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2012年3月

2012年3月31日 (土)

朝日ににほふ山さくら花?

本居宣長 上  小林秀雄  新潮社

 タイトルは本居宣長なんですが、これはむしろ本居宣長を中心に据えた日本の古典文学とは何ぞや?の世界かなぁ?何とゆーか、トーシロからすると源氏物語も古事記も古い話じゃないかぁーと思うんだけど、そりゃ全然違いまっせと…古典一つ一つが立ち位置違うとゆー、違いが分かる人じゃない?とと(笑)

 で、まず本居宣長ってなんやねんとゆーと、江戸時代の文学者かなぁ?元は伊勢の大店のご子息にして、後に松坂で開業医となり、副業というか、趣味でというか、で文学論に突き進んだ人かなぁ?元祖おたくかもしらん(笑)まぁお江戸の時代でも、分かる人しか分かるまいの古典三昧って、どーよ(笑)ままま、かの賀茂真淵の弟子となれば、その筋ならばピンとくるとゆーものか(笑)

 そして本書はこの宣長の話になるまでに結構なスペースで、いろんな人が出てきます…契沖、景山、藤樹、仁斎、貫之、真淵等その道の系譜以外のなにものでもないよーな(笑)そして、宣長の仕事というか、研究成果というか、の古典たち…源氏物語に万葉集に古事記と展開していく訳です。その中でも本書は源氏のとこがメインかなぁ?その点では本書冒頭の折口信夫との邂逅での「小林さん、宣長さんはね、やはり源氏ですよ、では、さよなら」(@折口)の科白はそのままインパクトを持ってくるなぁと(笑)

 いえ、もー一言で語れる本ではないので機会がある人は本書をドゾ。まさにジャパネスクな本でございまする。

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2012年3月29日 (木)

もっと本を(笑)

神田村通信  鹿島茂  清流出版

 神田村というのは、神田神保町の旧名というか、今だとあだ名に近いのか?地元業界人は親しみを込めて神田村と表現するそな…でもって、自分もその村人だと…さて、本書は著者の元々の職場が神保町界隈で、仕事場(執筆場?本の保管庫?)も神保町となり、忙しくて家(横浜)まで帰宅できないとゆー事から、神保町のマンションを購入…晴れて神保町ですべて回っている男となったと(笑)そこでの生活記というか、日常記が頭にあるけど、進むにつれて神保町だけでなく、著者自身の日常雑記になっていっているよーな(笑)例えば、家族旅行でロスに行っていたり…パリの話が出てきたり…

 でもまぁ、著者が神保町をこよなく気にいっているのはよくわかる(笑)本好きの聖地だし、ある意味元祖おたくな街だしなぁ(笑)そんな著者も高校生の頃は神保町に行くのに、神田駅で降りてたどり着けないとゆー過去エピがあったとは…それにしても神保町結構迷子になる人多いよな…たどり着けないエピも多いけど、個人的にはそこから脱出できない話を聞く事も多い…何故か神保町では人に道を訊かれる事が他より多い気がする?

 まぁ本については、著者も言っているけど「本にはある種の匂いがあるんです。この匂いは、書店に常に足を運んでいないとかぎ分けられない。だから、書店に行く習慣のない人が、いきなり良い本に巡り合うなんてことは無理ですよ」ってはっきり言ってる位だし…

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2012年3月28日 (水)

やよいのそらぁはぁ?

京都さくら探訪  ナカムラユキ  文芸春秋

 写真集に限りなく近いエッセイ集なのかなぁ?うーん?サイズはA5で写真と文のセット構成なんですが、そして余白に寄り道メモとして近くのお店とかグッズのミニ情報が載っていたりするんだけど…綺麗には綺麗な本です、何といっても被写体が京都で桜ですから、絵にならないはずがないんですけど(笑)ただ、これは日常の京都というか、普段着の桜とゆー気がしないでもないよな?本書は京都各地の桜がそれこそ全ページを貫いているんですけど、その終始一貫性はいっそ潔しですんばらしーと思うんだけど、何か京都というとこー浮かんでくる迫力が不足しているよーな?文句があるならベルサイユへいらっさいみたいな(笑)こーして見るとJR東海のそうだ京都に行こうシリーズは相当創り込んでいらっさるのだなぁーと改めて感心しました…プロの映像美って、凄いんだなぁと…

 後、本書のデザイナーさんも若い感じかなぁ?創り込んだ尖がった感じにしないでストレートで勝負した結果平凡に終わった気配が漂っているよーな?余白の構成というか、バランスが何ともプロらしくなくて、これってワザとだとしたら、これはこれで本書は新しい本の境地を開いたとゆー事なのかなぁ?レトロを目指したましたみたいな?いえ、全体的にピンクでかわいい感じの本だと思います。おそらく20-30才代の女性をターゲットにしてらっさるのだとも思うし…多分これが2010年前後の空気なんだろなぁ…

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2012年3月27日 (火)

川は、見ていた(笑)

世界の川を旅する  野田知佑 写真・藤門弘  世界文化社

 どーゆー本かというとカヌーでの川下りになるんでしょーか?判型がB5でハードカバーという事で、ちょっと見写真集のよーですが、実際写真いぱーいの世界が展開していて、これまた一葉一葉が絵葉書のよーに美しい~カメラマンの方は現地で撮る時に「絵ハガキのようで写真を撮るのが恥ずかしいな」なんてコメントしたりしているんですが、風景の雄大さとかはこれはもー見て見てだよねぇ(笑)世界って凄いや(笑)

 それに著者のエッセイが掲載されています。川とひとくくりにしてますが、いずこの国も皆それぞれに顔が違うというか、川も違い、人も違い、自然も違うと…よく考えてみると日本のおじさんが川を下りながら、ビール飲んで、魚釣っているだけの気がしないでもないんですが(笑)でも、それでもドラマはある訳なんですよねぇ(笑)

 さて、本書、豆知識も満載で例えばカナダのホワイトホースはドイツ人に占拠されている模様(笑)ドイツ人が経営するレンタルカヌー屋さんやリバーガイド、ドイツ語のガイドブックにあのシュピーゲルまで販売されているとか…よーは独語だけで生活できる現状か?独人からするとヨーロッパにもー荒々しい自然は残っていないとゆー事で、皆さまやってくるとか…勿論猟なんかもしちゃう訳で小動物なら40ドル位のライセンス料を払えばできるそーだけど、何とムースになるとそれが12000ドルというから日本円にすると100万円?更にグリズリーだと15000ドルだとか…そこまで払って狩猟したいのか?独人…

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2012年3月26日 (月)

文化の中の丼の中(笑)

旅の尻尾  横田耕治  小学館

 サブタイトルが役にたたないムダ知識でして、中身はというか、目次を見ると駅そばのつゆ濃口と薄口の分かれ目はどことか、箱根駅伝で電車でおっかけしてみて何回先頭集団を見れるかとか、つり革の握り方の違いと割合とか、駅のトイレは改札出て左にあるのが多いとか、駅のエスカレータの並びは右か?左か?とか、急行と快速どっちが速いとか、そして今だとちょっと重く更に考えさせられる阪神淡路大震災の個人的エッセイを加味しての、鉄道復旧の取り組みの記録かなぁ…いえ、バライティみたいなネタ系というか、おふざけ系に一見みえてその実まとめとか奥が深いとゆーか、ほろりと同意というか、ちょっと待てと考えさせられるというか、一寸の虫にも五分の魂というか、ムダの中に真実があると(笑)

 で、駅そばのつゆの違いなんかはよくテレビ番組なんかで取り上げられているけれど、本書の凄いところは、メディアなんかでは東海道がメインでそれ以外の地域はまず出てこないんだけど、こちらは東海道線は勿論、御殿場線にまで行くし、北陸側は敦賀から新発田まで行っているし、更に名古屋から糸魚川とか黒姫まで行き、飯田線で豊橋から上諏訪まで行くし、おまけと言ってはアレだけど姫路から山陰回りというか益田まで行っちゃうし、この際全国区の駅そばに行くべきではないか?と思ってしまったり…九州、四国、北海道が気になるぞ(笑)

 何気に蕎麦(たまにうどん/笑)食べているだけの企画なんですが、このしみじみ感は何だろう(笑)著者はどーも関西人(大阪人)らしいので、このおつゆの違いでまず気にしているのが昆布の含有量っぽいのも…ちなみに関西ではつゆと言わずだしと言うそーな…なので薄かったりするとき「ねえちゃん、このダシ、ダシ入れた?」と聞くそーな…前のダシはそば(うどん)つゆの事で、後のダシはこの場合昆布の事…ちゃうちゃうといい、大阪は今日も一歩先行ってるなぁ(笑)

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2012年3月25日 (日)

買い物にいこー(笑)

群ようこの良品カタログ  群ようこ  角川書店

 日常の買い物リストというのは、個人の好みと生活が反映されているものだなぁ?としみじみしたところで、本書は著者の日常のお気に入りとかかなぁ?もしくはリピートしている物たちか?食べ物もありますけど、グッズ、それもスキンケア系が多いかな?どーも著者は相当過敏肌の持ち主で普通のフルメイクなんてできそーもない模様…だから、石鹸から化粧品からヘアケア用品まで、自然派の中でもコレ的な話になってしまうとか…選択は個人の嗜好よりも肌が決めるみたいな(笑)だから、そーゆー傾向のある方にはそれのとこだけでも参考になるかも?

 全体的にさっぱり&シンプル系が著者の好みかなぁと推察しました(笑)食べ物系も甘くないものが好みなのかなと…本書的にはにんじんジュース(山口酒造場/三井郡・福岡)の記述がほんまかいな?と思いましたが、噂によると目とか髪の毛に良いみたいです…ちなみに著者はダフネ石鹸(ナイアード)を使用しているよーで(リンス代わりにクエン酸/クリーン・プラネット・プロジェクト)、美容師さんに髪が増えてきたみたいと言われたとか?シャンプーより石鹸の時代なのか(笑)

 本書の中で個人的にいーなーと思ったのは箱膳、個人用ちゃぶ台というか、一人机というか、狭い部屋だとそれ一つで十分って気もするし(笑)どっちかとゆーと、ノーパソ動かす時にちょうどいい台になりそーな(笑)

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2012年3月24日 (土)

どらまちっく?

恋の夜うぐいす ラモー、クープラン、クラブサン名曲集

 チェンバロの響きっていうのは、何気にバロックの頃なんだろか?と思いつつ?時代区分が今一分かっていないので何ですけど、この二人の作曲家が生きていた時代っていうのが17世紀末から18世紀初頭という事は、日本的にいうと江戸時代中頃とゆー事か?

 まぁどちらにせよ、宮廷音楽か、教会音楽かの世界だと思うんだけど?これまた違うのかなぁ?トーシロが聴く分にはラモーとクープランでは、音の高さが違うよな?ラモーの方がシャカシャカしてる気がするんだけど?これまた気のせい?

 アリス的にいくとこの手の曲って女性陣の方が受けがよさそーな気がしないでもないんですけど、このチェンバロの響きってこれまた私的にアリスのイメージで…うん、准教授はピアノだとすると、ですが(笑)

 それにしても表題にもなっている恋の夜うぐいすって、恋の、夜うぐいすですよね…夜なき鶯って事でナイチンゲールの事なんだろか?日本人的だと梅と鶯の気がするけど?でも恋に鳥は欠かせないのかなぁ?都都逸の三千世界もあるし、ロミジュリもひばりじゃあねぇーと言ってるもんなぁ(笑)

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2012年3月23日 (金)

ラヴェンダー、青いのか紫なのか(笑)

ラヴェンダー・ブック  桐原春子  ほるぷ出版

 何の本かというとタイトル通りとしか言えない気がするんだが、取りあえず頭書きは桐原春子のハーブを楽しむとあって、花としてのラヴェンダーとか、香料・ポプリとしてのラヴェンダーから、スパイスといっていいのか食べ物としてのラヴェンダーとか、庭木としてのラヴェンダーとか、飾りやグッズとしてのラヴェンダーと、最初から最後までラヴェンダー尽くしです…うん、ラヴェンダー好きな方にはお薦めの本かもしれない(笑)

 ラヴェンダーと言うと私的には南仏プロヴァンスのイメージだったんですけど、ラヴェンダー世界的にあちこちにある訳で、思いおこせば日本だって富良野のラヴェンダー畑有名だもんねぇ…世界各国色々あるみたいですが、一つ上げるとしてらノーフォーク・ラヴェンダー・ファーム(英)でしょーか?いやぁ、さすがイギリス、植物には半端ねぇ規模のよーです(笑)

 個人的にはラヴェンダー、お菓子系はありがちとしても、ティーやお酢、油にお酒もあるあるだし、サラダも分かる気がするけどラヴェンダーご飯とゆーのは…これは一種のライスサラダなんですかぁ?

 トーシロ的にはラヴェンダーろうそくがアロマキャンドルとして宜しかなぁ?実用からいったらラヴェンダー石鹸の方が使いであるのだろーか?一番簡単そーなのは、ハーブオイルのとこか?オリーブオイルにラヴェンダーを漬け込むだけ(笑)

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2012年3月20日 (火)

読むべきか?読まざるべきか?

やさしい古文書の読み方  高尾善希  日本実業出版社

 著者自身が初心者向けと書いている通り、まさにトーシロ向けかなぁ?何か古文書というと物凄く難しい気がするけれど、本書を読む分には同じ日本人の書いた文書って事で、もっと気軽に肩の力抜いてトライしてみよーという話かなぁ?突き進めばどこまでも行けそーだけど、何となく読める程度ならそれで宜しとゆー事にもなるし、実際博物館なんかで、どーみてもミミズがのたくった字にしか見えないそれも、コツを掴むと何とかなるさぁの世界なんだろか?ロゼッタストーンじゃあるましってか(笑)

 とにかく、今まで見た中では一番分かり易いかなぁと思う。全体的にパンピー目線なのも好感度高しってとこかなぁ?とっかかりにはいーんではないか、と?それにしても、古文書って古い物なら何でもそーかーと思ってたら、古文書と古記録とに分かれるのね…ちなみにこの場合の古文書とは書き手と送り手がはっきりしているとこかなぁ?古記録っていうのは手記みたいな自分用のメモみたいなもんか?

 でもって、それなりに地位があると自筆で書く直書もあるけど、祐筆が代書した奉書じゃねの世界か?官僚化というか、組織が出来上がっていけば、本人が全てを書ける訳がないと(笑)何か判子の歴史と重なるのかなぁ?で、書かれた紙の紙質も問題になる訳で、パンピーが使用していたのは楮紙(原料楮)の薄紙、お役所に出す時には西ノ内紙とか使ってたそで、将軍さまになると檀紙(:原料檀)となるそで、浮世絵なんかは多色刷りだから紙もそれに耐えられる丈夫さって事で奉書紙という事になるそな…紙見るだけで用途が分かるってか(笑)

 それにしても、朱印状というと歴史の授業を思い出すけど、この朱印状より花押のある判物の方が格が上って事は、わざと朱印状レベルで通したって事なんだろか?幕府も半端ないとか(笑)半端ねぇーといえば江戸の識字率もパネェはずなんですが、これって庶民も字が読める事を幕府が奨励していた模様…お触も出てるとな(笑)で、字的には取りあえず御家流が読めればOKという事らしー…くずし字で行こーってか(笑)

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2012年3月19日 (月)

どん底なら穴を掘れ(笑)

25歳の補修授業  小学館

 サブタイトルが学校で教わらなかったこれからいちばん大切なことなんですが…何か最近、この言い回し多い気がするのは気のせい…何かとゆーと、学校で教わらなかった○○とか…教育不信というか、教師不信というか、学校不信というか…逆に学校で教わる事の羅列本とかあるんだろーか?教育白書か(笑)とふと疑問に思う今日この頃…

 さて、本書は7人の文化人(と言っていいのか?むしろ有名人?)による、今とこれからの生き方についてのアドバイスだと思うんですが、いずれの人も皆それぞれにでして、これは読んでみてのフィーリングかもなぁ?言ってる事はよく分かるって人もいれば、目から鱗のご託宣下さる人もいれば、何言ってけつかるねんの人もいると…その違いは読み手一人一人違うんじゃなかろーか?とか?インタビュー集なのか?エッセイ集なのか?よく分からないけど、賛否両論というより、人によって役に立つ立たないはあるだろーなぁ(笑)

 多分、普通の社会人的なスタンスにいらっさったら、この中では糸井氏の章が一番近いニュアンスかなぁ?「「いい会社って、どんな会社ですか?」って質問に、「愚痴を言える同僚がいるってことじゃないですかね」ってお答えになったんです」のとことか、はたらきたい。という本を出してから「あの本が出てから「僕が大切にしてきたもの」っていう作文だけは、ものすごく上手に書けるっていう学生が増えたらしいくて」とか、聞くことが大切というと「すぐに「聞き上手になりたい」って言い出す人がいるんだけど、僕が言いたいのは"聞き上手じゃダメで、ただただ人の話を聞きましょう"ってことなんです」とか、今働いている人の等身大に近い話じゃないかなぁ?腹を決めたら、何とかなるとか(笑)

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2012年3月18日 (日)

若さって何だ(笑)

伊賀忍法帖  山田風太郎  講談社

 甲賀の次は伊賀だと言ったクセに、くノ一に飛んでしまって戻ってきたぜ伊賀ぁーっと勢いで読了したのですが、うーん、これは若さ故の過ちって奴ですか?過ちというより、甘さかなぁ?もしくは老いらくの恋って情けないでしょーか?爺の横恋慕なんて見てられないとゆー事かも(笑)

 まさに今さら感の忍法帖シリーズなのでどんな話か説明するのもアレなんですけど、新婚さんが帰郷途中で災難にあい、若妻が殺されて復讐を誓う旦那さん…ちなみに旦那様は伊賀忍者でした、マルでどでしょ(笑)まぁ美人の嫁さん(しかも若い/笑)を貰うと何かと騒動が起きるのは必定としても、主人公の一人であろー笛吹城太郎も三好義興もその王道をいってしまったとゆー…

 で、多分こちらも主人公ばりの脇役なのか?でも出番は一番多い気がするけど(笑)の松永弾正久秀…悪役が似合いすぎて素晴らしスですかね…これに果心居士という悪魔の使いじゃなかろーか?とゆー大幻術師が絡んで、も一人松永の妾がこれまた絵に描いたよーな悪女で、うん、何かもー悪の栄えた試しなしと言いたくなるメンツが揃うと(笑)

 ある種、少年じゃなかった青年の成長物語的な要素もあるよーな気がしないでもないけど、この王子様役だろー城太郎が苦悩しながら、ついでにパワーポイント全然足りないのに果敢に立ち向かっていくとこが見どころでしょかねぇ…

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2012年3月17日 (土)

すべての歴史はローマにつながっている?

ヴァチカン物語  塩野七生・石鍋真澄ほか  新潮社

 カトリック総本山のヴァチカン市国…今さら知らぬ人はいない世界最小独立国家…ローマ市内にあり、教皇の顔が入っているお金が流通しており、ユーロには加入していないと(笑)全世界のカトリック教徒の10億人の聖地、そして何よりも2000年の歴史…何か言いだしたらきりがないよな?それとも一口で言えないからこそのヴァチカンなのか(笑)

 本書は写真が多く掲載されているので、それだけでも見応えが凄いです。さすがヴァチカン、どこでも絵になる…建物も凄いし、庭もあるし、そして何より内装が美術品の嵐…勿論美術館もあると…何かこれだけでも迫力が違います(笑)

 さて、ヴァチカン市国というとあの丘の上のとこだけと思っていたら、実はイタリア国内にある教会は全てヴァチカン市国領となるそーな…でもって2000年の歴史なんて言ったけど、ヴァチカン市国としては、1929年2月11日のラテラン条約によって誕生したので、国としては80年位の新しい国という事になるそーな…

 キリスト教会的に最初の一歩となったのは312年にコンスタンティヌス帝によって拝領したラテランの地にたつサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ聖堂とゆー事になるらしい…これ西ヨーロッパ最古…建物はバロックの時に建て替えたけど未だに残っているとこが凄い…

 現在の教皇まで歴代教皇の数は260人をこえるそーで、枢機卿は全世界に200人近くいらっさるそで、教皇選出の選挙権を持つ枢機卿はその半分という事らしい…ちなみに教皇決めるコンクーヴェ…なかなか決まらないと大変なので、決まるまで枢機卿外に出られず、時間が経過すると共に食事量も減らされる事になるとゆー…おやつ抜き的なお話だったんですねぇ…

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2012年3月15日 (木)

敵は本能寺にいるのかなぁ(笑)

帝国以後  エマニュエル・トッド  藤原書店

 サブタイトルが、アメリカ・システムの崩壊でして、うーん、これは何とゆーか、賛否両論ありそーな雰囲気か(笑)今のユーロの問題を見ると、どだろ?とゆーとこもなきにしもあらず、まぁ著者はそーゆー場合は長期的に見ろやの世界だろーけど(笑)今となってはちょっと古い本ですが、仏と独でベストセラーになったのはよく分かる気がする…実にフランス的です(笑)この仏人の米叩きってもー一種の芸術の域にいっているよな(笑)結局これは、どこぞのケンシロウの科白じゃないけど「お前は既に死んでいる」に近いよな…アタタタタタッ

 詳細は本書を見てくらはい…立ち位置的には米はオレが世界の超大国、世界の一番って言っているけど、そんな事ないよに尽きるよな…とにかく、「世界はそんなアメリカを必要としない」ときっぱり言い切っていらっさるんですね…本書は米人とアングロ・サクソンとゆー事で英人(本書的にはイングランド人…)には厳しい内容のオンパレードです。逆に仏人と独人と後、露人はうけるかも(笑)後は、本書は『歴史の終わり』(フランシス・フクヤマ)と『文明の衝突』(ハンチントン)へのアンチデーゼかも?どちらもとても米的で、取りあえず米が中心、米は超大国が元にあるけど、そんな事ないよんとゆーお話かも(笑)何せ「チョムスキーの描き出すアメリカは、悪質であるだけでなく、全能である」ですから…

 まぁ、人口と教育(識字率)と実質経済ですか…これらを見ていくと、著者の言いたい事も分かる気にさせられるとゆー(笑)信じる?信じないは自身の自己責任でドゾってか(笑) 

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2012年3月14日 (水)

ワインは踊る?

ワインと外交  西川恵  新潮社

 どゆ本かというと、公式行事としての晩餐会(午餐会とかお茶会とか色々あるが/笑)での料理とか飲み物ってどんなもんかを当時の世界情勢を絡めて書かれている本だと思いまする…とても平易な文で分かり易い内容だと思うのですが、飲食と政治の比重がもう少しはっきりしていた方が親切だったかなぁとゆーのが、読後の正直な感想でして、食に傾くか、政局に傾くか、多分中庸を目指した結果なんだろーと思います…著者は新聞記者の方なので、その点のバランス感覚も文のプロとしても並以上でありましょーし、うがってみれば更に一段奥があるよとゆー事なのかもしれませぬ(笑)

 で、料理名も掲載されていますが表題にのっとって酒系に的を絞ると、駐ベルギー米大使公邸での夕食会(2005/2/21)では、ワインは白、赤共カリフォルニア産、白はシャルドネ種、赤はカベルネ・ソーヴィニョン種だそで、米は国外でも米産のワインで通すんだなぁと…しかもこれブッシュとシラク両大統領の夕食会なのに…だけど、翌日のバローゾ欧州委員長主催の歓迎晩餐会では、シャサーニュ・モンラッシュ02年とシャトー・バタイユ95年とシャンパン・ボランジェ97年が出てるんですよねぇ…ポルトガル産ではなくて、フランス産をもってくるところに意味はあるのか?ないのか?そこが問題だってか(笑)でも、どんだけ酒にこだわったって禁酒中の米大統領はミネラルウォーター飲んでいるって(笑)

 じゃあ仏大統領が公式訪問の夕食会ならどんなもんよ?とゆーとエリゼ宮のワーキングディナー(2002/5/26)だと、シャトー・リューセック89年、シャトー・ラフィット・ロートシルト86年、シャンパン・ドン・ペリニョン93年…ワインは両方ともボルドーだそな…英のボルドー好きはアレだけど、米もボルドーワインが好きだったのか?それとも恒例なのかなぁとノルマンディー上陸作戦記念式典の昼食会(2004/3)の時もシャトー・クリマン89年、シャトー・ラトゥール89年、シャンパン・テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ95年とこちらもボルドーなんだよね…

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2012年3月12日 (月)

人間ではなく、言葉が持っている…

日本人を元気にするホンモノの日本語  金田一秀穂 大岡信  KKベストセラーズ

 サブタイトルが言葉の力を取り戻すなんですが、うーんタイトルに釣られて読んでしまったのですが、復興には何より元気が必要じゃないかと(笑)ただ、己の分からすると作家の方や国文学者の方の対談って一番苦手な部類だったと、読み終わって気付く始末…日本人なのに、日本語が苦手とゆーのを如実に知らしめて下さるからなぁ…雰囲気におされるのか?体質なのか?言っている事に一々躓いて先に進めないんですよ…日本語にカルチャーショックってそれはもー日本人ではないとゆー事か…

 そんな一読者の反省道とは関係なく、金田一先生は恩師との対談に嬉々としていらっさいます。全体的に大岡先生を囲む会みたいな雰囲気だよなぁ…どの位かとゆーと「私はテレビに出ることをときどきしていますが、実をいいますと、あまりいいことはないなと思っています。妙に名前ばかりが出て、「金田一さん、金田一さん」みたいな感じで言われて、どうも嬉しくないなと思っていたのですが、でも、こういうところで紹介していただけるのは、テレビに出たお陰だよなと思って、「ああ、テレビに出てよかった」と、初めて思いました」そな(笑)

 まぁ、色々両者の自論が出てくる感じかなぁ?例えば読み聞かせについて「そういう善意にみちたような、人に教えることを賛美するようなことを聞くと、途端に「嘘をつけ!」と思います」(@大岡)とか、本は密かに読むものだそーですよ、おぞーさん(誰?)日本語ブームについても「ブームなどと言われると、その言われている当のものは、だいたい全部ダメですよね」(@大岡)とか、自省というか場の空気について「日本人が互いにしゃべることができなくなっているのではないかという気がします。ちゃんとしたおしゃべりができない」(@大岡)、今時の若者言葉についても「(実業界の人たちは)「最近の若者の言葉はわからない。連中はめちゃくちゃな若者言葉使う」と言うわけです。しかし、彼らおじさんたちの言葉も、やはり特殊な言語ですよね。「実業家言語」というか、「会社言語」みたいな、やはり得体が知れない。僕らから見るとやたら違う仲間言葉をしゃべっている。そして、自分たちの仲間言葉をしゃべらない若者どもはけしからんと言っているのだと思いますけど、彼らは自分たちの日本語が一番正しい日本語だと思っているわけです」(@金田一)身内で纏まっているとゆーか、アウェイ感のない人多しか(笑)

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2012年3月11日 (日)

無作為性と不確実性?

運は数学にまかせなさい  ジェフリー・S・ローゼンタール  早川書房

 サブタイトルが確率・統計に学ぶ処世術なんですが、よーするに統計学の本なんだろか?ですね(笑)著者はカナダのトロント大の統計学者のよーですが、この手の科学読本を書かせるとカナダの先生は分かり易い本を書く人が多いよな?これが米になるともう少しエンターテイメント臭が漂う気がするんだけど、何とゆーか加の方は基本から逸脱しない感が(笑)で、個人的感想から言うと今まで読んだ統計関係の本で一番読みやすかったかも?とにかく、こちら数式が殆ど出てこないんですよ(笑)で、日常のささいな例がふんだんに散りばめられていて知らない内に納得させれているよーな(笑)まぁ騙されたと思って騙されてくらはい(笑)

 さて、数学というとお堅い学問という気がするけど、近代確率論は17世紀の仏のギャンブラーのさいころ賭博から始まったとな…で、その相談相手がかのパスカルで、パスカルはこれまたフェルマーに相談し、数学的確率論へと道が続くと…ギャンブラーとパスカル…接点あったのが凄いよな?

 身近な例もたくさん出てきて、公表の偏りのところでは「子供の頃を思い出してほしい。遊びたいのに母親に駄目と言われたら、父親に頼んでみる。頼む相手が二人いれば、許してもらえるチャンスも二倍になるからだ」と誰でも昔経験した事を引き合いにだして、更に続ける。「けしからん話だけど、ある種の簡単な方法を使えば、大企業にも同じことができてしまう。それが「公表の偏り」で、たくさんの調査を依頼し、そのなかから自社に都合の良い結果だけを発表して、残りは伏せておくという手口だ」よくある話じゃないかぁーってか(笑)

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2012年3月 8日 (木)

ヒトはサイコロをふる?

いのちドラマチック 第一集  監修・福岡伸一 NHKいのちドラマチック制作班・編  木楽舎

 何の本かというとテレビのドキュメンタリーの派生本かなぁ?B5サイズでテレビだけに画像も多くてしかもカラーが殆どですから、大変見やすい本だと思います。内容的には老若男女誰でもウエルカムなノリですが、個人的には小学生辺りの副読本にどーだろぉ?と思ったけど?表向きは人類のたゆまぬ努力てなんて素晴らしいなんですが、裏を見れば人類の傲慢史というか、欲望史ですよね…ブルドックの項なんて、拳闘犬ですから、牛と戦わせる為に交配繰り返して造ったとな…それが動物愛護に転換したらペット化の為の小型化へと、時代が求める姿に変換されていってる訳で…まさに命とは何ぞやですねぇ…

 この辺りは前書きにある「およそ一万年前に農耕・牧畜というゴッドハンドを手に入れた人類は、以来、自分たちにとって有益な「いのち」を優先的に選別し、野菜や穀類、家畜としての改良、大量生産をすることで大繁栄を遂げてきた」に尽きるのかなぁ(笑)

 さて、本書に掲載されているいのちは、ニシキゴイ、ラン、アサガオ、ミツバチ、トマト、ホワイトレグホン、バナナ、カイコ、ブルドック、アグー豚、ソメイヨシノ。どれも人によって改良された生き物です…今となっては人の手が介入しないと生き延びる事が出来ない生き物に成り果てているのが何とも…大変シリアスなテーマがドーンとありますけど、本書的は大変平易な文で淡々と進んでいきますので、見て見ての世界かなぁ?もしかしたら意識がすこぉーし変わるかも(笑)

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2012年3月 6日 (火)

コラムコラム(笑)

編集兼発行人  山本夏彦  中央公論新社

 今さら説明の必要もないよーな気がする山本夏彦…一読して思うのは殿方の書いた文だなぁでして、ついでに言うと昭和の香りがの世界ですか…何かもー頷いていいのか、悪いのか?読んでいてガーンと頭殴れている感じがしないでもないんですが、こーくじけそーな時には夏彦節を読んで、喝っ!と(笑)

 どゆ本というと多分エッセイ集だと思われなんですが、どれも濃いぃぃ気が(笑)表題通りの編集兼発行人のとこでは戦前の日本の言論について良く分かる話で「昭和20年まで新聞雑誌と書籍は、たとえ謄写版印刷したものでも、納本する義務があった。納本しないと罰せられた。新刊が出ると、だから二部を見本として内務省へ届けた。それを役人が検閲して、別条なければ発売することが許されたが、あれば注意され、沢山あれば発売は禁じられた。責任者は出頭を命じられ、事と次第によれば訴えられ、なかなか釈放されなかった」とな…まぁ臭いものには蓋をというお国柄は昔から健在だったと(笑)

 で、それだと出版する方も困るから「編集人と発行人の二人が訴えられ、牢屋にいれられると、当時の新聞は出なくなる恐れがあった。だから、編集兼発行人と称して、一人で二人を兼ねたのである。兼ねれば被害は一人にとどまる。しかも、社内で重要でない人物に兼ねてもらうと、重要な二人は共にまぬがれる」って、どーよ(笑)苦肉の策というのもアレだけど、名義人の飼い殺しですか…

 ちなみに今だと、「編集長が席を失うのは、もっぱら利のためである」だそー…発行部数が全てですってか(笑)

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2012年3月 5日 (月)

古いというより新しい?

上野朝子のニューヨークで見つけた心地いい暮らし  上野朝子  主婦の友社

 サブタイトルが洗練&ぬくもりのインテリアレッスンなんですが、どーゆー本かというとNYのインテリア、雑貨、アンティーク、フリマ巡りの旅かなぁ?写真が多めでしかも勿論カラーなんで、美しい本だと思いまする…写真集というより雑誌っぽいけど(笑)後は、タイトル通りにNYで生活している方のお家拝見みたいなノリもあるけど、これが皆お友達系というか、関係者系というかでして、いえ、普通っぽいんですけど、これホントに毎日キープして生活してんのかなぁ?とパンピーは思ってしまったり…レイアウトに凝ってというか、色々おいてあるのは掃除が大変そーだよなぁと…仕事して子育てして日日の生活があってとなるとこちらの方々は皆超人的なのか?それともハウスクリーニング頼んでいるのか?それともこれ位できて人並みなのか?ふと悩んでしまったり(笑)

 とは言え、こちらの本のいーところはちょっと背伸びしたら日本でも出来そうなところかなぁ?物凄くセレブ的ではないし、ヨーロッパの伝統に裏打ちされたこー10年や20年じゃおっつけどーにもならないレベルでもなし、そーゆー意味では真にアメリカンなとこですが(笑)そーゆーアメリカも今はフォークロアが流行っているそーで、米もですかばーアメリカなんでしょかねぇ?西武開拓時代を懐かしむ…で、アメリカン・フォークアート・ミュージアムがMOMAの隣に開館したんだとか…

 巻末にNYのインテリアショップも掲載されているし、この手のものに興味があって、ちょっくらNYまでお買いものに行こうという人には福音かもしれない本でござーるかなぁ?ちなみにチェルシーにはチェルシーアンティークスビルディングというのがあってビルまるごとアンティークの専門店が150店程入店している模様…中にはカフェなんかもあるそーで、ここだけでも一日位は軽くつぶせそうな雰囲気だけど(笑)

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2012年3月 4日 (日)

北は北海道から南は沖縄まで?

DESIGN BUSSAN NIPPON  企画・構成 ナガオカケンメイ  日本デザインコミッティー

 何の本かというと、本のタイトル通りかなぁ?どーも物産展の派生本みたいなんだが、どーなんだろぉ?一応、日本全国の都道府県の名産品というか、有名どこというか、日本ってデザインも美しい国だったんですよ、と…

 まぁ全国区でいろいろあってなの世界か?一つの県に三つ位のモノが掲載されていて、その都道府県のこんな街ブラいかがでしょーかみたいなガイドもどきがあって、後はその土地のイベントとか名物とかと、その土地のミニコミ誌紹介かなぁ?デザインがメインの本ですので写真が多めでこれは写真集のノリなんですけど、何とゆーか、これがカラーでなくてモノクロなんですよね…デザイン性とかアート性とかコスト的なものもあるのかしらんけど、モノを訴えるなら全ページカラーにして分かり易さを訴えるべきではなかろーかと、トーシロは思う。このあたりが「20、30歳代の若いデザイナエイジに向けた物産」的なのかなぁ?カタログっぽい見かけでありかながらスタイリッシュ目指しましたみたいな(笑)

 個人的に面白いなぁと思ったのがチョコ☆いも(亀印製菓㈱/茨城)とか、☆が干しなんですよ、しかもチョコ、果たしてお味はどんなんだろ?形がカラフルでかわいいとなれば、ISSIMBOW karachi-koh(㈱日本香堂/東京)かなぁ?一見してお香には見えないよな?同じお香でも紙香の土佐和紙KAGUWASHI(㈲コアプラス/高知)のは分かり易いというか、三角がかわいいというべきか(笑)後驚いたのは地下足袋の貼り付け足袋DA-N-DA-N(SOU-SOU/兵庫)かなぁ?これまたすごくカラフルで一見して地下足袋に見えません(笑)

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2012年3月 3日 (土)

敵は朱子学にあり(笑)

姫たちの野望  八幡和郎  講談社

 頭書きが47都道府県の戦国とかあって、コピーも詳細地図系図・戦国大名総覧とあるんですが、姫たちというか女性に視点をあてた戦国史なんだろーけど、どーだろぉ?と、その前にルイス・フロイスの書簡から「ヨーロッパでは未婚の女性の最高の栄誉と尊さは貞操であり、またその純潔がおかされない貞潔さである。日本の女性は処女の純潔を少しも重んじない。それを欠いても名誉も失わなければ、結婚もできる」とか、「ヨーロッパでは夫が前、妻が後ろになって歩く。日本では夫が後ろ、妻が前を歩く」とか、「ヨーロッパでは財産は夫婦の間で共有である。日本では各人が自分の分を所有している。時には妻が夫に高利で貸し付ける」とか、「ヨーロッパでは娘や処女を閉じ込めておく事は極めて大事なことで厳格に行われる。日本では娘たちは両親に断りもしないで一日でも数日でも、一人で好きなところへ出かける」とかあって、戦国時代、もしかして世界的に見ても男女平等まではいかなくても自由だった模様…それがなんでその後女性の地位が下がったかと言えば、儒教のせーというか、朱子学の導入と言うべきか、フェニミズム的には林羅山くたばりやがれの世界か(笑)「朱子学は、官僚に公平で安定した行政をするよう教えるにはまことに都合がいいのだが、新しい政策を採り入れたり、革新的な人材を登用しようとすると、不都合な障害になる。また、ひどい女性蔑視の思想である」そな…かくして「婦人女子の意見一切これを聞くべからず」(@保科正之)とかなる訳…全て徳川家のせーってか…

 で、当然だけど、女性に学問なんか必要ないと全く顧みられなくなると…結果「可愛くて気がいいだけの母親の子の大多数の大名がバカ殿だったのも当然のことである」となってしまったと…とかく頭のいい女は退けられるのが殿方の常だけど、それは一時的には宜しでも、長期的には一族の衰退を招くだけとゆー事か…ちなみにこの時代の例外的女性としては島津斉彬の母親とか鍋島閑叟の母親とかになるらしい…この二人は姉妹で鳥取藩出身、花嫁道具に漢籍を持ってきて薩摩でびっくらこいたとゆーエピソードが残っているとな…結局できる子供を育てるのはできる母親とゆー事か?それにしても鳥取藩は女性教育にも熱心だったんだろか?この姉妹のおとーさんが気になるぞ(笑)

 で、話は戦国に戻るのだが、戦国時代の女性はそんな儒教感にとらわれていなかったので、まぁ千差万別人生いろいろ、よくあるテレビドラマ的な「戦乱のなかで家族の無事と平和を何より願う女たちが、男の勝手で振り回され、政略結婚させられて気の毒なことになる。それでも家族や庶民のために、精一杯に人間らしくけなげに生きていく」というのがステレオタイプとは、現実は違うよとゆー事らしい…いわゆる下剋上は女性の側にもあったって事でんねん、じゃね(笑)

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2012年3月 2日 (金)

我々が目指すのは日本一ではない、世界一である。

本田宗一郎と知られざるその弟子たち  片山修  講談社

 創業者とは何か?ではないけれど、日本でこれだけ有名な経営者はいないよーな?経営者というよりは技術者と言うべきなのかもしれないけど、ある種男のロマンを具現した人だよねぇ…こーゆーバイタリティーが粋でいられた時代といおーか(笑)草食系男子には分かるまいの世界か(笑)

 草食系でないのなら肉食系なのか?というと、何かうち低燃費ですからとかわされそうだけど、本書を読む分にはガンガン行くぜの世界が展開していてもガツガツじゃないんですよね(笑)ホンダという企業はわが道を行くというか、最先端を行くというか、孤高的なとこがあるにもかかわらず、実に家族的なんですよ(笑)そういう点では本田宗一郎が頑固親父だと言われるのは良く分かるし、また自身がジョークとはいえ実はイタリア人の血が流れていると言い切る感覚がそーなんだろなぁと…

 昨今で行くならロボット開発でしょーけど、車屋さんがロボット?ですか?は社内的にも極秘プロジェクトだった事からも、相当規格外の出来事だったんでしょーねぇとゆーか、いくら「時代に先駆けるアイデアが経営を繁栄に導く」ったって、いきなりそれはないだろーと(笑)しかも10年たっても儲からない、20、30年たっても儲かるかどーか?というそれにやってまえとGoを出す人達…出来るかもしれないならやってやろーじゃないか、とゆー社風が何とも…

 とにかく出てくる人出てくる人一筋縄でいかない人ばかり、ホンダって奇人変人の巣窟なのか(笑)と疑いたくなる程(笑)さすが求人広告に異質な人材求むと出すだけはあるってか(笑)何せ上司が部下に狂人になれと言う位だもんなぁ…興味のある方は是非一読をどぞ(笑)

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2012年3月 1日 (木)

1964年当時、西欧人にとって日本車は依然として安い日本製のガラクタでしかなかったのだから(笑)

日本合わせ鑑の贈り物  トマス・フィッツシモンズ  岩波書店

 どーゆー本かというと、米人詩人(大学教授)によるエッセイかなぁ?半生記でもあるし、旅行記でもあるし、文化論でもあるし、文学論でもあるのかなぁ?いたって俗物なので、詩とは何ぞや?と言われても何もなくて…あるとしたら、友よ詩人のつとめは夢を解きあかし書き記す事とあったのはニュルンベルクのマイスタージンガーだったかなぁとこれまた薄らと記憶している位で、現代詩、それも米となると、これまたロバート・フロスト位しか咄嗟に思いつきません…なトーシロが読んでいいのか?なエッセイなんですけど、うーん、日本に何度も滞在してくれて、更に日本の現代詩を米国に紹介してくれて、更に出版まですすめてくれたとゆー、日本の詩界には恩人と言っていい位の方らしいのですが、本書の読後の感想は米人の書いた文章だなぁ…でして、これが米の詩歌の一線級なのか…本書にもご本人の詩や連詩なんかも掲載されているんですが、私的にはごめんなさいをするしかないよーな?詩的マインドが皆無らしくって何一つピンとこないんですよ…

 とはいえ、そんなちんぷんかんぷんなトーシロでも最後まで読み切った位、平易な文章で著者の率直な胸の内はよく分かる気にはさせられるよな…よーは共感できるか?できないか?なんだろなぁ…

 実際、著者が日本に初めて来たのが1962年の事で、それは一体いつなのか?と東京五輪より前って、21世紀の今の感覚からしたら先カンブリア紀の話位古い気がしないでもないんですが、その頃から日本と外国(人?米人?)の感覚もそんなに変わっていないよな(笑)「「ある種の西洋人は」と日本の友人が私に言った。「日本人が西洋人よりも自然を尊重すると考えている。ところが事実はそう簡単じゃない。もっと複雑だ。すると彼らはがっかりして僕たち日本人にひどく手厳しくなるんだ」」とな(笑)今でもよくある話じゃないかぁ(笑)でもって「「日本人は未加工が自然との調和だなんて考えたりしない。そんな考えは実に馬鹿げていると考えているのさ」」里山の国だものですか(笑)

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