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2012年3月18日 (日)

若さって何だ(笑)

伊賀忍法帖  山田風太郎  講談社

 甲賀の次は伊賀だと言ったクセに、くノ一に飛んでしまって戻ってきたぜ伊賀ぁーっと勢いで読了したのですが、うーん、これは若さ故の過ちって奴ですか?過ちというより、甘さかなぁ?もしくは老いらくの恋って情けないでしょーか?爺の横恋慕なんて見てられないとゆー事かも(笑)

 まさに今さら感の忍法帖シリーズなのでどんな話か説明するのもアレなんですけど、新婚さんが帰郷途中で災難にあい、若妻が殺されて復讐を誓う旦那さん…ちなみに旦那様は伊賀忍者でした、マルでどでしょ(笑)まぁ美人の嫁さん(しかも若い/笑)を貰うと何かと騒動が起きるのは必定としても、主人公の一人であろー笛吹城太郎も三好義興もその王道をいってしまったとゆー…

 で、多分こちらも主人公ばりの脇役なのか?でも出番は一番多い気がするけど(笑)の松永弾正久秀…悪役が似合いすぎて素晴らしスですかね…これに果心居士という悪魔の使いじゃなかろーか?とゆー大幻術師が絡んで、も一人松永の妾がこれまた絵に描いたよーな悪女で、うん、何かもー悪の栄えた試しなしと言いたくなるメンツが揃うと(笑)

 ある種、少年じゃなかった青年の成長物語的な要素もあるよーな気がしないでもないけど、この王子様役だろー城太郎が苦悩しながら、ついでにパワーポイント全然足りないのに果敢に立ち向かっていくとこが見どころでしょかねぇ…

 アリス的に何故これかと言うと御大が薦めているからの一言に尽きるんですけど、うーん…今回は甲賀とかくノ一に比べると、主人公が地味めかなぁ?いえ、見かけは20,1才なので王子様ルックなんだと思いますが、どっちかとゆーと、子犬系といおーか、瞳キラキラ系といおーか、真っ直ぐな好青年風といおーか、それで伊賀モノとゆーのが、今一アレですが…えーと若いので修行中といおーか、発展途上ということで(笑)超有望株なんですよ、奥さん(誰?)

 後は人妻を攫おーとする松永久秀とかはもー50才すぎて、これじゃあ老害だと思うんですが…権力もって若い女に走るってたいていもてない男の生き様なんですけど…もてる殿方なら自ら走らなくても寄ってくるって…まぁ悪役全力疾走で物語的には肉食男子全開で最後まで全うなさってらっさるが(笑)その点ではいっそ天晴れ?

 で、毎回思うのが風太郎先生は服部半蔵がイマイチ好きでなんだろーか?城太郎青年の伯父兼上司のはずなんですが、出番が少ない上に扱いが低いというか、これ出す必要があったんだろか?並の素っ気なさ…まぁ目的意識を提示するには宜しだったんだろーけど…伊賀の棟梁として、どーよ(笑)

 逆に今回この悪役達や城太郎を超えて一番決めたのは柳生新左衛門でしょか?影のヒーローとしていいとこかっさらうのはおさすがっ…脇役のはずなんですけど、最初から最後まで本当いいとこどりで…ハンサムというのとはまた別にビジュアルも決めに決めてますので、舞台とか映画にしたらこの人の役が一番おおっとしそー(笑)

 最後にアリス的には、この松永の居城信貴山城は信貴山歓喜院朝護孫子寺の跡地に建てられた設定みたいで、こちらのお寺聖徳太子創建となっているんですよ(笑)そんな聖地で、こんな悪行って…さすが松永久秀「その性、酷悪、奸諞にして強欲なり」なお人だと…

 目次参照  目次 フィクション

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