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2012年7月20日 (金)

ロンドンの幸福はそこに住んだことのある人でなければわからない?

ロンドン都市と建築の歴史  渡邉研司  河出書房新社

 イギリスで建物というと、石だわぁー位の感想しかないんだけど、それは欧州なら皆そーか(笑)話しだけなら身分によって建材も決まっていたから、建物みれば誰が住んでいる(使っている)か分かる仕組みになっていると聞いた事があるが、これ本当なんだろか?それもつい最近まで…都市伝説と思いたいが、イギリスだけに笑い飛ばせないものが…さて、ロンドンで都市計画というか、建物について街的にどーよ、となってきたのはロンドン大火の後かららしー…自然派生的というより、人がコントロールするみたいなノリか?でもって、フランスが俯瞰的なそれなら、イギリスはランドスケープ的なそれであるとゆー事か?

 ちなみにイギリス建築というものは「イギリス特有の様式をもつ建築はないことがわかる」だそーで、「フランスから影響を受けたゴシック様式、イタリアのルネサンス様式とパラディオ様式、ギリシャ様式の復活である新古典様式、ゴシック様式と中世社会の復活であるゴシック・リバイバルとアーツ・アンド・クラフツ運動。いずれもいわば二番煎じなのである」とな…リバイバル万歳って事なんだろか?

 まぁ本書はロンドン各所の建物について、視点を変えて見ているみたいです。ロンドンと一口にいっても色々あらーなと(笑)まず、おろろいたのはロンドンの地図を作製し、販売した人って女性なんですねぇ…それが今でも隠れたベストセラーではないかと言われるLONDON AtoZという地図…ロンドン市内の全ての通りが書かれているという、市内の歩きには必携という事で今も街のニューススタンドで売ってますってか…で、これが出たのが1936年というから、パンピーは地図無しの生活が長かったという事か?

 アリス的にロンドン、英国庭園とウルフ先生位だと毎回書いている気がするが、後本書でいくと動物園か?ロンドン動物園は世界的に有名ですが、その中の建物もまたユニークです。今の現存しているはずなので、是非見てきて損はないかと…一番の目玉は、ペンギンプールでしょかねぇ?ジュリアン・ハックスリーとバーソルド・リュペキトンがタッグを組んだら、こんなの出来ましたでしょか(笑)実際に構造を担当したのはオブ・アラップだそーだが…近代建築学的に超有名なので、実物みたらああ、あれかと納得して下さるかも?

 続いてアリス的というと英国庭園で、これまた英国庭園といえばランドスケープだろと(笑)、元々郊外のカントリーハウスとセットで庭園とゆー事らしーので、市内で見るには公園でその片鱗を伺うとか?ええ、ハイド・パーク、リージェンツ・パーク、ハムステッド・ヒースなどありますけん(笑)

 さて、イギリスで建築家って誰だ?と素朴な疑問が浮かんだんですが本書によると、「セント・ポール大聖堂の設計者クリストファー・レンとイングランド銀行を設計したジョン・ソーン、そして大英帝国の中庭に架けられた大屋根グレート・コートと、不思議な形をした通称ガーキンというオフィスビルを設計したノーマン・フォスターだそな…英らしく爵位が授与されているとか…とにかく、これだけでも拝んできたら取りあえず最初の一歩はOKかな(笑)

 さて、本書はどこ見ても目から鱗で、はーへーほーの連続なんですが、でも詰め込み感が半端ねェので、この駆け足スタッカートな曲調よりラルゴなテンポでトーシロ的にはお願いしたかったが(笑)で、その中で一番おろろいたのはARPのとこかなぁ?ARPって何だ?というとロンドンの防空計画なんでございますよ、ええWWⅡの…その計画の本まであの戦時の中出版されていたのだから、イギリス半端ねェでございます…ついでにそれ日本でも手に入れて評価していたとゆーから…世の中って…

 でで、何が凄いかというとリアリズムの徹底かなぁ?ちなみにピカデリー・サーカスの地下鉄の駅内は何故丸くつくられているか?といえば構造体の強さの為、爆撃されても大丈夫なよーな設計基本がある訳ですねぇ…確かに地下鉄は当時防空壕の役割もはたしていたし…こーゆー時でも建築としての美と心理効果も忘れないとこはやはり大英帝国なんだなぁと納得のお話…ロンドンの建物一つ一つにエピソードありな気がするのは決して気のせいではないよーな(笑)てな訳で、詳細は本書をドゾ(笑)

 目次参照  目次 国外  目次 庭園・建築

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