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2012年1月10日 (火)

明日はどっちだ(笑)

早わかり戦国史  外川淳 編著  日本実業出版社

 サブタイトルがビジュアル図解でわかる時代の流れ!なんですが、見開き二ページで項目別に解説しているので分かり易い構成かなぁ?血で血を洗う戦国時代、その始まりはかの有名な応仁の乱(1467)からみたいです。室町幕府のほぼ終焉、京都の町をほぼ壊滅、公家所領の消滅、寺社の所領もほぼなくなるという、権力の地盤が地滑り的に戦国大名へ移行していったとゆー事でしょーか?守護大名じゃないんです、戦国大名なんですってか(笑)

 で、これがほぼ150年程続いて、終結は関ヶ原(1600)ではなくて大阪冬の陣(1614)と夏の陣(1615)を持って終了となるよーで、ある意味戦国大名そのもの的豊臣家が滅んで終わったとゆー事か?これにて下剋上という能力主義が終わり、多少の差はついたとしてもどんぐりの背比べ的安定志向でいこうみたいな(笑)結局、能力主義で行くといっても、数多いた戦国大名を見るまでもなく、できる人間はほんの一握りというより一摘みな事なんですよね、それは名が残っている大名を見れば一目瞭然で、格差社会を肥大されるのはともかく、治安が徹底的に落ちていくのは何とも…今なら差し詰め騙される方が悪いんだでしょーけど、この時代なら殺られる方が悪いんだですか…

 豆知識も満載で、例えば印鑑、これって戦国大名で普及した模様…それまではサインというか名前だけとか、花押という字なのか?絵なのか?署名なのか?イマイチよく分からない飾り文字みたいなのがあったけど、部下に指示を出す度に書くの大変って事で簡略化の一端だったらしい、元祖効率化ってか(笑)今だと、小京都と言われると萩津和野辺りだけど、当時は山口が代表格だったとか…戦国大名は源氏物語が好きだったとか…一つは教養がありますよとゆーアピールもあったけど、も一つは奥さんへのけん制らしい…光源氏が次から次へと女性遍歴を重ねていくよーに、男の浮気は甲斐性というか標準装備、これが普通なんだよとゆー己の浮気(側室いぱーい/笑)への言い訳の為とゆー…野心と下心って表裏一体ってか(笑)

 後はかの石川五右衛門も、実は伊賀忍者の成れの果てらしい…それがどーして天下の大泥棒になったのか?とゆーと、忍者は戦国時代にはもてもての職業だったらしいけど、それが終焉していくにつれてリストラの嵐となったらしい…で泥棒にリクルートする方も多数出たと…何とゆーか、冷戦が終わったらスパイ系は減る話が出たけど、逆に増えたみたいな話があったが、戦国から江戸にかけてはそんなもんだったんでしょーかねぇ?戦闘系はともかく、諜報系は増加しそーな雰囲気なんですけど?それはトーシロの考えか(笑)

 アリス的に歴史的なお話でいくと、土地柄聖徳太子か、真田幸村になると思われなんですよねぇ…で、本書は戦国、ええ、勿論幸村の方で、スイス時計の真田山高校ですよ、奥さん(誰?/笑)真田幸村と言えば日本一の兵と言われた男でして、これで最初から徳川側についていればこれまたどーなっていたのか?父、昌幸の代からの因縁あさからぬの仲だしなぁ…まぁ出来た御仁というか、キレる人物というのは黒田官兵衛みたいに遠ざけらるのが常だから、あったとしてもどーだかなぁ(笑)

 人物的に本書で面白いなぁと思ったのは近衛前久かなぁ?この時代殆どの公家が没落していった中で、近衛だけは野心満々で渡り切った感が(笑)しかもこの人の行動半径半端ない…13代将軍の足利義輝の従兄弟だったのはいーとしても、関白の身分なのに越後へ謙信とこに逗留し、謙信上洛無理っぽとゆー事で京に戻れば、信長の推す足利義昭と対立して石山本願寺で顕如の下へ、その後信長と和解して島津にいって島津と大伴の和解を探るって…で本能寺の変やってきたで秀吉に謀反の教唆の黒幕と追われ、浜松の家康のとこに逃げて…やっとこさ帰京が許されたら小牧・長久手の戦いで奈良に逃亡…当時の公家って全国区で行脚していたのか(笑)公家社会も下剋上というか、乱世だったんだなぁ…

 も一人面白い人物としては、太原崇孚かなぁ?今川義元の軍師なんですが、家康の師匠としての方が有名か?この時代の各大名の軍師達も一筋縄でいかない模様で、こー出来る腹心を持てるかどーかも戦国大名の運というか、器量だよなぁ(笑)

 面白いというのでは戦国大名というと力で押せ押せの世界かと思っていたら、やはり色色あってなの世界で、神仏にすがったとゆーのは表向きで、呪詛にすがったとゆー面もあるらしい…元が茶吉尼天というから、それなりにアレ?更に暗殺関係もそれはそれはあったとさぁーな世界なので一説によると信玄も謙信も清正も暗殺されたかも?とか…ただ、当たり前だけど暗殺関係は資料が残っていない…とゆー事で未だに全てが闇の中とゆーのは…

 さて、本書で一番はぁへぇほぉと思わされたとこは人材問題のところかなぁ?いえ、事は天下分け目の関ヶ原のところですけど、この対立の一つには武闘派対文治派の対立でして、東が武闘、西が文治、所謂石田三成は典型的お役人気質だったと…まぁ普通であれば優勢だった西軍があれだけ総崩れするって事は余程、人望がなかったんだなぁ的な人物ではありますが…「テクノクラートは、あくまでも駒として使いこなすべきであり、彼らに強大な権限を委譲してしまえば、頭が良くて技術力がある分、自分の利益を追求しはじめる」とな…何か現代に通じる身のつまされ方かなぁ…てっ事は今必要なのは東軍大将なのか(笑)

 目次参照  目次 文系

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