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2012年12月13日 (木)

森ぃへ行きまぁしょぉぉぉ娘さぁん(笑)

石油に頼らない  養老孟司+日本に健全な森をつくり直す委員会  北海道新聞社

 サブタイトルが、森から始める日本再生なんですが…何の本かというと日本の林業の本でしょか?日本の林業は壊滅的だとは聞いてはいたんですけど、何かもー絶望的な雰囲気満載でして、このままじゃまさに、坐して死を待つのみな気が…詳細は本書をどぞですが、まず山林の持ち主がサラリーマン地主で、その土地にいないし、管理なんて全然できないのが一つ、も一つが外注に出そうにも管理できるプロ集団がほぼいないに等しいのが二つ、三つ目はやはりというか、全く先見の明もなければ、現状も把握できない官僚による管理…ある種、日本衰退論か(笑)

 ただ、本書発行当時はちょうどかの政権交代の直後だったと見えて、政権交代で希望の光が見えたぁーとゆー、ウキウキ感が、今までお役人も政治家も見向きもしてくれなかったけど、これで良い方向にきっと変わると信じていらっさる雰囲気が…今見るとイタイ…やはり男は甲斐性だよなぁ(笑)パンドラの箱には最後に希望があったけど、さて、今回は?

 は、ともかく、林業が駄目になったのは安い外国産の材木が入ってくるからだ、という話しが主で価格競争に負けたみたいな話しになっていたよーな気がしたんですが…発展途上国の物価安いもんなぁと、納得していたら…実は林業の世界的トップって独とか米とか殆ど先進国で占められているとは?知らなんだ…勿論、日本より給料高いんですよ、それでも林業成り立っているんですよ…世界産業になっているんですよ…いったいどゆ事?と思われた方は本書をドゾ(笑)

 アリス的に林業…うーむ、アリスの対極にありそーな職業だけど…でもスウェーデンの時のログハウスなんかはどーだろぉ?スウェーデンの森林管理もしっかりしてそーだしなぁ…ヴェロニカさんなら答えてくれるだろか?

 ちなみに林野庁には林政審議会なるものがあるそーな…審議会と名のつくものに真っ当なものがあるんだろーか?と疑うクセがついている全国民の皆様、本書によると「官僚のみなさんが決めたことを追認するだけのあんな委員会だけで林政が決められるのでは、日本の林業の「本当の再生」は難しいなと考えていた」そな…霞が関ェ

 さて、日本の森林ですが何故残っているか?と言えば、石油が台頭しているから…エネルギー問題なんですね…ちなみに以前は薪拾いなんて甘いものではなく、伐採していたからはげ山多かったって…じゃあ石油が枯渇したら…とゆー事で森林問題は代替エネルギー問題と直結してくる訳だったり…

 だから、「温暖化キャンペーンは「石油を使うな!」「無駄に石油を使うんじゃない」と言うために「温暖化」と言っているだけです。「欲しがりません、勝つまでは」と同じように「石油を使うな」と言っているだけです」(@養老)だと、で結局どゆ事というと「わけのわからないキャンペーンをするということは、本気ではないということです」(@養老)はははは…

 森について考える、とやはり日本と世界は違うなぁと思わされたのが、C.W.ニコル氏のとこかなぁ?ちなみにウェールズは5%としか森林残っていないそな…「わがケルト人は自らを"森の民族"と言っていたのに、なぜ森を残してくれなかったのか。「なぜ、もっと戦って、森を残してくれなかったのか!」それが悔しかったのです」かなぁ…戦って残せって、その発想がスゲェ…更に「金持ちでなくても貴族でなくてもカリができる」って…いえ、狩猟か釣りかはともかく、セレブ限定って…その発想もスゲェ…

 と日本人が驚くよーに、ニコル氏も日本に驚く訳ですねぇ南北の長さと広さもさることながら「言論の自由がある」「宗教の自由だけではなくて、宗教からの自由もある」とな…こーゆーのはあまりに日常で日本人は気にしていないと思うけど、とっこくの人達にはアレなんだろか?そしてケルト的には国内で戦争・テロがないと言う事も…まぁ昨今はアレですが…

 ちなみに英国内に野生の熊はいないそーで、絶滅したそな…日本は未だに熊がいるというだけでも凄いと…それから、本書で初めて知ったのですが、ウェールズには現地の日本人の為に森を作ってくれたんですねぇ…多分、サッチャリズムの煽りをくってだと思うんですが、南ウェールズの石炭産業が国につぶされたと…で失業問題勃発と…日本企業進出、で感謝の気持として森を作ろうと…しかも日本的な森…「ケルト人にとって、森は癒しの場所です。本当に寂しい時に森に行くと、心が治ると信じていました」とな…森があれば母国から遠い日本人も寂しくないよって…ウェールズ人の感性パネェ…

 さて、森の再生もあれば、森の産業もありで、林業としての森林も視野に入れての話しもあります。ヨーロッパ型の森の管理は徹底して効率化なんですよねぇ…で、ちゃんと採算とれているし、森も循環しているんですよね…道具一つとっても、道一つとっても、各段の差が…この辺りはおべんきょしないといけないとこじゃなかろーか?突き詰めると、人材不足に尽きますかねぇ…ああ、できる人材不足ですね(笑)

 アリス的には法隆寺の木の話しかなぁ?法隆寺の木はヒノキの芯去り材だそで、樹齢多分1200歳位…ちなみにヒノキは巨木になるのが難しい木なのだそー…ついでに言うともー国内で調達はそんな木ないから出来ないと…法隆寺に万が一の事があったら建て替え不能という事なのか…海外もほぼ無いに等しい状況らしーし…ちなみに伊勢神宮の建て替え用の木の調達も年々厳しくなっている模様…緑の国の日本なのに、現状はこんなもんなんですねぇ…

 執筆者は、天野礼子、養老孟司、立松和平、C.W.ニコル、湯浅勲、梶山恵司、藤森隆郎、竹内典之、川村誠

 目次参照  目次 生物

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