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2012年3月 2日 (金)

我々が目指すのは日本一ではない、世界一である。

本田宗一郎と知られざるその弟子たち  片山修  講談社

 創業者とは何か?ではないけれど、日本でこれだけ有名な経営者はいないよーな?経営者というよりは技術者と言うべきなのかもしれないけど、ある種男のロマンを具現した人だよねぇ…こーゆーバイタリティーが粋でいられた時代といおーか(笑)草食系男子には分かるまいの世界か(笑)

 草食系でないのなら肉食系なのか?というと、何かうち低燃費ですからとかわされそうだけど、本書を読む分にはガンガン行くぜの世界が展開していてもガツガツじゃないんですよね(笑)ホンダという企業はわが道を行くというか、最先端を行くというか、孤高的なとこがあるにもかかわらず、実に家族的なんですよ(笑)そういう点では本田宗一郎が頑固親父だと言われるのは良く分かるし、また自身がジョークとはいえ実はイタリア人の血が流れていると言い切る感覚がそーなんだろなぁと…

 昨今で行くならロボット開発でしょーけど、車屋さんがロボット?ですか?は社内的にも極秘プロジェクトだった事からも、相当規格外の出来事だったんでしょーねぇとゆーか、いくら「時代に先駆けるアイデアが経営を繁栄に導く」ったって、いきなりそれはないだろーと(笑)しかも10年たっても儲からない、20、30年たっても儲かるかどーか?というそれにやってまえとGoを出す人達…出来るかもしれないならやってやろーじゃないか、とゆー社風が何とも…

 とにかく出てくる人出てくる人一筋縄でいかない人ばかり、ホンダって奇人変人の巣窟なのか(笑)と疑いたくなる程(笑)さすが求人広告に異質な人材求むと出すだけはあるってか(笑)何せ上司が部下に狂人になれと言う位だもんなぁ…興味のある方は是非一読をどぞ(笑)

 アリス的には車というと、准教授のベンツか、アリスの日産かなんですが、それがどーしてホンダにいったのか?単に面白そーだったから…物事には王道行くものありだし、というかたいていはそれを目指すんでしょーし、はたまたどっかみたいにマネーだと利潤の追求だけが使命もありましょー、でもやっぱ青いと言われよーがロマンを見たいじゃあーりませんか?物づくりをしているならば、この辺りはアリスなら分かってくれそーかなぁ(笑)

 ちなみに米国人記者からの質問「ホンダはなぜ一人で歩みたいのか。なぜ、国際的な大再編に参加しないのか。ホンダの株ならどんなに高くても、買い手はつくはずだ。売ったほうが得策ではないか?」に、「じゃあ、あなたに聞くが、あなたは自分の毎日の行動から人生の目的や将来の夢まで、他人に決めてもらいたいのかい?僕は絶対にお断りだね」と答えたそーな…市場原理よりも役員よりも株主よりも、自主独立を選ぶ…だから、すぐには回収できないロボットだってレースだってやっちゃうもんね、とゆー事だろーか?目先の利益に捕らわれたらいかんぜよ、の心意気ってか(笑)

 ホンダ的には「すべての技術者は技術の前で平等である」とゆーポリシーがあるそーで、技術の前では社長さえNOとは言えない…しかも「現場にいる人間の声がいちばん強い」というホンダの三現主義「現場」「現物」「現実」…物で見ろって事ですか(笑)しかも「ホンダという会社のために働くなんて考えること自体、すでにホンダウェイではない」って…会社を辞める時に「「みなさんのおかげで大禍なく過ごすことができました」というような、バカな挨拶をせんでもらいたいな」ときたもんだ(笑)何かもーやったんもん勝ちの気がするのは気のせいなんだろか?

 まぁ総経理が赴任してきたら毎日毎日自身がトイレ掃除していたってゆー位ですから、上も下もない世界なんでしょかねぇ…驕れる者は久しからずってか(笑)物事の表面だけ見るな、失敗を恐れるなと言われても実際、失敗したら雷は勿論落ちると…ただし「オレに謝ってどうするんだ。お客さんに謝らなければいけないだろう」なんですね…

 しかもホンダは負けを知っている…「チーム全体が悪くて負けることはあり得ない。ライダーがミスしたり、メカニックがポカをするかもしれない。あるいは設計が悪いのかもしれない。一つでも悪ければ負ける。ただし、そうだとしても、絶対に原因をつくった個人を責めてはいけない」…今時、そんな事が出来る上司がいるんだろーか?それみた事かとさっさリストラしてそーな気が…

 アリス的なとこというと、旗印の例として真田の六文銭が出てくるとこかなぁ?やはり物事にははっきりしたコンセプトというか、符丁があった方が盛り上がるんですよね(笑)それにしてもいきなり真田が出てくるとこ著者は長野か大阪の人なんだろか(笑)後ひとつあげるとしたら本書で一番、本田宗一郎らしーと思わされたとこは「交通渋滞を招くような社葬はするな」でしょかねぇ…最後まで本田宗一郎という人はクルマ屋さんだったんだなぁ(笑)

 目次参照  目次 交通

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