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2012年4月15日 (日)

物を愛する男は女を愛さない(笑)

ぼくたち、Hを勉強しています  鹿島茂・井上章一  朝日新聞社

 何の本かというと著者二人の対談集になるのだろーか?タイトルに偽りなしで、いわゆるセックス談義となる訳だが、こちらは猥談ではなくて、著者達的に言うならば性談となるのだろーか?セクハラ発言とかエロ・トーク全快のオヤジな会話ではなく(?)、「人間の存在の根源にかかわる性の話」を中心に展開していく模様?読み進めていくにつれて分かるのだが、モテルモテナイから始まって、男とは何ぞや?女とは何ぞや?ついでに歴史的変遷もついていて更にこのままで行くと日本の(世界の?)未来とはになっていく模様(笑)ある種、非常に真面目な本かもしれない(笑)

 どちらも理系ではないので生物的な方向性は皆無なんですが、その分さすが文系というか、社会と性というか、普通の人々の感覚ってどんなもん?みたいなノリがメインかな?つー訳で市井の話としては「女の人のスカートがメトロから吹き上げてくる風でまくれ上がって、緑色の小さいパンツが見えたのですが、そのとき、ぼくの隣にいた若い男が彼女に「メルシー・マダム」と言ったんです。そうしたら、言われた彼女は、ぼくらに向かってウインクをして去っていった。さすがにパリはカッコいいなと感動した記憶があります」(@井上)とか(笑)

 では日本ではどーかとゆーと、明治・大正期は「スケベは男のステータスシンボル」だったそな…だから「芸者遊びをやってどれくらい派手に使うか。妾を何人囲うか。それから、茶道をやって骨董を集める。最後に豪邸を建てる。そういう道楽をやらないと、一流の財界人として認められなかった」とか…戦前の男って、と思う前にこの認めるってどーせ同性の目から見てなんだろーなぁ…ちなみに当時の芸者の地位は高かったそーで、政財界の奥さんが芸者上がりも結構いた模様…よーは文化度の問題か?

 アリス的にどこやねんと言うと、そこは変態性欲の権威の准教授に合わせて(笑)ちなみに今日は准教授の誕生日という事になっているんですが、それに合わせてこれってどーよ?と自分でも思う…けど、これほど左様に准教授にはまる話題もないと思いまして(笑)アリスに何かと揶揄されている変態性欲の権威とやらは、この手の歴史観、世界観をさらっと披露したんじゃなかろーか?と(笑)

 さて、17世紀の昔からパリはヨーロッパの娼館だったそーで、一昔前は日本が、その前が米が、そんでもってグランドツアーが流行った頃は英がドドっと訪れていた模様…本書の発行当時は露が繰り出しているそーな…次に来るの中か印か?なんでしょかねぇ?それとも中東か?はたまた全ては元に戻るとか(笑)

 それにしても男のもてない自覚は根が深そうだなぁ?女とまた違うやさぐれ方のよな(笑)こー女性に比べて、自覚はしていても素直にそれを受け入れる事ができない人が多いよーな気がする…だから権力欲とかスペック強化に走るのだろーか?宗教(倫理)ですら「姦淫するなかれと言われてもかまわない。どうせ姦淫のチャンスなんかないわけだから「そうだ、そうだ」と思うんじゃないでしょうか」(@井上)みんなみんなっもてなければいいんだわってか(笑)

 見かけが全てなのかでは「ぼくたちの中では、民青が一番不細工で、中核派は、結構きれいな人がいると信じられていました」(@井上)となって、学生運動も思想的な、社会的なもの云々の前に美人がいるかどうかが入信の動機って…で、この裏づけ的なところが「青年の政治的運動を、治安上困ったことだと警察が考えて、その対策として風俗営業取締法をちょっと緩めたというのですか?適当な値段で、女の子を触れる店さえできれば、若い男はデモに行かなくなる。で、風俗営業が開放されていった70年代以後は、若者の政治運動が、じっさい下火になっていった…」(@井上)に「その通り、そういう治安対策の動向と性の解放とは、かなり関係があるんです。風俗営業が繁栄したり衰退したりするのを見ると、必ず左翼運動への統制が強まったり弱まったりするのと連動しています」(@鹿島)…で、これって若い男に限るのか?それにしてもデモ、今だと原発反対か?

 後は世界のトヨタが何故に内装にあんなにこだわっているのか?不思議だったんですけど、日本の車黎明期って走りじゃなくてインテリアが重視されたとか…スバル100とカローラで何故名車と言われたスバル1000が負けたかとゆーと「中がごっつい。カローラは、室内がほんかわして、愛の囁きには最適だった」(@井上)、車はモテる為のアイテムだった訳っすか(笑)

 准教授的には招き猫のとこかなぁ?アレって元は遊郭の置物だったんですか?とか、古本マニアは女にもてないとか…でもこれ欧州の古書は別だそーだよ、アリス(笑)とか、作家的なところだと池波正太郎が東京の下町事情というか、景気がよくなって遊びも格差が出てきた辺りがソレかなぁ?芸者遊びか?吉原遊びか?それが問題だってか…よーは成り上がると芸者遊びに走るみたいで、これまた東京だと葭町、新橋、柳橋が一流どこで赤坂は格が低いとか…理由が軍人、政治家が多いからって…よーするに粋でないと…だから「実質二流、名目一流、それが赤坂だったんです」(@鹿島)うわわわわぁ(笑)

 京都的なとこでは、イカキョーという言葉が京都にはあるとゆー…何の略かというといかにも京大生だとか…その心は「お行儀よく、慇懃無礼で、かしこまった話しかできなくて、全然面白くなかった」(@井上)だそな…京都でもてるのは同志社大の方が上って、だから准教授なのか、アリス(笑)

 で、「モテたいと思うんだったら、とにかく声をかけてみる。そのことができるかできないかによって、すべてが違ってくるんだそうです」(@鹿島)だそーで、「それができない人間が、物書きになる」とな…そーだったのか、アリスってば(笑)

 それにしても風俗営業関係の発祥は大阪発が多いそな…でクラブ、キャバレー、キャバクラ、ピンサロと業界言葉は難し…でもノーパン喫茶の発祥は京都だそーです(笑)関西って…関西ついででは「関西に行くたびに不思議だなあと思うのですが、神戸のサンテレビあたりでは、夜になるとラブホテルのCMがしきりと流されている。東京では考えられないことです」(@原)…さすが関西と言ってもいいのか…

 他にアリス的だなというと有栖川宮が大正天皇の後見人だったとかあるんですが、アリス的真打としては昔のラブレターのあり方でしょかねぇ…大正時代だと「あの女は生意気だから、艶書を送りつけてやる」と嫌がらせでラブレターを送るのが普通だった模様…で、どーなるかとゆーと送りつけられた女学生の方が外出禁止とか、下手すると放校処分になってしまう…モテる女は悪女(娼婦)みたいなノリだったとな…アリスのラブレター感覚とは隔世の感があると思うのはこれまた気のせい?

 ラスト二章ではゲストに原武史(政治思想史)が参加しているけど、政治思想史的というより鉄道旅情編(ナンパ?)に終始していたよーな(笑)

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