーレベルなところ…自分の庭にこれらがある風景…思い浮かべてごらん♪とつい歌ってしまいそーです(笑)

 まず、初っ端に出てくるのはハオルシア・オブツーサなんですが、これがもーガラス球か紙風船みたいなナリなんですよ…とても、ホンモノの植物に見えない…マスカットの粒が半分ハゲかけたみたいな感じといおーか(笑)原産地は南アの砂漠地帯だそーで…さすがアフリカ、並みの植物とは違います(笑)砂漠的におステキといえば、リトープスを上げないと…見た目は本当に石ころにしか見えません…しかもこちら脱皮して大きくなるって…ただ、砂漠でコレと言ったら奇想天外でしょー…ええ、これが名前なんですよ…ナミブ砂漠からきましたって…ちなみに千年位生きるそーで…誰が育てるし(笑)

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2012年1月25日 (水)

歯ごたえか?旨味か?そこが問題だ(笑)

寿司屋のカラクリ  大久保一彦  筑摩書房

 カラクリという程カラクリではないよーな気がするけど、取りあえず今の日本で寿司屋というと、三つに大別される模様、一つは回転寿司屋さん、も一つが高級寿司屋さん、で、その他というか、昔ならここに街の普通の寿司屋さんが入ったんだろーけど、今はむしろ異色系が入る模様…何とゆーか、昔はよくあった街の小料理屋さんも絶滅品種だし、この手のお店はもー無いに等しいのかなぁ?物事二極化に進むのが道理という21世紀の食の現場は、こーなってんだぁーが本書ってか(笑)

 寿司というとイメージが人によって違う気がするし、どーなんだろぉ?と…で、まぁ本書は寿司の世界コンクール、セブン・スシ・サムライ(毎年ロンドンで開催)の話から始まっているんですね…このコンクールなんかでも思うけど、日本人が想定している寿司と世界のSushiは、ちと違う気が…寿司も多様化の時代なんだろか?

 一昔前まではこーいかにも職人、板さんの世界だったけど、世界に広がるお寿司の輪となってくると機械化もそりゃ当然という事で、鈴茂器工株式会社が出てきます。追従スズモ、ここ知る人ぞ知る寿司ロボットの大メーカー…寿司ロボットは勿論、酢合わせ機とか、のり巻き機とかたくさん作ってらっさると…世界もそーだけど、国内だってスーパーに寿司が並ぶ世の中、需要はあるとゆー事ですよね(笑)

 で、こーゆー機械一式揃えば、板さんの世界ではなくて、ファミレス化の世界へ突入、くるくる回る回転寿司の世界へれっつらごと(笑)

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2012年1月23日 (月)

読みやすいこと、分かりやすいこと、説得力のあること(笑)

日本語作文術  野内良三  中央公論新社

 サブタイトルが、伝わる文章を書くためになんですが、所謂一つの文章読本の一つだと思われかなぁ?でも、数多あるそれらに比べてこちらはある種ハウツー本に近い気が?で、どゆー事とゆーと、理系とか文系とか、論文とか散文とか、実務とかのレベル以前の話となるらしー、誰にでも分かる文章というか、一般化した文章でしょーか?美しさとか高尚さとかレトリックよりも、汎用性の高い文って…気のきいた文章より、当たり前の文章でしょーか(笑)ちなみにそれをこちらでは実用文と呼んで、その実用文の書き方を指南して下さっている模様…

 本書の内容はだから具体的なとこ多しで、本当、これは中学生の皆様が目を通したら宜しいのではないか?と思う…下手な国語の授業より余程ためになるんではないか(笑)大学生の般教辺りでもどかどかどかな?目から鱗が落ちると思うぞ(笑)世の中色々本はあるが、こちらは本当に騙されたと思って読んでみたらとお薦めしとこー(笑)まぁこれを一読しただけで文章が上手くなる程、世の中甘くはないけれど、分かる一助にはなるんではないか、と…違いが分かるそこが一番大事ぃぃぃぃ(笑)

 で、まぁ、メインに突入する前に本書の前書きがまた秀逸でして、是非そこだけでも斜め読み必至(笑)「国際化の高波はアジアのはずれの列島にもひたひたと押し寄せている。こうした情勢を前にして人々は「英語が話せなければ」とか、「論理的に話さなければ」とか声高に叫びはじめた。英語力や論理力を問題にする前に、なにか忘れていませんかとつい言いたくなる。日本語力である。すべては日本語力で決まる。日本語がしっかりしていれば、外国語運用能力も論理思考能力も伸びる。今の時代、日本語力は生きていく上での強力な武器である。しかし、確かな日本語力を手にいれるにはそれなりの修練が必要だ」とな…日本人、日本語甘く見過ぎてないか?の世界が展開か(笑)

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2012年1月22日 (日)

ありますか?ありませんか?

動的平衡  福岡伸一  木楽舎

 サブタイトルが生命はなぜそこに宿るのか、なんですが何とゆーか、タイトルに全てが集約していく感じかなぁ?生き物っていうのは、人間が思っている程軽くも甘くも単純に読めるものでもないみたいな?人が制御しよーとしたら、それこそどっかの会社じゃないけど想定外ばかりなりに行き着くみたいな?その時になってそれが想定外だからうちに関係(責任)ありませーんとバックレられるのか?それが問題だってか(笑)既に生物の逆襲は始まっているみたいだし(笑)

 何とゆーか、謙虚な気持ちで本書を読めかなぁ?ある意味科学も人の傲慢史なんですよね…地球全体を我がことと受け止める事が出来るのか?問われているよーな?そして、地球レベルでも宇宙全体からしたら小さき事なんですよねぇ…人の器ってどこらへんにあるのか(笑)取り合えず、本書は著者の他の本を知っている人にはその総覧というか、目次というか、あらましみたいなノリかも?トータルするとこんな現状みたいなノリか(笑)

 非常に淡々と、そして軽やかに書かれていますが、突き詰めればこの上なくディープな世界ですが、相変わらず豆知識満載でヘーヘーヘーの嵐もやってくると(笑)例えば、記憶について記憶の順列ですよね?そりゃ本人的感覚は曖昧とな(笑)人の記憶とは時間順に綺麗に並んでいるものではなく、「想起した瞬間に作り出されている何ものか」だそな…「つまり過去とは現在のことであり、懐かしいものがあるとすれば、それは過去が懐かしいのではなく、今、懐かしいという状態にあるにすぎない」とな…

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2012年1月20日 (金)

ご飯、ご飯、ご飯?

焼き餃子と名画座  平松洋子  アスペクト

 何の本かと言ったら、食のエッセイ本かなぁ?ガイド的でもあるけれど、基本著者の日常ご飯みたいなノリに近いみたいだし、まぁ著者の仕事が仕事だから、外食多いみたいだし、ついでに出て来るお店は有名どこも多いよな(笑)一応、サブタイトルが、わたしの東京 味歩きとあるので、都内でご飯を(もしくはお酒を、お茶を)のノリかなぁ?

 てな訳で著者のエピソードを交えながらの都内ご飯の世界に突入していく訳で、鰻やトンカツやフレンチから居酒屋からスイーツの類まで殆どのレパートリー出ている感じだけど、本書的に一番凄いエピは、インドのおじさんに敗北する(西新宿)の章のインド料理パトワール新宿店のとこがインパクト大かなぁ(笑)お店でも食べれるし、お持ち帰りお弁当まで販売しているという町の食堂的雰囲気なんだけど?しかも、コックもウェイターも店員皆インド人らしー構成…ランチメニュー見る分には殆どカレーな世界だが(笑)それよりも、この店の接客担当のおじさんが凄すぎるというか?自由すぎる(笑)

 お客さんとの会話が丁々発止すぎて泣けてきます(笑)もーここでご飯食べる時があったとしたら、マニュアル通りなサービスが当然の日本はないと思えと、な(笑)何か抜けて当たり前の世界ってつおいなぁ、ひたすら日本人として感心するしかないとか(笑)

 で、逆に一番うんうんと同意してしまうなぁと思わされたのが、おとなのすき焼き(人形町)のとこかなぁ?本書では米久本店(浅草)と日本橋日山(人形町)が出てきますが…さて、一昔前はハレの料理と言えばすき焼きでしたが、お家すき焼きもいずこの家も皆それぞれにありましよーが、外でのすき焼き、それも個室で仲居さんにお任せとなると、これはもー一つのパフォでしょお(笑)

 でで、これは多分女性の方の方が、もしくは色気より食い気の方が勝っている殿方も入るのだろーか?なんですが、「料理屋で年季の入った仲居さんがつくと、しめた、とうれしくなる。仲居さんをわざわざ指名するのは憚れるし、店の都合というものもある。よく知らない店で、いかにもアルバイト中ですと顔に書いてあるような若い女の子があらわれると、皿小鉢を置くぎくしゃくした手つきで内心がっかりして、これ以上の期待はしません無事に運んでくれればいいからねと覚悟する。いっぽう、いかにもベテランの風情の仲居さんが入ってくると、きょうはついていると期待を高める。仲居さんは、いってみればサービスのプロ。所作が手馴れて安心感があるだけでなく、なにかと機微に通じている。阿吽の呼吸で合わせてくれるところが、いちばんうれしい」辺りは、ご飯をメインに行ったなら、皆思うエピじゃなかろーか?

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2012年1月17日 (火)

壊さない、汚さない、傷つけない、触らない(笑)

古美術を科学する  三浦定俊  廣済堂出版

 サブタイトルがテクノロジーによる新発見なんですが、所謂、日本の古美術というか、文化財の鑑定というか、状態に科学のメスが入りました、現場はこんな感じ?なノリかなぁ?トーシロですぐ思い浮かべるのは真贋の是非で、これは時代が違うぅぅぅーっな鑑定が出来るよーになったとこですか?もっとも、偽物はそーだね、で済むけど、本物かどーかはかなり微妙らしー…絵なんかだと、絵の具だけでなくすべての材料が当時のものか?の判定も必要だけど、それが一致しても弟子とか模倣者が同じ物使ったとしたら、どーすんねんの世界で、最後は様式論になるとか…

 とまぁ万能ではないにしても、今まで分からなかった事が分かるよーになってきたとゆー事は確かっ。そして、それによって文化・芸術論とか、修復とか、保護にも一役をかっているのも確かなんですよ。世界遺産ではないですけど、いつまでも残ってほしいものもあると(笑)

 さて、そんな著者が科学技術を用いて回った文化財と私なエッセイかなぁ?こんな事もあった、みたいな(笑)漆紙文書(多賀城跡/宮城県)での赤外線テレビカメラで字を読み取ってみよーとか、四天柱(阿弥陀如来堂/法界寺/京都伏見)の絵も赤外線テレビカメラで見てみよーとか、日光東照宮陽明門の羽目板の下に絵があったとか(X線ラジオグラフィ使用)、世界で初めてCTスキャンされた仏像は阿弥陀如来像(浄源寺/神奈川二宮町)とか、ついでに世界で初めて工業用CTスキャナされたのは菩薩立像(修法寺/愛知西尾町)とか、金錯銘鉄剣(稲荷山古墳/埼玉行田)からX線透過撮影で銘文が読み取れたとか、四季農耕図絵馬のエミシオグラフィで顔料を分析したら、同じ色でも成分が違うのが分かったとか、顔料系ではキリシタン絵画も油絵なのか、日本画なのか?両方ミックスして使っているみたいらしい…修復する人大変そー(笑)とか、金貨の文字が変色する、または消えていくみたいなので、これは金貨の物自体ではなくて、入れていたケース(箱)の成分(接着剤とか)で所謂シックハウス状態とか、鎌倉大仏のガンマ線撮影とか、ヘェーの嵐でございます。詳細は本書をドゾ。

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2012年1月15日 (日)

歩く芳香剤?

香りの源氏物語  嶋本静子  旬報社

 何の本かというと、一応香道に基づいた本なんだと思う?けど、メインはタイトル通り、源氏なんですねぇ…ええ、あの光源氏と女君の皆さんでしょーか(笑)ぶっちゃけ、浮気現場で香りがモノ言うって、どーよ…いえ、華麗なる宮廷絵巻というか、イケメンの恋愛遍歴になるんだろーけど、マザコン浮気男一代記みたいなノリだしなぁ(笑)まぁ薫の君や匂うの宮なんてのもあるけど、この二人にしても結局宇治で恋愛沙汰だしなぁ(笑)

 で、何で香りが重要かというと、電気がなかったからじゃなかろーか?電気を大切にねとどこぞので○こちゃんに言われそーだが、電気がない、電灯がないという事で、油の炎じゃ相当暗い、もしくは真っ暗って事で、人の気配とゆーのは香りと共にやってくると…でもって、この薫香はこれまた相当高価な物だった上に、その配合が秘伝の秘だった訳で、香りで人が分かる、もしくは身分が分かるとゆー凄さ…

 とゆー訳で、物語の小道具として、もしくは通奏低音のよーに出てくる訳で、それが分からないと源氏物語を読み解くのも半減するとゆー事か?確か香道なんかでも源氏にちなんだのがあるはずで、古典は今に連綿と続いていらっさると(笑)

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2012年1月14日 (土)

えもいはぬ物かな…

京の八百歳 冷泉家歌ごよみ  冷泉貴実子  京都新聞出版センター

 何の本かというと、歌の本でもあり、四季の本でもあり、年中行事の本でもあり、写真集でもあり、京都の生活の本でもあるよーな…判型はB5に近い気がするんですけど、もっと正方形よりの大きさ、そして本にしては写真が多めでそれらがどーも冷泉家の庭先というか、屋敷内というか、お飾りというか、しつらえというかで占められていて、何ともいえぬ風情をかもし出しています。多分、日本人ならば、これらを見て違和感を感じるよりもなーるほどと妙に納得してしまうんではなかろーか(笑)21世紀でも、昔々のその昔が脈々と残っているこの国の底力を目にする事になるのかなぁ?普段、気にもしていない文化について気付かせてくれる感じです…

 例えば正月飾りとして、一対の根引き松を立てて門松とする。更に庇の柱に二尾の干鯛を腹合わせにして裏白と共につるす。加えて裏白と譲葉をつけた輪飾りも飾ると…神棚には鏡餅を供え、三方の上に譲葉を、その上に餅を、その上に橘の実を三つと目刺し一尾をのせる。観音さんには目刺しの代わりに熨斗昆布、先祖神には目指しの代わりに鮑熨斗を使うのだそな…ちなみに鏡餅はおくどさん(台所)にも飾るそーで、何かもー飾り物だけでも凄い事になってないだろかと庶民は思う…これが一年行事事にしきたりありなんだろし…公家って大変なんだなぁと勝手に思っていたら、当事者にしてみればこれが普通だったんですよね…

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2012年1月13日 (金)

こいつはとんでもないぞっ

甲賀忍法帖  山田風太郎  講談社

 何の本なのか?今さら説明の必要もない位有名なお話らしいのだが、えーと、時代設定としては江戸時代初期、三代将軍の家督相続問題に端を発している忍術合戦?最初から最後までノンストップ、アクション活劇かなぁ?タイトルは甲賀となってますけど、その甲賀と伊賀の戦いですから、これまた日本人的には二大忍者組織でしょーか?

 これはもー読んでくらはいとしか言えないよーで、こー言っては大変失礼かもしれないけど、少年漫画の世界かも?ありえるのか?ありえないのか?わかりません(笑)何か上手く作者の手のひらの上で踊らされている感じかなぁ?出てくる登場人物がもー個性的過ぎて、それでもって人類というより、忍者だから、とゆーノリ…地味に派手です(笑)

 それとプラスしてロミジュリ的効果も入れて、ラスト辺りは今時なら逆になりそーだけど、殿方的にはかくありたいだよなぁとしみじみしてみたり…偉そうに宣言した家康より、服部半蔵の方がアジを出していたり(笑)それにしても、伊賀と甲賀ってそんなに仲が悪かったのか?旧日本軍の陸海も仲悪かったらしいが、この国って戦う組織系は同族というより敵認定なのかなぁ?もしかして派閥か(笑)

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2012年1月11日 (水)

定番の中の定番?

ハイカラおばあちゃんのおやつ  土井信子  主婦の友社

 何となく寒い夜にはあったかいモノだよねぇーとゆー事で、お汁粉が恋しい今日この頃(笑)レシピ本を広げてみたら、おしることぜんざいの違いは、粒あん仕立てがぜんざいで、こし餡仕立てがおしるこらしい…田舎しることかはどーなんだろぉ?とふと疑問が浮かぶが(笑)本書によると、「とんちで知られる一休禅師が、汁の多い煮小豆を食べて「善哉此汁」といったことが、ぜんざい、しるこの語源と言われてますが」とか…どこまで本当かは歴史のみぞ知るかなぁ?

 本書は昔懐かしいというか、良い意味で昭和の香りがするというか、日本の定番のおやつが並んでいる感じかなぁ?雰囲気的にはサザエさんの食卓にありそーな?舟さんお得意の手作りお菓子の数々とか(笑)なるべく簡単にできるよーにレシピが工夫されているし、何より堅苦しくないのがいーんじゃなかろーか?殆どカタカナ言葉ないし、こ洒落た横文字長いネーミングもないし、やたら凝った盛り付けもないし、素朴で身近、毎日の食卓のお母さんの味的雰囲気が今になってみると逆に贅沢かなぁ?

 本書に掲載されているレシピでは、ひなあられが凄い…この材料が所謂干し飯もどきなんですが、この干し飯って何って「ご飯をカラカラに干したものを干し飯といいます。昔のおかあさんは、釜に残ったご飯を一粒も無駄にしないで、水を張ってざるに受けて、日に干しては缶にためておきました」とな…凄い、元祖エコロジーってか…ちなみにそれらを揚げてお菓子ここではひなあられの材料にしているとこが凄い…いやぁー雛あられって買うものだとずっと思っていただけに、あれ手作りできるんですねぇ…何かもー目から鱗が…

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2012年1月10日 (火)

明日はどっちだ(笑)

早わかり戦国史  外川淳 編著  日本実業出版社

 サブタイトルがビジュアル図解でわかる時代の流れ!なんですが、見開き二ページで項目別に解説しているので分かり易い構成かなぁ?血で血を洗う戦国時代、その始まりはかの有名な応仁の乱(1467)からみたいです。室町幕府のほぼ終焉、京都の町をほぼ壊滅、公家所領の消滅、寺社の所領もほぼなくなるという、権力の地盤が地滑り的に戦国大名へ移行していったとゆー事でしょーか?守護大名じゃないんです、戦国大名なんですってか(笑)

 で、これがほぼ150年程続いて、終結は関ヶ原(1600)ではなくて大阪冬の陣(1614)と夏の陣(1615)を持って終了となるよーで、ある意味戦国大名そのもの的豊臣家が滅んで終わったとゆー事か?これにて下剋上という能力主義が終わり、多少の差はついたとしてもどんぐりの背比べ的安定志向でいこうみたいな(笑)結局、能力主義で行くといっても、数多いた戦国大名を見るまでもなく、できる人間はほんの一握りというより一摘みな事なんですよね、それは名が残っている大名を見れば一目瞭然で、格差社会を肥大されるのはともかく、治安が徹底的に落ちていくのは何とも…今なら差し詰め騙される方が悪いんだでしょーけど、この時代なら殺られる方が悪いんだですか…

 豆知識も満載で、例えば印鑑、これって戦国大名で普及した模様…それまではサインというか名前だけとか、花押という字なのか?絵なのか?署名なのか?イマイチよく分からない飾り文字みたいなのがあったけど、部下に指示を出す度に書くの大変って事で簡略化の一端だったらしい、元祖効率化ってか(笑)今だと、小京都と言われると萩津和野辺りだけど、当時は山口が代表格だったとか…戦国大名は源氏物語が好きだったとか…一つは教養がありますよとゆーアピールもあったけど、も一つは奥さんへのけん制らしい…光源氏が次から次へと女性遍歴を重ねていくよーに、男の浮気は甲斐性というか標準装備、これが普通なんだよとゆー己の浮気(側室いぱーい/笑)への言い訳の為とゆー…野心と下心って表裏一体ってか(笑)

 後はかの石川五右衛門も、実は伊賀忍者の成れの果てらしい…それがどーして天下の大泥棒になったのか?とゆーと、忍者は戦国時代にはもてもての職業だったらしいけど、それが終焉していくにつれてリストラの嵐となったらしい…で泥棒にリクルートする方も多数出たと…何とゆーか、冷戦が終わったらスパイ系は減る話が出たけど、逆に増えたみたいな話があったが、戦国から江戸にかけてはそんなもんだったんでしょーかねぇ?戦闘系はともかく、諜報系は増加しそーな雰囲気なんですけど?それはトーシロの考えか(笑)

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2012年1月 9日 (月)

ミーハーで行こー(笑)

NOW Classic Hits  EMI

 こー言っては何だけど、ここに収録されている曲は知らない人がいないのではないかとゆー位有名どこがズラーっと一同に並んだ感じかなぁ?いやー名曲っていいもんですね、さよならと逃げたいところですけど(笑)だって、ここまできたら解説不要というか、今さら言う事なんて何もないでしょー(笑)

 アリス的にいくと、エルガーの愛の挨拶、奥さんに贈った(婚約プレゼントだとか…)曲でして、その奥さんの名前がアリス…後はと言うとやはり准教授の好きなバッハでG線上のアリアと目覚めよ、と呼ぶ声ありか…どちらも有名すぎる程有名で…うーん…准教授なら目覚めよの方がネーミング的にもらしー気はするんだけど、ピアノよりヴァイオリンの方が似合っている気がこれまたするから(笑)

 さて、明るさから言ったらパッヘルベルのカノンかもしれないけど、ここはババーンとベートーヴェンの運命ではなくて、ヘンデルのハレルヤコーラスでパアーっといきましょか(笑)

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2012年1月 7日 (土)

八方塞がりの日本に捧ぐ(笑)

江戸の智恵  養老孟司 德川恒孝  PHP

 サブタイトルが、三方良しで日本は復活するでして、何の本かというと著者二人による対談本、お題はズバリ日本かな(笑)片ややさぐれ開き直りドクター(と言ったら養老先生よりおとりまきに怒られそうだが/笑)と、対するは名前からもお分かりの通り将軍さまの末裔…この二人の丁々発止が物凄い勢いで進んでいきます。話しているテンポは物凄くゆったりとしているのに(ヴィウァルディのラルゴ位に/笑)内容は怒涛でして一つ一つのエピソードだけでも一つの小話できそーな感じ(笑)何か、たたみかける落語を聞いている気分になってしまった…泣いて笑って考えさせられる…もしかして物凄い本なのか(笑)

 一例を上げていくと、まずは医療問題について「日本は世界で最も平均寿命が長く、乳幼児死亡率もたいへん低い国です。にもかかわらず「わが国では医療が崩壊している。早急に手をうたなければならない」という」(@養老)とか、「最近は、国の将来に直結する問題を考える人や、意思決定を行なう立場の人まで、深く考えるのをやめてしまったように感じます。私は、メディアやインターネットのような(IT)の拡大が原因であると感じていますが、どうでしょうか」(@徳川)とか、美意識についても「たとえ武器であっても、美しいものに反応するのは日本人の感覚です。感覚を重視するというのは「価値観が多様だ」ということで、さらにいうと、多様というのは「互いに見る世界が違う」ということです。したがって、日本の国民はお互いの見方の違いを重視する人たちといえます」(@養老)を受けて「日本人は自分と異なる意見に対しても比較的、寛容です。だからこそ海外の技術や文化をいち早く習得することができたのでしょう」(@徳川)とか、気質についても「本来、日本人の好奇心の強さは、それこそ戦国時代の昔から南蛮人の神父たちが特筆するほどのものだった」(@養老)とか…

 まともとは何かで談合をあげ「競りの参加者たちのつけた値段が座長のもとに集められますが、最高額をつけた人には落札させない。二番目に高い値段をつけた参加者が商品を落札し、落札額は必ず公開されます。すると今度は、それでも手に入れたいという人と、落札者とのあいだで話し合いがもたれる仕組みだったそうです」(@養老)とか、世界経済とグローバルスタンダードについては「会長が10億円の年収が当たり前で、それを支えているのが多くの低賃金労働者という構図は、日本の考え方ではありません」(@徳川)とか、また日本の脳科学の一例として「脳はつねに社会や環境とつながりをもち、その接点のなかで複雑なネットワークを築いていく。脳と社会をつなげるという発想は、両者を切り離して考える西洋の脳科学研究ではほとんど見られません」(@養老)とか、連歌や連句の伝統に触れ「個性と自我が強い西洋の詩人はこれを簡単には真似できないそうです。複数の作者が、互いに違う言葉を紡ぎながら、なおかつ共同で一つの作品を作り上げるという手法はきわめて日本的です」(@徳川)とか、人の違いを怒らざれではないけど「変人を許容できない社会から英雄は絶対に生まれませんし、またそうした社会は早晩、弾力性を失って衰えるしかない」(@養老)とか…

 四季が明確だということは寒暖の差が激しいということで「これほど気象条件の厳しいところで発達した文明はあまりないと思います」(@養老)過酷な生存環境であったらこそ「人々の生き方や考え方に、さまざまな特徴をもたらしています」(@養老)とか、宗教についても「とくに一神教が怖いと思うのは、妥協のないところです。互いに半分ずつ分けようとか、無駄な戦いを終わらせて両者とも浅傷で引き下がろう、というふうな折り合いがつけにくい。オール・オア・ナッシングの世界です」(@徳川)とか、海外での援助(建造物など)も日本は名前を前に出さない傾向があると「日本が最大の出資者として活躍しているアジア開発銀行の大変な仕事ぶりも、日本人はあまり知らない」(@徳川)とか…

 国内行政について「なにか日本の行政全般に、戦略性のなさというものが共通してあるような気がするのです」「局面をきちんと把握し対策を立てていくのが、文科系の人の仕事だと思っていました。ところが理科系の人間が、モノを離れて社会のシステムまで考えなければならないというのは、おかしなことです」(@養老)とか、人材についても「人を育てるといえば「それが何のために役立つのか」とすぐなってしまい、それを「能力主義」と称しています。でも、本当はそんなことは取るに足らないものであり「これだけ人がいるのだから、一人ひとりの能力をできる限り活かしていこう」というのが、もともとの日本社会の姿でした」(@養老)とか、史観についても「江戸幕府はできるかぎり「国家の運営コスト」を下げようとした。それは同時に、自由を許したということでもあるのです。ところがメディアも教育者たちも、そういう言葉で江戸時代をけっして語らない。マルキシズムの影響を受けた歴史学の文脈に沿って、「封建時代は悪である」とか「人民を権力で統治した」というような話に、必ずなってしまう。はっきりいって、それはいまの中国ですよ。少なくとも、日本の政府はそうではないでしょう」(@養老)とか、吉宗が全国人口調査を実施したと「これは世界最初の大掛かりな人口調査でした。それ以来六年ごとに幕府は人口調査をやっています」(@徳川)とか…

 高速料金無料化についても「省エネや温室効果ガスの排出削減という面から見てもおかしい」(@徳川)に「システム全体を考えないで、局所だけ考えるとそういうことになってしまう。結局、江戸時代と比べて管理職が無責任になったということですね」(@養老)とか、経済(商売)についても「「売り手良し」と「買い手良し」があっても「世間良し」がなければ、かえって社会的なコストが高くつくというこは、いまの社会でも十分に計算が成り立つと思います。その意味で、経済人の皆さんには、日々のビジネスにおいて「世間良し」を実践することで、全体的な社会コストがどれだけ浮くのかということを、真剣に考えていただきたい」(@養老)とか…

 遺伝子的に日本人って遺伝子バンク?「人類はアフリカ大陸から少なくとも三回、移動を繰り返しているといいます。その三回の移動で伝えられた遺伝子のすべて受け継いでいる地域は、世界で日本だけ」(@養老)とか、教育現場で教師が一生懸命働いているだろうが「しかし心のどこかで「自分たちは子供たちよりも優位に立っている」と思い込んでいるふしがあるように感じます。子供に学ばせるとともに、子供から学ぶという姿勢が見られない。親たちも同じです」(@養老)とか、循環経済、社会とは何かといえば「グローバル経済という流れで、日本がアメリカのようにコーポレートカバナンスやコンプライアンスが必要だなどと訳知り顔にいわれます。それは決めごとがなければ何をやるのかわからない社員がいる会社に必要なのです。もともとガバナンスがきっちりできている会社では、そんな三百年も前から日本人がいってきたようなことを、いまさら英語でいわれたからといって感心することもない」(@養老)とか、ほんの一部抜粋ですが至言の嵐でございます(笑)詳細は本書を読め読め(笑)お家に一冊、職場に一冊とか(笑)

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2012年1月 6日 (金)

のりものの定義?

世界乗り物いろいろ事典  櫻井寛  新潮社

 ちょっと古い本なのですが、個人的にこの著者のファンなので(笑)著者はカメラマンなので、何とゆーか写真が綺麗なんですよ~鉄道系が主なお仕事と思っていたら、動く物なら何でもござれな方だったんですねぇ(笑)本書はタイトルに偽りなく世界中の乗り物が出ています~コンコルドからSLから水陸両用車に、らくだまで世の中乗り物に溢れていたんですねぇ(笑)このとてつもなく間口の広さにある種感動する事請け合い(笑)エネルギー問題もアレですが、物流の問題も切り離せないものなのではないでしょーか?

 さて、そんな訳(?)で本書はアムトラックから始まるのですが、アムトラック、半官半民だったとは知らなんだ…ちなみに米での鉄道って旅客のシェアが1%以下って…本当に車社会なんだなぁと納得してしまう…で、インドなんかではオート・リクシャーがタクシー代わりみたいでバイクに幌付座席をつけた改造車(?)みたいのですが、これがインドの白タクみたいなもんらしい(笑)「ニューデリーでは、50ルピーで行くところを、暗がりに連れ込まれ20倍の千ルピー要求されたこともある」まぁ日本人からはボッて当たり前のお国柄らしいので、この手の話はよく聞くよーな…一方、シーボーン・ゴッデス号(諾)は、五つ星+の豪華客船、星的にはかのQE2の上を行くそーで…見るからに素晴らしかぁー(笑)とか、世界で一番長い駅名スランヴィアPG駅(和訳すると聖ティシリオ協会の赤土の洞穴のそばを流れる急流にほど近い白きハシバミの窪地に建つ聖メリー協会駅…)ウェールズの人のネーミングセンス半端ない(笑)とか、トゥエントゥン(越)、日本人からするとたらい舟、ええザルで出来ている舟なんですよ、奥さん(誰?)ちなみになんでお碗みたいな笊を舟にしているかとゆーと、フランス植民地時代の重税を逃れる為だったそーで、この辺りもたらい舟と似ているのかも?そーかと思えばブルートレイン(南ア)なんかもあって、こちらはギネスも認める世界一の豪華列車なんですよ、おぞーさん(誰?)…

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2012年1月 5日 (木)

散歩月和?

月で遊ぶ  中野純  アスペクト

 何の本というと月の本なんですが、ちょっとユニークというか、風変わりな本です。理系的なソレでもなく、文系的なソレでもないよな…こータイトル通りに日常においての月とのかかわり、もしくはパンピーとしてどこまで月と戯れる事が出来るのか?の限界値に挑戦のノリに近いかなぁ?煽っているわりには、淡々と進むのでこれまた何とゆーか不思議なノリです。また本書の印字が紺色に限りなく近いよーなインクで印刷されているのも、本的には凄い事ではないかなぁと?白い紙と黒い字に慣れた目で見ると、これもまた不思議な感じです。ソフトカバーで一見地味な本なのですが、コストかかっているのか、手抜きなのか悩むところ(笑)まぁ騙されたと思って手に取ってくらはい(笑)騙されたままかもしれないけど、貴方の知らない世界があるかも?

 具体的にどーゆー本かとゆーと、いきなり初っ端から月見の夜登山とゆーか、ハイキング?ピクニック?を敢行…月明かりを頼りに真っ暗な道を登るって十分怪しいと思います(笑)かと思えば、コップに(杯に?)月を浮かべて飲み干すとか、傘に穴を無数に開けて木漏れ日ならぬ傘もれ月、それも穴の分だけ月が投影されるとゆー、その地面なり自分の体なりに無数に揺れる月を愛でようって、これも知らない人が見たら十分怪しいよーな(笑)かよーな傍から見たらちょっとズレてるよーな気がしないでもない月鑑賞マニュアルなのかも(笑)全てを実践できるかは気合と根性と運次第かな(笑)

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2012年1月 4日 (水)

星の王子様に会いに行きませんか(笑)

小惑星探査機はやぶさの奇跡  的川泰宣  PHP

 サブタイトルが挑戦と復活の2592日なんですが、あけおめの年頭としてはもー貴方しかいないのJAXAかな(笑)今の日本で唯一期待に答えてくれる機関といおーか、期待以上の働きを見せてくれるとこじゃなかろーか(笑)とゆー訳で去年どころか、一昨年の話だろ?とこれまた今更ながら思うけど、良いものは廃れないんですよ、奥さん(誰?)これからはモードに流されるのではなくスタイルを確立していく時代ですよ、おぞーさん(誰?)だから将来性を買って初夢ははやぶさ2なんですよぉーと強引に持っていくとか(笑)

 本当、今更な話でとある宇宙探査機が地球から出発して、小惑星帯の惑星イトカワに着陸して、石(ほこり?)を採集して再び地球に帰還してきました、マルとゆー単純な話なんですけど、でも7年間60億kmの旅となると、ちょっとそこのコンビニまでみたいな気軽な旅(?)ではなく、さらばー地球よぉーと重低音が似合う雰囲気か?まぁ世界初という偉業のわりには、現場明るそうだが?寝不足でハイテンションなだけか(笑)

 何とゆーか著者がJAXAの名誉教授・技術参与というだけあって、こちらの本は中からみたはやぶさの感がリアルに出ているかなぁ?例えば打ち上げは5月以内に行いたいが、地元の内之浦沖は鰹と鮪漁の豊漁期、しかも情報収集衛星も打ち上げを控えていた…たかが科学目的のはやぷさの打ち上げに待ったがかかるのは必至…渉外担当窓口の科学技術庁はあてにならない…さて、どーするか?単独で現地の漁業関係者と交渉に…何とかはやぶさは打ち上げられる事になり、勿論科学技術庁にばれて怒鳴られる羽目となると…どっかの国の内閣みたいに省庁関係も怒鳴るだけぇーとか(笑)

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2012年1月 3日 (火)

こいつは春から縁起がいぃーやっ~

雅楽 千三百年のクラシック  上野慶夫  富山新聞社

 日本のお正月、日本の音楽となれば雅楽でしょお~取り合えず、おめでたいと(笑)でも日常レベルで雅楽とのお付き合いって神社とかで拝んでもらって時に、巫女さんと宮司さんが踊ってるのしか生で見た事ないよな?後はこれまたお正月のテレビ番組で、宮中楽士(楽師?)の皆様が演奏と舞っているのをセットで見た位か?曲のテンポもゆっくりで、舞う方もゆっくりにトーシロには見えるけど、このラルゴ的とゆーかスローなところがむしろ逆に難しそー、間違えたら一発で分かりそーだし…で、お面つけた舞は何かやたら縦ノリで激しかった記憶もうっすらとあって、衣装やら何やらでこれも大変そーだけど?まぁ何にしても伝統芸能は日本人からしても保持するの大変だろなぁとマジで頭下がります。

 で、こちらの本はパンピーの友の会みたいなノリらしい…こーゆーのが市井の方に脈々と受けついでられるのが、これまた凄いよなぁ…ちゃんと演奏会も行っていらっさるし、しかもイギリス公演とかしてるらしい…文化は世界を超えるってか(笑)衣装代だけでも、もの凄い金額になりそーだけど?地域で支えているっぽいので、これまた民度の問題か…いやもー日本人って…

 さて、伝統芸能というと皆似たよーな気がしていたけど、実は雅楽は宮中と公家、能は武家、歌舞伎は町民と住み分けがはっきりしていたよな…まぁでも雅楽にも催馬楽という日本の民謡を元にした歌曲があるそーで、それなりに時代時代で上も下もミクスチャーされて続いていったよな(笑)その中に、桜人なんて曲もあるそーで字面だけでも美しそーとゆーか、日本的だよなぁと雰囲気が(笑)1300年も連綿と続いて、不易流行を地でいってるってこゆ事なのか?

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2012年1月 2日 (月)

朝日の来向かう国、夕日の来向かう国~

伊勢神宮  矢野憲一  角川書店

 サブタイトルが知られざる社のうちでして、著者は元伊勢神宮の奉職者、よーは中の人で本書はその中の人視点の伊勢神宮の日常かなぁ?ただ、日常は日常でも伊勢となると日常が違うよな?2000年の歴史は伊達じゃないと(笑)スケールの違いそのものが日常なんですよ(笑)まぁでも非常に平易な文体で、これまた気負いなく普通に書かれているところが本書の凄いところだと思いまする…出来れば、関係ないとか興味ないという言葉が日々の常套句になっていない方は一読したらいいと思うよ(笑)はともかく、日本人なら知っていて損はないと思います。

 昔話(歴史)も出てきますが、伊勢における一年の行事とか、時代時代で人々がどーかかわってきたとか、伝統とか格式とか環境とかドドーンと迫ってきます…例えば伊勢と言えば20年に一度の式年遷宮が有名ですが、戦後伊勢も普通の一宗教法人になった訳で、でも今までは式年遷宮はお役所の仕事だったんですぅ…とゆー事で、今でも造営庁が設置されるそな…うーん、1300年の重みか(笑)他にも神饌というか、生き物も捧げる訳だけど伊勢の場合は生贄ではなくて生調なんだそー何が違うかとゆーと例えば鶏を奉納すると殺すのではなく放す、殺傷はご法度らしい…伊勢的な言葉としては他に参宮と参拝があって、伊勢に参るのは参宮、他の神社に参るのが参拝、違いがくっきりあるそーな(笑)も一つ言葉的にヘェーと思ったのが、コラフ(コラフク)。昔はラフって大根の事で、胡からきたラフの意、ちなみにこれが今の人参の事だそな…昔はただ人参と言えば朝鮮人参の事だったと…野菜にも歴史ありなんですねぇ…でもって全然気付かなかったんですが、伊勢っておみくじがないんですねぇ…更に明治の初期までは僧侶は伊勢の御正殿まで参拝できなかったとか…

 まぁでもお木曳が始まると犬の散歩はお断りになるとか、内宮のご本殿、東の御敷地が米座、西の御敷地が金座と言うとか、ちなみに東にあるときは平和で西にあるときは戦乱があると言ってきたとか、伊勢の人達の神と生活間の距離感がオステキ過ぎるよな…

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2012年1月 1日 (日)

更新履歴2012

 五月

かくめいってなんだ(笑)  (『シュルレアリスム』 酒井健)
銀座の恋の物語?  (ごろぺえ のんき 三愛ビル)
焼きそば天国?  (『焼きそばうえだ』 さくらももこ)
呪術か?参謀か?  (『戦国軍師の知略』 中江克己)
白ヤギさんと黒ヤギさん?  (『戦国のコミュニケーション』 山田邦明)
上兵は謀を討つ…  (『図説 戦国兵法のすべて』 武田鏡村)
この世は夢幻の間…  (『戦国武将の死生観』 篠田達明)
哲学などないっ(笑)  (『オシムの伝言』 千田善)
名将といえるのは一度大敗北を喫した者を言う…  (『戦国時代は裏から読むとおもしろい!』 小和田哲男)
しんぱいないからね?  (『戦国武将人間関係学』 大和勇三)
撫人仁政…  (『戦国誕生』 渡邉大門)
肉食いねぇーっ(笑)  (『キッチンで!アウトドアで!ガツンとうまい肉料理65』 太田潤)
あんだんて?  (『おひとりさまの京都』 葉石かおり)
禅問答の行く末(笑)  (『犬でもわかる現代物理』 チャド・オーゼル)
はんぷでぃだんぷてぃ?  (『卵のハテナQ&A』 山中良忠)
ひかりあれ…  (バロック・ヴァイオリンの奥義 オノフリ)
広島と岡山の間から?  (くりーむパン 八天堂)
今後はもっとばらけたものが増えていく?  (『水木しげるの妖怪談義』 水木しげる)
悪はついに天に勝たず…  (『柳生忍法帖 上下』 山田風太郎)
まてりあるがぁる?  (『香港雑貨店ガイド』 文・金澤典子 写真・久米美由紀 旅名人編集室編)
いえす、うぃ、きゃん(笑)  (『真田一族』 相川司)
これも一つのハイキング?  (『昭和10年東京郊外電車ハイキング 上』 荻原二郎)
あもーれ、かんたーれ、まんじゃーれ(笑)  (『行正り香の旅で出会ったイタリアン』 行正り香)
軒の連なり?  (『写真で歩く世界の街並み』 高士宗明・写真・文)

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あけましておめでとうございます!

 本年も宜しくお願い申し上げます!

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