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2012年6月26日 (火)

非日常の愉しみ?

いくぞ!オペラな街  朝岡聡  小学館

 枕詞にオペラ・ソムリエ朝岡聡のとあり、サブタイトルにミラノ、ウィーン、パリetc.ヨーロッパをめぐるオペラな旅とあって、えーとオペラ・ソムリエなんて言葉があったのかぁーとゆー驚きはともかく、ヨーロッパ主要都市のオペラ座巡りかなぁ?もしくはオペラ祭りへ行こうみたいなノリか(笑)

 日本人からすると、オペラというのは身近な音楽とは言い難いとこがあるけど、欧州では街に一つはオペラ座というか、劇場があるとゆー生活に密着している感じかなぁ?特別なものというより空気みたいにあって当たり前のモノと言った方が正しいよーな…とは言え有名どころの劇場はセレブの社交場的要素満載ですけど、それでもリアル感が違うよな?

 本書は前半1/4位が著者による写真というか、スナップショット的なもので占められ、残りが土地事に章わけされた紀行文というか、エッセイかなぁ?オペラ本だからと難しい話は一切なくて、街はこんな感じ、劇場はこんな感じ、ホテルは、ご飯は、歌手は、チケット入手は、移動は、見どころは、と気軽にオペラ楽しんだらとゆー肩のこらない構成かなぁ?後は旅だから、アクシデントもいくつか出てきて、例えばロストバケージで荷物が出てきませんとか、チケット買うのに(しかも天井桟敷/笑)朝の四時から並んじゃったりとか、しかも冬に外並び…そんな時間にうろうろすればおまわりさんの職質にあっちゃったり…オペラの為に命がけはともかく体当たり企画なのは確か…でも、どんなに苦労してもオペラを前にすると来てよかった、見てよかったになるんだから、趣味というのはオソロシイ(笑)

 勿論、本書を見る分には年中出かけている(しかも何だか弾丸ツアーっぽい?)みたいだし、快適な旅が殆ど。オペラ中心だからホテルなんかもまず劇場のすぐ近くが宜しいって…その徹底振りがオステキ過ぎる(笑)

 アリス的にオペラ…作家とか、役者とか、画家とか、モデルとか、わりとその手の登場人物が出てくる事多しなんで、そのうちオペラ歌手も出てくるのだろーか?まぁオペラについてもアリスの雑学データベースにはありそーだよなぁ(笑)美人に弱いから歌姫なんか出てきたら、コロっと騙されそーだけど(笑)

 さて、オペラ発祥の地ってイタリアだったのですねぇ、16世紀フィレンツェなんだとか…かくしてイタリア全土に広がり、各都市に劇場が並ぶと…本書では、ナポリ(サン・カルロ劇場)、ヴェネツィア(フェニーチェ劇場、マリブラン劇場)、ローマ(ローマ劇場)、トリエステ(ヴェルディ劇場)、ポローニャ(ボローニャ歌劇場)、ミラノ(スカラ座)とイタリアだけでこれだけ出てくるし、更に音楽祭がヴェローナ、マルティナ・フランカ、ペーザロと出てきます。野外コンサートだって半端ないんですよ…ちなみにイタリア三大歌劇場が、サン・カルロ劇場とスカラ座とローマ歌劇場だそな…北はミラノから南はナポリまで、イタリアの音楽界の底力がスゲェとゆー事か?

 その他本書には、ドロットニングホルム宮廷劇場(ストックホルム)、グラインドボーン音楽祭(グランイドボーン/英)、ザルツブルク音楽祭(ザルツブルク)、オペラ座(シュターツオパー)(ウィーン)とフォルクスオパー(ウィーン)、国民劇場、国立歌劇場、エステート劇場(プラパ)、チューリヒ歌劇場(チューリヒ)、ボルドー大劇場(ボルドー)、オペラ座ガルニエ宮(パリ)とそうそうたるラインナップ…

 いやマジでいずこの街も皆それぞれにですけど、個人的に行ってみたいなぁと思ったのはドロットニングホルム宮廷劇場とグラインドボーンかなぁ?ミラノとかパリとかウィーンとかそりゃもー王道中の王道でまずはそちらを拝見しないといけないとは思いつつ、この二つ、季節限定もさることながら、ちょっと変則的な雰囲気がオステキなんですよ(笑)

 オペラシーズンって秋から春が普通で夏は祭り系はあっても劇場系は休みが多いらしいんですが、ドロットニングホルム宮廷劇場は5-9月までの夏シーズンのみの歌劇場なんですよね…名前からしてお分かりの通り宮殿に併設した歌劇場で、客席数も300と小規模なんですが、ここのウリは18世紀そのまま、劇場自体も、オーケストラも、衣装も当時のままなんですよ…詳細は本書をドゾですが、まるでタイムカプセルのよーなオペラ…何せチケットもぎのおにーさんからしてその当時の衣装で出迎えてくれるとゆーから、その懲りよーはおして知るべし…スウェーデン凄すぎる(笑)

 そしてグラインドボーンの方はどーなんだとゆーと、こちらも5月末から9月頭までの開催なんですが、何が違うのかとゆーと貴族の館のプライベート劇場でのオペラなんですよ…イギリス風にいうとカントリーハウスへいらっさいでしょか?だから街中にあるのではなく、郊外の邸宅にあるとゆー…まさに知る人ぞ知る世界…更に夕方からオペラ開幕なんですが、その前にそのカントリーハウスの庭園でピクニックが楽しめるとゆー…開幕前に小腹を満たす、これ必至です(笑)ランチボックスは自分での持ちこみも可ならば、予約しとけば料理やワインやシャンパンやらが準備されているとな…イギリスですから庭園もそりゃ素晴らしスの世界だろーから、食べて見て散歩して、いざ劇場へですか…しかもオペラは休憩が90分もあってその間に敷地内に四か所もあるとゆーレストランで食事が出来るとな…イギリス的には腹が減ってはオペラは出来ぬがデフォなのか(笑)イギリスセレブも凄すぎる…さすが大英帝国さまなのか(笑)

 目次参照  目次 音楽

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