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2012年9月18日 (火)

賢壁清野の策?郷勇団練の法?

城と隠物の戦国誌  藤木久志  朝日新聞出版

 タイトルそのままの本なのですが、トーシロ的にはマテリアルな建築としての城とか、隠物というとむしろ忍者屋敷みたいなのを想像したりするかもなんですが、ここで言う城と隠物って、避難所と避難物資の話になるよな…何せ100-150年も続いた乱世の世ですから、普通にいつもどっかでどっかんどっかんかと(笑)で、そーゆー時の農民や町民といったパンピーな人々はどーしたかとゆーと、寺社に逃げる、城に逃げる、山に逃げるだったらしい…危機管理マニュアル発動ってか…アジールへGoとか(笑)

 そんなわけで、領民は皆とるものもとりあえず逃げ込んだらしい。城でもお触れとか出していたりする時もあるし、例えばもーすぐ敵が来るから逃げなさいとか(笑)で、パンピーはご飯持参とか、子供だけ抱えてとかでやってくると…で、寺社なんかはその持ち物の量でお布施というか宿代?もしくはかくまい料を取ったり、普請とかお願いしたり、城の方も農民がいなくなったら土地を耕す人がいなくなる、税がとれなくなるとゆー切実な理由もあったけど、城の修理なんかの普請もお願いしていたみたいで、ある意味相互扶助の関係か?

 で、隠物の方ですが、こちらは逃げる時にはもー緊急事態発生なんでいち早く移動しないといけないとなれば、お金とか、証文とか、いわゆる財産系とか、種もみとか、家財道具とか、食べ物とか、普段から安全なとこに預けていたらしい…勿論、自分家の地下に埋めるもあったんですが(笑)で、預け先がこれまた寺社…とか裕福なお家だとか…一応、これらは預かり料とか請求しないのが慎みというか、信用問題だったらしいけど、勿論預けた方はいくばくかのお礼はすると…ここにも相互扶助があるんですねぇ…

 アリス的に戦国時代…アリスなら大阪夏冬の陣かなぁ?何せ真田山高校ですから、日ノ本一の兵と言われた真田雪村…戦国時代は才能ある人をやたら無駄使いしていた気がしないでもないんですけど、でも本人たちにしてみたらロマンなんでしょかねぇ?まぁ男の野心かもしれないけど(笑)

 さて、そんな戦国時代サバイバル、隠すといってもこちらも戦時が終わると雑兵なんかが盗賊に早変わりで、地面の下に隠されていた財産を見つける才能も雑兵の分だったみたいで…まさに隠し所もいたちごっこ?というか知恵比べ?また、負けた土地の寺社とかにも預かってるもん出せと、武将側から請求があったり、なかなかこの辺りの丁々発止も預かり人の裁量が試される時ですか(笑)

 そんな訳で、庶民はこんな風にして逃げてますみたいな記録をあのルイス・フロイスも書き残しているし、何より多門院日記が凄すぎる…筆マメな人っていたんだなぁ…後、地下に隠すですけど、単に土に埋めたではなくて、地下壕を作成していた模様…その後が今も残っているそーで、時にはそれがトランクルームにもなるけど、避難所にもなると…応仁の乱後、雨後の筍のよーに増えた模様…農村でそれって…もしかして日本は穴ぼこだらけなのか(笑)

 最後に、アリス的にちょっと面白い話を…奈良の興福寺の預け物ににわかに鶏と猫が増えるとな?とゆーのも織田信長が鶏と猫を集めにやってくるという噂で、そーなったとか…この時代、鶏はともかく、猫を庶民も飼っていたんですねぇ…でもってそれも預け物にする程大切な物だったんですねぇ…それにしても信長、鶏はともかく、猫をどーするつもりだったんだろぉ?単なるデマか?それとも三味線か(笑)チキンはどっちかとゆーと、伊達政宗の好物だったよーな記憶があるんだが?

 目次参照  目次 文系

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