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2012年12月

2012年12月31日 (月)

本年も大変お世話になりました!

 この様な辺境ブログに足を運んで下さった皆様、本当に有難うございました!

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夢を超えた夢~

はやぶさ、そうまでして君は  川口淳一郎  宝島社

 サブタイトルは、生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話でして、何を今さらのはやぶさなんですが、何事にも一回り以上遅れた奴なので、てっ事は今流行りの情弱って奴なのか?はともかく、年末にもなると良い話で〆たいじゃないですか(笑)次代のはやぶさ2の躍進を願って、初代はやぶさに思いを馳せる大晦日と、あっ一句できた(笑)

 はやぶさの良かった探しとしては有言実行だったとこではないかなぁと、今になって思います。それも誰もが簡単に出来る事ではなくて、むしろ誰もが無理だと思った事をやり遂げて見せた事ですよねぇ…「東京から2万キロ離れたブラジルのサンパウロの空を飛んでいる体長5mmの虫に、弾丸を命中させるような精度」って…これを逃げも隠れもせずにやりきったのは素直に凄い事ではないか?と…失敗もさらけ出し、言い訳をしない姿勢も今時の組織にはない話だよなぁ(笑)

 まぁやりますっと宣言したのはせずにはできなかったという話が根底にあって、やはり宇宙プロジェクトというとNASAというのはとてつもなくでかいんだなぁと、本書を読むと実感します。その差は歴然としていて、日本が地球重力圏外に探査機を飛ばそーかいと検討している時に、NASAでは太陽系外を目指してボイジャーが、そしてスペースシャトルが常駐している時代…圧倒的な力の差のところにもってきて、「日本とアメリカでは宇宙関連予算に大きな差があります。NASAだけをみても日本の10倍ですが、国防総省も宇宙予算をもっているため、プロジェクトの遂行スピードがまったく違うのです」とゆー事でかける費用が違ったと…

 かくて、小惑星ランデブーの計画をNASAにご提案し、共同事業として行うはずが、日本側のあまりの遅さ(金の無さ…)に痺れを切らした米側は単独で決行ニアシューメーカーが飛び立ち、小惑星エロスとのランデブーに成功…「小惑星軌道に到達、ランデブーした最初の探査機として歴史に残りました」…結果、言ったのはこっちでもやったのはあっちという事で手柄は全て米のモノにとゆーアリサマ…みんなみんな貧乏がいけないんだぁーってか(笑)

 ならば、どーするか?単独で、米にできない事をやるしかないんですよ、奥さん(誰?/笑)かくして「日本は小惑星サンプルリターンをやります」とぶち上げる訳ですね、宣戦布告というか、言った者勝ちというか、何しろこれは「開発要素が多すぎる」し「あまりにもリスクが大きい」かったんですね…これが日本側に逆に有利に働く訳です…何故ならNASAのやり方は「リスクを最小限にして、それなりの成果が見えているものをプロジェクトにするのだから合理的です」だから、勝つると一世一代のハッタリをかましたと(笑)

 それでも、NASAの能力は圧倒的なので、また先を越される可能性もあるとなれば、一部共同参画しませんか?とNASA側に切り込む、用意周到さ…ある意味これは政治的駆け引きですよね…科学者もポーカーフェイスを張り付けないといけない時があると(笑)結局、協力体制をある程度築けた上にNASAはローバ開発からも撤退すると、その心は「日本にサンプルリターンなどできるはずがない」と踏んだから(笑)「日米の2台が小惑星に着地したとして、万が一、NASAのローバにだけ不測の事態が起きたら-。失敗する可能性が少しでもあれば、アメリカは勝負しない。アメリカという国は、確実に勝てる勝負を選んできたからこそ、高い確率で成果をあげてこられたのです。それがアメリカの方程式です」常勝国家なんて一皮むけばこんなもんって、どーよ(笑)

 かくして、日本発のはやぶさ物語が推進されていく訳です。うん、長い前振りだ(笑)

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2012年12月30日 (日)

野心、放心、醜悪、嘲笑?

数学する遺伝子  キース・デブリン  早川書房

 サブタイトルが、あなたが数を使いこなし、論理的に考えるわけなんですが、本書は広義で見れば数学の本なんだと思われなんですけど、狭義で見たら果たしてどの分野の本になるんだろーとゆー位、数の話は出てこないよな(笑)本書のメインテーマは数学とは何ぞや?ではなくて、「数の能力ないしは「数の感覚」の進化的発達を記述」してらっさるとこかと(笑)どーゆー話かというと、自称数学嫌い、数学音痴の方はいっぱいいるけど人類は皆数学的な脳(能力)を持っているんだよ、とゆー話のよな(笑)

 なので、本書は数字(数学的な記述)より、言語学から考古学から脳科学の世界の記述の方が多いよーに見えます。昔々のその昔、人類は大きな脳を獲得しました。大きくなっていくにつれて出来る事が増えていったはず、その中に数学的な能力も獲得したのではないか?みたいな話…何といっても心はいつできたとか、言語はいつ獲得したとか、化石で残らない事は特定できないけど、今ここにある事実から分かるってもんでしょと例をあげて論を進めている感じかなぁ?著者も「本書と同じくらいの詳細さで、人間の数学的能力の起源を説明しようとするまじめな試みは、私が知るかぎり、いまのところほかにない」と言い切っていらっしゃいますから(笑)

 実例として著者は掛け算の九九の話を引き合いに出していたりもします。これは子供の頃どこの国でも覚えさせられるらしいのですが、この九九の習得力というとこで、欧米人と中国・日本人では身につく速度が違うみたいで、その理由の一つに言語、言葉をあげていたり…中国語も日本語も十進法の数の数え方だったり、一つの数字の音節も短かったりするので、手間的に楽というか、脳的に混乱しにくいというか、よーは分かり易いので早くできると…九九は本来数学的能力となっているけど、実は言語的な立ち位置が非常に密接に絡んでいたりするんですよ、奥さん(誰?)な話だったりして(笑)

 ちなみに言語の立ち位置はそれなりに重要らしくって、流暢に第二言語を身につけた人も「計算は一般に母語でする」そな…どゆ事とゆーと「直観的な数の感覚を、厳密な計算実行する能力に拡大する力は、言語機能によっているらしいのだ」…まず言葉(母国語)ありきか(笑)

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2012年12月29日 (土)

多様性だよ、世の中は(笑)

プロトコール入門  安倍勲 編  学生社

 サブタイトルは、国際儀礼とマナーでして、いえタイトルからして最初コンピュータ系かと思っていたら、エチケットのお話でございました…いやー後、もーいーくつねるとおしょーがつぅーとゆー事で、せめて正月位は正装でもしなきゃいけないんだろーか?と思いつつ、寝正月でええじゃないか、ええじゃないかとズボラな生活しているのが恒例行事…ちぃーとは背筋伸ばして基本のキ位確認しといた方がいーんだろーか?と甘い考えでいたら、礼法の世界はパネェっ!バンビーにはこれに尽きるよなっ!

 で、プロトコールとは日本語の訳語となると国際儀礼となるそーで、語源はギリシャ語にあるそーな…「公正証書の真正であることを証明するために、用紙の第一面にのりづけされたもの」だとか…これが轉じて国際間の儀礼になると…礼儀作法にも歴史ありなんですねぇ…

 取りあえず間すっ飛ばして、16世紀のフランスから国際レベルのプロトコールが明確になっていった模様…で、メインとしては「国際儀礼は国際平和の維持に役立つものであること」と「どんな情勢にあっても、常に、相手国にたいして友好的な雰囲気が保てるように心がけること」だそな…外交っすよ、人生は(笑)

 ちなみに「国際儀礼は、法律でもなく、道徳でもない。従って強制力も拘束力も持っていない。しかも、政治上の交渉上も、また、経済上の取引とも直接のかかわりを持っていない」そな…ただし、「洗練された礼儀作法とお互いを尊敬しあう精神に貫かれた意思表示、行為、行動を相手方に示し、相手方からも友好的、好意的な反応、反響を期待する。このことは今日の国際社会では、お・お・か・たの同感、同意がえられているようだ」とな…

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2012年12月25日 (火)

く、く、く、く、くりすます(笑)

スヌーピーのクリスマス CLASSIKS ON TOYS  キング

 クリスマスなんだから童心に返ってもいいじゃないってか(笑)開き直って聴いてみたらば、このシリーズ、おもちゃの楽器で全曲演奏しているのですが、当たり前だが、上手いっ!いかにもおもちゃの音なんだけど、こーも揃うとこれは何ゆーか、ある種、ジョン・ケージに繋がるんじゃなかろーかとふと思ってしまったり(笑)

 それにしてもクリスマス曲って何気によく耳にしている曲多しなんだなぁと改めて感心しました…音が音だけに素朴な感じで、主旋律がよく分かるというか、それだけにトーシロに分かり易くて助かります…個人的にはザ・リトル・ドラマーボーイがよく出来ているなぁと思ったけど?アリス的というか、准教授的にはやはり、主よ人の望みの喜びよなのかなぁ(笑)

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2012年12月24日 (月)

あなたからもらいたいのはあなただけ…(笑)

悪女入門  鹿島茂  講談社

 サブタイトルが、ファム・ファタル恋愛入門なんですが、ある意味フランス文学案内かなぁ?今さらですが、愛の国フランスですから、小説の類も愛がテーマ、実質エロスがテーマ、で中身はというとコキュ文学か、娼婦文学という…フランス人本当に有難うございましたな世界なんである(笑)

 で、こちらに掲載されているのはそんな偉大なフランス文学の選りすぐりの、著者の独断と偏見基準の(?)娼婦文学かと…そして出会った男は皆破滅ですか(笑)で、具体的にどーゆー話が取り上げられているかというと、アベ・プレヴォ「マノン・レスコー」、プロスベール・メリメ{「カルメン」、A・ミュッセ「フレデリックとベルヌレット」、バルザック「従妹ベット」、デュマ・フィス「椿姫」、G・フロベール「サランボー」、J,K,ユイスマンス「彼方」、エミール・ゾラ「ナナ」、マルセル・プルースト「スワンの恋」、アンドレ・ブルトン「ナジャ」、ジュルジュ・バタイユ「マダム・エドワルダ」というラインナップ…どこかで聞いた事のある有名どころがズラリと(笑)

 で、ファム・ファタルとは何ぞや?といえば訳語は宿命の女というのが相場だけど、意味的には致命的、命とりの女という方がこの場では正しいよーな(笑)女がいれば、男がいるでこの相手方の男にも条件があって「破滅するだけの「価値」のある男であることが必要となります」だそな(笑)絶大な権力、高い地位、莫大な財産持ちの壮年の男か、立派な未来を嘱望された優秀な青年じゃないと話にならないと…で、もちろん女性側は「男が人生を棒に振ってもかまわないと思うほどの妖しい魅力を秘めた絶世の美女でなければなりません」そんな二人が偶然出会う…行先は多分、天国経由地獄行き…

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2012年12月23日 (日)

ちちんぷいぷい?

日本人の縁起とジンクス  北嶋廣敏  PHP

 サブタイトルが、なぜ大晦日に蕎麦を食べるのかなんですが、どちらかというとジンクス小ネタ集でしょかねぇ?ちなみにジンクスの由来って「アリスイのことをギリシア語でイユンクスという」から英語のジンクスが出来たとな(笑)で、アリスイって何だ?とゆーと、キツツキ科の鳥の事で「この鳥は首をひねって頭を回すことができ、西欧では古来、愛の魔術や占いなどに用いられた」そな…これからくるとそーでもない気がするけど、アメリカ的ジンクスってあまり良い意味ではないらしー…アリスイ占いいー事なかったんだろか?ちなみに日本では吉凶両方使われているそで、まっこれも一つの縁起かつぎって奴ですか?と(笑)

 で、ジンクス、副題にもある事だし、年末にお正月とゆー事でそれ関連を拾ってみると、まずは年越し蕎麦、江戸中期からだそだけど由来については諸説色々ある模様…一般的には細く長くって事で延命長寿を願うってゆーのと、金銀細工師の仕事仕舞いからの蕎麦粉を練って金粉集めたから、金が集まるという縁起かつぎだとか…どーも年越し蕎麦を食べるとお金が溜まるという説だとかで、金銀細工師に一票ってか(笑)

 後、同じく大晦日系のジンクスとしては、大晦日に早く寝ると白髪になるとゆーのがあって、二年参りとか参籠とか、そゆ事なんでしょかねぇ…白髪だけでしゃなくて皺もできるって、この日だけは女性も美容の為に睡眠って事にはならないのか(笑)他はいうとお正月用のお餅は29日と31日にはつくなと…九が苦につながって苦餅となり、31日の方は一夜餅といってダメなんだそな…

 お正月系でいくと、御屠蘇を飲むと延命長寿とか、でもってお屠蘇って若い順に飲む物だったんですねぇ…そしてホンマでっかな話としては、羽根つきって蚊にさされない為のお呪いだったとは知りませんでした…何故に夏の蚊に対して真冬に対応しているのか?謎ですが?後は元日に掃除すると福の神が逃げるとか…洗濯も裁縫もダメは分かるとしてもお風呂もダメってそれってアリですかぁー?一年の計は元旦にありなのに…

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2012年12月22日 (土)

靴下の中にあるものは?

教養としてのゲーム史  多根清史  筑摩書房

 クリスマスがもぉーすぐやぁってくるぅーで、クリスマスというとケーキか?プレゼントか?と短絡的に思考がいって、今時のクリスマスプレゼントってどんなんだ?と?男の子だったらゲームが主流なんでしょーか?世情に疎いので何とも?ついでに言うとゲーム系も殆ど触らないからなぁ?いえ、はまったら最後抜け出せない自信が(笑)

 で、まぁ、取りあえずサワリから入ってみよーと手にとった本は…うーん、ゲーム創世記から一応最近までなんでしょーか?最初がどこって「ポン」(アタリ/1972)から始まっているから、知っている人いるのか?以前に生まれているのか?の世界が展開しているよーな?まさに歴史っすよ、おぞーさん(笑)

 初期のそれはまさにハードの問題のよーな気が?ハードで出来る事を何とかソフトにしてのせましたみたいなノリか?今みたら、ただの棒が動いているだけのよーな気がしないでもないが?当初はそれだけでも画期的だったんだろーなぁ?

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2012年12月21日 (金)

かぼちゃっちゃ(笑)

武士の食卓  緋宮栞那  幻冬舎

 著者はどーもご先祖サマが加賀藩前田家のご飯担当者だった繋がりなのか、武家の饗応料理が専門らしい…とゆー事は江戸時代の料理という事になるのだろーか?前田家は外様大名だったせーもあり、何かにつけて幕府から因縁つけられて、その度にもてなしをしてきた模様…その中には勿論ご飯も入る訳で、饗応料理となるそな…何かエリゼ宮ばりの話だなぁ(笑)でも見方によってはこれぞ官官接待の元祖なのだろーか(笑)

 まぁともかく、本書は殿さまのベルサイユへいらっさいな料理ではなくて、日常のご飯、一汁三菜でいきましょーの世界か?で、この一汁三菜も江戸からの話で室町では一汁一菜だったらしー…戦争止めたらご飯が食べられるよーになったとゆー事でしょーか?うーん?で、武士ご飯とゆー本書のコンセプトが四つ程述べられてますが、一番のそれは陰陽五行に基づいた献立とゆー事になる模様…よーは陰と陽がバランスよく食卓に並ぶ事だと思われなんですが、この区別が細かい(笑)

 例えば、肉は陽で野菜は陰、基本は分かり易いんだけど、味覚からすると、苦味、渋味、塩味は陽、酸味と辛味とえぐみは陰となり、旨味や甘味は中庸となるとか…土の中で成長するものや固い、小さい、切れ込み、トゲがあるのは陽、土の上で成長するものは陰になるとか…寒冷地で育つものは陽で、熱帯地で育つものは陰となり、冬に育つものは陽、夏に育つものは陰となって、色見からも黒、赤、橙、褐色、茶が陽、紫が陰、黄色、白、緑、青が中庸となるんだとか…その他にも調理の仕方や切り方やらで陰陽が決まるって…武士料理も半端ない(笑)

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2012年12月20日 (木)

たれか?塩か?

焼き鳥はなぜ串に刺さっているのか?  初鹿野浩明  PHP

 サブタイトルが儲けるために知っておきたい生産管理の基礎知識でして、タイトルだけで焼き鳥の本だぁーと飛びついたら、何か経営学というか、会計学というか、労務管理というかに行ってしまい、己の勘違いにくらくらきているとこなんですけど、まぁ焼き鳥(飲食店)の経営管理というとこかなぁ?何とゆーか、家内制手工業的なので、やたら規模を大きくしても簡単に儲からないという、規模倍にしたから倍儲かるとは限らないお話かなぁ?よーは最適化のお話か?

 客商売なので、まずお客さんが良しとする商品を提供できないとお話にならないんだけど、こちらはそれを踏まえての物量的な話かなぁ?生産効率の上げ方とか、所要時間の割り出し方とか、かかる時間で座席数決まるとか、在庫管理とか、専門用語にしたり、計算式を見るととても難しい気になるけど、それを具体的に、こちらの本ではそれが焼き鳥屋さんだったり(他のお店も出てくるけど/笑)して、具体的に説明しているから分かり易いんではなかろーか?

 後は地の利的なものもあるし、その他ソフトパワー的なものもあると…若いねぇーちゃん並べてウハウハもありでしょーけど、ノウハウをしっかり把握したベテランをなめたらあかんぜよの世界もあるで、人時生産性ってのも無視できない世界かな?かな?リストラ大好きな方々はアレですけど(笑)

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2012年12月19日 (水)

かくなれかし…

ローマの教会巡り  小畑紘一  誠文堂新光社

 クリスマスがもうすぐやあってくるぅーっという事で、まぁ日本だとカレカノの日かもだけど、正統派として行かねばとなれば、教会かなぁと?そんな気軽な気持ちで手に取った本書は、うーん、個人的にはスゲェ本だと思いまする…最初から最後までローマの教会がノンストップで出て来るぅ(笑)いえ、ローマってこんなに教会のある街だったんですねぇ…

 結構厚みのある本なんですが、惜しくらくは装丁から中のレイアウトに至るまで昭和の香りが…もちっとデザインにお金かけてもいいと思うんだ(笑)後、紙の質を一段下げても写真はカラーにすべきだったと思う…本書の構成として、後輩だか、部下だかのM君を案内しながらの解説っほいのだが、巻末に白地図ぽいのを付録につける位なら、章ごとにローマの教会地図を掲載した方が分かり易いんじゃなかろーか?というか、この説明調、昔懐かしい学習漫画のノリに近いので、四コママンガ的な掲載の方が分かり易かったと思う…特に、建物や室内の描写は、画像の方が言葉より分かり易いし(笑)実にもったいない感が漂っている感じ…

 ただ、ローマのというか、教会に興味のある人は、どかなぁ?と…宗教というと日本人的には尻込みしがちだけど、歴史の重みが違いますと…とはいえ、ローマ帝国崩壊前からの話しなので2000年弱といったとこだが(笑)

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2012年12月18日 (火)

グレートだぜ(笑)

ローマ人の物語 7 勝者の混迷 下  塩野七生  新潮社

 国が大きくなるという事は、こういう事さ、という事なんでしょか?上巻だけでも内患憂慮といった感が大きくて、それを何とか乗り越えたに見えたローマ帝国でございましたが、一山超えたら、派閥争いが始まって終わらないでござるの巻か(笑)さて、本書は紀元前92年から63年位までのお話となります。

 まず舞台に登場するのは、ポントス王ミトリダテス…ある程度実力があって野心家の王様って火種しか頭にないのか?と思いたくなるんだが(笑)ローマで同盟者戦役が立ち上がったと知るや戦いの狼煙を上げちゃうんである…と外はこんなだが、内はマリウスが追い出されてスッラ入国という、武力によるローマの争奪戦が始まったよな…

 結局、マリウスの失業対策であった職業軍人化は、後の歴史家が吐き捨てたよーに私兵化していってしまうと…シビリアンコントロールのきかない軍隊のありかたなんて…語るまでもないよーな…そして、マリウスとスッラの血みどろの戦いもどきになるのかなぁ?どちらも私兵がついていくと…元老院なんて聞く人いるのか?の世界か?

 紆余曲折の詳細は本書をドゾ。取りあえず、政権奪取に成功したのはスッラだったという事に落ち着いて、スッラによって古き良きローマ体制に戻ったよーに見えたはずだけど、スッラ引退、死亡の後に全てが覆る事になるとは、とは(笑)

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2012年12月17日 (月)

性質は自然である…

ケルト巡り  河合隼雄  日本放送出版協会

 一応NHKの番組派生本らしいのだが、本の構成的にはエッセイに近いかなぁ?ケルトに行って考えたみたいなノリとでもいおーか(笑)著者の立場というか、立ち位置は、文明人のなれの果てみたいだと言ったら著者のファン及び取り巻きの皆様にフルボッコに合いそーだけど、何とゆーか、異邦人かなぁ?西洋の果てでの東洋というより日本人的な雰囲気が、時に融合し、分離しているとでもいおーか(笑)

 近代というべきか、現代というべきか?物質・科学・理性がメインになって、切り捨てられたモノを拾いに行く旅とでも行ったらいいのか?人によっては無くしたモノだったり、忘れたモノだったり、捨てたモノだったり、いらないモノだったりするんだけど、結局振り出しに戻るみたいで、ケルトの民話を中心に、温故知新の旅かなぁ?

 ヨーロッパのキリスト教以前の世界がそこには残っていて、それが何故か日本の感性と被るみたいなとこがキモか?ちなみに本書にも掲載されているんですが、オシンの物語はまるで浦島太郎とそっくりなんですよ…今だったらオリジナル問題で訴訟になりそーな位(笑)

 そーゆー固有の文化が残っているのも、大陸の端っこ同士だからでしょか(笑)「地理と文化の関係は大きい。侵略の及ばないところに従来の文化は残るのだ」となれば、辺境には辺境の生き様があるとゆー事かなぁ?取りあえず、意識と無意識の世界を堪能してくらはいとゆー事で、本書は進んでいく模様(笑)

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2012年12月16日 (日)

命の水?

ロスチャイルド家と最高のワイン  ヨアヒム・クルツ  日本経済新聞出版社

 サブタイトルが、名門金融一族の権力、富、歴史なんですが、主題よりサブの方が本書の内容に近いかな?ワイン目当てで読み始めてみたら、前半はロスチャイルド家の歴史で終わってんですよ、で後半がそのロスチャイルド家とワインの話しになるんですが、これまた前振りに仏の、ボルドーのワインの解説が続いて、肝心のロスチャイルド家の人間が出て来るまでほぼ二章使われているよーな気が?最初にムートンを購入したナサニエル登場が三章からって…

 取りあえず、フランクフルトを発祥の地とするロスチャイルド家創世記については、本書前半である第一部を読むといいよ、の世界か?ユダヤ人一家であったロスチャイルドは、古銭趣味を通じて時の権力者に取り入り、やがて宮廷の金融代理人にまで駆け上るとゆーその後の三本の矢ならぬ五本の矢の話しとか、伝説はいぱーいあるけど、18世紀末というか、19世紀初めにはヨーロッパ屈指の金融業者になっていたんですねぇ…みよーによっては単なる戦争成金のよーな気がしないでもないが、著者は非常に温かい目線でロスチャイルド家を描写していらっさるので、詳細は本書をドゾ。

 さて、表題のワインの方ですが、ボルドーに隣通しでロスチャイルド所有のワイナリーがあるよ、と。で、それが同じロスチャイルドでも違う家なので、話しがややこしーのか?本書第二部は、仏とワインとロスチャイルドとの世界が展開、主にボルドーででしょーか(笑)ちなみにボルドーには4-5000のシャトーがあるそな…で、その中のメドック地区の中の小地区名であるボイヤックに第一級シャトー(ブルミエ・クリュ)が三つもあるとゆー、その三つがラトゥール、ラフィット・ロートシルト、ムートン・ロートシルトがあるとな(笑)その他第二級シャトーとか四級、五級とこちらシャトーが目白押しという状態らしく、ボイヤックというだけで、ワイン生産地としては一目置かれる地域とな…

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2012年12月15日 (土)

そーだ、料理をしよー(笑)

世界の調味料100  ワールドフォトプレス社

 ワールドムック世界の傑作品シリーズの一つらしーのですが、モノマガジンの派生本とみていいんだろーか?どっちかというと雑誌の番外みたいなノリだが、判型もB5サイズだし…枕詞が、ダイニングテーブルの一流品とあって、本当に調味料が100個これでもかと並んでおります。日本のものもありますが、海外物の方が圧倒的に多いかな?特に、仏、伊がメインで、後中と東南アジアといったノリ…不思議とこの手の話しにトルコは出てこないよなぁ?世界三大料理のはずなのに?後、アラブとかアフリカとか南米も今一出て来ないのも不思議なんだが?実際はどーなんだろー?

 は、ともかく…何とゆーか写真が奇麗です。たかが調味料なんですけどね、でもパッケージにお国柄が出ているよーな(笑)デザイン的にスゲェのから何じゃこら?まで、これだけで世界って本当に広いんだなぁと納得しまする(笑)

 まぁ、何と言っても師走も押し迫ってきたという事で、クリスマスにお正月といつもよりは料理に関わらないといけない季節もやってきたとゆー事で、そんな貴方に朗報がの世界かなぁ?調味料、もしかして究極のお助けアイテムじゃなかろーか?と(笑)

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2012年12月14日 (金)

反対給付って何だ?

街場のメディア論  内田樹  光文社

 業界の話しかと軽く思っていたならば、これは情報を扱う人としての知とは何ぞや?の世界が展開している模様…大学(院?)の授業恐るべしというべきか?ある意味実にアカデミックな気がしないでもないんですけど(笑)

 メディア論が最後に贈与論に帰結するのは、著者にとっては当然の成り行きだと思われなんですけど、傍目から見る分には実に乱暴な、もしくは上品な着地点のよーな気がする(笑)本の著作権や、新聞の発行高、そしてテレビの視聴率なんかが遡上に上がっているのですが、結局のところ、著者とそれらの人々の間には暗くて深い河があるの世界かなぁ?

 著者的には、まず読まれなければ、見られなければ、という受け手がいなくては物事始まらないやんけ?とゆー主旨が見受けられるけど、多分、メディア関係者的には、読まれなくても売れればいいし、見なくてもテレビがついていればいいし、ついでにCMの商品がヒットすればなお良しの世界じゃなかろーか?も一つおまけに言うならば、読まなければ(見なければ)クレーマーにもならないだろーし(笑)提供しているモノの内容より、売れれば正義それが日本の資本主義、市場主義、民主主義なんじゃなかろーか?

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2012年12月13日 (木)

森ぃへ行きまぁしょぉぉぉ娘さぁん(笑)

石油に頼らない  養老孟司+日本に健全な森をつくり直す委員会  北海道新聞社

 サブタイトルが、森から始める日本再生なんですが…何の本かというと日本の林業の本でしょか?日本の林業は壊滅的だとは聞いてはいたんですけど、何かもー絶望的な雰囲気満載でして、このままじゃまさに、坐して死を待つのみな気が…詳細は本書をどぞですが、まず山林の持ち主がサラリーマン地主で、その土地にいないし、管理なんて全然できないのが一つ、も一つが外注に出そうにも管理できるプロ集団がほぼいないに等しいのが二つ、三つ目はやはりというか、全く先見の明もなければ、現状も把握できない官僚による管理…ある種、日本衰退論か(笑)

 ただ、本書発行当時はちょうどかの政権交代の直後だったと見えて、政権交代で希望の光が見えたぁーとゆー、ウキウキ感が、今までお役人も政治家も見向きもしてくれなかったけど、これで良い方向にきっと変わると信じていらっさる雰囲気が…今見るとイタイ…やはり男は甲斐性だよなぁ(笑)パンドラの箱には最後に希望があったけど、さて、今回は?

 は、ともかく、林業が駄目になったのは安い外国産の材木が入ってくるからだ、という話しが主で価格競争に負けたみたいな話しになっていたよーな気がしたんですが…発展途上国の物価安いもんなぁと、納得していたら…実は林業の世界的トップって独とか米とか殆ど先進国で占められているとは?知らなんだ…勿論、日本より給料高いんですよ、それでも林業成り立っているんですよ…世界産業になっているんですよ…いったいどゆ事?と思われた方は本書をドゾ(笑)

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2012年12月12日 (水)

やはりここはマンマの味っ(笑)

イタリア料理  柴田書店

 サブタイトルが愛郷と伝統の味わいなんだけど、B5版ハードカバーでどちらかというと図鑑的な雰囲気かなぁ?もしくは写真集か?一口にイタリア料理と言っても、南北、島では違うよんとゆー事らしい…やはりイタリアお国料理はバラエティーが豊かという事か(笑)まぁこれを見れば一通りイタリアなご飯事情が分かる感じかなぁ?ノストラーノなとこはそれぞれにあたって下されと…きっとディープなイタリアが待っている(笑)とゆー入門書みたいなとこかなぁ?個人的にただ一つおしいなぁと思うのはレイアウトというか、デザイン…イタリアなんだからもー少しおされにできなかったものなのか?何か教科書的で写真は綺麗なのに、目が楽しくないんですよ(笑)

 さて、地中海料理が健康に良いと欧米では今もプチブーム続いているはず?ですが、本書を読むとなるほど、イタリアではご飯に困らないお金持ちより南の貧乏人の方が健康というか、長生きの傾向にあるみたいです。よーするに肉食メインはやばいとゆー事か…

 さてさて、イタリア料理というよりイタリアの郷土料理という事になるのか?は、それぞれに生活の知恵が隠されているよなぁと…例えばヴェネツィアのサオールというソースは、オリーブオイル、玉ねぎ、松の実、干しブドウ、レモンかオレンジのピール、ヴィネガーという構成らしいのだが、こちら野菜不足の壊血病予防食なのだとか…ビタミンを大切にね、って事ですか…ヴェネツィアの小さい島といっていいのかの都市もアレだけど、海洋民としては海の上でもそりゃ野菜不足…理に適っているんだろなぁ…

 豆知識的にも色々掲載されていて、ローマの市営市場ではパンピーは朝の8:30-9]30までしか入れないとか、購入する時は卸しと同じ単位で買う事とか、あったんですねぇ…何か一箱が大きい気がするのは気のせいか?それにしてもあれで一般の人の冷蔵庫に入るんだろーか?それともイタリアの冷蔵庫はとても大きいのかなぁ?

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2012年12月11日 (火)

はうりんぐ?

賞味期限知らず  吉田照美 アーサー・ビナード  小学館

 どゆ本というと時事問題と油絵のコラボでしょか?だいたいニュースというものは、その場限りの物が多しが世の倣いなんですけど、本書のタイトルは…この手のモノは出た瞬間から陳腐化していくのも、これまた世の倣いなんですけど(笑)今、読むとそんな話題もあったよね、から、忘れちゃいけない問題まで、うん、タイトルに偽り無しでございます(笑)

 著者的にいくと、吉田画伯の油絵(風刺画?)に多分解説のばすのビナート節もとい文が続いているんだと思うのですが、単品でも破壊力スゲェのに、セットできたらパネェで済みません…その他に合間合間で対談しているとこもあるのですが、これがこれまた…

 豆知識も満載で「この世で最も多く、とんちんかんな話を聞かされているのは、美術館に展示されている絵であろう」(@ゴングール兄弟)とか、「真実はいつも、ごく限られた範囲にだけ横たわり、それに引き替え、誤りは果しなく広大だ」(@ヘンリー・セントジョン・ロード・ボーリングブルック)とか、「政治家の倫理と個人の倫理、社会人の倫理とはものさしが違うんだ。政治家に古典道徳の正直や清潔などという徳目を求めるのは、八百屋で魚をくれというのに等しい」(@秦野章)とか、「ときには、児童教育の研究を推進する財団法人の理事長をつとめるよりも、ひとりのガキをまともな人間に育てるほうが、はるかに大変だ」(@ジョゼフ・クルーチ)とか…特に最後の科白は、現場とトップなら現場に金も人材も注げと思うもんなぁ、いえ、新橋と福島を見るまでもなく(笑)

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2012年12月10日 (月)

あまいてみやげ?

東京社用の手みやげ  宮澤やすみ  岡山寛司・写真  東洋経済新聞社

 そしてサブタイトルが、贈って喜ばれる極上の和菓子でして、まぁお若いお嬢さんがいぱーいな職場だったら、洋菓子の方が無難だと思うけど、男性社員の方が多いとか、ある程度年齢がいっている人が多いとか、これまたある程度地位というか肩書がある人のとこには和菓子の方が無難かな?とこれまた思う…何せヤのつく自由業の方々も噂によると差し入れは虎屋の羊羹らしーとか…和菓子、桐箱入りともなれば箔が違うんですよねぇ(笑)

 で、勤め人なら一度は経験したであろー客先への手土産…もしくは客先が来客の場合の茶菓子とか…場合によっては結構悩む事になると(笑)こればかりはもー人だなぁと思うしかないよな?よーするに相手の人品によるとこ多しで(笑)本書も空也の最中のとこで「包装もいたってシンプル。贈答用の箱もあるものの、華美な要素は一切なく、中には裸の最中が詰め込まれているだけだ。手みやげに使うなら、ちょっと意地悪だがこれで相手の反応を見てみたい。受け取った相手が、見た目で判断する人か、中身の価値を理解する人なのか。そこに相手の「文化度」が見てとれ、つきあい方の間合いを計る判断材料になるかもしれない」とな(笑)最中一つで、世界が見えてきてしまうんですよ、奥さん(誰?/笑)

 まぁ空也最中辺りももー知らない人がいない位有名だから、どでしょ?今だと予約しないと手に入らない一品ってか?その手間暇も分かる人って?この辺りもどでしょ?ただ、最中は人を選ぶお菓子のよーな気がしないでもないんで?それともスイーツ好きで最中だけけアウトな人が己の回りにいすぎるだけだろか?いえ、空也のもなかはおいしいと個人的には思うけど?

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2012年12月 9日 (日)

歴史は、異なる人びとによって異なる経路をたどったが、それは、人びとのおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない…

銃・病原菌・鉄 上  ジャレド・ダイヤモンド  草思社

 説明の必要がない位の今更ながらの本なんですが(笑)これも一つの人類史になるんでしょーかねぇ?タイムスケールとしては1万1000年前位から現代まででしょか?それとも氷河期以降という事で1万3000年前位からの方がいいのかなぁ?人類の誕生とは?という点では700万年前からというのもアリかもしれないけど?本書のメインは文明史かなぁと…となると、余剰がないとね?という事で、農耕生活突入したか?の紀元前8500年前とか?壮大なドラマなんですよ、奥さん(誰?)

 さて、細けぇー事はいいんだよ、という訳にはいかないのでいつものよーに、よく分からない時は目次に逃げようで、本書上巻の目次は、プロローグ ニューギニア人ヤリの問いかけるもの 第一部 勝者と敗者をめぐる謎 第一章 一万三○○○年前のスタートライン 第二章 平和の民と戦う民の分かれ道 第三章 スペイン人とインカ帝国の激突 第二部 食料生産にまつわる謎 第四章 食料生産と征服戦争 第五章 持てるものと持たざるものの歴史 第六章 農耕を始めた人と始めなかった人 第七章 毒のないアーモンドのつくり方 第八章 リンゴのせいか、インディアンのせいか 第九章 なぜシマウマは家畜にならなかったのか 第十章 大地に広がる方向と住民の運命 第三部 銃・病原菌・鉄の謎 第十一章 家畜がくれた死の贈り物、でして…ある意味、人と物の動きなのか? 

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2012年12月 8日 (土)

圧倒的じゃないか(笑)

軍事とロジスティクス  江畑謙介  日経BP社

 何の本かというと21世紀のロジスティクスかなぁ?経営用語かと思っていたら、元は軍事用語からの派生という事だし、物流がメインかと思えば、結局はこれは必要な物を必要な場所(人)へがホントのところかな?軍事的に言えば生産拠点から最前線への道となるよーな?戦いに勝つならば、武士は食わねど高楊枝ではなくて、腹が減っては戦にならぬなんですねぇ…ある意味スーパーリアリストな話だったりして…

 散文的すぎるロジスティクスですが、「戦いにおける指揮官の能力を示すものとして戦術が占める割合は僅かなものであり、第一にして最も重要な能力は部下の兵士たちに軍装備をそろえ、糧食を与え続けられる点にある」(@ソクラテス)だそーで、ギリシャの昔から物事の基本は変わりゃーしねぇーって事ですかい(笑)まぁ、サツマイモとカボチャかじっているだけじゃ勝てないのは実証済みってか(笑)

 弾薬と燃料と食糧がなくては戦い続ける事は不可能なのは分かったとしても、フォローする体制を維持できるかどーか?が今の軍隊に一番に求められるとこらしー…で、一昔前なら補給が無事届くか不安だったので、それぞれの部隊が重複して取り寄せ、それが戦場で山となったとこから鉄の山と呼ばれていたそーな…無駄になろーが無いよりあった方がいいとゆー考え(笑)

 で、それは物自体の無駄だけでなく、運ぶ燃料コストから、物不足、人不足といった事までトータルして、必要な量を必要な場所に、よーはコスト削減ですがに進んだ結果、時代はセンス・アンド・レスポンドですか?

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2012年12月 7日 (金)

ひかえおろぉ~(笑)

時代考証おもしろ事典  山田順子  実業之日本社

 サブタイトルが、TV時代劇を700倍楽しく観る方法なんですが、ある意味テレビ時代劇のカラクリかなぁ?時代劇系を見ていて、その通りとうっかり信じちゃうと危ないよ、という事か?現実とフィクションの区別がつく人が視聴してくらはいというのが建て前で、その実、幾ら時代考証の担当がつこーとも、予算の前には無力なんじゃーとゆー話しのよな(笑)

 で、本書では戦国時代から江戸時代までの、時代劇嘘ホントが掲載されている感じか?時代劇的にはこの期間のものが多いとな、という事は間違いも多いとな(笑)「たとえば江戸時代と言っても、二百六十五年間もあります。その間、政府や制度は大きく変わらなくても、人々の生活は変化しました。それを無視して、ほとんどの時代劇が江戸時代後期の文化文政ごろの生活をモデルにしています」それに気づくのがリテラシーって奴ですか(笑)

 ちなみに、時代劇のキャスティングってスタッフは「できれば(顔の)似ている俳優を抜擢したいと考えます」なんだそーな…てっきり有名俳優というか、人気のある俳優、視聴率とれそーな俳優を並べているのかと思ってたので、ちょっとビックリしました(笑)製作サイドって、予算と視聴率しか気にしてないのかと(笑)

 予算的には戦国時代物はそれなりに大変らしい…「美術スタッフは頭を抱えます。それはまず、何より美術予算が江戸ものの二倍くらいはかかるからです」だそな…甲冑のレンタル料ってそんなに高いんだ?それに本気で時代考証するなら全部新調しないといけないし…そんな予算はありませんってか(笑)

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2012年12月 6日 (木)

トーキョー・ブランド?

東京名物  早川光  新潮社

 生粋の東京土産って何だろう?という疑問は、確かに日常で時々ふと思う?雷おこしはネタとしてはよく出てくるけど、実際に使っている人っているんだろーか?帰省の時とか?東京出張とか?はたまた東京から出先に行く時持っていくとゆー話は、今まで身近では聞いた事がなかったんですけど?実情的にどーなんだろ?とまぁ、素朴な疑問もありますが、本書ではその東京発祥とか、東京本店のみとか、東京でしか作ってないとか、のモノが並んでおりまする…まっ食べ物系が多いですけど(笑)

 個人的には何故、本書を手に取ったか?と言うと開いた頁にコロッケがあったから…普段はあまり揚げ物食べないんですけど、何故か冬になると熱々の揚げ物が食べたくなる時があると…本書で取り上げられているのは、元祖コロッケ(チョウシ屋/銀座)でして、昭和二年からの由緒あるポテトコロッケ…ちなみにコッペパンにはさんで売ってもくれるらしい…郷愁の味だねぇ…本書で他の揚げ物というと元祖カレーパン(カトレア洋菓子店/森下)とレバーフライ(ひさご屋阿部/佃)が掲載されています(笑)

 でもって、グッズ系で一つ選ぶとしたら、東京タワー組立模型(日本電波塔㈱)だろーか?著者によるとそーじて東京人は東京タワーに冷たいそーだが?まぁ東京生まれで東京育ちだと遠足の時に運が良ければ(?)行っている位かなぁ?個人的に行っている人って、これまたあまり聞いた事ないよーな?現地の人間の方が現地の観光名所には行ってないって多い気がするんだけど?これも気のせい?はともかく、東京タワー土産としては一番シンプルなんではなかろーか?東京タワーの土産物フロアって、浅草の仲見世的というより何か香港の夜店みたいな雰囲気だもんなぁ(笑)

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2012年12月 5日 (水)

全ては儲けの為に(笑)

山手線と東海道新幹線では、どちらが儲かっているのか?  中嶋茂夫  洋泉社

 サブタイトルはJR6社の鉄道ビジネスのカラクリなんですが、これは純粋に鉄道の本というよりもビジネス書かなぁ?鉄道としてのビジネスより、ビジネスとしての鉄道のよーな雰囲気か?マネーで見ると日頃見慣れた鉄道も違って見えるという事かと(笑)ちなみに、タイトルの答えは本書をドゾなんですけど、たとえ、㌔辺りの売上を単純に比較したとしても、かかる人件費のコストを勘案すると答えは違ってくると…まぁどっちも儲かっているには変わりなしなんですけどね(笑)

 でトワイライトエクスプレスとか、食堂車は何故なくなったとか、直通運転のメリットはとか、東海道新幹線の新駅の謎とか、東海道と九州の直通運転はまずないとか、長距離列車が減ったのは何故とか、ドル箱路線は新車が多いとか、観光列車や見かけのウリとか、割引とか手数料とかSuicaとか、金めになる方へ草木も靡く感じかなぁ?詳細は本書をドゾ。

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2012年12月 4日 (火)

そーだ、ホテルに行こー(笑)

ホテルの上等な楽しみ方  高健二  メイツ出版

 コピーが、高級ホテルで極上の時間を快適に過ごすためのいくつかのヒントをご提案します。なんですけど…まぁ一つのホテルのハウツー本に近いのかなぁ?ガイド本かもしれないし、ホテル関係と営業に配属予定の新人の皆様に配布したらどーか?という本かもしれないし、トーシロの方向けかもしれないし(笑)まぁホテルに興味があるのなら、読んでみたらの世界かなぁ?何とゆーか、ものすごーくホテルよいしょ本に近い気がする(笑)いえ、一般の読者の方を対象にしてますよ、と言いながらその実、ホテルマンに顔向けている感じとでもいおーか(笑)

 それでは、パンピーにとってホテルとは何か?「高級ホテルは食事や宿泊を目的にするものではありません。ホテルスタッフにマナーやファッションを教わり、教養を高め、自分を磨くところです」だとか…人生修行なんですよ、奥さん(誰?)何か肩こりそーな気がするのは気のせーか(笑)そんでもって「中級ホテルのスイートよりは高級ホテルの安い部屋を私は勧めます」とな…

 ちなみに客層はどーよ、と言うと「自分へのサーヴィスさえよければOKの金持、客室さえ快適ならいい外国人ビジネス客、宴会場でトラブルが起きなければ済む法人客、自分だけがエステとグルメを楽しめば満足の独身女性、連れの女性さえ喜べは゛いい若者、それに時間制限なしのランチがあればいいお喋り主婦の六種」だとな…でもって「私のように高級ホテルの健全な普及とホテルマンのステイタスのアップを願っている穏健なホテルラヴァーは稀です」だそな(笑)ふぉろーみーってか(笑)

 取りあえずパンピー的に一番覚えておくといいのは、災害時の避難場所という事…「法定によって耐震構造のホテルには三日分の水と食料が備蓄されています」だそで、災害時の駆け込み寺になるそーな…

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2012年12月 3日 (月)

地球の水分は72%人の体の水分も約70%海も約72%…

100%オーガニックフードを自分で育てる  寺尾朱織  カナリア書房

 サブタイトルが、A4サイズのスペースがあれば、1年間サラダは食べていけるでして、更にコピーが、オーガニックは哲学だ。100円ショップの道具、A4サイズのスペースで今日から始められるオーガニックライフ。ジョン・ムーア氏が毎日をちょっと豊かに過ごせる秘密を教えてくれます。とゆー本のデザインもちょっとおされ風かなぁ?で、こりゃ流行りのソレですか?と読む前はちょっと軽く見ていたんですが、これは軽く見えてその実アレかも?な世界が展開…何と言っても、実際作っている強みというか、現場を知っている人の話は実感がこもっているんですよ…賛否両論ありましょーが、これも一つの現代人の生き方の選択肢だよなぁ、と(笑)

 とはいえ、本書は一切堅苦しい事なしです(笑)とにかくトライ、取りあえずやってみれば、の世界でして、しかも本格的にやれではなくて、片手間にですか?言葉が悪いけど…無理すると続かないから、負担にならない範囲でちょこってやってみよー(笑)

 で、まずおろろいたのが土つくりのとこですね、興味のある方は本書を読んでみてくらはい…何か100%無菌な生活目指していらっさる方には凄いインパクトがやってきそーな気がする…人間よ自然に帰れって、その覚悟どこまであるのかの踏絵でもあるんだなぁ?とはいえ、マメ科の植物系ですか?「クローバーとか、豆類、そば、コンフリーにマリーゴールド、ジャーマンカモミール」なんかも土壌改良にお役に立ちますよぉと(笑)

 でもって、コンパニオン・プランツで虫よけしたりの共生関係があるんですよねぇ、例えばリンゴの木の下にはにくにく植えろとか。マリーゴールドにエゾネギにハーブ、コンフリーなどが良いそな…詳細はこれまた本書をドゾ。

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2012年12月 2日 (日)

星空の彼方に創造主の存在を感じるか?

知識ゼロからのオーケストラ入門  西本智実  幻冬舎

 年末と言えば、忠臣蔵と第九ですよね(笑)てな訳でコレですよ(笑)いえ、第九というと人いぱーいのイメージが一番先にあって、何はともあれオケだよなぁ?と…それでなくてもオーケストラ楽器持っている人でも凄い人数なのに、その上合唱付きだからコーラスの人も並んで、年末はどこも混んでいるわねぇな状態が(笑)あれは曲聴く前に人に圧倒されると思うんだが?気のせいか(笑)

 まぁともかく、コンサートに行く前に取りあえず本書をドゾ。かな?オケというより、指揮者の方にスポットライト当っている気がしないでもないけど、だいたいオケのコンサートの流れが分かるよーな気がする?

 ちなみにオーケストラとは、古代ギリシャ劇における舞台と客席の間の場所を指した言葉からみたいです。そこは歌舞団の席だったんですねぇ…で、どっちかというと普通にイメージするオケというのは17世紀前後というから、江戸からかとみればいいのか?

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2012年12月 1日 (土)

陣太鼓の音がする?

忍法忠臣蔵  山田風太郎  講談社

 師走になりました。日本人なら、師走といえば第九と忠臣蔵でしょー(笑)という事で、忍法帖シリーズの追っかけもコレに行きついたと(笑)さて、忠臣蔵というと、赤穂浪士か、吉良か、綱吉かがメインのよーな気がするけど、本書の主人公は無明綱太郎という伊賀忍者でしょか?お仕事は江戸城大奥御広敷伊賀者…よーは大奥の下の御錠口を通過する人と物の検査役だそな…こちらは唯一の大奥への男子通行口という事らしー…幾ら男子禁制の大奥といっても日常の業務でかかわる殿方もいらっさったとゆー事か?

 取りあえず、プロローグの詳細は本書をドゾなんですが、ある種金色夜叉か?ダイヤモンドに目が眩み?結婚まで約した婚約者に裏切られる訳ですね?ありがちな話ですが、玉の輿が目の前にあれば女はそちらに靡くとな?かくして婚約者を成敗して出奔すると…その逃亡道中で上杉の国家老の娘を助けた事から、米沢城に身をよせる事に…

 主人公にとっては公方とは婚約者との間に横車をいれてきた人に過ぎないんですけど、彼が江戸を抜け出る直後に、あの松の廊下の刃傷沙汰が起きていたと…かくして綱太郎は今度は国家老に力を貸す事になると…

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