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2012年7月22日 (日)

例外のない規則はない?

ロンドン随想  和栗俊介  文芸社

 サブタイトルがロンドンという鏡に映った日本の姿なんですが、どーゆー本というと昔ロンドンに駐在した事があり、定年になって退職したので再びロンドンに半年程滞在してみて、日本に帰ってきてから、かの地のあれこれを書いてみた…みたいな話かな?昔というのが1960年代という事は半生記を経ての話しなのか?うーん?とまずそこで日英関係についてというか変化についてはーへーほーなんですが、私的な読後の率直な感想はというと、日本のおじさんの書いた文だなぁに尽きるかな(笑)

 一番分かり易いとこはとゆーと、ロンドンのファッションのとこで女性のヘソ出しスタイルが多いとお嘆きの貴兄でありますが、更に「細身でウエストが締まっている女性の場合はなかなか魅力的ですが、体系におかまいなくヘソ出しにしている女性も多く、膨らんだお腹や、甚だしきは二段腹が突き出ているのを見せられるのはいささか興ざめでした」とか、「若い女性がおしゃれな服装などを媒介しないで、もっと直接的な形で性的なアッピールを狙っているというような、いささか生々しい感触もないではありません」とか、「ともかくロンドンでは、女性のおしゃれを見るという楽しみがなかったのは事実です」と…奥さん同伴で渡欧しているのに素晴らしい観察眼ってか(笑)何かセクハラ発言な気がするのは気のせいなんだろーなぁ(笑)正直、この人の下で働いていた部下の女性のお話を伺いたいよなぁ…旅先だからという話なのか?それとも日々どこでもどこぞのファッションチェックみたいな真似してらっさるのか(笑)きっとご本人は三日に一度はジムに通って引き締まったボディをキープしているに違いない(笑)メタボよ、さらばってか(笑)

 で、女の子のおヘソだけでなく、本書は所謂ロンドンの日常というか、生活で気付いた事を衣食住を始め、公共機関やサービスなどふれています。まぁ同じユーラシア大陸の端にある島国同志ですが、やはり日本とイギリス、ここで言うと東京とロンドン、かなり違いがある模様(笑)

 アリス的にロンドンというと、英国庭園全般になるのか?ウルフ先生になるのか?まぁ後はアリスの好きなイギリス探偵物ですかねぇ…クリスティとドイルは出てきたし(笑)後は准教授の好きなレッド・ツェッペリンでしょかねぇ(笑)

 日本人的には食事のとことか、鉄道(公共交通機関)のところは何となく哀愁漂っているよーな…さすがに最近ユーロから食材届くし、モダーン・ブリティッシュが幅を利かせてきたとはいえ、やはり全体的にはイギリス料理は通常運転の様子…たとえ、それが他国の料理でもイギリスで饗されればイギリス化してしまうとな…さすが大英帝国サマってか(笑)交通機関については、ダイヤは乱れてても従業員の休憩はきっちり取るとゆー…客待たしてても構わやしねぇーとゆー事らしい…仕事全般的に客より社員が大切という方針を貫いていらっさるのか(笑)やはり大英帝国サマ歪みねぇーってか(笑)

 准教授的には犯罪のとこで、公共機関の窓ガラスが割れていたり、落書きだらけのとこはともかく、犯罪発生率はイギリス国内で一割弱なのに対してロンドンは15%とやはり、都市圏は犯罪率も高いとゆー…特に青少年の犯罪率が増加傾向にあるのも…そして、これまた大きな声で言えないとこが移民問題と犯罪率ですかねぇ…イギリスでは四年働くと定住の許可が申請できるそーで…ロンドンの場合市民の三割は移民だとか…良い事としては労働人口の増加という事が言えるかもですけど、物事には裏もありで「移民の増加が街の雰囲気を変化させてきていることは事実です。一言で言えば、大衆社会の"乱雑化"とでも言えばよいのでしょうか。街中では礼儀正しさとか謙虚・控え目といった気風が希薄になり、粗野でぶっきらぼうの潤いのない応対・人間関係がかなり広がってきています」とな…

 移民問題はどこも複雑というか、政治的に正しい言動だと何も言えねぇーになるからなぁ…「もちろん移民については表面上は平等が保障され教育も平等に受けられるわけですが、そこは老獪な英国人のこと、移民の大部分は底辺労働を支えてくれればそれでよい、したがって教育もそれに必要な最低限度でよいというのが本音ではないかと推測されます」とな…教育もだけど街中に住むのもアレなのか?「ロンドンを少しはずれた外側で生粋の英国人だけで固まって住む傾向が強まっています」っていうのは、移民受け入れに歴史と伝統のあるイギリスでというとこが何とも…

 元々身分がはっきりしていたイギリスだけど、格差社会が凄いらしーとゆーか、所得や失業問題もまぁそーだけど、それに伴い文化的な催しというか、ミュージカルとか、オペラとか、バレエ、クラッシックコンサート、演劇、美術館、博物館でエスニック系の人たちに会う事はまずないとの事…大英博物館って確か入場料無料のはずだったんだけど、違ったのか?それでも行く事はないのかなぁ?まぁ移民問題については、セレブな人達にとってはそんなの関係ねぇー(死語?)がこれまた根底にあるみたいだしなぁ…「これだけ移民が増えても上層階級の人たちにとっては移民等との接点をほとんど持たない暮らしが可能です。都心の一等地に住み、車で通勤し、日常の買い物はお手伝いに行かせ、上等の品はハロッズや高級専門店で買い、交際は仲間同士でパーティーや高級レストランや由緒あるクラブで、スポーツはテニスやゴルフを閉鎖的なクラブで、そして夜はオペラやコンサートに出かけるという暮らしをしていれば、まず移民等との接触は避けられます」って…

 何だかなぁ…まぁ今夏は五輪もあるので、観光のとことか、テロのところもありまして詳細は本書をドゾ…それにしてもベンチの水玉模様に穴があいているのとか、自動販売機の上が斜めになっているとかはテロ対策だったんですねぇ…街並み的に電信柱がない系は話は分かるけど、その分監視カメラが市内中にあるのは不自然ではないのか?まぁ安全第一なんだろーけど…日本でも電信柱なくせというが、地震的にはない方がいーのか?倒れて交通の邪魔になるとか?でも、復旧速度はどーなんだろー?その辺りのリスクマネジメントもアレだよなぁ…

 目次参照  目次 国外

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