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2012年6月15日 (金)

街と人と建物と…

図説北欧の建築遺産  伊藤大介  河出書房新社

 サブタイトルが都市と自然に育まれた文化なんですが、広義で見れば北欧五か国の建築についての本かなぁ?見よーによってはフィンランドの記述が多い気がしないでもないが?トータルして、デンマーク、スウェーデン、フィンランドが中心のよーな?

 北欧というと、バイキングや北欧神の伝説やらで古い物いぱーいの世界かと思っていたら、本書初っ端に「北欧には、古代都市はない」とあって、やはりヨーロッパで都市といえる規模になるのは中世に入ってからとゆー話のよーです。で、これまた全然気がついていなかったのですが、北欧の首都はほぼ北緯60度ラインに揃っているそな…ストックホルム、オスロ、ヘルシンキ…やや南にはなるけどコペンハーゲンと…このラインを東に延長するとサンクト・ペテルブルクになるというから、この北緯60度ラインは北の都市ラインなんだろか?

 ちなみに中世の都市建設の三つの力が「支配者の政治力、キリスト教の宗教力、そして商人たちの経済力」だそで、まぁキリスト教のとこはともかく、これって日本の戦国の都市発達と似てね?の世界か?

 アリス的にはスウェーデン館のとこと重なると思うんですけど、ログハウスのとこというと、「中世の北欧都市では木造のログハウスの街並みが最も一般的だった」そー…何か欧州というと石の文化の気がしていたが、実は木の文化だったのか?で、丸太小屋から、丸太の保護というか防水の為というかで表面を塗装したり、板張りにしたりと変化していく模様…ちなみに何塗ったかとゆーと、タールとか…昔の都市は黒かったってか?

 これまたこのタール(木炭?)ってフィンランドの北部で産出されるので当時の輸出品目だったらしー、ヨーロッパシェア50%を占めたって結構大事業じゃね?で、その後タールに代わってファールンの赤が主流になるそーで、これがファールンの鉄鉱山から出た副産物の酸化鉄が原料…あの独特の赤(ベンガラ色)はここから来たのか?というより、今も残るスウェーデン土産の一つにダーラナの馬があるけど、あれが赤い理由も分かったってか(笑)ファールンってダーラナ地方の山だもんねぇ(笑)

 さて、アリス的に見るならばスウェーデンでまずはストックホルムか?そしたら旧市街、ストックホルム発祥の地、ガムラスタンへ行きんさい…かな(笑)ここに、王宮もあるし、大聖堂もあるし、旧証券取引所、貴族会館もあるよと…石造りの美しい建築が並んでいますが、初期、パンピーのおうちはログハウス、タール塗り、二階建て、屋根は泥炭という構成だったよーです…それにしても旧市街みる分には道が狭そー?道幅1m位っぽいのもあるみたいで、中世の頃だとやはり道も人基準なのかなぁ?お互いに馬の乗っていたらすれ違うのが大変そーな気配が(笑)

 教会建築では、ストックホルム大聖堂もですけど、建設当時はデンマーク領だったルンド大聖堂とかウプサラの大聖堂が有名どこのよーです。この荘厳な教会はともかく、本書的にはノルウェーの木造の教会が、かなり異色な雰囲気?ヴァイキング形式の名残なのか?ある種見た目バリ島辺りにあっても違和感ないよーな雰囲気だよなぁ?タイとか東南アジアっぽいデザインな気がするのは気のせい?詳細は本書をドゾ。何かとても不思議な形です(笑)

 さて、石、木ときたら煉瓦はどーよという事で、スウェーデンだとウプサラの大聖堂が煉瓦造りになる模様…英都大と似ているのか(笑)しかし、この教会建築だけでも物凄く種類があるんですよねぇ…

 で、近世に入るとどーなるか?の前にやたらと北欧の人ってサウナ入っている雰囲気がこれまたしていたんですが、この習慣って近代以降の話なんですねぇ?意外と新しいのか?スウェーデン的には森のお住まいとしてラーションのリッラ・ヒュットネースですかねぇ?まぁ元祖、画家のおうちって気がしないでもないが(笑)

 後は日本人でも知っている、ストックホルム市庁舎でしょーか(笑)ノーベル賞は偉大だという事で(笑)でまぁ、現代に近づくに連れて幅きかせてくる建築家の世界でこれまたスウェーデン的に行くならグンナール・アスプルントですか?ストックホルム市立図書館とか、イェーテボリ裁判所の増築とか、夏の家とか、ストックホルムの森の墓とか、これまた有名どこがズラリと並んでいるので詳細は本書をドゾ。総じてアスプルンドは品の良い感じかなぁ?

 てな訳でヴェロニカさんの国を中心に見てきましたが、本書には他にフィンランドとデンマークの都市(建物)の話も満載なので、そちらも本書をドゾ。一冊で全てをいれよーとした著者の心意気は買うけど、息切れしそーなのは読み手に体力がないからなのか(笑)

 目次参照  目次 国外  目次 庭園・建築

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