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2012年12月14日 (金)

反対給付って何だ?

街場のメディア論  内田樹  光文社

 業界の話しかと軽く思っていたならば、これは情報を扱う人としての知とは何ぞや?の世界が展開している模様…大学(院?)の授業恐るべしというべきか?ある意味実にアカデミックな気がしないでもないんですけど(笑)

 メディア論が最後に贈与論に帰結するのは、著者にとっては当然の成り行きだと思われなんですけど、傍目から見る分には実に乱暴な、もしくは上品な着地点のよーな気がする(笑)本の著作権や、新聞の発行高、そしてテレビの視聴率なんかが遡上に上がっているのですが、結局のところ、著者とそれらの人々の間には暗くて深い河があるの世界かなぁ?

 著者的には、まず読まれなければ、見られなければ、という受け手がいなくては物事始まらないやんけ?とゆー主旨が見受けられるけど、多分、メディア関係者的には、読まれなくても売れればいいし、見なくてもテレビがついていればいいし、ついでにCMの商品がヒットすればなお良しの世界じゃなかろーか?も一つおまけに言うならば、読まなければ(見なければ)クレーマーにもならないだろーし(笑)提供しているモノの内容より、売れれば正義それが日本の資本主義、市場主義、民主主義なんじゃなかろーか?

 アリス的にメディア…職業作家たるアリス的には、本書の後半部分はどー映るのか?厳しいとこだなぁと思いまする…日本人的にありがちなとこでいけば、総論賛成各論反対になりそーだけど、うーん…結局この手の事は、既得権益の問題に行き着くよな?それはどこぞの霞が関を見るまでもないよーな(笑)

 著者のように長い目で見る事ができるというとこは、やはり教育者だったんだなぁと思いまする。普通は、いつもニコニコ現金払い、即金でその場で入るというのが理想じゃないでしょーか?やがて読者の一人に、購買者の一人になってくれたらいいな的な投資は、現代の市場主義とは相いれない気がする?人は育てるものではない使い捨てるものである、リストラ万歳のご時世だしなぁ(笑)ましてやゼロサムじゃないけど、相手の取り分なんて関係ない、自分の取り分が無限に、無尽蔵に増えたらいいの世界だし…

 メディアに限らず、今の政財界そのものが相手の得を嫌い、自分の損を嫌うというのが徹底している世界観だもんなぁ(笑)そこに贈与論…人としては納得できても、セレブで、もしくは人の上に立つ人で実行する方は皆無だと思うけどなぁ?企業の寄付とかチャリティーとかは税金対策か、広報活動がメインですし(笑)いえ、本当は大人が、社会における成人が、次代の為にその伝統を持ち続けなければならないんでしょーけど…そんな潔い人がいるのか?このご時世に?うーん…

 本書は何となく当たり前の事を言われてる気がしないでもないけど、上から目線の人にはこれまた厳しい内容かなぁ?取りあえず、騙されたと思って一読をお薦めしとこー(笑)賛同する人と、本叩きつける人の真っ二つに分かれそーな気がしないでもないけど(笑)

 さて、本書はメディア的には終わりの始まり的な気がしないでもないですが、危機感及び危機管理については今更なので(笑)当事者が、どこまで本気か?は神のみぞ知るだしなぁ(笑)その手の論考は本書に丸投げして、個人的に一番ハーヘーホーなとこは、晩春(小津安二郎)の一シーンですかねぇ…

 「「持つならやっぱり男の子だね。女の子はつまらんよ、せっかく育てると嫁にやるんだから」小野寺はそれにこう応じます。「そら、しょうがないさ。われわれだって育ったのを貰ったんだから」」最早、これ以上の言葉の必要もないよーな(笑)

 目次参照  目次 文化・芸術

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