« 更新履歴2013 | トップページ | 明日も音楽っ~ »

2013年1月 2日 (水)

天から降ったものだろう?

伊勢神宮  矢野憲一 文 篠原龍 写真  講談社

 サブタイトルが、日本人のこころのふるさとを訪ねてなんですが、新年なら初詣で、日本人ならお伊勢さんってか(笑)一度は行きたい伊勢神宮とゆー事で、本書を見るとやはり写真が美しかぁーっ!何とゆーか、木と建物という一見簡素な造りに見えるけど、余白の美的な場所なんですねぇ…日本人なら誰でも納得すると思うけど?

 A5サイズのコンパクトな本なのですが、写真集のよーに画像が多い。でもって一つ一つが静かでござるのに、こちら内宮外宮合わせて年間650万人がやってくると…人がいてもいなくても違和感のない雰囲気は写真を見ても不思議だなぁと…

 さて、エコロジー流行の昨今ですが、宇治橋のところの鳥居で「入り口(西)の大鳥居は外宮の、奥のそれは内宮の棟持柱を再利用し、さらにいま立つ大鳥居は二十年を経て、伊勢の入口の鈴鹿の追分と桑名の七里の渡しの神宮遥拝の鳥居となり、合計六十年の努めを果たす」のだそー…リサイクルって昔々からあったんですねぇ…

 で一方、式年遷宮では御装束と神宝を「平安時代に定められた古式のままに新しく作られる」そーで、住の建て替えだけでなく、衣の方も真新しくしていたと…こーして技術が続いていくのか…ちなみに、原材料が今では手に入りにくい物も多々あるみたいで、トキの羽とかワシの羽とかタカの羽…更に技術者も不足している模様…「でも代用品ですませたり安価だからと、プラスチック製にしてしまえば日本文化はどうなるのか」…伊勢の現実って…

 アリス的に伊勢神宮…ダリ繭が伊勢方面に関係しているので、どーだろぉ?とか…アリスも関西人だから伊勢は近いだろー?とか…日本人ならお伊勢さんだろー?とか…

 さて、まことに日本的だなぁとゆーのが、日本人と米(稲)との関係かなと(笑)「日本人にとって主食の米には、神の魂が宿るものという信仰があり、新米をいただくことで稲魂を通じて大神とつながるとされた」とな…「神嘗祭は大神から寄託されたお米を毎年約束どおり稔らせて、感謝をこめてささげる報恩感謝の大祭である」そーで、まず神嘗祭で大神が新米食べて、新嘗祭で天皇が食べると、でそれから皆で食べるとゆー慣習だったよーな…米一つにも歴史ありです。ちなみに神嘗祭は「天照大御神が日本民族に寄さしまつられた稲には「稲魂」という民族の生命線のスピリットがこめられているという信仰で、毎年それをいただくことにより、神も天皇も国民も若がえり、よみがえり、新しい力をさずかるという信仰である」とか…ご飯の力って…ついでに言うとかよーな訳で「神宮では決して神嘗祭がすむまで新米はいただかないことになっている」とか…米一粒にも信仰ありなんですねぇ…

 さて、日本的なと言えば米ときたら次は水でしょーとゆー事で、上御井と下御井神社のとこでしょーか?「神代の昔、日本の水が未熟だったので高天原から種水をいただいてうつしたという伝説があり」ってゆーのもアレだけど、何で二つあるかとゆーと下御井神社の方は「上御井に万一の事故や穢れがあった場合のご用意」なんだとか…万が一に供えるのは日本人のサガですか(笑)いまもお水はこんこんと湧き出ているそな…

 最後に外宮から内宮までの御幸通りの両端の石灯籠の印がダビデのマークに似ているとしてちょっとしたニュースになったけど、これって献灯した石屋さんの会のマークが偶然似ただけ、しかも昭和33年頃の話だそーで古代からのお話ではないそーな(笑)個人的には神宮の石が気になりましたが(笑)踏まぬ石(荒祭宮参道)とか、赤玉石(内宮神楽殿)とか、龍虎石(内宮神楽殿)とか、三つ石(外宮川原祓所)とか、亀石(外宮)とか、寝地蔵さん(多賀宮参道)とかあるんですけど、写真で見る分には菊花石(内宮神楽殿)の石が、分かり易いインパクトあるよーな?本当に1m以上はあると思われる石の中に菊の花が咲いているんですよぉ~

 目次参照  目次 文化・芸術

|

« 更新履歴2013 | トップページ | 明日も音楽っ~ »

文化・芸術」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 天から降ったものだろう?:

« 更新履歴2013 | トップページ | 明日も音楽っ~ »