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2012年6月24日 (日)

失敗に終わるというのは、我々に許された選択肢ではない…

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験  大鐘良一 小原健右  光文社

 どゆ本というと、NHKの番組派生本かなぁ?ドキュメンタリー番組として放映されたそーで、普段殆どテレビ見ないので知らなかったんですが、見た人は多いのだろーか?まぁ反響があったからこその本書の発刊だと思うので、やはり宇宙飛行士それなりにメディア的に需要があるのか?幾ら公共放送のNHKとはいえ、数字が取れる取れないは死活問題だろうしなぁー(笑)

 職業欄に宇宙飛行士と書ける人は、日本だと8人、今回のでプラス3人…11人いるなのか(笑)まさに狭き門だよねぇ…アメリカに行きたいかぁー?とつい叫んでしまいそーですが、宇宙となると、行きたいかぁー?だけでは行けないかぁーとこれまたつい親父ギャグ飛ばしてしまいそーになるけど(笑)

 さて、そんな日本で10年振りにJAXAが宇宙飛行士募集きたぁーって事で、応募者963人…多いとみるか?少ないとみるか?これまた人それぞれだと思いますが、採用条件もさる事ながら、健康第一もあり、語学力もあり、体力だってなくちっちゃいけないとそれだけで挫けそーになるのに、更に適性テストがあるんだと…

 この篩から10人まで選びだして、最後の二人(と補欠二人)を選ぶ3次試験からが本書のメインなんですが、前半は筑波宇宙センターで、後半は米のNASAでテストを受ける事になると…そして、閉鎖環境での合宿もといテストが始まったとな?

 アリス的に宇宙飛行士、こーゆーのに向いているのってどーも准教授のイメージが勝手にあるんですが、ただ、協調性となると…准教授、あるのか(笑)現場でさえアリス連れてですから、宇宙空間でもアリス付きなら大丈夫なのか(笑)

 さて、宇宙飛行士に求められる資質とは「ストレスに耐える力」「リーダーシップとフォロワーシップ」「チームを盛り上げるユーモア」「危機を乗り越える力」だとか…一口で言うは易いが、行うは難しな気がしないでもないんですけど?

 そして、これまたあまりにもリアルな話だけど「NASAが"気に入る"候補者を採用しないと、採用の意味がないといっても過言ではない」とな…結局、「採用した宇宙飛行士を訓練し、育てるのはNASAだからだ」に尽きるのか…何もかも自前でできないって事で、しみじみとしてしまいますよねぇ…まだまだ日本って弱小国だったんだと(笑)

 でもって、米的採用の仕方っていうのが徹底的に面接でいこうのノリなんですねぇ…とまぁ詳細は本書をドゾ。個人的には安竹さんを応援しましたがっ、うん、一番若いし(笑)はともかく、民間のしかも中小企業っぽいとこの出身ってとこが、これまた一番普通っぽくて(笑)もう宇宙は等身大の世界になりつつあるんだなぁとゆー身近な気にさせてくれるとこと、本人がこれまた素人っぽいとこが好感度大だったりして(笑)

 最終的にどーなったのかはこれまた本書をドゾ。運命の別れ道で、JAXAとNASAが下した判断はどこに?と邪推するのもこれまた楽しの世界かも?何とゆーか、本書を拝読しただけで言うと語弊があるかもしれないけど、個人的にはおじさんの選んだ人達だなぁとゆーのが正直な感想ですが…

 何となく宇宙飛行士というとスーパーマンみたいな超人が選ばれる世界かとイメージしていたんですけど「しばしば宇宙飛行士は体が頑丈だとか言われるけれども、オリンピックで金メダルを取るわけではないから、何か一つのことにものすごく長けていなくてもいい。語学にしても、同時通訳をしている人たちのほうが上だと思うし、健康にしても筋肉マンですごい力がある必要はない。宇宙飛行士に求められるのは、数々の審査で、すべて合格点を取らなければならないということ。すべての項目で60点を取るというのは意外と難しいんですよ、健康面を含めて。100点じゃなくてもいいんだけど、50点じゃだめ。勉強も運動も精神・心理も、すべてバランスよく合格点を取らなければならないんです」(@向井千秋)となるそーな…最近流行りのスペシャリスト万歳とはいかないとこが面白いとこかなぁ?一芸よりバランスなんですよ、奥さん(誰?)

 私的に可能性に目が眩み易いので、こーゆー世界もあったのか?とちょっと目から鱗が(笑)世界は広く、宇宙は更に広いって事でしょかねぇ?

 目次参照  目次 理系

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