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2012年8月30日 (木)

始まりの形跡はなく、終わりの展望もない?

スノーボールアース  ガブリエル・ウォーカー  早川書房

 サブタイトルは、生命大進化をもたらした全地球凍結なんですが、何で今更コレなのか?というと、暑いから(笑)残暑くすぶっているんじゃないの?そんな時は涼しい話がいーよねぇとゆー単純な思考から、何故か一挙に地球ごと凍った話に…地球温暖化のお話が席巻している今日この頃…寒冷化すっ飛ばして凍結って、何?と自分でも思う…だから、太陽が黄色かったから、もとい暑かったからなんですよぉ…真夏の夜の夢ですよ、奥さん(誰?)

 本書の主人公はカナダ人地質学者のポール・ホフマンなんでしょねぇ…取りあえず、この方の半生と絡めて、地球凍結理論の道のりが本書のメインかなぁ?事は地質学だけの範囲を超えて地球史にドドンとぶつかっていくと…ある種革命っスかねぇ?取りあえずガチでんねんという事は確かかと(笑)

 「ガリレオは、地球が宇宙の中心でないことを教えてくれたと、グールドは言う。そしてダーウィンは、われわれ人間もまた動物の一種にすぎないということを。フロイドは、われわれは自分たちの頭の中で何が起こっているか、ほとんどわかっていないということを。そして地質学者は、地球はヒトが生まれる気配すら現れないうちに、中年期後半に達していたことを発見したのだ」って事はこれは老年期の始まり?いえ、シリアスに地球とは何ぞや?への道なんでしょけどね(笑)

 アリスと地質学…うーん、どこに接点があるんだろぉ?どちらかというと、学者的なとこで准教授の方かなぁ?新説の、これまた今までの主流を全否定の論説というのは、もー学会を真っ二つに分けるよーなもんなんですねぇ…でもって、本書に出て来る学者先生、殆どがもー激烈というか、過激というか、自信満々自画自賛というか、攻撃的というか、いやー、米人も豪人も半端ねぇとは思っていたが、加人も相当すざまじーのか?雰囲気的にはガチ殴り合い学会編に近いよな?皆、相手の論文は間違っていて、自分が正しいという人ばかりなり、なんですかねぇ…

 反対意見に対する容赦の無さがパネェ…これ見ていると米が二大政党になる訳が分かる気がする…敵か、味方か、その二択しかないんですね、あちらの国の人達は…傍観していると、どっちなんだ?と旗を示せという事になりかねないと…うかうか歓談もしてられない雰囲気満載…これ読む限りでは熱い地質学教室へようこそとなるんじゃなーいみたいな後記というか解説がありますが、個人的には地質学者と古生物学者にはなりたくないというか、近づきたくない気がしてきたんですが…なにぶん、気が弱い方なので(笑)

 これが学会の通常運転なら、准教授もさぞかし日々大変だなぁと…遠い目をしてしまったり(笑)

 それにしても、全球凍結って最低でも二回、多分四回は起きているそーで…その頃の地球を見てみたら青かったではなくて、白かったなんでしょねぇ…詳細は本書をドゾ。陣営のそれぞれが凄いですけど、ホフマンがブチ上げる前に、地球が凍っていたかもね?という前振りをしている方々、ブライアン・ハーランド、ルイ・アガシ、ジョー・カーシュヴィンクのこれまた凄いです。ある意味時代の先をいっていた人達なので…私的にはこちらの方が共感覚えるけど(笑)

 さて、アリス的なとこというと海奈良じゃないですけど、パンゲアが出てくるとこでしょーか?大陸移動、プレートテクトニクスの話も地球凍結と直結している話だったりするんですよ…今の理論でいくとこれから2億5千万年の間にまた新たなパンゲアが出来るとな?で、その大陸はその後1億年は続くとな…何か本当に大陸は動いているんですねぇ…その影響はこれまた半端ねぇですけど…

 いえ、再度地球凍結とかになったら、今の地球温暖化なんて甘い生活になりかねない訳で…まぁタイムスケールがアレですが…何にせよ、興味のある方は本書をドゾ。

 目次参照  目次 理系

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