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2012年7月27日 (金)

やまとなでしこ?やまとなでしこ(笑)

イギリスのおいしい食卓  岩野礼子  PHP

 サブタイトルがハート&おなかで感じる国なんですが、イギリスでご飯、イギリス人以外にはそれ何の罰ゲームとゆーイメージが勝手に先行してしまうんですけど、本書は料理をメインに恋愛を絡めた私小説風エッセイっぽい小説なのかなぁ?フィクションですとゆー事らしいけど、限りなくノンフィクというか、ドキュメンタリーに近いよな(笑)

 とゆーのも、主人公は韮子さん、ロンドン在住のフリーライター、独身の38才、恋人いるのかぁなノリ…いえ、本書にも登場してくるのでいるにはいるんだけど、こー恋人というニュアンスよりBFという感じかなぁ?ロミジュリなんかとは対極にある感じといおーか?うーん、それにしても38才とゆーと日本的にはアラフォーなんですけど、英国的にはサーティ・サムシングなんですねぇ…そして英的にも独身の仕事を持って自立している女性は普通になっているのか、なりつつあるのか、まぁ一つの層を形成しているのは確かなよー(笑)

 物語的には、本当に日常なのである種日記的でもあるのかなぁ?そーゆー意味ではあしながおじさんの構成に似ているかも?まぁあちらは天真爛漫な女子大生だけど(笑)女性の生き方を考えるという点では似ているのかなぁ?取りあえず、ロンドンでの食生活が覗けるかなぁ?とご飯メインに読むもよし、年下の今カレ(イタリア系イギリス人)と元カレ(ベルリン在住のドイツ人)とモーレツにアタックしてくるおじさん(英人)との恋愛模様というより事情を見るもよし、30才台の女の本音にうなずくもよし、ついでに日本をたまに思い出すもよしか(笑)

 アリス的には、本書は朝井さんとの共通点多しになるのかなぁ?噂のこまちさんも入るのだろーか?共通点が多いのかもしれないし、全くの正反対かもしれないし…何とゆーか、これは本当に読み手の人が誰を支持するか?で変わってきそー(笑)

 とにかく、出てくる男の人が皆一癖ある人ばかりなので、傍から見ると今カレはマザコンだし、元カレはテリトリー第一主義(ベルリンから出たくない)に見えるしついでに未練たらたらだし、まぁこちらは両者とも年下なので多少甘えがあっても仕方ないか、と一歩譲るとしても、自称50才半ばのイギリス人(バツ3の大学講師、実年齢は60才半ば)の恋人をゲットする為に押して押して押しまくれ作戦(態度?)は、何かもーイギリスの神髄を見た感じか(笑)ちなみになんでそんなに果敢なのかといえば決して恋愛中毒とかゆーのではなくて「寂しさのまぎらわし役、そして、劇場や冠婚葬祭用のコンパニオン兼セックス・パートナー」とゆー事らしい…つくづく自分の為だけのそれなんですねぇ(笑)それとも恋じゃないんです都合ですってか…断られても無視されても再度アタックって、どんだけぇ(笑)

 さて、英人はスパイシーな味に弱いそーで、カレーも実は甘口でとゆーのが本音らしいけど辛口カレーを食べるオレって男の中の男…なので、辛さに弱いと指摘する事はタブーに近いらしい…どこの国もマッチョ信仰ってあるんだなぁ…ちなみにカレーを食べれるだけでも大したもので、その実英国料理以外ペケの男性諸氏も多いそな…辛さって男らしさのベンチマークだったのか?大英帝国さま(笑)

 では、そんな中で日本人男性はどーなのか?とゆーと、「はっきりいって、線が細く小柄でどこかフェミニンとも見える日本人オトコは、外見の魅力だけで西洋女性を手玉に取ることは難しい。加えて、たいてい西洋コンプレックがあるので、態度そのものが自己卑下的でおどおどしており、ますます不利である」とな…「つまり、けっこうモテないんである」と断言なさってます(笑)だから恋人や配偶者が西洋人女性という少数派の日本人男性は「得意そう」で「浮かれている」とか…で、そーゆー男性は「愛しい西洋人女性に対して、実力以上にフェミニストで理解のあるオトコとしてふるまうために無理がたたり、反動で私たち日本人女性たちに激しい男女差別と、しょせんうちの西洋人の彼女に比べたら一ランク下のオンナじゃ、という態度を取りがちなお方が、しばしば見られること」だそー…それもオヤジになればなるほどタチが悪いとか…40?50才すぎるとオレ自慢のおじさん多いしなぁー(笑)そんな日本人男性ですが、ゲイにはもてるそーです(笑)

 著者は日本のオヤジに苦労していると見えて、よくある素敵な男性は皆結婚している説に「日本のオヤジを見るとあーこんなオトコと結婚する酔狂なオンナもいるんだなあ」と驚いている模様…ロンドンに出張したり、赴任してきたり(妻子付)すると、不届き者が結構いらっさるとか…「いわゆる金髪オンナと寝ること、ロンドンにいる若い日本人女性と浮気することである」とゆー浮気願望万歳って、どーよ…キャリアウーマンは女でなく、フリーの若い女は愛人候補って、まさにどんだけぇーセクハラ以前に基本的人権無視ですか(笑)で、超高級フランス料理店にいけば女は釣れると本当に思っているのだなぁー…詳細は本書をドゾ…釣れないと分かった途端に切れて「君は左遷だ」と叫ぶオヤジ…うん、本当にもてないんだね、と納得のデキ…更に回り中に仏料理だけじゃなかったと風潮してやるとゆーセクハラ以前に脅しをかけるとゆー…もてないオヤジは地位を振りかざして日夜頑張っていらっさると…悲劇とゆーより喜劇なのか(笑)

 と、まー外から見た日本(男性?)もアレだけど、じゃあ翻って自分はどなの?とゆーと、「自分を救い、しあわせにしたい」なので、主人公の道も遠い気がするなぁ(笑)「まわりのプレッシャーに負けて、条件だけでほどほどの人とほどほどの年で結婚をしなくて、けっきょくはよかったな、といまは思っている」って負け犬宣言に近い気がするのは気のせい?更に「「誰も私のことを愛してない、年をとるばかりだし、きっと一生売れ残るんだ」と自分で自分を卑下するようなことは、けっして思うまい、と決めたのだ。誰かを愛することは、まず自分のあるがままを愛することだから」…いやなんかもー頑張って下さいとしか言えないよーな…需給の一致ってむつかしい(笑)

 目次参照  目次 フィクション

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