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2012年12月30日 (日)

野心、放心、醜悪、嘲笑?

数学する遺伝子  キース・デブリン  早川書房

 サブタイトルが、あなたが数を使いこなし、論理的に考えるわけなんですが、本書は広義で見れば数学の本なんだと思われなんですけど、狭義で見たら果たしてどの分野の本になるんだろーとゆー位、数の話は出てこないよな(笑)本書のメインテーマは数学とは何ぞや?ではなくて、「数の能力ないしは「数の感覚」の進化的発達を記述」してらっさるとこかと(笑)どーゆー話かというと、自称数学嫌い、数学音痴の方はいっぱいいるけど人類は皆数学的な脳(能力)を持っているんだよ、とゆー話のよな(笑)

 なので、本書は数字(数学的な記述)より、言語学から考古学から脳科学の世界の記述の方が多いよーに見えます。昔々のその昔、人類は大きな脳を獲得しました。大きくなっていくにつれて出来る事が増えていったはず、その中に数学的な能力も獲得したのではないか?みたいな話…何といっても心はいつできたとか、言語はいつ獲得したとか、化石で残らない事は特定できないけど、今ここにある事実から分かるってもんでしょと例をあげて論を進めている感じかなぁ?著者も「本書と同じくらいの詳細さで、人間の数学的能力の起源を説明しようとするまじめな試みは、私が知るかぎり、いまのところほかにない」と言い切っていらっしゃいますから(笑)

 実例として著者は掛け算の九九の話を引き合いに出していたりもします。これは子供の頃どこの国でも覚えさせられるらしいのですが、この九九の習得力というとこで、欧米人と中国・日本人では身につく速度が違うみたいで、その理由の一つに言語、言葉をあげていたり…中国語も日本語も十進法の数の数え方だったり、一つの数字の音節も短かったりするので、手間的に楽というか、脳的に混乱しにくいというか、よーは分かり易いので早くできると…九九は本来数学的能力となっているけど、実は言語的な立ち位置が非常に密接に絡んでいたりするんですよ、奥さん(誰?)な話だったりして(笑)

 ちなみに言語の立ち位置はそれなりに重要らしくって、流暢に第二言語を身につけた人も「計算は一般に母語でする」そな…どゆ事とゆーと「直観的な数の感覚を、厳密な計算実行する能力に拡大する力は、言語機能によっているらしいのだ」…まず言葉(母国語)ありきか(笑)

 アリス的に数学…アリス理系嫌いみたいだからなぁ(笑)パズル好きのとこで、随分違うと思うんだけど?数的な操作としては准教授の方が論文でやってそーだけど、どーか(笑)トーシロから見ると統計学の胡散臭さはアレですけど(笑)

 世間のそんな数学嫌いというか、数学の近寄り難さというのは深くて暗い川がある位では済まない気がするけど本書によると「多くの人にとって、高度に抽象化された表記は数字を理解するさまたげになっている(一般向け「科学の本」は、数式が一つあるごとに読者が半減すると言われている)」だそーですよ、おぞーさん(誰?)パンピーは数式なんて見たくもないとゆー事らしー(笑)というか、顔を背ける感じに近いのか?何かもー気分は数式を差別しないで下さいとか、数式に愛の手をのノリになってきたが、どちらにせよ「代数の記号なしでは、数学の大部分は存在できないだろう」となり「これは人間の認知能力とかかわりのある奥の深い問題だ。抽象概念の認知と適切な言語の発達は、同じコインの表裏なのである」これって、もー准教授とアリスの理解理解ではなかろーか(笑)

 まぁ嫌いにならないでとゆー事で「記号が意味のあるものなれば、算術がとても簡単になるというところにある。これほど多くの人が「数学は苦手だ」と言うのは、意味が見えてこないのがおもな原因なのだ」とか…まぁ記号との距離感がパンピーと数学者との違いかな(笑)ちなみに「数学者は、少なくともほとんどの時間は、文章で考えない」だそだから(笑)数の実在感というか、身近さが勝負ってか?

 ちなみにちなみにそんな数学者も数学については知らない事が多いみたいです。というのも「今日の数学は量が多く、たいていは内容も複雑なので、一人の数学者が精通できるのはせいぜい小さな一部分にすぎない(20世紀中に生み出された数学の量は、数学がはじまってから20世紀に入るまでの3000年間に生み出された量を上まわる)」んだそーで、「科学者のなかで計算がいちばん苦手なのは、おそらく数学者だろう」とか…「数学者は、科学者のなかでは珍しく、実際に計算を実行する必要がほとんどないからである」とゆーパンピーから見たら何か違う世界が展開されている模様(笑)

 さて、数学マインドとでも言っていいのか「数学の世界は一つしかないというのがその答である。新しい数学的概念や証明の定式化に必要な意識的、直接的な創造性は単一の心で生じるが、数学の世界の構造そのものは人間の脳の一般的構造によって決定されるものであり、したがってすべての脳について同一である」世界共有財産ってか(笑)

 その他、言語能力との関係とか、特に統語については生き方そのものに波及していたり、恐竜から、シンボルから、脳の容量から、直立歩行から、類似から、差異から、原型言語、ゴシップなど縦横無尽にお話しが続いてホーホーホーの嵐でございますので、詳細は本書をどぞ、その気になれます、多分(笑)

 でもまぁ例に関してはやはり欧米な、なとこがなきにしもあらずで「単数と複数の区別は、すべての言語で統語に組み入れられている」とかあって「単数と複数の区別は非常に基本的なものなので、言語学者は、適切な文法の理論をくみたてようとするとき、その区別を文の主要部に入れざるをえない」の辺りはどーか?何が言いたいかとゆーと名詞の複数性と動詞の語形変化の事をさしている模様…英語の中心で世界を叫んでみよーってか(笑)

 とはいえ、本書のメインの一つは「私たちがここで探している心的能力は、すべての人間が備えているはずであり、努力は必要としないはずである」かなぁ?人皆それぞれに、備えがあるんですよ、奥さん(誰?)

 最後に本書で一番アリス的なとことゆーと相互理解のとこで「出会った人についてよく知ればそれだけ、その人のために行動する可能性が高くなる」のとこから続いて、「このため訓練されたテロリストは、長時間にわたって人質をとる際に、人質と日常的に接触するのを避ける。人質について少しでも知ってしまうと、殺さなくてはならない状況になったときに殺せなくなるからだ。同じ理由で、テロリストと対峙するエージェントは、実行犯が人質について知る機会を増やすために交渉を長引かせる」んだとか…森下さん、そーだったんですか?とふと言ってみるとか?

 目次参照  目次 理系

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