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2012年3月15日 (木)

敵は本能寺にいるのかなぁ(笑)

帝国以後  エマニュエル・トッド  藤原書店

 サブタイトルが、アメリカ・システムの崩壊でして、うーん、これは何とゆーか、賛否両論ありそーな雰囲気か(笑)今のユーロの問題を見ると、どだろ?とゆーとこもなきにしもあらず、まぁ著者はそーゆー場合は長期的に見ろやの世界だろーけど(笑)今となってはちょっと古い本ですが、仏と独でベストセラーになったのはよく分かる気がする…実にフランス的です(笑)この仏人の米叩きってもー一種の芸術の域にいっているよな(笑)結局これは、どこぞのケンシロウの科白じゃないけど「お前は既に死んでいる」に近いよな…アタタタタタッ

 詳細は本書を見てくらはい…立ち位置的には米はオレが世界の超大国、世界の一番って言っているけど、そんな事ないよに尽きるよな…とにかく、「世界はそんなアメリカを必要としない」ときっぱり言い切っていらっさるんですね…本書は米人とアングロ・サクソンとゆー事で英人(本書的にはイングランド人…)には厳しい内容のオンパレードです。逆に仏人と独人と後、露人はうけるかも(笑)後は、本書は『歴史の終わり』(フランシス・フクヤマ)と『文明の衝突』(ハンチントン)へのアンチデーゼかも?どちらもとても米的で、取りあえず米が中心、米は超大国が元にあるけど、そんな事ないよんとゆーお話かも(笑)何せ「チョムスキーの描き出すアメリカは、悪質であるだけでなく、全能である」ですから…

 まぁ、人口と教育(識字率)と実質経済ですか…これらを見ていくと、著者の言いたい事も分かる気にさせられるとゆー(笑)信じる?信じないは自身の自己責任でドゾってか(笑) 

 アリス的に関係するとしたら識字率かなぁ?えと字が読めないとミステリも読めないしとか(笑)えと、マクロ的なところはともかく、本書的に准教授とアリスに関係ありそーなのは、世界の殺人率と自殺率のところかなぁ?データがちょい古なんで、何だかなぁなんですが、こちらによるとコロンビアの殺人率の高さは異常だと思うんですが(73.0%)、ロシアとかベラルーシという辺りの殺人率と自殺率を合計した数値はちょっとかなりお高めではなかろーか?ロシアが58.2%、ベラルーシが44.6%、ウクライナが41.3%、エストニアが49.3%、ラトビアが44.1%、リトアニアが50.0%、カザフスタンが43.2%…ちなみに米が17.9%で日本が19.9%だから、二倍以上違うということになるのだろーか?

 基本これらの国は殺人率も二桁位いっていて凄いとゆーか、米でさえ殺人率は6.6%なんですよ…ちなみに先進国はたいてい殺人率は1%未満…逆に自殺率が殺人率に比べてとてもお高いになるのかなぁ?よく日本人は自殺率高いと言われるけど、日本の自殺率が18.6%で仏は19.0%…データ見る分には仏の方が高いんですけど?ちなみに掲載されている表の中では日本が一番殺人率は低い(0.6%)まぁ、この表でアレなのはハンガリー意外と高くて合計が36.0%いってるとこかなぁ?意外と言えばフィンランドの26.2%も高い気が?

 この辺りのデータは勿論二人とも持ってそーだけど、あくまでもデータ的になんですが、犯罪学者である准教授…日本ってもしかして、かなり分が悪いのでは?いやまぁ殺人事件なんて無い方がいいに決まっているんですけど…

 さて、本書は米を語るの世界なんですが、それと共にヨーロッパやロシアといった国々と同様に日本の事も度々出てきます…本書的には米を語るに英よりも独と日本が言及されているよーな?まっ色々あって、どれもそんなもん?的な示唆を含んでいるんですけど一例としてあげるなら「アメリカは一方的な行動によってヨーロッパの同盟国をなおざりにして、その面目を潰し、己の勢力の本質的な道具であるNATOを成り行き任せにしている。また日本を軽蔑しており、世界一効率的で、アメリカの安寧に必要不可欠な日本経済は遅れた経済として絶えず決めつけられている。さらに中国を飽きもせずいつまでも挑発し続け、イランを悪の枢軸の一員にしてしまう」とな…ゆーらしあ万歳ってか(笑)

 その他一例としては国民の地理的稼働率のところも米と他国ではちと違うと…年間に居住地を変えた住民の比率が英で9.6%、仏で9.4%、日本で9.5%に対して米はとゆーと、17.5%…「アメリカの住民の居住地の変動性はしばしば活力の証拠と考えられたものだが、アメリカ産業の現在の生産性の低さは、こうした絶えざる移動というものには本質的に経済的効率性が内在するものだという考えに疑問を投げ掛けるきっかけとなっている。いずれにせよ日本人は、移動率は半分以下なのに生産は二倍なのだ」ローリングストーンなのか?転石苔むさずなのか?それが問題じゃね(笑)

 でもって、おフランス的エスプリなのか(笑)ジョークなのか…「ドイツと日本のシステムの現代化を要求するアメリカの経済関係の新聞・雑誌は、巧まざるユーモアに長けているのだろうか。もしドイツと日本がアメリカ型の貿易収支の赤字を出すようになったら、世界経済はどうなるのか、真剣に考えてみれば分かりそうなものではないか」いやもー世の中皆様、自分が正しく、相手が間違っているですから(笑)

 さてさて、本書的に一番ほぉーと思ったというか、著者の本音がチラリと出ているのは多分ここじゃねって事で「人類学としては、去勢コンプレックスを植え付ける恐ろしいアメリカ女性の地位は、ヨーロッパの男たちにとっては、アラブの男の全能の権力がヨーロッパ人女性にとって不安なものであるのと同様に、不安を感じさせるものであることを指摘しておかねばならない」のとこかなぁ?米は怖くないけど、米女性は怖いとゆーそーオチではないと思いたいんだが(笑)

 目次参照  目次 文系

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