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2012年4月14日 (土)

古くても新しくても(笑)

イタリア縦断鉄道の旅  池田匡克  角川書店

 新書サイズの本なのですが、写真は全てカラーなのでそれはそれは美しかぁーっな世界なんですが、惜しむらくは写真と字のページが完全に分離しているので、後から見てホォーとするしかないとこかなぁ?ここはやはり字分と映像が連動して欲しかった…コスト的にアレだったとしても…何かむしろせっかくの話と絵が揃ってないともったいない気が…

 さて、本書のコピーによると、テーマはイタリア鉄道旅行でして、特急、各駅停車、登山鉄道まで使ってイタリアを隅々まで味わう上級旅行なのだそーです(笑)で、行ったとこはとゆーと、チネマの追想をたどるミラノからトリノへの旅、ドロミティ山地を一望するパノラミック・トレイン、ハプスブルク家伝来のスパ・リゾート、田園風景と世界遺産に出会うトスカーナの小都市、ナポリ発ローカル線でゆく紺碧の海岸線、山上都市タオルミーナ…シチリア一周冒険旅行だそな…まぁとにかく景色は美しいです、更に鉄道もデザイン美しいです。ただ、幾ら民営化しましたでもイタリアの鉄道ですから、「イタリア語のみの表示とアナウンス、遅延、キャンセル、ストライキ、さらに予測不能なもろもろのハプニングと、一朝一夕にはイタリアを理解できないのと同様、イタリア鉄道を使いこなすのは容易ではない。それは鉄道がイタリア社会の縮図そのものだからである」…前途多難って、どーよ(笑)

 何となく映画の鉄道員のイメージとか、日本の国鉄が当初お手本にしていたのがイタリア鉄道だったとか聞いた事があったので、イタリアって鉄道立国かと思っていたら、実はフィアットの国なのね…じゃないけど「イタリアは自他ともに認めるクルマ社会」だとか…鉄道よりも「街と街をつなぐ国道や高速道路網はくまなく整備されており、故に誰もが鉄道よりもクルマで移動したがる」んだとか…

 まぁでも物好きかもしれないけど、そんな鉄道も1992年からFSとして民営化の道を進み始め、今じゃネット予約も日本からだって出来る時代…高速鉄道も整備され、車内無線LAN整備も進む予定って、サービス向上、駅だって改装しちゃうぜのやればできる子路線爆進中のイタリア鉄道らしいので、おひとついかがと~

 アリスが鉄オタだから、とこのフレーズもいい加減古びてきたよーな気がしないでもないけど、アリスが鉄道で旅をするならイタリア辺りが一番似合いそーだよなぁと個人的には思っていたりして…いえ、鉄道ならクラシックにイギリスとか、フニクリフニクラでスイス登山鉄道とか、やはり世界の鉄道王国はフランスざますとか、ICEを忘れてはいけないの工業ならドイツだろとかあるんでしょーけど、イタリアのこの北から南までのコントラストとか、セレブと庶民の違いとか、そーゆー陰影がくっきりはっきりドラマチックなのはイタリアに右を出るものなしかなぁと…車窓から見える景色も、何とゆーか鉄道なのに人間ドラマなとこがアリス好きそーと思うのだった(笑)

 詳細は本書をドゾ~北に行けばアルプスが、南はもー太陽がいっぱいってかの世界までイタリアの気候も半端なく堪能できるよな(笑)出てくる駅も歴史ありで、例えばミラノ中央駅「その重厚な石造りのファサードはファシズム時代の1931年に作られたもの。かつて建築家フランク・ロイド・ライトが「世界で最も美しい駅」と評したこともある」とゆーシロモノ…これは見なくちゃの世界でしょ(笑)

 また、イタリア鉄道の歴史もイタリア統一史(1861)と連動しているとこでして、国が一つになった鉄道つなぐぞと…勿論駅も建設される訳で、その駅達がどこもやはりデザイン立国の面目躍如で21世紀の今でも壮観な面持ちなんだから(まぁ改装は必要にしても/笑)、つくづくイタリア、建設遺産の国でもあるなぁ…

 目次参照  目次 交通

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