« もっと、色を(笑) | トップページ | 平家なり太平記には月も見ず… »

2012年10月 5日 (金)

その時地下では…

東日本大震災を解き明かす  NHK「サイエンスZERO」取材班+古村孝志+伊藤喜宏+辻健 編著  NHK出版

 地震とは何ぞや?というお題から始まって、今回の東北の地震と津波について説明し、更に今後の南海トラフについて語る本かなぁ?ちなみに東日本大震災は世界史上、チリ地震(M9.5/1960)、アラスカ地震(M9.2/1964)、アンドレアノフ地震(M9.1/1957)に次ぐ、四番目の大地震という事になるそーな…

 でもってマグネチュードって0.2大きいとエネルギーは二倍になるそーで、そーゆー点から見ると今回の地震は、兵庫県南部地震(M7.3)と比較して「約360倍のエネルギーを持った地震だったことになります」もはやデカっと言う表現でいいのか?どーか?…

 さて、大きい地震が起きるには「広大な震源域で断層が大きくくずれる必要があります。東北地方太平洋沖地震では、従来から存在が知られていた5つの震源域(三陸沖中部、宮城県沖、三陸沖南部海溝寄り、福島県沖、茨城県沖)が連動する形で地震が発生し、南北約500km、東西250kmという、とてつもなく広大な震源域で断層破壊が起こったと考えられます」だそな…しかーし、「この5つの震源域は、従来は連動しないと考えられていました」とな…

 もう一つのポイントは津波でして、こちらも波高、遡上共に記録的な大きさだったと…何故これほど大きな津波が発生したのか?てな訳で東日本大震災は、量的にデケェだったが、質的にもスゲェという事なんでしょか?とゆーお話かな?

 アリス的に地震というと、蝶々か、残酷なになると思うんですけど、もー日本人は地震とは切っても切れない関係だからなぁ…ちなみに「日本の気象庁は1年に約12万個、1日平均約320個もの震源を決めています」って…1時間当たりに13-4個って…ある意味日本は地震の国の人だもの、なのか…世界中で発生している地震の一割は日本で発生してるって、ホントなんでしょか?

 ちなみに世の中には地震が一回も起きた事がない国もあるそーな…それがどこかと言ったらばスカンジナビア半島の国々とかだそーで…ヴェロニカさん、大丈夫だったんだろーか?あのログハウスは福島にあったはずだが…

 これまたちなみに、地震にもサイクルがあって、「日本海溝で繰り返す大地震の頻度は、およそ50-100年に1回、南海トラフで起こる大地震は100-150年に1回となります」なのだとか…まぁこれはプレート境界型地震のお話…

 更に日本には活断層型の地震がある訳で…それにしてもこの辺りの表現が日本人的だと思うんだけど「放出するエネルギーも比較的小さく、最大でもM7程度です」と言い切るとは…ちなみに活断層地震は1000-1万年に一度位の割合なので起こる程度も低い気がするけど、日本には分かっているだけで2000本以上の活断層があるそーな…だから「M7クラスのプレート内地震が、年に1-2回のペースで起きています」って…

 さて、マグネチュードは1大きくなると発生する地震の数は1/10になるそーで、日本ではM7クラスの地震が年に1-2回あり、M8クラスの地震が10年に1回程度発生しているとなるそーな…

 これまたちなみにマグネチュードの最大値ってM12だそーでこーなると「震源域が1000kmにも広がり、地球が真っ二つに割れるほどの規模であり、原理的にこれ以上のマグネチュードの地震は地球上では起きません」って…パネェじゃ済まないよな…

 そして今回は津波の被害が甚大でしたが、津波の速度って遠洋ではジェット機並みの速度(時速800-1000km/h)って…上陸してからもオリンピックの短距離走者並の速度って…「流速や成分は、いったい何によって変わるのかといえば、とりもなおさず波の高さによって変わるのです。波が高ければ高いほど流速は速くなり、巻き込む岩石やがれきの量も多くなり、崩れ落ちる瞬間の破壊力も増していきます。今回の大津波が異様な破壊力を持っていたのは、一にも二にも、波高が高かったからにほかなりません」ってうわー…

 さて、これまた実に日本的だと思われの「東京大学地震研究所の古村孝志教授らは、全国約1800か所に設置されている世界最高クラスの地震観測網、防災科学技術研究所の高密度強震観測網のデータを用いて、東北地方太平洋沖地震の揺れが日本列島全体に広がっていく様子を可視化しています」だとな…今回の地震では最大2933ガルが記録されているそーで、ちなみに観測史上最大の地震加速度は岩手・宮城内陸地震(2008)で4022ガルだとか、こちら世界一大きな地震記録としてギネスにも載っているとか…

 それにしてもスパコンで仮想地球をつくって予知研究していたり、研究者もあの手この手で迫ってはいるものの、事実は小説より奇なりというか、想定外は起きるとゆー…今回の地震ではこの言葉をよく聞いた覚えがあるけど、地震学者の皆様は過去に縛られていたとゆー事でしょかねぇ…ついでに言うとそれについてもどこぞの方々と違って敗因を素直に認めていらっさいます…下を向かずにと言っても地震だから目線は下か?自然に立ち向かうってこーゆー事なんだなぁと…結局日々の積み重ねというか、南海トラフのよーに「同じエリアで発生する地震が1000年以上にわたって記録されている場所は、世界中を見回しても南海トラフ以外に存在しません」となる訳で…これが未来の日本人の一助になってくれる事を願うばかりです…

 そして今回の地震についてもダイナミックオーバーシュートだとサイエンスにも発表したそな…地震、やはり奥が深いという事なんでしょねぇ…

 目次参照  目次 理系

|

« もっと、色を(笑) | トップページ | 平家なり太平記には月も見ず… »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

理系」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: その時地下では…:

« もっと、色を(笑) | トップページ | 平家なり太平記には月も見ず… »