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2012年11月29日 (木)

秋の夜長は光もの?

BOOKS BEAUTIFUL 絵のある本の歴史  荒俣宏  平凡社

 何の本かというと、挿絵の本だと思いすまる。本に絵が入ったのはいつからか?みたいな話しから近代までの変遷かなぁ?約200年間の足跡とでもいおーか(笑)まぁ紙やインクや印刷などハードが揃わないと本の普及もままならないとゆー事で、やはり産業革命って文化革命でもあったのだなぁ?とか…市民階級ポイントです(笑)さて、それはともかく挿絵の事を英語ではイラストレーションと言うそーな…でこの語源が「光り輝かせるもの」だそで、ページ余白の彩飾のことはイルミネーションでこれも「光らせる」だとか…何とゆーか、本ってピカピカだったのか(笑)

 ちなみに挿絵の初期というのは、自然科学書や宗教書の図説として発達したそで…図鑑みたいなのが始めまりだったんですねぇ…そんな16世紀から時代が下るにつれて今のような形態になったと…挿絵に歴史ありと…だから本書があるのか(笑)

 で、本書で知った事実…モロッコ皮ってざらざらしているのか?よくモロッコ革の表紙の古書みたいな表現が欧米の本では出て来るけど、ちなみにスベスベしているのがカーフ(牛皮)のよーです…も一つ欧米でよく使われる表現で、フォリオ判ってどの位の大きさか漠然としていたんですけど、35×22cm以上の事だったんですねぇ…結構大きかったのだと納得しますた(笑)

 アリス的に挿絵は結構大きな比重を持つよーな気が?装丁といい、これは大事やでの世界ではなかろーか(笑)海奈良か何かで自書の初版を手にとってうっとりしてなかったっけ?アリス的というなら、その名の通り不思議の国のアリスでテニエルのとこでしょか?挿絵画家としてはパンチ系という事になるらしー…戯画っぽいとこが宜しなのかなぁ?他にアリス画家としては、アルバート・エドワード・ジャクソンとか、キャロルが想定していた絵描きとしてはJ.J.グランヴィルとか…確かにグランヴィルの挿絵って幻想的というしかないよーな(笑)ちょっといっちゃった感じが時代に受けたのかなぁ?

 他はというと、ザ・ストランド・マガジンの挿絵画家たちでしょか?ええ、あのホームズが連載されていた雑誌でございます。それと乱鴉じゃないけど、ポーでしょかねぇ…というか、ポー辺りから米って大量生産の出版事情に突入していくんですねぇ…原料のパルプは加から大量に安く入ってくるしで…何とゆーか、本も物量の国だったんだなぁ米ってば(笑)探偵小説の流行りの基も米のこれが一役かっているというのが(笑)

 さて、大航海時代から植民地時代にかけては世界的な風俗も反映しているらしく、日本も出て来るんですけど、どれをどーみても中華っぽいんですよ、今でも欧米人日中韓の違いがついていない気がしていたが、最初からそーだったのねぇ…ええ、アバウトで行こうですよ、奥さん…何せヴァージニア・フランシス・ステレッドなんて千夜一夜物語が中華風なんだぜぇー…米ェさすがにパネェ…しかもこれ1928年作って…アジアはみぃーんなアジアだわってか(笑)

 さて、世間的に有名どころでは、ベアトリス・ポターとか、ケート・グリーナウェイとか、モリスにバーンジョーンズに、ロセッティ、ビアズリー辺りどーでしょー?何とゆーか、英っぽいよなぁと思いつつ、英と言えば、個人的にはギュスターヴロ・ドレを上げときます…挿絵というより絵画か版画の世界だよなぁ?芸術っぽいというか、緻密っていうか…執念感じます(笑)

 全然好みではないにしてもインパクトでは、ロバート・ギビングズ辺りは一目みたら忘れられない作風だよなぁ…絵の上手さ的なとこでは、エドワード・ジュリアス・デトモルドとか、エドマンド・デュラック辺りが一枚上手のよーな気がする…日本的に見るとむしろ挿絵というよりこれ掛け軸とか、襖絵にしたら絵になりそーだと思うんだけど?デーハー過ぎか?

 目次参照  目次 文化・芸術

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