« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »

2012年9月

2012年9月30日 (日)

ふるむーん~

暮らしに生かす旧暦ノート  鈴木充広  河出書房新社

 今日は十五夜という事で、月の話のはずが何故か暦の話に…いえ、太陰暦だよねと単純に考えいたら、明治前って太陽太陰暦だったと…まぁ言われなくとも、太陰暦、月に合わせていくと一月が29日か30日…そのまま12ヶ月とやっていくと段々月がずれて季節もずれていくとゆー事になるんだなぁと…日本は農耕民族ですから、一年の暦としては太陽暦の方が季節ずれないから有り難いとゆー事になるらしー…しかし、1日か新月で15日が満月というのも生活していくには分かり易いと…かくしてその折衷版太陽太陰暦となる訳で…この季節のずれがなるべくなくて、月の動きとも連動している暦って計算するのもちょっと大変という事で、維新前の暦って専門職だった訳でんねんと(笑)

 で、中秋の名月って、8月15日の月ですよね。15日が満月なのは旧暦的には分かりきった事でしょーけど、中秋って何よ?と思っていたら、これ昔は7月8月9月が秋の区分だったそーで、8月といえばその真ん中の月、だから中秋になるそーな…

 でもって、中秋の名月って満月のイメージでこれまた漠然といたけど、実際は名月と満月が重なる日の方が珍しいって…6割方は満月前日という事になっている模様…更に、中秋の名月の日って必ず仏滅なんだとか…いやー暦っていろいろ裏があるなぁ(笑)

続きを読む "ふるむーん~"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月29日 (土)

伝統の美しさ。

和のうつわ  小林真理編  平凡社

 サブタイトルが52人の作家とその作品なんですが、日本の陶芸渋いのか、派手なのか?よく分かりません的な世界だったんだなぁと…所詮、器なんですから造形的に似ているけど、でも全然違うとゆー何かひたすらだだっ広かったんだなぁと実感したといおーか(笑)よく聞く○○焼きというのでも、人によって、窯によってこれまた違うし、物っていうのは本来一つ一つ異なるものだったんですねぇ…

 でもって、陶芸関係の美術館がこんなに全国にあるとは知りませんでした。本書に掲載されているだけでも、佐賀県立九州陶磁文化館(西松浦郡/佐賀)、有田陶磁美術館(西松浦郡/佐賀)、伊万里・有田焼伝統産業会館(伊万里/佐賀)、山口県立美術館(山口)、萩焼資料館(萩/山口)、吉賀大眉記念館(萩/山口)、岡山県備前陶芸美術館(備前/岡山)、備前焼伝統産業館(備前/岡山)、藤原啓記念館(備前/岡山)、砥部焼伝統産業館(伊予/愛媛)、丹波古陶館(篠山/兵庫)、近藤悠三記念館(京都、東山区)、河井寛次郎記念館(京都、東山区)、滋賀県立陶芸の森(甲賀郡/滋賀)、日登美美術館(神埼郡/滋賀)、越前陶芸村(丹生郡/福井)、岐阜県陶磁資料館(多治見/岐阜)、愛知県陶磁資料館(瀬戸/愛知)、陶芸メッセ・益子(芳賀郡/栃木)、益子資料館(芳賀郡/栃木)、茨城県陶芸美術館(笠間/茨城)、笠間工芸の丘(笠間/茨城)、東京国立近代美術館・工芸館(東京、千代田区)、サントリー美術館(東京、港区)、日本民藝館(東京、目黒区)、戸栗美術館(東京、渋谷)、那覇市立壺屋焼物博物館(那覇/沖縄)もあるんですよ(笑)全国区的なんだろか?と思いつつ、東北地方に無いのが気になる?掲載されていないだけなんだろか?

続きを読む "伝統の美しさ。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月28日 (金)

好き、嫌い、好き、嫌い、好きでエンドレス?

世界で最も危険な書物-グリモワールの歴史  オーウェン・デイビーズ  柏書房

 タイトルがおどろおどろしいので、何か物凄く怪しい感じですが、著者は英の社会史の教授。なので、本書は本当に淡々と歴史を語っていく感じかなぁ?何をと言えば、表題にもあるグリモワールでして、このグリモワールというのは日本語的に訳すとしたら魔術書になるのだろぉか?でもって、その起源はと言えばこれまた紀元前2世紀のバビロニアからとゆーから、その歴史はとっても古いんでござるよ(笑)で、そんだけ古いんだからそりゃいろいろあらぁーなと…尤もヨーロッパのグリモワールは中世に書かれたものが殆どで、それも古代近東中東文明、地中海東部の多神教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教がミックスされているみたいなのだ…

 さて、古代ギリシャ・ローマ人によると古代ペルシャの民族の祭司マギが魔術師だと信じられていたそーで、古代ペルシャの宗教はというとゾロアスター教…大プリニウスも「魔術というものが生まれた場所がペルシャで、生み出したのがゾロアスターだったことは疑いようがない。しかし、ゾロアスターと名乗った者が一人だったのか、あるいはのちの時代になって、同じ名前の別の人間が存在したのかはわかっていない」とな…

 一方、「バビロニア神話の影響を受けたユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教の伝統では、魔術が生まれたのは大洪水の前の時代と考えられていた」そな…「聖書の時代区分から考えれば、神秘学の研究を始めたのはエノクだったということになる」そだが、「ただし、呪文や魔法について書かれた最初の本は、ノアの息子たちであるセムとハムにつながる」とか…

 いったいいつが本当なのか…「キリスト教が誕生するまでは、ギリシャ人とローマ人、キリスト教徒、ユダヤ教徒、そして後のイスラム教徒も、魔術はエジプト文明の後期に生まれたと考えていたようだ」とな(笑)その他もろもろ出てくるのですが、結局はそれらが合体して今に続いている感じかなぁ?よーするに自分が生きている時代より前の話みたいなので、落ち着いていると(笑)

 さてさて、この手の本が出てくると宗教的には異端、「政治的・軍事的要素にからむ可能性がある占いや易断の実践」に目を光らせた当局がする事といえば焚書でして、禁書的にいけばこれが20世紀まで続いていく話になる訳だから、グリモワール半端ない…

 とにかく壮大なお話ですので詳細は本書をドゾ。A5版で500頁以上ありますが、ついでに脚注(引用文献)だけで70頁位ありますが、そして手に持っているとちょっと手首に重さがきますが…

 ででで、魔術書?まじないや占いなんて女子供のする事やんけとゆー話になりそーですが、「多くの呪文が女性の気を惹くためや誘惑するためであり、姿を消す術を使う目的はわいせつな行為だった。いずれにせよ。グリモワールに記された魔術は男性の立場から見た要素が多かった」とあって、何とゆーかもてない男の妄想とゆーか、欲望のなれの果てなんでしょかねぇ…

続きを読む "好き、嫌い、好き、嫌い、好きでエンドレス?"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年9月27日 (木)

一花開天下春?

面白いほどよくわかる新幹線  小賀野実  日本文芸社

 コピーが、線路から車両まで、世界最先端鉄道のすべてなんですが、今にして思うに時代はもーリニアかN700Aですよね…うーん、何とゆーか高速鉄道もモデルチェンジが早いよなぁ(笑)この手の本も出した端から陳腐化していくんだろーか?と…フルはともかく、マイナーチェンジは繰り返してそーだし、この改善病は日本人のサガだよねぇ(笑)

 まぁ、新幹線とは何ぞや?とゆーと、東海道、山陽、東北、上越、北陸、九州の6路線の事だそな…路線的な問題と時速的な問題200km/h以上とか、ある訳で…確か、世界的高速鉄道の定義では250km/hだったよーな記憶が?まっ新幹線と呼べるのは新幹線だけだからいいのか(えっ?)

 国内的な利便というか、時間でいうと、九州新幹線の八代-西鹿児島間は特急つばめで2時間10分かかっていたのが新幹線のつばめは35分になったとか…九州って隣の県にも特急で2時間以上かかるとこだったのか?

続きを読む "一花開天下春?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月26日 (水)

S.P.Q.R.?S.P.Q.R(笑)

ローマ人の物語 2 ローマは一日にして成らず 下  塩野七生  新潮社

 ローマ人の初期というべきか?の時代はギリシャの時代だったのだなぁと…結局、この辺りは地中海を中心に見る時代というべきか?本書はだいたい紀元前500年位から270年位までを駆け足で見ている感じかなぁ?只今、ローマ共和制の時代でございます、とか(笑)

 ローマの凄いところは、ちゃんとギリシャに視察団派遣しているとこですかねぇ?先進国を見習えと。ただ、これまた凄いとこは右に倣えはしていないんですよ…で、これまたこの時代なら世界制覇を狙えた位置にいたギリシャは隣のペルシアが強敵だったとはいえ、あくまでも都市国家で終わったとこが痛い…ギリシャ内部での対立(アテネ対スパルタとかね)もあって、まとまる事がなかったと…独立心が強かったというのが理由の一つらしーが、国としてどーよ、となればたちうちできないとゆー事に…かくしてギリシア、オワタになっていくと…アレキサンダー大王もつかの間の夢みたいなもんですか(笑)

 では、ローマ人は何をしたかというと、「ローマ人は、変革を本能的に嫌った。改革がやむをえないとなっても、実にゆっくりと進めた。その代わり、いったん改革すると、めったなことでは改めなかった」とあって、牛歩の歩みだった模様…

続きを読む "S.P.Q.R.?S.P.Q.R(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月25日 (火)

玄関の主(笑)

紳士靴を嗜む  飯野高広  朝日新聞出版

 サブタイトルが、はじめの一歩から極めるまでなんですが、本書はホントに基本のキのノリかなぁ?これ一冊でだいたいの靴の流れが分かる感じ?実用書だと、出来上がった靴をお薦めみたいなカタログ的本が多い中でこちらは人の足から始まって、靴の出来方やバリエーションやマナーに手入れとこの本一冊で取りあえず靴との生活が何とかなる仕様かな、と(笑)

 それにしても、今までの日本人なら足の指親指が一番長いのが普通だったのに、最近は人差し指の方が長い人が増えているそな…で、前者をエジプト型と言って、後者をギリシャ型と言うそーな…地中海のお向かい同士で足の指の長さが違う、間の人たちはどんななんだろーとふと思ったり(笑)

 さて、靴屋さんも少し掲載されていますが、本当に小さくしか掲載されていません…どこぞのブランドの回し者的なそれとは一線を画していらっさる模様…しかも、いわゆるブランドのお店というより既成靴のお店を載せている辺り、本書はパンピー向けなんだとゆー姿勢を貫いていらっさると…

 そんな中出て来るメーカーは、イギリスだとAlfred Sagent、CHANEY、Church's、CROCKET & JONES、EDWARD GREEN、GAZANO & GIRLNG、GRENSON、Tricker'sだそー…紳士靴メーカーらしいので今一ピンとこないんだけど、だんすぃーなら皆様ご存じのとこばかりなんだろか?既成靴だからお手軽なとこなのかなぁなんて思っていたら、イタリアの靴メーカーのとこではARTOLIがありまして、こちら何とブッシュとフセイン両大統領御用達の靴屋という事になるそーな…イラク戦争時どちらもこちらの靴を履いていたりしたら、アレだなぁ…

続きを読む "玄関の主(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月24日 (月)

日本の海の人だもの…

東日本大震災 そのとき海上保安官は  ㈶海上保安協会 編著  成山堂書店

 普段、あんまり海保を意識した事がないんですけど、イメージ的にも海保って海のパトロール位の甘い考えでいたら、何だか凄い事になっている模様…考えなくても日本って四方を海に囲まれているんだから、守備範囲とても広いって事だったのね…むしろ、これは海の何でも屋さんなのか?

 さて、その海保の皆さんですが、3/11当日からそれぞれの隊員の皆さんの手記というか、ドキュメンタリーというか、日記というか、告白というか…こー言っては元も子もないんですけど、皆さんトーシロですから、文章的にはアレなんですけど、奇をてらっていない、技巧をこらしていない、素のままの文っていうのは、逆にくるものがあるのだなぁと…臨場感が違いますと…

 サイズ的にB5版位あって、ハードカバーの写真集といったノリですが、写真のインパクトも半端ねぇーなのに、文も半端ねぇで、何か日本人として身につまされる本かも…それにしても海保の皆さんの前向きさも半端ねぇなぁ(笑)

続きを読む "日本の海の人だもの…"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月23日 (日)

東京にて…

帰宅難民なう。  難民A  北辰堂出版

 コピーが、例えば、用意も心構えもない人間が帰宅難民になるとどうなるのか-。とか、東日本大震災がもたらした未曾有の災害から1ヶ月…帰宅難民で溢れ返った東京での混乱を振り返り、教訓とする一冊。なんですが、東京のとあるサラリーマンの通勤事情・特別編といった感じだろーか?この後、日本人なら20110311はどこで何していたかが必ず問われるんだろーなぁ…

 今さらですが、東北の地震において、東京は震度5強、耐震設計の建物は大丈夫だったけど、古い建物はそれなりに損傷(本書で言うなら著者のとこのビルの壁にも亀裂が入っていたり、九段会館の事故は報道されたり…)、お台場で火災も発生したりしたが、都内にいる人々にとっての一番の震災被害は交通機関の不通じゃなかろーか?臨時避難所で一泊した人が12万人だとか、それ以外にも徒歩で帰宅した人や、オフィスやホテルに泊まった人なんかをいれるといったい何人になるのか?都市というのは離合集散の地、交通機関に支障が出たら本当にえらいこっちゃになりまするとゆーのをこの日、都市圏の住人は実感したんじゃなかろーか?

 で、著者は江戸川橋(メトロ)近くの職場から大森駅(JR)近くの自宅まで、てくてく歩いて帰る事になると…距離にして約18km、時間にして6時間のドキュメンタリーが本書でしょかねぇ…

続きを読む "東京にて…"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月22日 (土)

そうだ温泉に行こう(笑)

温泉の底力  小池静一  祥伝社

 サブタイトルが日本を元気にする極上の愉しみとあって、何とゆーか日本人、温泉と聞くと行かねばの共通意識が統一されているよーな(笑)縄文人の昔から温泉に浸かってきた民族ですからねぇ…宇宙飛行士が宇宙船からのコメントで温泉恋しいと答えるそんなあまりにも日本人…何はともあれ、まず温泉、それでいいではないかってか(笑)

 世界的に温泉どーよ、と言うと昔々はローマ人のそれからだろーけど、帝国の解体とともに大公衆浴場の維持が難しくなっていくって…まぁいろいろあってなの世界だけど、その後ヨーロッパは「1000年間入浴なし」の世界に突入って…でまぁ、そんな西洋人からすると幕末のお風呂事情(混浴)なんかは、もー「世界でもっともみだらな民族」になってしまうのね…今も昔も自分視点ってとこはとっても欧米的ってか(笑)

 そんな欧米も近年は治療目的で温泉が復活、活性化している模様…ヨーロッパだけでも1500ヵ所あるとゆーんだから、結構温泉ってあるんだなぁと思うのは気のせい?ちなみに一番多いのはドイツで320ヵ所だそな…後は主にイタリア、フランス、スペインってやっぱローマつながりなのか(笑)

 さて、温泉水ってどこから来たのかと思っていたら「近年の研究では、地上に降った雨がお湯の元で、その雨が地中で温泉水に変身して、再び湧き出してくるという循環説」が定説になっているみたいです。とゆー事は砂漠で温泉は厳しいのか?それとも昔々の水だまりとかがあるのかなぁ?謎だ(笑)

続きを読む "そうだ温泉に行こう(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月21日 (金)

事実を見るには勇気がいる(笑)

エネルギーと原発のウソをすべて話そう  武田邦彦  産経新聞出版

 どーゆー本かというと、告発書?もくしは暴露本?日本の原子力行政というものが、本当に本書に書かれている通りならば、まさに、おめーら人間じゃねぇー!の世界かなぁ?さすが、原子力村(笑)

 まず「民主・自主・公開」という原子力三原則からして、あの福島を経験した国民としては、ええっ?とか、そーだったのか?レベルじゃないと思うけど?更に著者によると「福島第一原発の事故でわかったことは、日本の技術力は非常に高くても、それを使う人間があまりにも低いレベルだということでした」って…

 それより何よりおかしーのは、そんな低次元の人達の溜まり場が今後エネルギー供給が厳しい予測に「「エネルギーが足りないから危険な原発を動かす」というのは本末転倒。論理的に逆でしょう」電気が足りないなら原発を使えばいいんだわってか(笑)

 ちなみに、「地元住民が合意して原発を動かすという地域が出てくることが考えられます」だそーですが、「しかし、地元住民が合意するといっても、福島原発の事故でもわかったように、風によって放射性物質が飛散する地域は非常に広範囲になります」とな…と言う事は「もし、地元住民が「不完全」なままの原発を動かすことに合意するのであれば、地元の判断でスタートするのですから、もし事故が起こった場合は周辺地域の被害も地元が補償する必要が出てきます」…そんな覚悟のある自治体なんて、どこにあるのか?いざとなれば伝家の宝刀「想定外」発動の方がありえそーと思うのは気のせい?

続きを読む "事実を見るには勇気がいる(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月20日 (木)

きっと、くる(笑)

日本に自衛隊がいてよかった  桜林美佐  産経新聞出版

 サブタイトルが自衛隊の東日本大震災でして、世間からかなり遅れてのソレなので今更ソレかよという感もなきにしもあらずなんですけど、日本人として避けて通れないだろーと思って思い切って手に取ってみました…読前は軟弱者なので読み切れるだろーか?という危惧もなきしもあらずだったんですけど、いやーこれは右や左や言っている場合ではないよーな…まさに事件は現場で起きているんだぁーっ!そのものですかね…机上の空論とはよく言ったもんだと…ついでに言うと安全地帯で何言っても重みの欠片もねぇーんだよとゆー事か、まさに事実は小説より奇なり、現実で辻褄合わせるしかないんですよ、奥さん(笑)

 結局、これは男の甲斐性の話かもなぁ(笑)それとも人間の条件だろか?読後であっても特に自衛隊ファンではない(すびばせん…)己でも、永田町を信じますか?東○電力を信じますか?それとも自衛隊を信じますか?と言われたら、防衛省はパスにしても(笑)自ずと選ぶ先は決まっていくよーな(笑)世の中、何が大切ってね、信頼と実績じゃなかろーか?と…

 まぁ究極の状態に置かれたら人間地金が出てしまうのは世の倣いなんじゃなかろーか?という事もあるのかもねぇと(笑)怒鳴りまくったり、セクハラしたり、安全ですとアナウンスしながら自分の妻子だけは退避させたり、想定の範囲外だから責任ないと言い切ったりとかねぇ…

 そんな訳で、緊急時の自衛隊とはどーなってんのか?という一例が出ている感じかなぁ?著者的には思い入れがたくさんあって、これでも言い足りないと言われそうだが、うん、頑張っている人は頑張っているんだよね…まぁ本書は読み手一人一人が、どこまでヒキの視点で冷静に見れるか?だろなぁ?取りあえず、明日のために(笑)

続きを読む "きっと、くる(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月19日 (水)

本当のことを言う人間は組織では疎んじられる(笑)

大津波と原発  内田樹 中沢新一 平川克美  朝日新聞出版

 さて、お題が全てと語っているよーな気がしないでもないですが、どゆ本というとラジオディズという番組派生本かなぁ?鼎談集ともいう、か(笑)何それという前に、この面子を見ただけで分かる人は分かるんではないかと(笑)こちらの方が余程、日本の未来の話をしようというタイトルにふさわしい気がするのは気のせいか(笑)いや、まず、気は心という事で(笑)

 でまぁ、どーゆー話が進行しているかというと、これまた司会進行役の「いろいろなところでいろいろな人が発言しているんだけれども、短期的にどうしろああしろという話が多いのではないでしょうか。それはそれで必要なことですが、ここでは、目に見えないところで本当はなにが起こっているのかという視点から、今回の問題を考えてみたいと思います」(@平川)に尽きるよーな(笑)

 でまぁ、タイトルの津波より原発ですかねぇ…いります?いりませんか?それは分かりませんの時期をすっ飛ばして、イラネになったと見ていいのか(笑)というより使いこなせるのか、おんどりゃーとなったのか(笑)まずは今回の件で「東電の対応を見たり、原子力科学者たちの発言を聞いていてわかることは、ほとんど無策だというのが本音です」(@中沢)にこれまた尽きるよーな…更に「テレビに登場してくる原子力科学者たちを見ていると「この人たちはひょっとしたら、原発のことをよくわかっていないんじゃないのか」と思うくらい、見識がない」(@中沢)中の人などいないになるのか(笑)

続きを読む "本当のことを言う人間は組織では疎んじられる(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月18日 (火)

賢壁清野の策?郷勇団練の法?

城と隠物の戦国誌  藤木久志  朝日新聞出版

 タイトルそのままの本なのですが、トーシロ的にはマテリアルな建築としての城とか、隠物というとむしろ忍者屋敷みたいなのを想像したりするかもなんですが、ここで言う城と隠物って、避難所と避難物資の話になるよな…何せ100-150年も続いた乱世の世ですから、普通にいつもどっかでどっかんどっかんかと(笑)で、そーゆー時の農民や町民といったパンピーな人々はどーしたかとゆーと、寺社に逃げる、城に逃げる、山に逃げるだったらしい…危機管理マニュアル発動ってか…アジールへGoとか(笑)

 そんなわけで、領民は皆とるものもとりあえず逃げ込んだらしい。城でもお触れとか出していたりする時もあるし、例えばもーすぐ敵が来るから逃げなさいとか(笑)で、パンピーはご飯持参とか、子供だけ抱えてとかでやってくると…で、寺社なんかはその持ち物の量でお布施というか宿代?もしくはかくまい料を取ったり、普請とかお願いしたり、城の方も農民がいなくなったら土地を耕す人がいなくなる、税がとれなくなるとゆー切実な理由もあったけど、城の修理なんかの普請もお願いしていたみたいで、ある意味相互扶助の関係か?

 で、隠物の方ですが、こちらは逃げる時にはもー緊急事態発生なんでいち早く移動しないといけないとなれば、お金とか、証文とか、いわゆる財産系とか、種もみとか、家財道具とか、食べ物とか、普段から安全なとこに預けていたらしい…勿論、自分家の地下に埋めるもあったんですが(笑)で、預け先がこれまた寺社…とか裕福なお家だとか…一応、これらは預かり料とか請求しないのが慎みというか、信用問題だったらしいけど、勿論預けた方はいくばくかのお礼はすると…ここにも相互扶助があるんですねぇ…

続きを読む "賢壁清野の策?郷勇団練の法?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月17日 (月)

ハーモニーを奏でる時、そこには平和の風が吹く?

クインテッド・コンサート  ワーナー

 NHKの教育番組の派生CDとでも言うんでしょーか?子供向けのクラシックになるのかなぁ?何で今更、それをと言うと、金婚式が入っていたから(笑)ええ、もーそれだけでして…アレンジが利いているんでしょーけど、何か明るいよーな、どっかで聴いた事あるよーな気がする?あまり雪のイメージはしないけど、どーなんだろ?

 まぁ昨今は金婚式どころか、銀婚式も怪しい気がするのもこれまた気のせい?日本でも3組に1組は離婚するご時世らしいし…晩婚化が進んでいるから50年…30才で結婚しても80才か…アリスだと34才…うーん、今すぐ結婚しても84才か…平均寿命的にはオッケーなのか?アリスっと、アリスママの心境で言ってみるとか(笑)

 それにしても本CDはどこかで聴いた事がある曲多し…これも音楽教育のおかげなのかなぁ?でもって有名どこを聴いていると安心感がある気がするのは何故だろぉ(笑)

続きを読む "ハーモニーを奏でる時、そこには平和の風が吹く?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月16日 (日)

鯰と共に…

地震の日本史  寒川旭  中央公論新社

 サブタイトルは大地は何を語るのか、なんですが、本書は縄文時代から現代までの地震について書かれた本という事でオケなのかなぁ?書き物好きの日本人なんで、奈良辺りから文献残っているになるみたいだけど、それ以前ってどよ?というと、遺跡現場なんですね…そこに地震の痕跡が残っていると、で、今だとだいたいいつ頃か割り出せると…それにしても日本全国各地の遺跡、地震の痕がくっきりとなんですねぇ…さすが地震列島日本なのか…

 で、それはどゆ事というと、早い話が液状化現象の跡とゆー事になるらしい…東北の大震災の時に舞浜も凄い事になっていて液状化って言葉が結構日常になった記憶があるんですが、その痕跡ってその後何千年も残るものなんですねぇ…地面の下の砂層から、地震によって「砂粒が隙間を小さくするように動いて砂層が縮む。隙間を満たす地下水は、圧迫されて水圧が高まり、上を覆う地層を引き裂いて、砂とともに地面に流れ出す。このように、砂層が液体のように振る舞うのを「液状化現象」という」んだそーです。

 でで、この噴砂の跡を探し求めてとゆー旅、もとい結果が本書らしー…写真見る分には本当に線となってあるんですね…今から3000年前のなのに…

続きを読む "鯰と共に…"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月15日 (土)

正しき人達の群れ(笑)

日本の未来について話そう  マッキンゼー・アンド・カンパニー責任編集  小学館

 サブタイトルが日本再生への提言なんですが、去年の東日本大震災をうけて発刊したとゆー感じかなぁ?日本頑張れ的な前向きな本かと思って手に取ってみたらばな…これは日本向けの本というより米向けの本のよな(笑)全体的に米的日本観が席巻している感じかなぁ?まぁ一つセレブによる勝ち組の勝ち組による勝ち組の為の日本ってか(笑)ひとまず地震の話はおいといてこれから先日本はどんどん(ゆっくり)衰退していくけど、今が最後のビジネスチャンスかもしませんでぇー?ってとこか(笑)米的思考で行けば、ヒーローと正義でして、裏返せば一人勝ちでボロ儲けですからねぇ…そんな濡れ手に粟な話は発展途上国と先進国の間にしかないよーな気がするが(笑)

 本書ではそんな日本にご提案させて頂くと…どこぞの広告代理店か(笑)ペリー以降米のご提案を聞いていいことあったのだろーか?とふと150年分振り返ってみるとか(笑)今だと年次改革要望書ですか(笑)そんな伝統ひっさげて今日もやってきましたアメリカンスタンダードはグローバルスタンダードだイエーィってか(笑)

 で、主にどーゆー事かというと、リーダーがいないとスピードが遅いですかねぇ、ついでに女性の役員がいない(正社員も少ないが/笑)、更にハーバード大の留学生が減っているとか移民のすすめとか…多様性が大切だと言いながら経営(経済)と政治は正しき一つなんですねぇ…で閉鎖的だぁーが来たぁーっになるんですか(笑)女性の社会進出については頷けなくもないが、米と比較して云々のとこで、じゃあ米は黒人やヒスパニックやネイティブの役員比率はどーなってんだぁーとお伺いしたい位なんだが?

 とまぁ国外国内問わず米史観満載な本書ですが、地震関連のとこでいくと阪神・淡路大震災の復興を目撃して「再建の早さにはまさに驚嘆すべきものだった。だが、米国人というのは、功績が気になるものである。私は、これはいったい誰のおかげなのか、誰が神戸を再建したのか、知りたくなった」(@トム・リード)って、ヒーローを探してってか(笑)その答えは日本人なら聞かずとも分かる「皆で再建したのだ」と…一人のリーダーで何とかなると米人は今も思っているんだぁと感心しますた(笑)

続きを読む "正しき人達の群れ(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月14日 (金)

聴いて聴いて?

メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第一番他  小菅優 小沢征爾  ソニー

 今まで聴いてきたメンデルスゾーンの中で今回が一番、はっきりくっきりぱっきりな感じかなぁ?トーシロ的にはたいへん聴き易いメンデルスゾーンでした、何とゆーか一音一音拾えそうな位、デジタル対応のよーな(笑)

 さて、アリス的にメンデルスゾーンというと長い影からなんですが、うーん、これがその曲だったのか?ちなみにメンデルスゾーン自身はピアノ協奏曲が「私の最もお気に入りの作品である」と言ってたそーなんだが…

 毎回メンデルスゾーンの時は女性向きかもなぁな感想を言っている気がしないでもないんですけど、今回のはこまちさんにどーだろぉ(笑)個人的には厳格な変奏曲が気になったけど(笑)

続きを読む "聴いて聴いて?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月13日 (木)

ふぁんたすてぃっく(笑)

アントワネットの贈り物  エリー・木内  河出書房新社

 コピーが女性の下着のないしょ話でして、早い話、下着の本です、オワリでは駄目だろーか?いやー何とゆーか、21世紀の下着市場でしょかねぇ?見開き二ページで一つの下着(もしくはその会社)の構成、一ページがガイドならもー一ページは写真、それもカラーがメインとなれば、ある種下着カタログのノリに近いよな?ネットが普及する前だったら、中二の男の子が狂喜乱舞する出来ですか(笑)

 何といっても多分若い、顔良し、スタイル良しのモデルさんが最新の下着姿でババーンっですから(笑)でまぁその下着類も勿論エロス系が前面に出ている感じだし、ただ唯一の救いはこれらが所謂高級というか、セレブ系の下着系だという事でしょねぇ…エロスはあっても、品は損なわれていないみたいな(笑)

 本書で一番納得したのは、「女性下着の発案者は意外なことに、女性ではなく、男性なんですよね」というとこで更に「ランジェリーの見本市にやってくるバイヤーも圧倒的に男性です」だそーで、男のロマンってか(笑)まぁ、こーゆーある種スゲェ下着をと夢見るのもいいかもしれないですよね、ただしランジェリー1セット150万円とか、ナイティとガウンだけで85万円とかの世界ですが(笑)

続きを読む "ふぁんたすてぃっく(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月12日 (水)

復活のジャパン(笑)

「はやぶさ」式思考法  川口淳一郎  飛鳥新社

 サブタイトルが日本を復活させる24の提言なのですが、何とゆーか、本書はパラレルか?と思ってしまったり…実際ははやぶさの話をしているはずなんですけど、気付けば日本の話かも?という禅問答ばりの奥深さか(笑)まぁある意味、物事を進めていくという事はロケットを飛ばす事も、人生を歩む事も、国を動かす事も、どこかで重なって、酷似しているとこがあるんだろぉーなぁと、ちょっとしみじみしてしまったりして…スケールを超えてかもしらんとか(笑)人、それを器というなのかもしれないけど(笑)

 はやぶさとは何か?とは、多分人それぞれに違うだろーし、小惑星探査機でしょと一言で切る事も可能だろーけど、視点の一つとして「保守的で慎重な我が国が初めて挑んだハイリスクなプロジェクトだったのです」もあるんだろーなぁと(笑)実際、幾ら日本が低予算を突っ走っているからといっても宇宙開発にかかる費用が半端ないので非常に保守的な世界なんだとか…あの米でさえ「実力のある者が手堅い、しかしアピールする計画を実行し、高い成功率を維持する」をモットーにしている訳で納税者へのアカウンタビリティ、なめたらいかんぜよという事か(笑)

 すぐに儲かる訳でもなく、「直接的経済効果に限れば、算出不能と言っていいでしょう」…でも、未来と希望があるという事なんでしょかねぇ…人としてどう生きるか?に続く道ってか?

続きを読む "復活のジャパン(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月11日 (火)

人は利を見て害を見ず、魚は餌を見て鉤を見ず(笑)

復興の精神  養老孟司 茂木健一郎 山内昌之 南直哉 大井玄 橋本治 瀬戸内寂聴 曽野綾子 阿川弘之  新潮社

 常に世間より一回りどころか二回りは遅れていると自覚しているんですが、本当ならば去年の内に読破してないといけない地震本かな?と…日本人ならこれから先、必ず聞かれるであろー20110311どこで何してたの答えの一つでしょーかねぇ?

 取りあえず、本書の発効日が去年の五月か六月頃のよーなので、まさに緊急発刊だったろーし、ついでに言うとまだ計画停電するのしないの?福島はどーなってんだぁー?とゆー緊迫感の中のお話なので、ある種臨場感はありまくりかもしれない…ただ、こちらに執筆してらっさる方は皆様、地震発生時に東北にいらっさった訳でないので、どちらかというと都市圏にいた方が主?地震からちょっと離れていたとこにいたけど、びっくりしたよ、というのが正直な感想でしょーか?

 ただ、この地震以後というか、日本という国についてか、皆様一家言ある方ばかりですので、その詳細は本書をドゾ。どちらの文章も拳振り上げ系ではなく、どちらかというと淡々とした文なのですけど、何か共通してああ日本人って気にさせてくれます(笑)結局、これは魔女宅か?「落ち込んだりしたけれど、わたしは元気です」取りあえずかな(笑)それとも、「日本政府はあわれだ。しかし、名状しがたい苦難を気高く優雅に耐えている日本人はすばらしい」(@ニコラス・クリストフ)なのか(笑)

続きを読む "人は利を見て害を見ず、魚は餌を見て鉤を見ず(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月 9日 (日)

学食とは違うにしても(笑)

Kitacaleビーフカレー(中辛)  北海道チクレンミート  \300

 一応名前はただのビーフカレーらしーのですが、パッケージを見て頂ければお分かりの通り、その前には、草熟北里八雲ビーフカレーであり、草熟北里八雲牛から生まれた中辛!ビーフカレーなんだそー…でもって、こちら作っているのはチクレンミートさんらしーんですけど、お問い合わせ先は北里大学獣医学部附属フィールドサイエンスセンター八雲牧場だそーで、これまた名前から分かる通り、大学の物販なんですよ(笑)

Kitacalenaka← おーぷんざふくろ

 さて、食べて見て中辛という事で普通の辛さかなぁ?普段、辛いもの苦手で殆ど食べない人間にはちと辛い気がしたが、多分食べなれている人にはお子様レベルかも?

 本カレーで一番驚いたのはタイトルに偽りなしのビーフカレーのとこかなぁ?レトルトでこれだけお肉が入っているのは珍しいんじゃなかろーか?画像じゃ今一分かり辛いと思うんですけど、大き目のお肉が入ってます~これでこのお値段はかなりお値打ちではなかろーか?

続きを読む "学食とは違うにしても(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月 8日 (土)

太郎山のトンネルを抜けて?

わが家の夕めし  池波正太郎  講談社

 何を今さらな国民的作家のエッセイ集だと思われなんですが、うーん、池波小説は多分殆ど読破していないよーな気がする…という情けなさ…しかも斜め読み…だからと言う訳ではないんですけど、てっきり時代小説作家と思っていました…最初は現代(?)小説書いていらっさったんですねぇ…時代小説で初めての長編が真田騒動だったとは、今からすると何か意外で、でも聞けば納得するとゆーとこか(笑)

 さて、タイトルがタイトルなのでこれは作家のご飯の話になるかなぁとこれまた思ったら、実に雑多なエッセイかなぁ?もちろんご飯の話もあるし、旅行(講演会?)の話もあるし、これまたちょっとした時代小説の短編並のお話もあると、日常の雑記的なエッセイかなぁ?今だとブログ的か?はたまたツイッター的か?みたいな(笑)

 本書では歴史エピみたいな話もチラホラ出てくるのですが、やはり圧巻なのは西郷隆盛のとこかなぁ?維新の志士の中では一人だけ聖人という感じだもんなぁ…政治は清濁あわせのむ位じゃないと務まらないから、こーゆー高潔な方はどー転んでも長生きできないよーな気が…むしろ西郷さんは宗教家としての方が似合っていたんではないかなぁと、ふと思い…結局、残りの明治の君臣の方々は権力に溺れて二橋を巡っているだけだもんなぁ…

続きを読む "太郎山のトンネルを抜けて?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月 7日 (金)

概念という概念?

私家版・ユダヤ文化論  内田樹  文芸春秋

 世の中っていう奴はぁーと溜息つきたい事柄に満ち溢れているけれど、この問題を正面から論じるのは、20世紀の総括的意味合いで避けて通れない道なのかなぁ?と…心あれば、と但し書きがつきそーだけど(笑)

 本書はまず頭に、これは真実の物語であるとかつけたら物凄い事になっていたよーな気がするが(笑)どちらかというと、これは例外の物語であるの方が近いよな?その点タイトルに私家版とついているだけあって、私的な考察の一つと見るべきなんでしょねぇ…ただ、ユダヤ問題については、それこそ人の数ほど異論がありそーで、こちらが私家版No.1なら今ならNo.70億までにあるんだろぉかと(笑)

 で、まぁ本書である、が、私的には騙されたと思ってまずは読んでくらはい、と薦めるしかないよーな(笑)何とゆーか、太平洋のど真ん中で溺れているよーな感覚になりますが、ついでにそこには藁はありません(笑)浮くも沈むも泳ぐのもあるかもしれないし、ないかもしれないし、このどっちつかず感というか、奥歯にものがはさまっている感が、本書の醍醐味かも(笑)取りあえず、著者自身が後書きで「私のユダヤ文化論の基本的立場は「ユダヤ人問題について正しく語れるような言語を非ユダヤ人は持っていない」というものである」ですから…

続きを読む "概念という概念?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月 6日 (木)

人の作った料理はおいしい(笑)

あの人の食器棚  伊藤まさこ  新潮社

 タイトルが意味深ですが、取りあえずキッチン訪問かなぁ?ついでに何か一品作って、ご飯タイムというか、その家の日常を切り取る感じか?なので、食器棚拝見というよりは、お友達をエッセイ風に語っている雰囲気で、でまぁ登場してくる方々が、団地住まいの専業主婦とか、八百屋のおかみさんというのではなくて、エッセイストだのマンガ家だの小説家だのブランドオーナーだの写真家だの木工家だの陶芸家だの料理研究家だのetc.と何とゆーか、ハイソか、もしくはクリエイティブってノリで、そりゃ台所ではなくてキッチン、そのまんまほったらかしてあるなんて人でも、美しいかろー(笑)

 例えば、日常にリチャード・ジノリを使う生活…ただの真っ白い皿でもジノリですからねぇ…他にも殆どがもらい物だという棚の中身は勿論100均なんて事はなく、どこぞのマグカップとかがズラリと並んでいたり…陶芸家のお家では自作の器だったり、棚はともかく庶民とは中身が違う(笑)

 でもって、その棚もたいした物ではないと、お家に作り付けだったり、自作だったりもあるんですけど、とっこく製だったり、アンティークだったり、棚だけでドラマあるんですよねぇ(笑)

 で、日常に増えていく物たちというか、そーゆー日常はいずこも同じと見えて、「本当はね、ものがないすっきりとした食器棚にも憧れるんよ。でもね、やっぱり手に入れた時の思いが詰まっていてなかなか片づけられないんよ」(@石村)はよく分かる(笑)物を捨てられるという事はリセットできる人なんだろなぁと…

続きを読む "人の作った料理はおいしい(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月 5日 (水)

もっと、窒素を(笑)

大気を変える錬金術  トーマス・ヘイガー  みすず書房

 サブタイトルが、ハーバー、ボッシュと化学の世紀でして、この副題で分かる人は分かる話かな(笑)いやー、何というか巷でよく言う、ドイツの化学は世界一ぃーっとゆー雄叫びはあながち嘘でないというか…本書を見るとそれは至福と悪魔の囁きのよな…時代が悪かったという言い方は安易にしたくないんですが、でも間が悪いのは確かのよーな…いえ、当事者の方には笑いごとではないですけど…

 事の起こりは、ご飯が食べたいですかねぇ…19-20世紀にかけての問題は人口増加と食糧問題で、はっきり言えば人が増えれば人は飢えるんですよ…となると食糧増産体制に入るしかないんですけど、これまた作物を続けて作れば土地は疲弊していくだけなんですよ…で、結局、もっと肥料を、もっと固定窒素をの世界に突入し、その答えを出した人たちの話かな?と…

 詳細は本書をドゾ。壮大というか、壮絶なドラマです。男の野心と、仕事と、化学と経済が混然一体となって怒涛へ突き進んでいく感じでしょか?で、本書の主人公の一人はユダヤ系の化学者のハーバー、も一人が化学者というより工学者じゃないかの後のBASFの経営者となるボッシュなんですねぇ…どちらもノーベル賞受賞者だと…

続きを読む "もっと、窒素を(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月 4日 (火)

北から南から(笑)

Bakery book  柴田書店

 柴田書店MOOKとあるから雑誌の別冊なんだろか?コピーは、ニューコンセプト続出-日本のパン屋はここまで変わった!とか、トップベーカリーの店づくりと商品を徹底解剖!-シェフのオリジナルパン、レシピ完全公開とかありまして、本書的にはお店紹介がメインかなぁ?ただ、他とは違うのはパンだけじゃなくて、粉の話が出たり、お店の店内図(設計図)があってパン作りの作業のしやすさとお客さんの動線が考慮されたりしているとこでしょーか?てな訳で本書のメインターゲットはもしかしてセミ・プロの人たちかなぁ?予備軍というか?

 A4サイズ位の判型で、写真多めの構成ですので、見やすい本かな?写真も綺麗だし、いかにもプロって感じだしなぁ(笑)でもって、雑誌形態だから、広告も掲載されていて、それもとても新鮮だったなぁと…いえ、業務用オーブンなんてこんな時でもないと見ないですから、それにしても粉の種類といい、世の中たくさんあったんだなぁと…よく考えたらお米だってこれだけブランドがあるんだから、小麦だってあるよね?いやぁスーパーだと薄力粉と強力粉位しか区別ないからねぇ…まぁスーパー何とかとか、○○特別仕様とかも時々見かけるけど、それでもお米に比べたら小麦の種類はとても少ないよな?一度、日本で手に入る全ての小麦粉の種類ってのを生で見てみたいものよのぉ、越後屋ってか(笑)

 個人的には後半に掲載されていたパリ(ル・ブーランジェ・ド・モンジュ/ル・カルティエ・デュ・パン/ポワラーヌ)とNY(エイミーズブレッド/サリバンストリート・ベーカリー/ブーレーベーカリー&マーケット/ブルーリボンベーカリーマーケット)のパン屋さんのとこが、はーへーほーでしたが(笑)基本的にパン屋さんの店内って世界的に似たよーなもんなんだなぁと思いつつ…それにしてもパリのパン屋さんのお言葉「よいパンとは、おいしくて、保存のきくパン」とは、ハードがメインとはいえその日の内にお召し上がりくださいの日本とは違うんだねぇと納得(笑)

続きを読む "北から南から(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月 3日 (月)

かっこめかっこめ(笑)

人気シェフの創作丼+ご飯料理  旭屋出版

 本の判型がA4と大きいので、何とゆーか写真の大きさに迫力ありますのノリかなぁ?本の前半が12人のシェフによる創作丼が並んでいる感じで、後半は関東の飲食店の丼がピックアップされてると、そして最後に日本全国の丼が駆け足でついているかな?レシピが掲載されているのは前半のみなので、後半は雑誌的なノリに近いかも?

 個人的には丼で一番スタンダードなのは親子丼なんだろなぁと思うんですが、親子丼、簡単な割には自分で作るとなると難しいんですよね…いえ、丼は出来るにはできるけど、こーイマイチな出来…鶏肉が固かったり、卵に火が通り過ぎたり…ジャストなタイミングってこれプロの技なんだろな、と…さて、本書は創作丼なので親子丼も豆乳親子丼(@なすび亭/恵比寿)が掲載されています。鶏肉はもも肉だけでなくつくねも入っているので食感が違って面白いのか?玉子とじ方が下手な己としてはこの丼のいいところは黄身をそのままのせているとこ…生なら間違いなしってか(笑)

 他は安曇野産地鶏のラグーの親子丼(@恵比寿DAL-MATTO/恵比寿)でしょかねぇ?こちら素材が全てサイコロ状になっていて見た目も面白いと思いまする…しかもこちらも卵が温泉卵をのっけているのでとじ方で悩まなくていいーんだ(笑)

続きを読む "かっこめかっこめ(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月 2日 (日)

ぼーやだからさ(笑)

ロジスティクス  谷光太郎  同文書院

 サブタイトルが戦史に学ぶ物流戦略なんですが、戦史といってもここ150年位の話がメインかなぁ?でもって、ドイツやフランス、ロシアも出てきますが、結局はWWⅡの日米に行きつく模様(笑)近代戦はもー物量でええんちゃうの世界かな?

 さて、ロジスティクスとは何ぞや?と言うとシステムの物流管理という事になるらしい…本書によると「英語のlogisticsという言葉が初めて文献上に現れるのは1879(明治11)年。もともとフランス語のlogistiqusから派生した言葉である。その語源はlogerで、これは英語のquarterやlodgeと同じく、いずれも宿営を意味する言葉だ。軍隊の宿営所を準備したり、食糧の運搬を担当する士官を英語では昔からquartermasterといったが、このクォーターは宿営を意味している」そな…そしてこれが「武器の発達や、戦争の大規模化に伴い、19世紀になると補給関連業務は後方での施設の建設、補船ルートの解説と防御、病院の運営などと拡大し、それらを全体として効率よく管理することが必要となった。このため、従来のクォーターマスターの職務よりも、より高度の概念が必要となり、ロジスティクスという言葉が生まれたのである」とな…類語的か派生語的かで、輜重とか、補給とか、後方とか、兵站とかあったりして(笑)

 孫子の兵法的に言えば「軍に輜重なければ則ち亡び、糧食なければ則ち亡ぶ」ですか…よーは腹が減っては戦は出来ぬに尽きる気がするんですが?まぁそれを軽視して滅んだのが戦前の日本軍で…特に本書的には陸軍、の参謀達がリアリストでなかった模様…うーん、実務家的な例として秀吉や信玄が出てきますが、「武田信玄はいわば俗物である」と断言して「武田信玄の作戦は合理的なものであった。毎年の初めには、配下の武将たちに今年の戦の場所やねらいなどを存分に意見具申させる。そうして、今年はどこへ進出するか決めると、再び、そのための方策を衆議させる。今でいう図上演習も盛んにやる」と…そして「食糧その他の後方の検討はぬかりなくやる。だから出陣する武将はその作戦の利害損失をよく知ったうえで戦にのぞむことができた」そな…

 信玄パネェと驚く前に、日本人的にはこーゆーリアリズムはあまり好まれないよーで、日本人的に好むのは謙信の神がかり的な戦法とか、楠正成的なゲリラ戦とか、敗者の美学とかのノリらしい…物量で圧倒するなんて現実主義は美学に反するって事なのか(笑)

続きを読む "ぼーやだからさ(笑)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月 1日 (土)

ミズカラキタルナリ?

自来也忍法帖  山田風太郎  文春ネスコ

 忍法帖シリーズを読破の旅、今回は自来也となりまして、舞台は主に伊勢・志摩・伊賀上野?なんでしょか?主に今で言う三重県、藤堂藩のお話となる模様…ご先祖様はあの藤堂高虎…戦国時代を上手く立ち回った人としてはトップレベルじゃね?なイメージですが、ここでの時代はかなり下って徳川家斉のご時世…

 さて、今回の黒幕は一人は中野播磨守清茂、またの名を向島の御隠居、石翁、元旗本の一老人、そして将軍家の寵姫お美代の方の養父…お美代の方には三人の子供がいて、内二人の娘は加賀と芸州に輿入れ済…何にせよ、将軍の第一の寵愛をうけた娘がいるのだから権勢は思いのままでござるというとこらしー(笑)

 で、今一人が、服部蛇丸、伊賀忍者にして、服部郷の首領、これまた許嫁を藩主の御国御前とし、これまた藤堂和泉守の寵姫となり一子竜丸二歳の母でもある綱手様…そしてこの女性も服部郷の娘という事は伊賀者だと…

 事の起こりは、その藤堂和泉守の嫡男が江戸城で怪死したところから、お家断絶騒動に…黒幕二人の思惑はそれぞれに違うから、ひと騒動は当たり前(笑)

続きを読む "ミズカラキタルナリ?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »