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2012年8月19日 (日)

アメリカ人はそう信じていた?

壊れていくアメリカ  ヘザー・マクドナルド  PHP研究所

 サブタイトルが、愚かな理想・ゆがんだ民主主義なんですが、いやー本書を表現するなら、保守の保守による保守の為の本ですかねぇ?著者は、「ジャーナリストであり、保守派シンクタンクのマンハッタン・インスティチュートの研究員でもある」だそーで、分かっている人はこれだけでもーどーゆー事かお分かりかも(笑)

 取りあえず、最近のアメリカについてお嘆きの貴兄に捧ぐでしょかねぇ?いやもー手当り次第槍玉に上がっている感じですが、困った時は目次からという事で、いってみよーと…第一章 ロースクールの欺瞞  第二章 市民と病気と行政の「ビョーキ」  第三章 幻想に費やされた10億ドル  第四章 常軌を逸した「思いやり」  第五章 歴史修正主義が跋扈するスミソニアン博物館  第六章 「歳末助け合い百例」運動の背後にあるもの  第七章 ホームレス擁護派の非常識  第八章 教師はなせ指導力に欠けているのか  第九章 奇妙きまわりないヒップホップ入門クラス  第十章 公衆衛生をゆがめる現代の瘴気学派  第十一章 児童養育制度の地獄  第十二章 アマドゥ・ディアロ発砲事件の真実と嘘…何かもー、これだけでお腹いっぱいの気がするのは気のせい…

 何とゆーか、人種問題、出産、教育、養育、ドラック、犯罪、性差、病気、失業etc.がお題目になってしまっているとこですかねぇ…多分、著者によるといかにして受給額を上積みして受け取るか?というまさにマネーな話のよーな?不正受給…どっかの国でも話題になりましたが、米のそれは本書を見る限りにおいては規模が違うの世界でしょか?ついでに、どっかの国の高官がよそのとこについてタカリ発言したの、しないので揉めた記憶があるのですが、こちらの実状もご存じなのか?と訊いてみたいよな(笑)取りあえず、著者は怒りの社会保障という事らしー…

 それはそれで分かるにしても、結局、米的基本行動なんじゃね?と傍から見ると思ってしまったり、だって、リーマンショックの時に自家用飛行機で自分とこの企業に金出せやと行脚していたじゃありませんか?セレブからして貰う気満々な訳だし…まぁ誰も自分が受け取る分には文句ないけど、他人が受け取るのは腹が立つとそーゆー事なんでしょかねぇ?大切な国民の血税ですし…それにしても米って小さな政府だのとお題目掲げていらっさったけど、基本バラマキ政治のよな?

 アリス的に、本書?うーん、ニューヨーク市警が出て来るとこはEQかなぁ?確かエラリーのお父さんは市警の署長だったよーな?何とゆーか、犯罪の前に人種問題勃発という気がしないでもないんですが、こちらについては本書の最終章をドゾ。根が深すぎてトーシロには、で、いったい話はどーなってんだぁーと…探偵小説のよーに犯人は貴方です、スッキリーとはいかないよな?政治的には貴方かもしれないですの世界か?

 法学部のアリスならロースクールのとこかなぁ?こちらも男性主義とか、人種主義とかが跋扈してるの?しないの?で何とゆーか、教育の場からして戦いの場と化している模様…「何を言っても「白人のあなたにはわかるわけないでしょう」と言われてしまうの」そな…司法関係も圧倒的に白人で、男性が多いらしーので…教師側となると「彼女は純朴すぎて、人種間の嫌悪がこれほど強いとは思っていなかったのです」とゆー事になると…この辺りの攻防(?)も詳細は本書をドゾ。何とゆーか、言葉の殴り合いのよーな気がするのは気のせい?

 ちなみに著者によると「今日のヨーロッパの基準から見ても、アメリカは世界でもっとも階級差別が少ない国に入るだろうし、今後200年はその状況が続くと予想される」そーですよ、奥さん(誰?)更に、人種問題のとこでは「白人の農場主が、奴隷をこき使って成り上がったというだけでは足らず、家庭内殺人までおまけにつけてくるとは!確かに独立後のアメリカ社会には身分制度があった。しかし、だからといって当時のアメリカ人が、有名な「ポトラッチ」で威信をかけた大盤振る舞いをする先住民の酋長や、仲間の黒人を奴隷として売り払って肥え太るアフリカの王たちよりも、自己顕示欲が強かったという主張が成立するだろうか?」だそーですよ、おぞーさん(誰?)

 一事が万事このよーなトーンで進む本書…素晴らしき新世界ってか(笑)興味のある方は本書をドゾ。この調子であのスミソニアン事件(エノラ・ゲイ論争)のとこも突き進んでおります…「日本軍の真珠湾攻撃で始まった戦争を、日本側を被害者であるように描いたという点」の件で、著者のスタンスますます冴えるってか…

 何かもー徹頭徹尾アメリカ様で、目が眩みそーですが、豆知識も満載で、例えば米の社会事業財団ってリベラル対保守では3:1なんだそーとか、米の小学生は小3で九九を習うとか…日本だと小2だったよーな記憶があるんだが?やっぱ、教育って国によって違うんだなぁと痛感したり…まぁ日本も子供の学習能力が落ちてきたと最近よく言われるけど、米もそれなりに深刻だったのだろーか?「1998年2月、第三回国際数学・理科教育調査で、アメリカの生徒の成績が最下位に近いことが明らか」になっそーな…21世紀の今はどーなったのか?なんたって、イノベーションの国だもの、ですからねぇ…

 目次参照  目次 国外

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