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2012年9月24日 (月)

日本の海の人だもの…

東日本大震災 そのとき海上保安官は  ㈶海上保安協会 編著  成山堂書店

 普段、あんまり海保を意識した事がないんですけど、イメージ的にも海保って海のパトロール位の甘い考えでいたら、何だか凄い事になっている模様…考えなくても日本って四方を海に囲まれているんだから、守備範囲とても広いって事だったのね…むしろ、これは海の何でも屋さんなのか?

 さて、その海保の皆さんですが、3/11当日からそれぞれの隊員の皆さんの手記というか、ドキュメンタリーというか、日記というか、告白というか…こー言っては元も子もないんですけど、皆さんトーシロですから、文章的にはアレなんですけど、奇をてらっていない、技巧をこらしていない、素のままの文っていうのは、逆にくるものがあるのだなぁと…臨場感が違いますと…

 サイズ的にB5版位あって、ハードカバーの写真集といったノリですが、写真のインパクトも半端ねぇーなのに、文も半端ねぇで、何か日本人として身につまされる本かも…それにしても海保の皆さんの前向きさも半端ねぇなぁ(笑)

 アリス的に地震で、蝶々と残酷ながありますが、本書は実際に昔のチリ地震やこの前のチリ地震とか知っている人がいたりするとこ…歴史は繰り返す、地震も繰り返す、経験も繰り返すんでしょか?

 この手の本程、取りあえず本書をドゾ。以外の何があるというのか?ちゃちな読後の感想なんてぶっ飛ぶ話ばかり、まさに事件は現場で起きているんだぁーっ!そのものですから…本書の目次だけで、胸がいっぱい、お腹いっぱいになりますから…「津波がくる、早く帰れ、急げ!」「瓦礫の黒い流れ、空港をのみ込む…」「これは、普通じゃないぞ」「世界は一変していた」「舵、効きません」「心の準備はできていた」「早く逃げろ、死にたいのか!」「津波の襲来を予感…」「ここにいては助からない…」「誰もどうすることもできない」「シナリオにない対応の始まり」etc.頭から順に並べてみただけでも、凄い目次だと…高見のメディアじゃなくて、その場にいた人の科白ですからねぇ…自然、重みが…それが31編並んでいるんだぜぇー、壮観すぎて何も言えねぇ…

 もー本当に詳細は本書をドゾ。でもって、トーシロが想定は甘いと思い知ったのが、現場の今の話し…「猟場が傷んでいる。船が流されるなど漁業者が海に出られなくて目が届かない中、密漁がはびこっている。密漁は暴力団の資金源になっていて巧妙化している。取締りを期待されており、厳正に対処したい」の件で…そんな火事場ドロボーいたんかぁーと、世情に対する己の甘さに気付く始末…

 それにしても灯台に光がある、という、ただそれだけで普通について考えさせられるとは…日常とはまさに光あれなんだなぁ…

 目次参照  目次 国内

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