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2012年6月

2012年6月30日 (土)

解説者が多すぎる(笑)

出雲という思想  原武史  講談社

 タイトルが思想なので思想なんだと思うんですが、何となく宗教臭い気がしないでもなく…でも、それが神道系となると、日本人なら皆知っていて実は知らないとゆーか、本当は怖い古事記の話みたいなノリといおーか?何の話かというと、出雲大社とオオクニヌシノミコトかと…で、スサノオまで行ってみる?だろか?

 事の起こりはやはり、古事記と日本書紀ではちょっと違うし、日本書紀には本文と一書があってこれまた内容が微妙に違うと…おらぁー何を信じたらいーだーとゆー展開に…この重箱の端をつつく話なのか?はたまた壮大な国家ロマンなのか?は知らないが、まずは江戸の国学者が飛びついたネタだった事は確かみたいです(笑)

 で、そーなれば出てきますよの本居宣長…古事記論だとまず出ない訳にはいかないけど、取りあえず丸飲みみたいな宣長流といおーか?ついでに出雲風土記もオッケーだしちゃうもんねのノリから、次はこれまた国学と言ったらこの人も忘れてはいけない平田篤胤…でこちらは宣長を超えて、スサノオ-オオクニヌシ系統をメインに据えてみよーのノリか?結局これは、顕と幽とは何ぞや?という違いが分かるオトコのロマンですか?その後、このスサノオとオオクニヌシのスタンスがどこにあるかで揉めていく模様…逆賊か?殉教者か?それが問題だってか?

 でで、佐藤信綱とか、鈴木雅之とか、大国隆正とか、本多応之助とか、六人部是香とか、矢野玄道とか、津和野派とか、薩摩派とか、千家尊福(出雲派)とか、伊勢派とか、出口王仁三郎とか、折口信夫とか…皆様それぞれに正しい神様論をもっていらっさると…

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2012年6月29日 (金)

人はみな極楽の門を開く鍵を与えられているが、その同じ鍵は地獄の門も開く…

ファインマンさんベストエッセイ  リチャード・P・ファインマン  岩波書店

 何を今さらなファインマンなんですが、今読んでもしみじみと型にはまらない人だったんだなぁと納得といおーか(笑)言わずと知れたノーベル賞物理学者、話している内容も専門のとこはそれなりにアレなんですけど、トーシロにも何だか分からないけど楽しそーと思わせるとこがファインマン先生の偉大なとこか(笑)

 本書は生前に出版された本に未収録のお話を集めたものらしーのですが、このバラバラ感もファインマンっぽいかなぁ(笑)ものごとをつきとめることの喜び(1981)、未来の計算機(1985)、現代社会での科学的文化の役割とそのありかた(1964)、底のほうにはまだ十二分の余地がある(1959)、科学の価値とは何か、スペースシャトル「チャレンジャー号」事故少数派調査報告(1986)、科学とは何か(1966)、世界一、頭のいい男(1979)、「ワン・ツー・スリー、ワン・ツー・スリー」、リチャード・ファインマン、宇宙を築く、科学と宗教の関係と11の掌編からなっているんですが、どれも一筋縄ではいかないよーな…

 本書のそれぞれについての前に読後の正直な感想としては、個人的にはファインマンさんのお父さんに出来るものならお会いしたかったっ。子供と教育という事からが一番のポイントになりそーたけど、ファインマン的に言うなら普通のサラリーマンのおじさんのはずだが、その物事の見方は古き良きアメリカの知性かな?これが普通にあったとするなら、米って国は凄い国だったんだなぁと…ちなみにファインマンさんの父親は一言で言うと自身、分からない事が分からないと分かっていた人だろか?こんなお父さん(おじさん)本当にいらっさったんですねぇ…でも直にお会いしたら拝んでしまいそーだな(笑)

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2012年6月28日 (木)

100年でも歴史は浅い(笑)

よい匂いのする一夜 西日本編  池波正太郎  平凡社

 何の本かというと著者のお気に入りの旅館という事になるのかなぁ?国内だけにホテルというより旅館でしょ(笑)で、こちら西日本編とあるよーに、対で東日本編もある模様…とゆー事で西日本とはどこからか?ですが、天下分け目の関ヶ原じゃないけど、本書は飛騨から向こうが西日本という事になるんでしょか?とゆー事で、飛騨古川の蕪水亭から始まります。

 登場する旅館は皆それなりに古いし、遮光的にも畳と障子の世界となれば色味もアースカラーだし、ベルサイユへいらっしゃい的なド派手なとこは一切ないんですが、日本人なら見て納得というか、落ち着く和室が並んでいるよーな気がする(笑)古き良き日本が残っている感じがありありと浮かんでいるんですね…行けばきっと、ああ日本だわぁとため息つける雰囲気が待っていると…

 それとレトロ感が半端ないんですけど、それ以上にホテルにしても旅館にしてもそこの従業員の方のテンポが読んでいてゆったりしているのが分かるといおーか?「北陸の温泉の女中さんたちの親切さは、むかしからよく知られている。いまも、むかしのようにはまいらぬにせよ、その伝統を旅館がくずすまいとしている。よしのやでも、アルバイトは一切使わぬ」とな…派遣やら外注やらパートやアルバイトでひたすら効率化の名の下にコスト削減している今日この頃…心意気が違うとこもあったんですねぇ…

 ちなみに湯布院の旅館も出てきて「もんぺ姿の女中さんの給与もよく、定着率もういらしい。近辺の民家の主婦もアルバイトをしているようだが、従業員の研修として、京都の俵屋、柊屋などの旅館に泊まらせ、瓢亭や大市などで食事もさせ、サーヴィスの研究をさせているとかで「従業員が、誇りを持ってはたらける職場だとおもいます」と、玉の湯の主人・溝口薫平さんが私にいった」とな…今でもちゃんと従業員教育しているとこもあるんですねぇ(笑)

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2012年6月27日 (水)

不可能でないことなら自分にはできる…

光るクラゲ  ヴィンセント・ピエリポン デヴィッド・F・グルーバー  青土社

 サブタイトルが蛍光タンパク質開発物語なんですが、どゆ本というと、生化学系の話になるのか?日本人的なとこでいくと下村脩という名でピンとくるのではなかろーか?ええ、かのノーベル賞受賞者でごさります。でまぁ、タイトルが生きてくると(笑)全てはクラゲで始まったとな(笑)

 火ではないのに光るものとゆーのは昔々のその昔から不思議なものであったとな?でそれを解明しよーと人類は突き進んできた訳でんねん、と(笑)ホタルやクラゲやキノコやイカや、光るものは数々あれど、その理由は?その物質は?と本書はそれこそアリストテレスの昔からお話が始まります。

 何にせよ、よくできた本だと思うので、中学生の化学の副読本にどーか?とお薦めしときますが(笑)下手な教科書よりよっぽどタメになるし、面白いと思うんだが(笑)

 面白いといえば、出て来る科学者達が皆、個性的で面白いを地でいっている人多しです(笑)ある種、波乱万丈といおーか?ハーベイしかり、ストークスしかり、クイーンズしかり、ウォードしかり、チエンしかり、チャルフィーしかり、プレームしかり、ルクヤノフしかり、マッツしかり、ラパスしかり、カハールしかり、デルガドしかり、イサコフしかり、著者の一人であるピエリポンしかり、そして下村脩しかり(笑)それぞれの生き様は本書をドゾ。

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2012年6月26日 (火)

非日常の愉しみ?

いくぞ!オペラな街  朝岡聡  小学館

 枕詞にオペラ・ソムリエ朝岡聡のとあり、サブタイトルにミラノ、ウィーン、パリetc.ヨーロッパをめぐるオペラな旅とあって、えーとオペラ・ソムリエなんて言葉があったのかぁーとゆー驚きはともかく、ヨーロッパ主要都市のオペラ座巡りかなぁ?もしくはオペラ祭りへ行こうみたいなノリか(笑)

 日本人からすると、オペラというのは身近な音楽とは言い難いとこがあるけど、欧州では街に一つはオペラ座というか、劇場があるとゆー生活に密着している感じかなぁ?特別なものというより空気みたいにあって当たり前のモノと言った方が正しいよーな…とは言え有名どころの劇場はセレブの社交場的要素満載ですけど、それでもリアル感が違うよな?

 本書は前半1/4位が著者による写真というか、スナップショット的なもので占められ、残りが土地事に章わけされた紀行文というか、エッセイかなぁ?オペラ本だからと難しい話は一切なくて、街はこんな感じ、劇場はこんな感じ、ホテルは、ご飯は、歌手は、チケット入手は、移動は、見どころは、と気軽にオペラ楽しんだらとゆー肩のこらない構成かなぁ?後は旅だから、アクシデントもいくつか出てきて、例えばロストバケージで荷物が出てきませんとか、チケット買うのに(しかも天井桟敷/笑)朝の四時から並んじゃったりとか、しかも冬に外並び…そんな時間にうろうろすればおまわりさんの職質にあっちゃったり…オペラの為に命がけはともかく体当たり企画なのは確か…でも、どんなに苦労してもオペラを前にすると来てよかった、見てよかったになるんだから、趣味というのはオソロシイ(笑)

 勿論、本書を見る分には年中出かけている(しかも何だか弾丸ツアーっぽい?)みたいだし、快適な旅が殆ど。オペラ中心だからホテルなんかもまず劇場のすぐ近くが宜しいって…その徹底振りがオステキ過ぎる(笑)

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2012年6月25日 (月)

名前はまだある(笑)

Sumitoneko玉ちゃん  住友三角ビル(新宿)

 新宿高層ビル群の住友三角ピルの真下に、猫の銅像がありまするぅ~そーいや何かあったよーな気がする?と思っていたが、全然気にした事がなかったのであらためて見てみたら…うーん、大本は太田道灌だったのか、と妙に納得いたしました(笑)

 詳しい詳細は結構あちこちに出ているので、そちらを参照して下され…ただ、豪徳寺といい、こちらの玉ちゃんといい、昔の猫はというより武士は、生き物に救われる話が多いなぁと…お互いに分かっていたとゆー事なんだろか?

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2012年6月24日 (日)

失敗に終わるというのは、我々に許された選択肢ではない…

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験  大鐘良一 小原健右  光文社

 どゆ本というと、NHKの番組派生本かなぁ?ドキュメンタリー番組として放映されたそーで、普段殆どテレビ見ないので知らなかったんですが、見た人は多いのだろーか?まぁ反響があったからこその本書の発刊だと思うので、やはり宇宙飛行士それなりにメディア的に需要があるのか?幾ら公共放送のNHKとはいえ、数字が取れる取れないは死活問題だろうしなぁー(笑)

 職業欄に宇宙飛行士と書ける人は、日本だと8人、今回のでプラス3人…11人いるなのか(笑)まさに狭き門だよねぇ…アメリカに行きたいかぁー?とつい叫んでしまいそーですが、宇宙となると、行きたいかぁー?だけでは行けないかぁーとこれまたつい親父ギャグ飛ばしてしまいそーになるけど(笑)

 さて、そんな日本で10年振りにJAXAが宇宙飛行士募集きたぁーって事で、応募者963人…多いとみるか?少ないとみるか?これまた人それぞれだと思いますが、採用条件もさる事ながら、健康第一もあり、語学力もあり、体力だってなくちっちゃいけないとそれだけで挫けそーになるのに、更に適性テストがあるんだと…

 この篩から10人まで選びだして、最後の二人(と補欠二人)を選ぶ3次試験からが本書のメインなんですが、前半は筑波宇宙センターで、後半は米のNASAでテストを受ける事になると…そして、閉鎖環境での合宿もといテストが始まったとな?

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2012年6月23日 (土)

いつも笑顔で(笑)

日本人の知らない日本語2  蛇蔵・海野凪子  メディアファクトリー

 サブタイトルが 爆笑!日本語再発見コミックエッセイなんですが、これ前に1を読んで日本人的にはえええええぇーっな日常にびっくらこいたと(笑)何か日本の中の外国だよなぁ?セレブ的なそれが大使館なら、日常的なそれがここにあると…まさに貴方の知らない世界(笑)で、しかも非常にほのぼのしているとこが○かも?いえ、当事者である生徒の皆さんは慣れぬ異国で、しかも分からない日本語に囲まれてさぞかし日常生活にご苦労があるだろーなぁと思うのですが、それを上回るパワーがここにはありますってか(笑)

 日本人的には日本語って日常使っているからそんなに疑問に思っていないんですけど、これ初めて触れた人には、疑問しかないのかぁな世界が展開するんですねぇ…何かこの日本語学校に日本人だけど体験入学して日本語やり直したいと思ってしまった…ええ、知らない事が多すぎる…と、同時にここのノウハウを英語(外国語)の授業に取り入れるべきではないのかなぁとも思いました…日本の中にどっぷり浸かっているとはいえ、一年勉強すると何とか身についているとゆー…

 で、本書で毎回面白いと思うのは日本と私みたいなノリのとこでしょか?いえ、前回は母国に持ち帰りたい日本のおみやげでしたが、今回は自身の日本化のとこ、帰郷してタクシーつかまえたらドアが開くのを待ってしまったとか(笑)肩こりに湿布とか(笑)ブックカバーや自販機はともかく、一番笑ったのが「外国人を見て「あ、外国人だ」と思うとき」って…確かにそれは隠しよーもなく日本人的反応ってか(笑)  

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2012年6月22日 (金)

あまねく、あまねく…

38億年生物進化の旅  池田清彦  新潮社

 どゆ本というと、タイトル通りかなぁ?これで一通り古生物学はOKだろか?地球が出来て、生き物が発生して、ヒトまでの道のりがまんべんなく綴られている感じか?この辺りはあとがきの「38億年にわたる生物進化の歴史を、時間軸に沿って年代順にコンパクトにまとめて読める本はほとんどない」に対応しているよな(笑)続く「古生物学者は、自分の得意分野のみを大きく取り上げることが普通で、通史はあまり書きたがらないようだし、進化論の理論家は面白そうなトピックだけを取り上げることが多いし、科学ジャーナリストは生物の歴史そのものよりも、古生物学者の生態の方に興味があるようである」が、今の現状って事ですかねぇ…誰も書かないんじゃ、しゃーねぇーオレが書くよ、と(笑)

 この手の本は下手すると粗筋だけになって教科書的になるのが普通だけど、本書はかなりあっさり風味で、騙されたと思って斜め読みでもすると吉な気がするなぁ?たたき台というか、ペース的に宜しではなかろーか?できれば中学生の生物の副読本に薦めるが?多分こっちの方が頭に入ると思うんだ(笑)

 まぁ、何事もおべんきょなのでどーかと薦めてなんじゃこりゃ?となるとしても、「最近、世間には何でもDNAで説明してしまう人が多く、たとえば、愛人とゴルフや温泉旅行に行っていたことが暴露されたのを契機に官房副長官を2009年5月に辞任した御仁が、「ボクのDNAは豪快」と言い、祖父や父の代からのDNAのせいで自分は「女好き」なのだと釈明していたが、実際には「女好きのDNA」などないし、ある一つの遺伝子がある一つの行動に対応しているわけではないのである」とかゆー失言は避けられるかもしれないってか(笑)少なくとも、この某官房副長官には文科省の予算については口出ししていただきたくないかも(笑)

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2012年6月21日 (木)

日本画を土足で見るのはいかがなものか(笑)

藤森照信の特選美術館三昧  藤森照信  TOTO出版

 どーゆー本かというと、建築史家(建築家)が日本全国の美術館の建物を見て回るエッセイかなぁ?取りあえず、写真が奇麗です(笑)でもって結構ボリュームもある紙幅かなぁ?目当ては国内の美術館なんですが、日本って全国区的に美術館だらけだったんですねぇ?あまり日常、気にした事がなかったんですが、例えばフランスのルーブルとか、アメリカのMOMAとか世界規模の美術館はあるけど、数からいったら多分日本が世界一?こー地方の県どころか市町村単位で美術館があるとゆーのが、世界的に見ると違うらしい…村立とか、個人のものも多いし…美術館とか、博物館とか、資料館とか、郷土館とか、ことかかないものなぁ(笑)

 でもまぁ、こちらに掲載されている美術館はある程度の規模は誇っている感じが…殆ど全てが日本の建築家によって設計されているし…で、これまた千差万別で、物凄くシンプルなのもあれば、未来派なんだろなぁもあれば、てすかばーじゃぱんもあれば、もー建築家の妄想もとい創造の産物がズラリと並んでおりまする…理屈じゃないんだ、心の目で見ろって事か?でも、これが○○?あれは△△と邪推するのも、いと楽しってか(笑)

 で、これまた色々豆知識も満載です(笑)例えば、日本の最初の近代専門の美術館って神奈川県立近代美術館だとか、柱梁構造なんかでH型鋼が剥き出しで使用されているデザインの世界最初も神奈川近代美術館…結構神奈川(鎌倉)進んでいたのか?それても建築家の思想が凄いのか?ちなみに設計、坂倉準三なんだが、このH型鋼には裏話があって、実はパリ万博(1937)の日本館の設計をしたのもこの板倉、で彼はそこでH型鋼剥き出しデザインで造っちゃったと…だから正確に言うとこれが世界初らしい(笑)でもって更に凄いのは「H型鋼で柱と梁を組み、間にはガラスをはめて壁とし、鋼鉄による垂直と水平の美を打ち出して、見る目のある者には衝撃を与えた」そな…それがどんだけ凄かったかとゆーと、施工主の日本政府はこんなの駄目ポの世界観だったから勿論万博建築コンテストに応募もしなかったのに、そのコンテストの審査委員長だったオーギュスト・ペレがゴールドメダルを進呈してしまったとな…で、この時一緒に表彰されたのが、フィンランドのアールトとスペインのセルトって言うから、まさにどんだけぇーの世界だったんですねぇ(笑)

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2012年6月20日 (水)

べじたりあん?べじたりあん(笑)

サラダ野菜の植物史  大場秀章  新潮社

 著者が植物学者なので、サラダというと軽い感じですがかなり硬派な本のよな(笑)特に第一章と二章は、自然史としての植物史とサラダとはというテーマで語られているのですが、これ学者さんじゃなかったら絶対ないわぁーなノリですね…よーするに本書はきちんと定義の下に行くぜとゆー開会宣言みたいなもんかと(笑)植物学や分類学のとこはいーやーとゆー方は第三章から読んでも何ら問題ないかもしれません(笑)

 で、サラダ…今現在だと違和感ないメニューですけど、戦前までは日本人は生野菜は殆ど口にしていなかったらしい…とゆーのも「それまでは栽培方法の問題から、生野菜を通して寄生虫に感染することが心配されていたのである」だそで、まぁ堆肥の問題ですよね(笑)化学農法はとかくアレですけど、少なくとも寄生虫と病気の感染系の遮断には有効だったとこもあるんですと…

 でで、サラダとは何ぞや?とゆーと「それが熱を加えない冷製料理であること、そしてサラダ用のソースを用いるということだ」そな…ある意味非常に原始的料理なんですが、本書では肉や魚も素材として入れていますがメイン素材はやはり野菜だろーし…結局、長い事弱者であった人間は、草食動物すら食べない草(野菜)を食べて飢えをしのいでいたのがアタリじゃなかろーか?と?何がというと苦みのある草(野菜)は動物は嫌うのだとか…そしてその苦みのある草(野菜)に塩をふりかけると苦みが軽減されるとな…サラダのサラはサル、塩につながる訳で、この辺りも説得力のある説明かと…

 しかも、何故に生野菜を食うという料理が残ったかとゆーと、おいしいからとか、ビタミン摂取とか、簡単だからとか、飢饉とか、色々理由はあるだろーけど、その一つが火を使わないからとゆー元祖エネルギー問題が(笑)

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2012年6月19日 (火)

道なき駅を踏みしめて(笑)

すごい駅!  横見浩彦・牛山隆信  メディア・ファクトリー

 一応これは対談本になるのだろーか?内容はというと著者達が選んだ国内の100の駅について語るという趣向かな?一駅見開き二ページなんで、語り足りないとこがきっとあると思うんですけど、とにかく凄いという意気込みだけは分かるという(笑)鉄道も結構廃線が続いて、それに伴って駅も無くなっていく一方だと思っていたら、それでも日本にはこんなにいろんな駅があったんだなぁと、ちょっと感動…そして、これまた現地の方の保存というか、維持にかける情熱が違うんですよねぇ…

 で、どーゆー駅が掲載されているかというと、木造駅舎、一風かわった駅、景色の素晴らしい駅、秘境駅、海辺の駅、オイシイ駅、終着駅、鉄道ファンなら訪れたい駅、記憶に残る駅の九つのカテゴリーに分かれているんですけど、総体的に北海道と九州の駅が多いよな?古き良き駅とか、マニアックな駅はどーもこの二つに多いと見たが、どーだろぉ?

 ちなみにいい駅の基準って何だ?と素朴な疑問が浮かぶんですが、著者によると「この駅はよさそうだなという感覚は、たくさん列車に乗っていれば、だいたいわかってきますからね」(@横見)だそな(笑)まさに習うより慣れろっの世界か(笑)四の五と言わずまずは行けって事ですね、分かります…

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2012年6月18日 (月)

民衆の中に息づく技術は絶えない…

職人学  小関智弘  講談社

 タイトルは学ですが、アカデミックな感ではなくて現場百遍みたいなノリかなぁ?事件は現場で起きているんですって、どよ(笑)本書を一読した時の正直な感想は、日経か朝日が好きそーな文章だなぁで、日本のおじさんが書いた文だなかな?著者は作家でもあるんですが、生涯一旋盤工を全うしてお人らしー…ある意味実直で、ある意味職人哀歌かなぁ?登場している人達は今も生き残っている方々ですから、皆様一応勝ち組の方々のはず、だけど、今の日本の製造業の現状はひたすらに厳しいとゆー…

 まぁ戦後日本で高度成長でバブルでウハウハ(死語?)時代が過ぎていけば、少数精鋭というか、職人回帰というか、仕事の裏を表も知らないと生き残れないというべきか?流行りの上っ面仕事で大量生産大量消費は、コストとの戦いで人資源の使い捨てにしかならないて事かなぁ?ある種、ここにいる人達は、人の出来ない事をやれぇーの世界だしなぁ(笑)

 で、まぁ、この状態でも皆さん前向きなのが凄い…職人というのは何というか、ポジティブシンキングの塊のよーな人がやる商売なのかも(笑)技術か?技能か?の問いに、最先端になると技能がないと務まらないんですねぇ…もートップアスリートの世界か?学校の体育の授業程度なら誰でも出来るけど、それが五輪やW杯レベルとなれば話は違うと…ちなみに「職人とは、ものを作る手だてを考え、そのための道具を工夫する人である」そな…

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2012年6月17日 (日)

ぐろーばるすたんだーどって何だ?

180円スニーカーはどのように生まれたのか?  プロの仕事研究会著  幻冬舎

 コピーが、靴業界に革命を起こした大ヒット商品の裏側なんですが、内容はというと靴メーカーのヒラキ株式会社のお話でして、これは何とゆーか、ヒラキの入社式にでも配ったら宜しの世界かなぁ?貴方の入った会社はこんなにこんなにこんなにすんばらしぃーんですよぉーっ(エコー付)と言った感じかなぁ(笑)

 世情に疎いもので全然知らなかったんですが、タイトル通りに180円のスニーカーを売り出してトータル500万足を売り切った、勝ち組の会社らしーです(笑)一時テレビとか雑誌を席巻していたそーなんですが?で、2002年の日経優秀製品・サービス賞を受賞したそーです。まずはおめでたいんだろーけど、そんな賞があったとは今まで知りませんでした…うん、世の中知らない事はいっぱいあるなぁ(笑)

 ヒラキの社訓は「人の生命には限りがあっても会社の生命には限りがない。それには会社が世の中に必要とされ続けることが大切だ」だそーですが、何とゆーか、会社第一主義なんですねとゆーイメージしか湧かないんだけど、本書的には人が大切、人が中心をメインにもってきたい雰囲気満載で、人が人が人がの項目が一番多いよーな…ここでの人は社内で働いている人でして、更にその人たちが向いている方向がお客様という人なんですよ(笑)なる程商売、人しか見てないんだなぁと妙に納得したりたり(笑)

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2012年6月16日 (土)

着物姿で大砲を(笑)

飛騨忍法帖  山田風太郎  文春ネスコ

 忍法帖シリーズも続いているなぁと(笑)ついに飛騨までやってきたの世界ですが、主な舞台は江戸と京都、後ちょっと神戸でしょか?日本三都物語みたいですけど、それが何故殆ど出てきもしない飛騨とタイトルがついているかというと、主人公の乗鞍丞馬が飛騨忍者だから、みたいです…忍法というより幻法使いか?

 そしてもう一人の主人公というか、ヒロインは酒井壱岐守の娘、美也。この二人を中心に物語は回っていく感じかなぁ?ただ、時代は激動の幕末なので本人達の日常と大なり小なり翻弄されていくと…なので幕府対薩長、勝対小栗など対立構図が何ともアレですが、それに蒸気船やら、大砲に鉄砲など派手なドンパチも忘れてはいけないってか…

 お国の為にと大上段で物事を見ている勝と、夫の仇討に残りの半生を賭ける美也では見てる世界というより住んでいる世界が違い過ぎる気がしないでもないですけど、一番ありがちというか業が深いのは建前をかかげながら本音ダダ漏れな小栗派の皆様達でしょーか?ここに芹沢鴨も入るのかな?権力は己の欲望の為にあるみたいな(笑)

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2012年6月15日 (金)

街と人と建物と…

図説北欧の建築遺産  伊藤大介  河出書房新社

 サブタイトルが都市と自然に育まれた文化なんですが、広義で見れば北欧五か国の建築についての本かなぁ?見よーによってはフィンランドの記述が多い気がしないでもないが?トータルして、デンマーク、スウェーデン、フィンランドが中心のよーな?

 北欧というと、バイキングや北欧神の伝説やらで古い物いぱーいの世界かと思っていたら、本書初っ端に「北欧には、古代都市はない」とあって、やはりヨーロッパで都市といえる規模になるのは中世に入ってからとゆー話のよーです。で、これまた全然気がついていなかったのですが、北欧の首都はほぼ北緯60度ラインに揃っているそな…ストックホルム、オスロ、ヘルシンキ…やや南にはなるけどコペンハーゲンと…このラインを東に延長するとサンクト・ペテルブルクになるというから、この北緯60度ラインは北の都市ラインなんだろか?

 ちなみに中世の都市建設の三つの力が「支配者の政治力、キリスト教の宗教力、そして商人たちの経済力」だそで、まぁキリスト教のとこはともかく、これって日本の戦国の都市発達と似てね?の世界か?

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2012年6月14日 (木)

リスク管理って何だろぉ?

文明崩壊 上  ジャレド・ダイアモンド  草思社

 サブタイトルが滅亡と存続の命運を分けるもの、なんですが、うーん、著者は一応バイオ系という事で理系の話と思いきや…これは一つの人類史?歴史的なというか、社会的な側面が多々あるという事で、これを理系、文系と区別する事は難しと思われの世界かなぁ?環境的に見れば皆つながっているんスよ、奥さん(誰?/笑)ってとこかな(笑)

 とゆー訳でスケールが地球規模なのか?それとも特定地域なのか?それが問題だ?なんですけど、一口ではとても説明できないので、まずは本書の目次から、
 プロローグ ふたつの農場の物語  第一部 現代のモンタナ 第一章 モンタナの大空の下  第二部 過去の社会 第二章 イースターに黄昏が訪れるとき 第三章 生き残った人々-ピトケアン島とヘンダーソン島 第四章 古の人々-アナサジ族とその隣人たち 第五章 マヤの崩壊 第六章 ヴァイキングの序曲と遁走曲 第七章 ノルウェー領グリーンランドの開花 第八章 ノルウェー領グリーンランドの終焉となります。以下、続きは下巻へなんですが、まぁ、上巻だけでも何とゆーか、怒涛感が半端ねぇー…

 まずプロローグで二つの農場というのは、モンタナとグリーンランドの農場を比較しているんですね…農場経営というものにかかわった事がないのでアレなんですが、どーも高緯度の農業というのはとても大変らしー…やはり動植物の生育速度というのは南の暖かいとこの方が早いとな…という事は収穫量も見込める訳で、北に行く程不利になる模様…で、両方とも高緯度にありながら片方は残り、もう片方は絶滅している、この違いとは何ぞや?と

 かくして環境問題とは何ぞや?というか、永続的生活基盤とは何ぞや?というか、文明(土地?生活?)を滅ぼすものは何ぞや?となって、本書によると 森林乱伐、植生破壊、土壌問題、水資源管理問題、鳥獣の乱獲、魚介類の乱獲、外来種による在来種の駆逐・圧迫、人口増大、ひとり当りの環境侵害量の増加だそな…そして長い話が始まると(笑)

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2012年6月13日 (水)

山椒は小粒でピリリと辛い(笑)

小惑星探査機はやぶさ  川口淳一郎  中央公論新社

 サブタイトルは、玉手箱は開かれたなんですが、もーこれは一昨年の事になるんですねぇ…そう今日ははやぶさが地球に戻ってきた日…いや、何か昨今の日本でいい話って、はやぶさかなでしこ位しかないよーな?共通点は知る人ぞ知るというより、低予算(笑)まぁ冗談はともかく、逆境でも咲く花はあるとゆー事か?志が全てを凌駕したと言うべきか?はやぶさにしても、なでしこにしても、、米という圧倒的な存在がいる中でまさにうって出た訳だしなぁ…

 何が凄いって、「これまで、人類の作ったものが地球の引力圏外まで行って着陸し、ふただび地球に戻ってきたことはない。「はやぶさ」が有史以来はじめてである」という一点の大きさはこの世代にいる者として、後の世に日本史で歴史的に最低の評価を受ける事になったとしても、この事だけは燦然と輝くんだろーなぁとそれだけで有り難やの世界かも(笑)

 宇宙を前にした時に、ロケット開発やら、探査機開発やらだけに目が行きそーだけど、その実インフラ的にも、人的にも揃わないとまずスタートラインにもたてないんだなぁ、本書を見てしみじみしてしまいました…例えば、アンテナの大きいのというか、精巧なのがないとそれも地球全体をカバーできる位いぱーいとか、鹿児島の南の海の漁業の皆様の協力とか、何か一つでも欠けたらできないとゆー…規模の大きさは、ミスの大きさというかリスクを伴うものでもあるし、これを全て何とかしよーとするだけである種偉業だよなぁ…

 そして、はやぶさは五月晴れの空の中に飛んでゆく、と…

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2012年6月12日 (火)

ミルクとバターと、そして…

チーズの歴史  アンドリュー・ドルビー  ブルース・インターアクションズ

 サブタイトルが5000年の味わい豊かな物語とあるのですが、チーズ全般のハンドブックという感じかなぁ?チーズってざっとこんなもん、とゆーだいたい感といおーか(笑)いえ、何せ5000年ですから突っ込みところ満載で、どの章も掘り下げれば幾らでもいきそーですけど…あえてさわりだけって事かなぁ?後、も一つ言えるのがチーズってどこでどんなのをいつから作っていたという記述が少ない模様…ついでに村の名前がついていても、実際制作した場所じゃない事多しで、しかも昔は商標登録なんでないから名前が一人歩きしていたり、ついでに名前は一緒だけど、今とちょい前と昔では皆違うチーズという事もあったりして…なんて事があるそーな…チーズ、結構ランダムなのか(笑)

 で、そのチーズだけど、昔は輸送機関が発達していなかったから、比較的都市圏(人口が多いとこ)の近くの村で制作していたチーズが有名どこになる可能性が高かったらしい…この手の代表がブリーチーズ(仏)、パリ近郊とゆー事で一挙に一大ブランドになった訳だけど、それだけにこのチーズの動向がパリを知る手がかりになったりして…どーゆー事かとゆーとこのチーズの補給状況でパリでの戦争の進み具合が分かると…まぁ戦争になれば物流も滞ろーとゆーものか…たかがチーズ一つですが、あなどれないんですよ(笑)

 本書は、個々のブランドチーズの説明もあれば、タイトル通りチーズの歴史ありで、更にチーズの作り方からチーズの食べ方(とレシピ)やチーズ関係の本とか、チーズについて網羅している模様…まぁちとヨーロッパ大陸寄りですけど(笑)

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2012年6月11日 (月)

いにしえのならのみやこのやえざくら~

Narachiop 奈良の桜ちぃず  奈良女子大学  \525(二個入り)

 記念日なので、自らで祝おう第二弾ですか(笑)いえ、前日はチョコで、当日がチーズケーキ…カロリーが気になるが、気にしない方向で(キッパリ)

 さて、先日こちらでも大学フェアみたいなのを催していて、ついミーハーなので覗いてみたりして…で、本当は京都大阪辺りの大学を見てみたかったんですが、まぁこちらには来るのが大変なのか?関西系ではこちらの奈良女子大と近畿大位しかエントリーしていない模様…近畿の方はマグロで凄い事になっているのと、その場で食えやというのがメインみたいなのでちょっち遠慮して、奈良さんの方に伺ったら、お薦めでもあったので一つ購入した、と(笑)

Narachihalf← 半分

 物はというと見た目通りのレアチーズケーキかな?中の説明書きによると、奈良八重桜プロジェクト参加商品。清酒「奈良八重桜」の酒粕を使用し、アクセントにラズベリーをトッピング。しっとりなめらかなスフレタイプのチーズケーキに仕上げました。となるそーな、確かにうん、その通りな作品かと…

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六周年~

 本ブログは本日六周年を迎える事が出来ました。

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2012年6月10日 (日)

前夜祭?

Hhakoイルサンジェー

 箱だけ映して何やねん?というとこですが、今年の冬?に銀座に開店した仏のチョコ屋さんみたいです。創業は112年前というからこの手のお店としては老舗なんだろなぁと、トーシロはイマイチ分かっていなよな…

 で、今の四代目がM.O.Fを持つ仏を代表するショコラティエという事になるらしー…で、本店(ジュラ地方アルポア)から初めて支店を出したのが日本だと…で、しかもこのチョコ、本店から直輸入…まさに仏のお味が日本にダイレクトにきているというお話らしー…

 で、この箱に詰められて来たぁーっなんですけど、仏からうちみたいなあばら家にやってきて大丈夫なんだろか?箱からして物凄くおフランスというか、デカダン?画像の色味はちょっとオレンジっぽいけど、本物は真赤に近い真紅というか、深紅という色味なんだけど…で、下の箱は黒いんですよ、赤と黒、スタンダールか?しかも手提げ袋は真っ黒で…高級感がいやでもにおい立つ雰囲気のよーで、ここまでで庶民なものでかなりビビりが入っているんです…

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2012年6月 9日 (土)

パンの眼で見るのじゃ(笑)

パン屋さんが超好き!  Cleva  マーブルトロン

 何の本かというとパン屋さんの本なんですねぇマル…コピーは毎日食べたい食事パンからおやつパンまで、パン食人イチオシ決定なんですけど、そーいや前にこのシリーズの本読んだ事があったよな?基本的に構成は同じよーな気がする?こー20-30代女性向けな雰囲気は変わらないかなぁ?取りあえず、今時のパンが好きな人にはお薦めの本だろな、と(笑)

 こーゆーおっされぇーな本というか、パンが並んでいると、何分あまのじゃくな性格なせーか、普通のパンといおーか、レトロなパンに目がいってしまったりして…カタカナ名前というか、もー今だとそれ何語ですかのパンが多い中…やはり一言ですむパンは有り難い気が(笑)

 そゆ事で、実は本書で一番おおっと目をひいたのはカレーパンのページ…豚トロカレーパン(Boulangerie E.S.)とか、カレーパン(Ruheplarz Zopf)とか、お豆とれんこんのカレーパン(Boulangerie ianak!)とか、ビーフカレーパン(Benoiton)とかでしょかねぇ…見た目普通っぽいのはZopfさんのとこ位ですが、それでもネームが短いのが救いかも(笑)

 いえ、最近対面販売増えてきたけど、名前長くて頼むのが大変なんですよぉ…更に最近店内の照明落とし目で、しかも全部アルファベットでしかも細かい字だったりすると…ケースにへばりつかないとよく分からんのもあって…これでも視力はいい方だと思うんだけど、見え辛い気がしているのは気のせいとゆーより、己にパンマインドが足りないせーなんだろか?

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2012年6月 8日 (金)

江戸っ子は独り善がりの頑固もの(笑)

読んで歩いて日本橋  白石孝  慶応義塾大学出版会

 サブタイトルが街と人のドラマなんですが、何のかんのと言いつつ江戸、日本橋にしても、東京、日本橋にしてもここ400年位の歴史の話で、武士というより商人の、そして明治の話が中心かなぁ?著者がどうも日本橋生まれの日本橋育ちの方みたいなので、臨場感ありまくりですが(笑)結局、その土地の事は土地っ子には敵わないという事なんでしょねぇ…町の移り変わりの生き証人ですから(笑)

 特に日本の都市の場合、火災とは切っても切れない縁があるでして、その時歴史が動いたより大火があった時の方が街の様相さまがわりしてますから…前も昔も貪欲にのみこんでいくところが日本の町のこあいところ(笑)江戸人も東京人もそーやって大きくなってきたと…ちなみに江戸っ子の定義は「自分は銀座の生まれで、江戸っ子じゃない。本当の江戸っ子というものは、日本橋と京橋の二つの擬宝珠の間に生まれたものをいうのだ」(@池田弥三郎)だそで、意外と江戸は小さかったのか(笑)

 本書は多分戦前の日本橋をご存じの方がいらしたら、納得のお話なんだろなぁ?ええ、昔はこーだったんですよと(笑)例えば須原屋では書籍商なのに、「家伝の順気散という男女共にヒステリーにきくという薬を売っていた」とか…一里とは歩いて45分位のとことか…

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2012年6月 7日 (木)

日本橋で会いましょー(笑)

百貨店ガール  新村美希  メディアファクトリー

 どーゆー本かというと日本橋高島屋の現役ご案内係の方の手記かなぁ?まっデパートガールの日常が覗ける感じといおーか?で、ご案内係って何とゆーと、エレベータと館内放送と案内窓口となるらしい…まさにインフォメーションって事か(笑)で、どちらかというと高島屋の顔的存在のはずなんだが、こちら高島屋の正社員ではなくて、この業務丸ごと下請け、もとい協力会社、ここではセンチュリーアンドカンパニーが担当してらしてると…本店でもそんなもんになってんだなぁと…現場はどこぞの福島と同じでみーんなみんな協力会社がやってんのかもなぁと目から鱗が…

 そして、職場の話ですから、ここが問題だっという拳突き上げ系ではなくて、こんなにこんなに日本橋高島屋はハイ・クォリティーでござりまするとゆー内容かなぁ?誠心誠意接客業に努めている著者の真摯な姿勢には素直に頭が下がります。まぁ、この手の仕事に興味のある方には一読する価値はあるかも?

 取りあえずプロとは?とゆー自信にみなぎっている感じかなぁ?例えば館内放送もテレビなんかでよく物まねされていたりするけど「私たちはエレベーターでも店内放送でも、アクセントの置き方や声のトーンをそろえ、物真似にあるようなくせは消して話すよう心がけています」なんだとか…

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2012年6月 6日 (水)

私はウソしか言いません(笑)

大切なことは言葉にならない 養老孟司の大言論Ⅲ  養老孟司  新潮社

 科学エッセイなのか?日常エッセイなのか?そこが問題か?の博物エッセイ(だと思う?)の大言論三部作のラストは、タイトルも意味深ですが、メインテーマがなんとくなく宗教、革命、多様性かなぁ?真面目に考えるととても重いんですが、なんとゆーかブラックホール並みに(笑)でもって宗教も革命も現代人にとっては、既に死語だったりしないでもないんですけど、ところがどっこいそんな簡単に別れられる相手ではなかったと(笑)ついでに多様性も今流行りですけど、こちらも本気で考えてんかいっと(笑)ファッションじゃないのよ、生き物はってか…

 もーここまできたら、養老節炸裂ですので、是非興味のある方もない方も本書をドゾ~こーなんとゆーかアセスメントを気づかせてくれるよーな気が?この分かるかな?分かんねぇだろーなぁ?的なとこを著者は「私の世代は「お前らにはわからん」と年上にさんざんいわれてきた。逆に私は、下の世代に「わからんはずがないだろ」といい続けてきた。そんな気がする。つまり客観性とは「バカでもわかる」ことをいい、「俺にしかわからない」という感想を主観というのである」だそな?

 そして今、「博物学はモノの実在を前提にしているからである。自然科学がモノの実在を前提にしているというのは、いまではほとんど錯覚であろう。むしろ研究費の存在を前提にしているのである」マネーイズオールって、どよ(笑)

 まぁお金的なところでは助成金と採算性でしょーか?みんなみんな民営化してしまえばいーんだわー?とか、それとも一番じゃなければなくしてしまえホトトギスなのか?とか、それともバラは赤くないといけないからみんな塗ってしまえ、とか?「ある高官が「不採算な作業なんか、やめてしまえばいいじゃないか」」とな…つー事は「官僚という仕事は、採算がとれているのだろうか。そもそも赤字を垂れ流し、八百兆円という借金を作っている日本という国そのものは「採算がとれているのだろうか」という素朴な疑問…タプルスタンダードって何ですかぁ(笑)

 も一つおまけに「石油の消費なら、金さえ払えば、全世界が許容する。一方で温暖化をいい、省エネといいながら、首相自ら景気回復という。景気と石油消費は比例するのである。自然物の生産は、米であれ、杉であれ、あまりやるなという。言葉が宙に浮いた結果がこれだが、そこを吟味するには、さらに議論が必要であろう」って、二兎追うものは一兎も得ずってか(笑)

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2012年6月 5日 (火)

メインとメイン(笑)

Ivankuro石臼挽きクロワッサン  ムッシュ・イワン  \160

 星火荘の朝食のクロワッサンを求めて三千里企画も続いている模様で、今度、イワンさんのクロワッサン…何とゆーか、見た目通りのクロワッサンかなぁ?外カリ、中ふわという(笑)見た目はとてもつやつやしているのでこれはかなりバタ臭いのではないだろか?と思っていたら…そーゆー感じは全くないかな?老若男女、問わない雰囲気(笑)食感もパリパリ系ではないので、こー口の中でケンカしない感じかなとも思いまする。

Ivankutohalf← 半分

 味も濃い系ではないので、むしろこちら何か挟んで食べるというチョイスもありかもなぁと?ご飯的なクロワッサンといおーか(笑)とんがっていないんですよ。

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2012年6月 4日 (月)

アフリカの熱帯林からやってきた?

コーヒー学のすすめ  ニーナ・ラティンジャー、グレゴリー・ディカム  世界思想社

 サブタイトルが豆の栽培からカップ一杯まで、なんだけど、メインはコーヒーよりコーヒーを巡る人々の方かなぁ?豆中心というより、人中心な話のよな(笑)社会といった方がいいのか?うーん、だから植物学的アプローチとか、コーヒーの淹れ方とかマナーとか、そーゆーのは殆どなくて、あるのは社会的なソレかなぁ?まぁ最初の方の章は歴史的なスタンスなんで、ヨーロッパでのコーヒーハウスの台頭、アルコールに代わる飲み物のとしてとってかわったコーヒーとか、大航海時代の貿易にもってこいとか(運搬しやすく、変質しにくく、付加価値がつくので高値で売れる)とまぁ、19世紀まではコーヒー関係の本にありがちな話が出てきますが、本書のメインは20世紀に入ってからのコーヒー市場の動向でしょーかねぇ?

 ブラジルも頑張った、コロンビアも頑張った、で、アメリカも頑張った…してそのココロはお約束の崩壊でしょーか(笑)世界市場について本書は語っているのだ、と著者は言いたいんだろーけど、そこは米人の書いた本なので、メインは米です(笑)コーヒーは一日に15億杯も消費されているそーで、その1/5が米で消費されているそな…

 まぁ豆知識もいろいろあって、トルコでは奥さんにコーヒー飲ませなかったという事が離婚理由として成り立ったり、今では当たり前のチップも英のコーヒーハウスで始まったのだとか…

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2012年6月 3日 (日)

高原の環境を大切に(笑)

われら高原家族  ジェルミ・エンジェル  フレーベル館

 サブタイトルが親子六人猫四匹犬一匹の田舎暮らしなので、てっきり地方での四季のエピみたいなゆったりした話かと思ってみたら、うーん、子供と教育と環境問題の話の方が比重が高いかなぁ?著者夫婦は、ムツゴロウ動物王国で暮らしていたとゆー人たちなので、これまた動物の話がメインなのかなぁとゆー期待もあったんですが、見事に裏切られました(笑)

 舞台は長野の富士見町ですか、そこでの生活がメインでして、都会暮らし(千葉の船橋)から著者の希望で引っ越してきたと…で著者はイギリス人、奥さんは日本人…で、本書を拝読して率直な感想は、イギリス人の男の人が書いた文章だなぁ…に尽きるよな(笑)

 とゆーか、英人は田舎暮らしというより、カントリーライフ、田園生活信奉者が多い気がするのは気のせいなんだろか?本書は終始一貫して田舎暮らしはいいぞっで染まっているよな…著者も実際に何度も書いているだけでなく公言しているよーだし…

 まぁちょっと古い本でもあるんですが、著者が日本に来た当時は「日本についてはほとんど知らなかった。イギリスの若者にとって当時の日本はサムライと新幹線の国。あまり多くを知る者はいない」だそで、それが動物学を専攻していた著者がムツゴロウに出会い王国で働き、独立してフリーになったとゆー展開みたいなんだが、詳細は本書をドゾ。

 で、本書は暮らしの中の出来事を著者個人の見識の時もあれば、日本とイギリスの違いについての異文化間コミュニケーションなのか、差異なのか(笑)日常の問題提起なとこもあるかも?

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2012年6月 2日 (土)

あんだーすてーとめんと?

物語 イギリス人  小林章夫  文芸春秋

 イギリスというと大英帝国で英国紳士のイメージが先行して早100年か150年経っているんだけど、W杯のフーリガンもイギリス人となるとどーなんだろー?とふと思う…ええ、それは一部の人なんですよ、と必ず断り書きが入るけど、そっすると英国紳士もどーなのだろーと聞きたくなるのが心情(笑)全部か?一部か?という問いの正当性ってどこにあるのか(笑)

 さて、イギリス人と一口に言ってもその民族的歴史は複雑というか、多彩?昔ケルト人が住んでいたし、ローマ人はやってくるし、その後アングル人やサクソン人、ゲルマン人にデーン人がどんぶらこと(笑)11世紀にはノルマン系フランス人に征服されているし、大英帝国になってからは植民地の人がやってくるし、ユダヤ人にも比較的寛容だったからユダヤ人もやってくるで、ある意味人種のるつぼって感じでしょーか?で、国内でもイングランド人にスコットランド人にウェールズ人に北アイルランド人と…ここまでくると果たしてイギリス人とは何ぞや?ってお題が立つのか?うーん…

 また、イギリスを語る時に必ず出てくる階級制のお話も…未だに色濃く残っているのが凄いよなぁとしか言いよーがないよな?スポーツも庶民がサッカーなら、セレブはクリケットとかポロになると…狩猟なんかもパンピーもやりますと聞くけど、本格的にやるなら規模が違う訳でそりゃ専用のカントリーハウスも必要になるよねぇな話だし…音楽だってセレブがハイドンやモーツァルトだとすると、下層中産階級がチャイコフスキーやメンデルスゾーンになるそーな…メンデルスゾーン、ワトソン先生も好きだったはずだが…

 一番おろろいたのが犬…階級によって飼う犬が違うとな…セレブだったらキング・チャールズ・スパニエルとかスプリンガー・スパニエルといった毛足の長い犬種となり、上層中間層でダルマシアン、イングリッシュ・セッター、ゴールデン・レトリバーとなって、その下になれば雑種が増えるとな…犬見ただけで飼い主の階級が分かるって、ドンダケェー…

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2012年6月 1日 (金)

カキ食えば?

聖徳太子の歴史学  新川登亀男  講談社

 サブタイトルが、記憶と創造の1400年なんですが、聖徳太子、まずいるのか?いないのか?いるとしたら、単独なのか?複数なのか?と何した?誰それ?以前に謎が多い人だもんの世界が(笑)一応、574年生まれ、622年死亡となっているそーだけど、これも怪しい…というか、日本書紀が怪しいって、どーすんねんとふりだしに戻るが正解か(笑)

 てな訳で何を信じるか?は貴方次第なとこもあるけど、やはりこの1400年の重みは違うんですね、その時代時代で求める聖徳太子像を反映してきた結果みたいなとこもあると…で、その度にスペック増えたり、前の太子はなかった事になったり、これからの太子はこれだとぶち上げたり、世の中大変よのぅの世界が(笑)

 で、本書はその変遷を追っていく感じかなぁ?まずは日本書紀の聖徳太子、平安・鎌倉の聖徳太子、江戸時代の聖徳太子、明治の聖徳太子、近代の(美術的?歴史的?)聖徳太子、明治以降の教科書の聖徳太子、でもって戦後の聖徳太子とその時その時で聖徳太子像が変わっていくのを眺めんさいとゆーとこか?

 まぁ最後の戦後にいたっては山岸涼子のマンガにまで行き着く訳で、こーしてみると21世紀の聖徳太子はどーなっていくのだろーとちょっとトリップしてみるのもいいのかも(笑)

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