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2012年10月25日 (木)

読書の秋(笑)

身体の文学史  養老孟司  新潮社

 どゆ本かというと、タイトル通りなんだろか?文学と身体ってあんまり関係なさそーだけど、実は関係あったのか?本書によると脳と肉体のつばぜり合いの気がしないでもないが、まあ明治のご維新っから、眺めてみようかなぁ…それ以前の江戸、中世、そして平安も出て来るには出てきますが、本書のメインというより前菜的か?

 で、取り上げられている作家は、夏目漱石、芥川龍之介、志賀直哉、徳田秋声、森鴎外、深沢七郎、きだ・みのる、大岡昇平、山本七平、三島由紀夫という、日本人なら知らない人はまずいないビックネームがズラリ…

 本書の動機的なものといえば「明治以降の日本文学が、身体をどう扱ってきたか。私の基本的関心はもちろんそこにある」でしょかねぇ…小説の中の人は、脳な人であるとゆー…詳細は本書をドゾ。かな?江戸の昔から日本って脳化社会だったんですよ(笑)

 特に、これはまさに日本だわと膝を叩いたのが「批判は論理的批判ではなく、批判者の倫理道徳的判断と理解されてしまう。だから、批判された相手が怒る。それは自然科学であっても、じつは同じことである」ですかねぇ…結果、たいていの場合は感情的になってケンカになると…それは論理的ではありませんね、の世界か(笑)

 アリス的に文学…アリスも作家ですからねぇ、明治の文豪は読破していると思うのですが、どだろ?ミステリの場合は身体というと、死体にいきつくよな…まず事件ありきですけん…

 他にアリス的というと「スウェーデンでは、ポルノグラフィーは解剖学の問題だが、エリカ・ジョングは、わいせつとされるという」だそで、そーなんですか?ヴェロニカさん?ちなみに「北欧は日光が乏しいから裸でいる機会が必要である。ゆえに裸に寛大なのだ。この種の機能論は、あらゆる社会的「見なし」装置の解釈として、煩雑に利用される」とな…スウェーデンで裸というとサウナ位しか思いつかないんですけど…

 後はスイス時計つながりではないですけど、スイス人が犯罪者だった場合、国際指名手配にしても捕まらないと…「故郷の村に帰ってしまうと、捕まらないという話を読んだことがある。皆で隠してしまうらしい。部落から縄付きを出さないのである」だそで、インターポールもまっつおな世界が未だに…

 ちなみに日本も昔はそーだったよーで、山間の村落では日常だった模様…「部落では、駐在と税務署に関わりあいを作らないという」…殺人者を村人全員が知っていても黙秘すると…まぁミステリーは都市の世界観があってこその世界だからなぁ…

 さて、本書のメインテーマについては本書をドゾですね。肉体を消すという感覚が自覚ないだけに、それをまず想定できてから、もう一度その文学を見よ、の世界かなぁ?文学が、その時代、社会を鏡にしているよーで、結局、日本という国だものに行きつくんでしょかねぇ…

 目次参照  目次 文系

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