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2012年11月15日 (木)

正装と日常と…

江戸のきものと衣生活  丸山伸彦 編著  小学館

 着物というと日本人でも遠い昔になりにけりな気がしないでもないけど、それでも日常着としては絶滅危惧種に近いかもしれないけど、晴れ着としてならまだまだ現役かなぁと思う(笑)今の着物は、江戸後期からのが主流とどっかで聞いた覚えはあるが、実際のとこどんなもんなんだろーと本書を開いたら、一口に江戸の着物と言っても初期と末期では全く別物的な存在のよな?例として一つあげるなら、後期の着物は身幅が上も下も皆同じ幅でストレートにストンとした形ですけど、江戸初期というか戦国末期というべきか、は、ウエスト部分と裾部分の幅が違うと、裾の方が広い形状(ドレス的?)だったそーで、だからこその立膝が出来たと…そーいや、高台寺だかにある秀吉の正室ねねの坐像も片膝立てていたよな…正座一つで、衣装の形も分かるってか(笑)

 さて、服飾の変遷というのは、服飾漸変、表皮脱皮、形式昇格の三原則で成り立っているそな?これも例としてあげるなら、小袖、平安の頃は下着だったのに、江戸になると上着になっているとはこれいかに(笑)まぁかよーに衣服、変わっていくのね、でして、流行もあれば、需要もあるし、原材料の変化もあれば、技術の伝搬、革新もあると、幕府の思惑もあれば、町人の逆襲もあって、光琳のよーなデザイナー的な人も出てくるし、文化の成熟度も上がっていくしでなかなかカオスなお話か(笑)

 さてさて、晴れ着の究極というとやはり婚礼衣装に尽きる気がしないでもないんですけど、これがデーハーで凄い…文様も松竹梅亀甲、貝合わせに雄蝶雌蝶、源氏絵、花鳥風月どんとこいの世界…吉祥文は分かるにしても、この空間を埋め尽くさんばかりのデザインはある種圧巻かなぁ?多分、今の婚礼衣装より派手なんでない?白無垢なんてゆー世界じゃなかったんですねぇ…何かイタリア人のよーにカラフルだわ(笑)

 アリス的に着物…江戸…どっちもあまり関係ないか?その内京都の呉服商を舞台にしたお話でも出てきていーと思うんだけど?どだろ?着物についてもアリスの雑学データベースにあるんだろぉか(笑)

 服飾は日常なので毎日同じというか、似たよーなもんというか、取りあえずある程度の決まりの中で過ごしているはずなんですけど、永遠の反復かというとそーではなくて、流行に流されていくものでもあるんですよね…で、この最先端のファッションリーダーって奴が、戦国から江戸時代は遊女とかぶき者だったと…よーするに尋常ではないと(笑)世間一般からしたら少数の彼ら(彼女ら)の格好は世間様からは眉をひそめられるものでしかないけれど、いつの間にかそれが一般化していく、と…

 また、江戸も中期に向かっていくと出版文化も整っていく訳で、そーすると流行りの柄本なんかも出て来る訳で、これって元祖ファッション誌ですか?メディアって(笑)

 で、デザインも多様化していく訳ですが、縞って昔は身分の低い人が着るものだったんですねぇ…しかも江戸初期までは横縞が主流、縦縞はこれまた遊女が着る位だったのが、江戸後期には縦縞な世界に突入する訳で…縞一つで時代とか身分とか流行が分かるって…

 後はデザイナー的なとこで尾形光琳や酒井抱一も出てきますが、定番の文様としては源氏物語や和歌がメインだった模様…更に新たなファッションリーダーとしては歌舞伎役者が出たりするんですけど、パンピーの文様としては定番の影には奇抜なのがある訳で(笑)そこに粋を見出した町民文化となると、もー判じ物というか、ある種一つのミステリーですか?着物の柄で謎解きって…うーん、アリスなら分かるのか、それとも答えを言うなか(笑)あるいはヒント下さいでしょーか?森下さん(笑)

 目次参照  目次 ファッション・アクセサリ

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