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2013年1月 8日 (火)

ヘルシー・デッド(笑)

正義で地球は救えない  池田清彦 養老孟司  新潮社

 おじさんの主張、第二弾かなぁ?世の中の建て前にうんざりしている皆様へ本音をお届けしますかもなぁ(笑)でも、多分、これでもオブラードに包んである部分の方が多そうだけど(笑)さて、本書は前半が池田センセーの小論文(エッセイ?)で、後半が対談になります。お題は地球温暖化とか、環境破壊とか、エネルギー問題や人口問題etc.と出てきますが、行き着く先は、現代を憂う、かなと…

 何とゆーか、世の中のカラクリは誰かの儲けの為にあるとゆー話しでしょーか?エコ生活を真面目にコツコツやっていらっしゃる市民の善意なんて、そんなの関係ねぇー(死語か?)なんですねぇ…「CO2の削減キャンペーンは誰かの金儲けのための策略に決まっている。誰かとは、排出権取引で儲けたいトレーダー、脱炭素利権に群がる官僚、学者、企業家などである」(@池田)いやもーみもふたもないよーな(笑)

 声の大きい方に靡くという事はどーゆー事か?先の大戦で骨身に染みたはずなんですけどねぇ…「大きなメディアほど体制に迎合的で、まるで大本営発表のような報道姿勢になっているのではないか、と言いたくなる」(@池田)でしょかねぇ…メディアに反省と良心があるのか?どーか?きっと翌日から民主主義万歳なんだろーし(笑)

 取りあえず、地球温暖化とCO2との因果関係についての詳細は本書をドゾ。犯人は貴方ですって、世の中そんなに甘くも単純でもないってか(笑)

 アリス的に地球温暖化やエネルギー問題って、どだろ?ただ、問題とされてる矛盾には突っ込んでいそーかな?地球温暖化でハリケーンが増えているとか?(答え、観測精度が上がったから)、北極の氷の減少は温暖化だけに限定される訳でもなく、またホッキョクグマの個体数はむしろ増えているそーで、マラリア感染者が増えるのは温暖化より衛生問題だとな…視覚的に有名になったツバルの水没も、実際はここ25年水位は変化していないそな…沈んでいるとしたら地盤沈下だとか…

 それにしても何でこんなに地球温暖化キャンペーンが世間を席巻しているのか?となれば、それを掲げれば研究助成金が貰いやすいからとな…「研究がしやすくなり、論文や研究実績が増える」(@池田)とな…正しい大人の処世術という事か(笑)

 でもまぁ、捨てる神あれば拾う神ありで、「それと違う少数意見を言うのは勇気がいるし、反対のことを言うには色々調べたり、論拠をしっかり構築するための労力が要る。だからこそ、そうやってあえて反対のことをしっかり言っている科学者の話にはもう少し耳を傾けていいのではないかと私は思う」(@池田)ではないか、と…悪魔に魂売ってない人もいらっさるんですよ、奥さん(誰?)

 温暖化、CO2と言うと避けて通れない京都議定書ですが、「京都議定書はとんでもない不平等条約である。表向きには言わないが、京都議定書は失敗であったという認識が日本政府レベルでも省庁でもできているから、北海道洞爺湖サミットでは「京都議定書の二の舞だけはすまい」という考えがある程度は働いていたはずである」(@池田)これまた詳細は本書をドゾなんですけど、それにしてもこの手の外交面で外務省が日本の有利になるよーに話しをもっていった事が一度でもあったのだろーか?と(笑)マグロの件で全面禁止にはしなかったと胸を張っているけれど、日本人が全部食べるからやがて絶滅すると今も風潮されているのはいかがなものか?これで本当に絶滅したらまた日本人のせーにされたりして…温暖化のよーに悪い事は日本人のせーにされるのを放っておくのは止めてもらいたいと思うのも気のせいか?

 結局、京都議定書においては「日本はEUに嵌められたのである」(@池田)だと、ただ、排出量取引でボロ儲けするつもりだったEUも漁夫の利でロシア一人勝ちの様相が見えてきた事もあって、軒並み勢いは減っていると…ついでに言えば世界的不況でそれどころじゃなくなってきたりして…それに生産性を上げてCO2を減らす努力よりも、排出権を売買で儲けようとか、従業員クビにして排出量減らしましたとかに走りそーでこあい…何であーも欧米は市場を信じているのだろー?フリードマンの亡霊がいぱーいってか?

 で、「日本が排出権を買わなければならないのは国民が悪いからではない。守れない約束をした政府が悪いに決まっている」(@池田)とな、その政府が電力会社と一蓮托生なのは3.11を見るまでもなく、エネルギー問題も詰んでいるとな(笑)そして生物多様性についても開発側から見れば天然記念物など「絶滅してしまったほうが好都合なのであろう。その保全に気を遣う必要もなくなる。そして、絶滅したのは採集者のせいにしてしまえばいいのだ」(@池田)で、この辺りのカラクリも本書をドゾ。現状のままだと、まさに坐して死を待つのみの世界なのに、人工繁殖もありなんですけどその手はしないと…

 後、これも知らなかったのですが、外来種が入る事によって滅んだ在来種はいないんだとか…一例としてはブラックバスの話しが掲載されていますが、「琵琶湖でブラックバスの駆除を叫ぶ漁業者たちにしたって、明治16年にサケを放流したのを皮切りに、数十種の魚を他所から移植放流している。この中には北海道から移植したワカサギも含まれている。ワカサギは有用魚だから駆除はしないらしい」(@池田)商売、商売、ササ持ってこぉーいってか(笑)

 何かノンストップで次から次へと最近流行りの話題がズラーっと(笑)これ読んでも騙される方が悪いんだぁーと言える人はエライと思いますた(笑)建て前と本音と現状がこれだけかみ合わなかったら、どこで帳尻を合わせるつもりなんだろー?まぁ、50年後の温暖化みたいに決めた政治家、官僚、財界人の皆様が皆その頃には亡くなっていらっさるなら責任者出てこぉーいもないもんなぁ(笑)「人間の歴史が始まって以来、どうしようもないのが、そのわけのわからない権力欲ですね」(@養老)だし、「権力を持って人をコントロールしたいと考えるのはどうしてなのだろうね。ほかのことを考える才能がない奴がそういうことを考えるんじゃないか?」(@池田)とな…他人を犠牲にしても小山の大将になりたぁーいって、どーよ(笑)

 その他にも至言の嵐ですので、詳細は本書をドゾ。さて、最後に本書で一番笑わせてもらったお言葉は京都議定書に対する政治家とのディスカッションで「この上、もっと厳しいキャップをかけることが正義だというのは、国を売っているようなものだよ。「もし民主党が政権をとったら日本は終わるなあ」としみじみ思ったね」(@池田)…成程、本書は予言の書だったのだなホーホーホー(笑)

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