« 全国では5000以上あるという… | トップページ | 言いたい事もいえないこんな世の中じゃぁー♪ »

2012年11月22日 (木)

事実をありのままに書けば、おかしな話になるという?

ドクター・ヘリオットの猫物語  ジェイムズ・ヘリオット  集英社

 これまた何を今さらな本なんですが、とあるイギリスの動物のお医者さんの猫との日常かなぁ?一応、患畜だったりするんですが、それ以外の接点というか、医師自体が無類の動物好きで、猫好きなとこが下地にあって、ありふれた日常であり、時に病気や怪我や死と直面しながらも、ほんわかとした幸せがあるとゆー事かなぁと…猫がいない生活より、猫がいる生活の方がずっといいに違いないとゆー揺るぎなさが凄いです。

 で、内容は下手な説明より、是非読んでくらはい~時代が20世紀半ばになるのかなぁ?とにかく、古き良き世界のよな(笑)牧歌的でして、イギリスの日常の一端が分かりまする。いかにもイギリス的なエピソードとしては、猫の名前にアーセナルの選手の名前を端から付けている飼い主とか(笑)ありがちだけど、これを名づけている人が女性なんだよね…サッカー、本当に日常にあるんだなぁ、イギリスってば(笑)ちなみにオチ的には、雌猫に選手の一人の名前つけてしまったりして…今なら、なでしこジャパンならぬ女子サッカーもあるけど(笑)

 アリス的に猫と言えば、北白川の猫三匹でしょかねぇ~婆ちゃんの飼い猫なのか?それとも准教授の飼い猫なのか?それが問題だってか(笑)で、この手の本はアリスは勿論アンテナに引っかかっているだろーから、婆ちゃんとか准教授にすすめてそー(笑)フィクション系はあまり読まない准教授らしいけど、猫関係なら別かも?

 さて、著者のヘリオット医師は、動物好きの獣医師ですが、医師としては「ヘリオット君には多くの点で能力の限界があるが、猫を包み込むことだけは人一倍うまい」と評価された男(笑)ここでの、猫包みとは、患畜が暴れないよーに布で保定する事らしい…なる程、猫は治療しているからじっとしていてなんて通じないよなぁ(笑)ちなみに、ヘリオット先生は自身の飼い猫を無理やり治療して、猫に敵認定されてしまうエピソードもあったりして…

 さてさて、当時の猫事情ですがいろいろあったらしく「不運な猫たちはだれからも顧みられないばかりか、あらゆる種類の残虐行為の格好の餌食になっているからだった。銃で撃ったり、ものを投げつけたり、餓死させたり、面白半分に犬をけしかけたりするのだ」とな…あれ程動物愛護団体がしっかりしているイギリスでも、当時の現状はこんな事もあったの世界だったんですねぇ…物や動物や人にあたらないといられない人がいるというのが、問題だってか…これも一つのいじめの発露ですよねぇ…

 もー一つがいかにも獣医師らしい感慨なんですが「私の安全を彼女が気遣ってくれたことだ。動物所有者には稀な特性であるがゆえに、私はそれをありがたいと思った。例えばある調教師など、競走馬の一頭が私を厩舎の仕切り部屋から外まで蹴り出した時、蹄に怪我がなかったかどうかと心配そうに馬を調べたものだし、歯を剥き出して怒り狂うシェパードに発育を阻害されたような小柄な老婦人は「この犬にやさしくしてやってくださいね。どうかこれを傷つけないでください-このこはとても神経質なんです」と言ったものだ。またある農場主は、私の寿命が確実に二年は縮まったと思えるほど骨の折れる牛の出産の後で、むっつりとして愚痴を言ったものだ-「うちの雌牛をくたくたにして殺しちまうんじゃないかと思ったよ、若先生」」とか、身内第一主義というか、モンスターペアレンツってその頃からいるところにはいたんですねぇ…

 目次参照  目次 生物

|

« 全国では5000以上あるという… | トップページ | 言いたい事もいえないこんな世の中じゃぁー♪ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

生物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 事実をありのままに書けば、おかしな話になるという?:

« 全国では5000以上あるという… | トップページ | 言いたい事もいえないこんな世の中じゃぁー♪ »