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2012年9月19日 (水)

本当のことを言う人間は組織では疎んじられる(笑)

大津波と原発  内田樹 中沢新一 平川克美  朝日新聞出版

 さて、お題が全てと語っているよーな気がしないでもないですが、どゆ本というとラジオディズという番組派生本かなぁ?鼎談集ともいう、か(笑)何それという前に、この面子を見ただけで分かる人は分かるんではないかと(笑)こちらの方が余程、日本の未来の話をしようというタイトルにふさわしい気がするのは気のせいか(笑)いや、まず、気は心という事で(笑)

 でまぁ、どーゆー話が進行しているかというと、これまた司会進行役の「いろいろなところでいろいろな人が発言しているんだけれども、短期的にどうしろああしろという話が多いのではないでしょうか。それはそれで必要なことですが、ここでは、目に見えないところで本当はなにが起こっているのかという視点から、今回の問題を考えてみたいと思います」(@平川)に尽きるよーな(笑)

 でまぁ、タイトルの津波より原発ですかねぇ…いります?いりませんか?それは分かりませんの時期をすっ飛ばして、イラネになったと見ていいのか(笑)というより使いこなせるのか、おんどりゃーとなったのか(笑)まずは今回の件で「東電の対応を見たり、原子力科学者たちの発言を聞いていてわかることは、ほとんど無策だというのが本音です」(@中沢)にこれまた尽きるよーな…更に「テレビに登場してくる原子力科学者たちを見ていると「この人たちはひょっとしたら、原発のことをよくわかっていないんじゃないのか」と思うくらい、見識がない」(@中沢)中の人などいないになるのか(笑)

 アリス的に津波となると蝶々になるのかなぁ?地震も入れば残酷な揺り籠も入るんだろーけど、どだろ?原発は海奈良になるのなぁ?赤星すわんのとこで…うーん…後はメディア系となると、地震当初では復興と書いてはいかん、復旧じゃ馬鹿者という話だった模様…「その段階での日本のメディアの空気というのは、「復興」を語ることについて抑圧が働いていたということなんだ。システムのおおもとは傷んでいないんだから、元のままに戻ばいい、と」(@内田)何かもーメディアも等しく東京中心主義なんですねぇ…

 更に「ぼくがちょっと腹を立てたのは、メディアの諸君というのは、新聞社の人にしても、出版社の人にしても、いちはやく自分の妻子は疎開させているんだよ」どゆ事というと、「自分は黙って妻子を実家に帰している連中が、東京を離れようとする人たちのことを茶化したり、非難がましく報道したりしているという点なんだよ。ジャーナリスト自身の生活実態と紙面構成がまるで乖離してるじゃないか」(@内田)というのが現実みたいです…メディアの話に説得力がないのは、それか(笑)

 誠意という点では「大多数の人がそういうふうに動くんだろうと思うのね。だけど、そのときに思想が死ぬというか、言論でメシを喰ってる人だとかは、やっぱりそれまで自分が平時に言っていたことを、コロッと変えてはいけないと思うんだよね」(@平川)かなぁ?正義とは何かってか(笑)

 もー一年と半年過ぎましたが、本書が懸念している通り、「これからしばらくすると、今までどおりのラインでいきましょうという人たちが、ワァーッと大きな声で発言して、なにがなんだかわからなくなってしまう可能性があります」(@中沢)とか、「一方で原発をやめたら耐久生活というかね、「薪と石油で暮らすのか?」みたいな脅しがあったと思うんだけど」(@平川)とか、「地球温暖化を防止するために、二酸化炭素の排出を減らして、人口を支えるには原発しかないという議論が進んできた」(@中沢)とか、何もかもがリターンってか?

 で、突き詰めると「クラフトマンは「危険なものは危険です」って言うのが仕事で、ビジネスマンは「多少危険でも利益が出なきゃ話にならん」て言うのが仕事で。これはさ、ある意味専門的な分業なんだよ」(@内田)に尽きるかな(笑)

 そんな訳で「原子力安全・保安院の方にしてもそうですし、東電の方たちもそうですけれど、出てきてしゃべる人たちの多くは、原子力の専門家ではないということです。ちょっと意外でした」(@中沢)「しかし、東電などでも、初期の原子力技術者には、相当に優秀な人たちが多かったと思うのですよ。その方たちは原発や放射性廃棄物の危険性も含めて、リスクについてもいろいろ考えている方たちがいて、その人たちがおりにふれて提言をおこなっていたんだけれども、だんだんとそういう人たちは煙たがれて、排除されてきたという歴史を聞いたことがあります」(@中沢)出世したいなら~イエスマンがいいよねぇ~ははは

 かくして「日本のエスタブリッシュメントには申し訳ないけれど、原発のような危険なテクノロジーを扱うような知的な訓練を受けていないから、っていうのがぼくの原発反対論の根拠なの。原発に反対する特段の科学的根拠があるわけでもなく、純然たる人間観察に基づくところの原発反対論なのだよ」(@内田)は、説得力ありすぎーになるんでしょか(笑)

 さて、原発とは何ぞやではないですけど、見かけから見た原発となると「フランスの原発のデザインってやっぱり神殿だよね」(@内田)だそーで、「インドの原発って見たことあるんですけれども、それはなんとシヴァのリンガの形しているんです」(@中沢)いやはや、スゲェの世界なのか(笑)

 さてさて、これからという事で放射性物質の汚染された土地、土壌の浄化に取り組むべしあるんですが、「国家的な資源を集中的に投入していって、大きなプロジェクトを立ち上げていけば、かなりの土壌改良はできると思うよ」(@内田)に「これを研究するには莫大なお金がかかるだろうし、東電は金を出さないだろうし」(@平川)はけだし名言か(笑)

 「まあ願わくば、もっと柔軟性のあるというか、ちゃんと自分の頭で考えられる人が出てきて、少なくとも紙に書いたものを読んでいるんじゃなくて、こういうときこそちゃんとやれればいいなとは思いますけどもね。でもそういう人は政治家になってないでしょう」(@平川)に終着するのかなぁ(笑)この丸山眞男も後藤新平もいない世界で…

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