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2012年11月18日 (日)

地下の歴史は都市の歴史を反映している?

ベルリン 地下都市の歴史  ディートマール&イングマール・アルノルト フリーデル・ザルム  東洋書林

 何となく意味深なタイトルにつられて読みましたら…何とゆーかノンフィクここに極まれりな、実にリアルな本かなぁ?都市の地下というと、色々ありそーなイメージで、イタリアならカタコンベとか、ウィーンなら第三の男とか、ロンドンだと地下鉄なんだろか?はともかく、ベルリンにもそれは壮大な地下世界があるに違いないと思っていたら、実は、ベルリン今一つ地盤が軟らかいらしー…ので、地下開発は今一だった模様…上置きの建物でさえ地盤の弱さの影響を受けているんだとか?で、も一つがベルリンって新しい都市だそーで、日本人的には非常に古いイメージが勝手にあったけど、著者によると都市てしての体裁を放つのはドイツ帝国が成立した1871年以降とゆー事になるしー…

 てな訳でベルリンの地下は19-20世紀が中心と見ていいのか?地下的資源というと地下水で、都市と水というのは切っても切れない関係とはいえ、ドイツの場合は取りあえずビールですか(笑)まぁ水が通れば、排水を忘れてはいけないで、下水をどーするかとゆー問題も発生すると…下水道、これも地下ですよね…

 アリス的にベルリン…その内国名シリーズに出てくるんだろーか?ドイツビールの謎とか?ビールは結構あちこちで飲んでいるし、201号室ではドイツ風の居酒屋にも行っている位だから、あると思いますなのか(笑)

 同じアルコールでドイツ、ワインも造っています、飲んでます。という事で、ワインセラーとしての地下というのもあるんですよね。尤も独ではワインって高級品だったみたいで「1580年に出された警察命令は特権的な飲食について定めており、民衆はワイン消費から締め出されていた」とな…とするとモーゼルワインなんて超高級品だったんだろか?

 まぁそれ以外にも保冷・貯蔵用の地下室というか地下蔵ですかの利用もあり、記念碑的な建物の地下室もありなんですが、パンピーとして一番分かり易いのは地下鉄としての地下ですかねぇ…結構、ベルリンの地下もあちこちに地下鉄用の穴ありらしーが、どーも尻切れトンボというか、未使用のもの多しの世界らしー…規格が合わないとか、予算カットとか、計画ぼしゃったとか…どこの国もあるのねぇ…何かもったいない気がしないでもないが…

 後、これはいかにも独的といっていいのか、地下壕としての地下というのもあるんですよね。ええ、防空壕としての地下…今一やばかったらしくて、地下にいくなら建物内の防空室へという政府発表にも皆地下に逃げたとか…何故か地下は安全だと思うらしい…

 更に、これはもーベルリンの過去として避けて通れない東ベルリン、西ベルリン、逃げるなら地下道掘って行けばいいじゃない、と…ええ、大脱走っすよ、奥さん(誰?)この手のパンピーが掘った穴がどれだけあるのかは未だに正確な数は不明って…穴的な話しでは公では米英のスパイ活動で「黄金作戦」でしょかねぇ…東に穴掘って情報ゲットだはともかく、ハナから二重スパイでバレてたって…しかも、その二重スパイの身元を見つけるにも時間かかっているけど、更にロンドン刑務所から脱獄されているし…さすが英なのか(笑)

 個人的にスゲェと思ったのは老人トンネルの件…11人の老人がトンネル掘って脱出したと…年齢が55歳から81歳って…独のお年寄りは元気というか、つおい…しかも最高齢の81歳のじっ様はばれないよーにと、地上で薔薇の手入れをしていたとゆーから、これもスゲェ…優雅に老人がバラの剪定なんてしている下では仲間のじっ様達が突貫工事って…事実は小説より奇なりだよね…

 アリス的には地下ということで犯罪としての地下もありですかねぇ…本書では金庫破りの兄弟とかが出てきますが…ダーゴベルドとか…詳細は本書をドゾ。その他、現代の地下利用というか、交通関係の話しも出てきますが、ここらになると地下開発にこんだけかかったぁーという金銭的なお話になっていくよーな…

 目次参照  目次 国外

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