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2012年5月 9日 (水)

今後はもっとばらけたものが増えていく?

水木しげるの妖怪談義  水木しげる  ソフトガレージ

 何の本かというと対談本とゆー事になるのだろぉか?でもって著者が著者だから、お題は勿論妖怪とゆー事に…何となく妖怪を中心に巡る人々とでもいおーか?日本のお化けだでなく、世は国際化、だから、パフアニューギニアもあればコートダジュールもあると(笑)妖怪ってコスモポリタンだったんですよ(笑)とはいえ、この妖怪の定義がむつかしい(笑)この世にあって見えないもの?神様なのか?妖精なのか?精霊なのか?霊なのか?物の怪なのか?化け物なのか?あやかしなのか?魑魅魍魎なのか?…何か言い出したら止まらない気が(笑)仕分けなのか区分けなのかは本書をドゾ(笑)ちなみに「妖怪っていうのは余裕がないとわからないものだから」(@京極)だそーですよ、おぞーさん(誰?)

 でもってあの世についても「天上から地獄まで、ずっと縦。それで地獄では、いじめられたり苦しめられたりしてますけど、ああいうイメージでは人間は永遠に豊かにはならんのではないかということです。それは必要のないことじゃないですか。もっとほがらかでいいはずですよ。地獄じゃなくて、再生とか生まれ変わりという、ほがらかな研究を発表してもいいはずです。」(@水木)とあって、意外と妖怪(?)研究明るいのかもしらんとか(笑)

 更にマスメディアときた日には「ちょうどね、水木先生とNHKの妖怪番組に出たときに、ディレクターがしきりと「西洋の黒船が来た影響で日本にも妖怪が出たんですよね」っていう台詞をわれわれにいわせようとしてましたけど…」「そんなレベルの話じゃないわけですね、妖怪は。」(@荒俣)となり、「あの、結局、マスコミの誰も外国の妖怪の本質なんて知らないんですわ(笑)」(@水木)とな…リテラシーってか(笑)

 アリス的に妖怪…うーん…ミステリーと妖怪…対談者の一人である京極先生辺りとは被るんだろぉか?うーん…でも、この何だか分からないものっていう不可思議さはアリスが好きそーなんだけど?どっ?この分かる感は「「一から始めろ」っていうのと同じように、だいたい個人主義なんかをベースに置いて「我思う」というのをスタートにすると、共感できるわけがないんですよ」(@水木)に行き着くんでしょーか?シンクロニシティーってか(笑)

 分かる感覚というか?曖昧さ?寛容さ?かなぁ?「都会では、あるモノがぜんぶわかってるんですもん。これはなんのためだって、ぜんぶわかってますでしょ。ところがジャングルに行った瞬間に、わからなくなるんですよ。「どうしてここに、この草が生えてなきゃいけないんだ?」っていったって、理由なんかないんですから」「草が生えているのを見たら、「これいくら?」っていう人ばかりですよ(笑)」(@養老)余裕のある都会人っていずこ(笑)

 でもって全然知らなかったのですが、古代エジプト人って「呪いというか、悪魔との戦いですから。もう空中に悪魔がたくさんいる。その悪魔をどうやって自分の体に入れないようにするかっていうことが、生きているときに重要なんですね。顔の形から何から、よく考えると全部悪魔除けですからね」(@吉村)なるほろぉーそれは凄い世界だと…ちなみに、エジプトって砂漠のイメージですが、確かに国土の90%は砂漠だそーだけど残りの10%の緑地だけでも日本の国土より大きいそな…なのでエジプト実は野菜が豊富でエジプト料理の九割は野菜料理なんだって…鳩の丸焼きしかイメージなかったわぁ…アリス的にはカステラの原型ってエジプトなんだそな(笑)

 翻って日本人って「世界で一番音に敏感な民族なんです。なぜなら、音をテーマにして俳句や和歌や詩を作っているのは日本人だけなんですから」「フランスにもイギリスにも、音だけをテーマにした詩や文学ってないんです」(@美輪)…ipodや携帯の世界だから逆かと思っていたらそーでもなかったのか?他にも美輪先生はねずみ男みたいな人はこの世にいっぱいいる「くるくる手のひらを返しちゃって、勝てば官軍、負ければ賊軍でね、強きにつかんっていう「寄らば大樹の陰」なんて人は、会社人間にたくさんいますよ」とか、言い切ってらっさいますが本書で一番のお言葉は「生きていくなら、郷に入らずば郷に従えでね、たとえば日本にはいろいろな国から外国人が来てますでしょう。日本のああいうところがいけない、こういうところがいけないとかいろいろいってますけど、日本には日本の法律があって、伝統や歴史がいろいろあるんだから、それが嫌だったら来ないでちょうだいっていうことなんです。日本を選んで来たんだから、法律とか風俗とか習慣とか歴史とか文化は、享受して住まなければいけないんです」…美輪先生コスモポリタンかと思っていたら、これを言いきれるとは凄すぎるっ…

 他にも至言の嵐ですのでドゾっ何か妖怪は世界を救う(かも?)な話が待ってます(笑)

 対談者・京極夏彦、小松和彦、荒俣宏、養老孟司、吉村作治、美輪明広、南伸坊、呉智英

 目次参照  目次 文化・芸術

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