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2012年10月24日 (水)

粒子の世界?

フェルメール光の王国  福岡伸一  木楽舎

 フェルメールを求めて三千里の旅の本ですかねぇ?現在、フェルメールの作品は37品残っているそーなんですが、それは見事に世界各地に散らばっていて、まっ美術館に保管されているものならば見る事も可能ですが、個人所蔵だともはやどこにあるのかもわからんとゆー事になっているそな…で、本書はパンピーでも見れるモノホンのフェルメール見学ツアーでしょか(笑)ついでに言うとフェルメールの出身地デルフト(蘭)には、フェルメールセンターとゆーのがあって、37作品の複製画があるそーなので、見よーと思えば見れない事はないとゆー事でもあるのか?

 と、まぁこだわりのフェルメールの旅はハーグへと…勿論マウリッツハイス美術館でございます。で、そこにはかの有名な真珠の耳飾りの少女(またの名を青いターバンの少女)があると…ついでアメリカへ、ちなみに米には半分近くの15点があるそな…で、もう一つ、ワシントン国立美術館にはフルートを持つ女があって、これがまだ審議中らしー…真贋の程はどちらに傾くのか?本館の学芸員によると本物だという事になるらしーけど(笑)

 うーん、現物を見ないと何とも?な世界ですが、本書の一番良かった探しは、写真が多い、というのと(笑)それ以上に美しいかな(笑)いやーカメラマン素晴らしス、これは写真集にした方がいいんではないかとゆー出来っ非常にクリアな画像かなぁ?

 アリス的にフェルメール…ダリじゃないし(笑)どちらかというと天農画伯の方が近いのか?同じ蘭ならエッシャーの方がアリスの好みかなぁ?トリック的な意味で(笑)ただ、フェルメールのミクロな視点って、ミステリに繋がると思うのは気のせいか(笑)タイトル的意味合いでいったら赤い帽子の女(ワシントン国立美術館)なんか、どだろ(笑)

 ガラス越しではなくて直に見られるという事でフリック・コレクション(NY)なんかどでしょ(笑)ただし近づき過ぎるとアラームが鳴るそーですが(笑)肉眼で確認できるのはいーなと思いつつ、こちらだからなのか10歳以下の子供の入館禁止らしー…

 ニューヨークでメジャーどころというとメトロポリタン美術館という事になるのか?ちなみにこちら個人の寄贈が主らしく、「プレートには必ず寄贈者たちほのクレジットが入っている。これを読み解くのもメトロポリタン探訪の面白さの一つである」そな…

 さて、フェルメールの旅で面白いのはバッキンガム宮殿にある「音楽の稽古」ですかねぇ…こちらを見るのは「女王が夏季休暇でバッキンガムを不在にする期間だけ公開され、見ることができる」とな…フェルメールに会う為には場所だけじゃなく時間指定まであるのか(笑)

 フェルメールを読み解くでは手紙を書く女と召使(アイルランド国立美術館)のメイドの描き方でしょか?当時のメイドのイメージとしては、怠け者、好色、意地悪だそーで…そんな人を屋敷内におかないと家の中が回らないって、中世大変だったんだなぁ…しかし、フェルメールの絵画的には「定型的なものではなく、わざと意味のとれないものとして絵図いています」と「フェルメールは意図的に、意味をそらせつつ意味ありげな謎を紡いでみせているのです」とな…ちなみにこちらは晩年の作品なんですが、「彼はなお描き方や視覚効果について終わりのない実験を続けていたのだと思います」って、画家かくあるべしってか…

 本書は豆知識も満載で、今でもNYわ代表する世界的画廊のノードラー・アンド・カンパニーとか、ヴァージナルとは小型のチェンバロの事だとかありますが、仏のエリートとは何か?のとこかなぁ(笑)、まず首都パリにいること、それもLLGの校区であるパリ4区、5区に住んでいること。LLGから入学許可がおりること。バカロレアを取得するのは当たり前で、LLGに併設されているブレバ(クラス・プレバラトワール)に好成績で進学すること。その進路はグランゼコールへと続き、仏でここの卒業生という事は絶対的に意味を持つと…何か仏のエリートは中国の科挙を思い出させるものがあるなぁ(笑)

 最期にフェルメールの謎については、謎は謎のままという事で詳細は本書をドゾ。なんですが、日本人的にはウィーン国立美術史美術館の名前を忘れてはいけないかと(笑)こちらにはフェルメールの絵画芸術があるのですが、「2008年、日本で開催された大きな展覧会「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」に出展される予定だった。が、急遽、キャンセルされた」そな…

 で、その理由が、1998年に修復した後、幾つか海外に貸し出したが「その後、絵画のコンディションがあまりよくない、壊れやすい状態であることがわかった」そで、「できるだけ館外に出してはならないという結論」になった由…更に、「日本での展覧会のときは国からの許可が下りなかった」そーで、「今後10年、この作品が外に出ることはないでしょう」と言われても(笑)さすが、ウィーンはウィーンて事なんでしょかねぇ…

 目次参照  目次 文化・芸術

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