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2012年6月12日 (火)

ミルクとバターと、そして…

チーズの歴史  アンドリュー・ドルビー  ブルース・インターアクションズ

 サブタイトルが5000年の味わい豊かな物語とあるのですが、チーズ全般のハンドブックという感じかなぁ?チーズってざっとこんなもん、とゆーだいたい感といおーか(笑)いえ、何せ5000年ですから突っ込みところ満載で、どの章も掘り下げれば幾らでもいきそーですけど…あえてさわりだけって事かなぁ?後、も一つ言えるのがチーズってどこでどんなのをいつから作っていたという記述が少ない模様…ついでに村の名前がついていても、実際制作した場所じゃない事多しで、しかも昔は商標登録なんでないから名前が一人歩きしていたり、ついでに名前は一緒だけど、今とちょい前と昔では皆違うチーズという事もあったりして…なんて事があるそーな…チーズ、結構ランダムなのか(笑)

 で、そのチーズだけど、昔は輸送機関が発達していなかったから、比較的都市圏(人口が多いとこ)の近くの村で制作していたチーズが有名どこになる可能性が高かったらしい…この手の代表がブリーチーズ(仏)、パリ近郊とゆー事で一挙に一大ブランドになった訳だけど、それだけにこのチーズの動向がパリを知る手がかりになったりして…どーゆー事かとゆーとこのチーズの補給状況でパリでの戦争の進み具合が分かると…まぁ戦争になれば物流も滞ろーとゆーものか…たかがチーズ一つですが、あなどれないんですよ(笑)

 本書は、個々のブランドチーズの説明もあれば、タイトル通りチーズの歴史ありで、更にチーズの作り方からチーズの食べ方(とレシピ)やチーズ関係の本とか、チーズについて網羅している模様…まぁちとヨーロッパ大陸寄りですけど(笑)

 アリス的にチーズというと201号室でのホテルのバーでの准教授のつまみですか?スコッチとチーズの組み合わせ…どゆチーズかは気になるところなんですが(笑)

 さて、チーズ5000年の歴史とはいっても、実はその手の家畜を飼い始めたのは多分9000年前位だそーだから、その頃からもしかしてチーズあったかも?かも?所はイランのザグロス山脈だそーだけど?山羊だったと…その後、牛に羊に駱駝と水牛と家畜化していった訳で、その乳が手に入ればチーズもあっただろーねぇってか(笑)

 ある種チーズは救荒作物というか、食糧?昔は冷蔵庫も配達もない訳で、ミルクのまま手にしても腐るだけ、となれば保存化の為にチーズにしたと…当時はバターも今一日持ちしなかったらしー…電化製品って偉大だ(笑)しかもハードタイプのチーズとなれば、ワインとかオリーブ油より運びやすいという利点もあったらしー…まさに商品化への第一歩ってか(笑)

 他にアリス的なとことゆーと、レシピもどきで山羊のシチューが出ているとこでしょかねぇ?物凄くざっくりとしたレシピ(といっていいのか?)ですが、シチューとなればスウェーデン館で出てきたシチューはどんなんなんでしょ?ちなみに、チーズ文化というか根付いているのはヨーロッパでは下半分みたいで、北欧諸国や東欧やロシアといった国々はチーズの歴史は浅いそな?著者的に言うなら多様性に富んでないとゆー…スウェーデンも酪農盛んかと思っていたら、そーでもないのかなぁ?あれ、デンマークって国あげて酪農国家じゃなかったっけ?

 さてさて、著者はどーも仏人らしーのですがその表現がやっぱそんな感じでして一例をあげると「(チーズは)今でもアラブ諸国では重要な食品ではあるが、西ヨーロッパに比べると種類がずっと少なく、味もかなわない」とな…フランス万歳ってか(笑)エスプリ的には「エクスムア・ブルーチーズの控えめなメーカーや、パクストン・ブルーチーズのそれほど控えめでないメーカーが、自分たちのチーズにちょっとした歴史をお手盛りしたからといって、責められようか」と、とても控えめな著者が言っておられます…

 と、突っ込み所満載な本書なので興味のある方は本書をドゾ。個人的に一番ほほほぉーと思わされたとこは解説のとこかなぁ?日本のチーズ史みたいなのがまとめられていて、ここだけでも読み応えあるんですけど、それでもやはり解説者は日本人「2000年、大手乳業の食中毒事件」とあるんですねぇ…他の箇所では企業名(店名)掲載されていたりするんで、何故ここで実名出さないし、なのか(笑)いや、実に日本的配慮だよねぇと感心いたしましたでござる…大人だよねぇ(笑)

 目次参照  目次 食物

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