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2013年2月 2日 (土)

真実の愛を織り交ぜて、オレにお伽噺をきかせておくれ(笑)

3つの原理  ローレンス・トーブ  ダイヤモンド社

 サブタイトルが、セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かすなんですが、うーん…読後の正直な感想としては男の人の書いた文章だよなぁ、かなぁ?内容はと言うと、未来学の本ですね、でしょかねぇ?こー人類紀元前から振り返って、21世紀を占うと…取りあえず現代までは歴史書のノリで非常に説得力のある話しらしー…で、その歴史というか、人類史というか、未来史観というか、の見方のポイントが、サブタイトルとなるよー…ええ、セックスというより性差というか、性別といった方が正しい気がするが、きっとセックスと書いた方が売れるんだろーなぁ(笑)と、年齢というのもどっちかというと個人というより国の年齢(笑)と、社会階層で、これがインドからヒント頂きましたのカースト的表現、精神・宗教の時代、戦士の時代、商人の時代、労働者の時代とこれまた個人というより国、および地域全体の表現かな?と…で、全体を見てみよーとゆー非常に上から目線(笑)もとい、鳥瞰のビック・ピクチャーですか?マクロ史観ですか?

 で、この時代区分が、
 精神・宗教の時代1 紀元前300万年-紀元前4000/2000年
 戦士の時代 紀元前4000/2000年-17世紀
 商人の時代 1650年-1975年
 労働者の時代 1917年-2030年
 精神・宗教の時代2 1979年-超人類
だそで…超人類…スーパーマンなんだろか?超人でニーチェとか(笑)この時代区分を見て納得できる人ならば、本書はとてもお薦めの本になるよーな気が?

 何とゆーか、男の人が好きそーな話しだよなぁと思ったんだが、それも20代から50代の勝ち組系っスかねぇ…最後には21世紀以降の展望になる訳で、これはもー終末論的に行くんじゃなかったら、思い切りポジティブに行くしかないよーな(笑)明るい未来だぁーってか(笑)これまた、本書のオチ見て、何となくアーサー・C・クラークの幼年期の終わりを思い出してしまったなんて言えない(笑)

 アリス的に、未来学…アリスは結構ポジティブな未来観を持っていそーだけど、口先ではそんな事はないんやと言ってそー…准教授は突き詰めてはいけないよーな…でも乱鴉で明るい事言ってたっけ?あれ他の話しだったかなぁ?うーん?

 でまぁ、世の中巡り巡ってこー進んで行くよ、という話しだと思う。経済的視点で区分すると、
 精神・宗教の時代1とは、一、旧石器時代(狩猟・採集・漁労・牧畜)、二、中・新石器時代(栽培・農耕・家畜の飼養)
 戦士の時代とは、一、奴隷制、二、封建制
 商人の時代とは、一、商業・重商資本主義(貿易・手工業・初期産業)、二、産業資本主義(機械工業・完全工業化)
 労働者の時代とは、一、共産主義あるいは社会主義、二、社会民主主義、多国籍企業資本主義、あるいは日本式労働者カーストの「チームワーク」資本主義
 精神・宗教の時代2とは、一、宗教的あるいは精神的資本主義(単調で辛い仕事(肉体労働および知的労働)は機械が担い、創造的仕事は人間が行う)、二、無政府の統合経済(人間と機械の統合)
となるそな…ちなみに世界の中でこのカースト区分を順序通り全部ふんできたのはヨーロッパと日本だけだとか(笑)

 さて、時代的には今労働者の時代にいるという事らしー…まぁ日本的にはよく分かる気がするけど、本書によると現時点で一番進んでいる国はどこ?となると、「イランなのだ」そー…でもって、オチ的に最終形態だか知らんが精神・宗教の時代2のメインというか覇者はアフリカになる模様…

 さてさて、性差のとこですが、原始女性は太陽であったから、男性性の時代がずっと続いているけど、未来的には両性の時代になるそーな…そして、年齢のとこなんだけど、世界全体だと19歳位という事になるらしー…それというのも米、西欧諸国、旧ソ辺りは19歳位のメンタリティという事だからだとか…ちなみに日本は12歳だそー…極東、アジア、アフリカ、南アメリカは12-3歳位だとかで、蘭と北欧は23-5歳位だとか…いやー世界で一番子供な国って米か、どっかの国かと思ってました(笑)本当にありがとうございました(笑)

 そして、これまた将来の国のブロック分けも、
一、儒教国ブロック(中国(台湾・香港・マカオ含む)、朝鮮(南北統一後)、日本)
二、欧州ブロック(東西ヨーロッパ諸国(CIS諸国除く、スカンディナヴィア諸国も抜ける可能性有り))
三、北極圏ブロック(アメリカ、ロシア及びCIS諸国のうち非イスラム諸国、カナダ、その他スカンディナヴィア諸国、メキシコの参加有りかも)
四、ASEAN(タイ、フィリピン、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、ヴェトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー)
五、中南米ブロック、
六、アフリカブロック
七、オセアニアブロック(オーストラリア、ニュージーランド、太平洋諸国)
それと、宗教ベルト地帯ですかねぇ…
一、南アジア連邦、パーラティ連邦(インド・バングラデシュ・ブータン・ネパール・パキスタン・スリランカ・モルディブ・チベット)
二、中央アジア、イスラム連邦(アフガニスタン・イラン・トルコ・旧ソ連のイスラム諸国、後クルド系も入るかも)
三、汎セム連邦(イスラエル・レバノン・ヨルダン・シリア・イラク・サウジアラビア・その他アラビア半島の諸国・クウェート・エジプト)
四、北アフリカ、マグレブ連邦(モロッコ・アルジェリア・リビア・チュニジア・モーリタリア・スーダン、その他ソマリアなど)
に分かれる模様…詳細は本書をドゾ。色々分類が出てきますが、ついでにその未来予想図も出てきますが、全ては「私の感覚としては、妥当な解釈から導かれたものだからだ」そーなんで、著者を信じてダイブだ(笑)

 ちなみに著者によると「日本、中国、朝鮮は、たやすくブロックを形成することができるだろう」だそーです。さすが日本在住歴20年の人は言う事が違う(笑)とはいえ、「日本にとっては、なかなか順応が厳しい体制だろう。文化的にみて、日本人は他人と対等な関係を結ぶことに慣れていない」って…たやすくじゃなかったんですかぁー?上下関係でモノを見るのはむしろ儒教国家の方が大きいと思うのはきっと気のせい(笑)

 まぁ本当に詳細は本書をドゾですが、著者がどうもユダヤ系米人らしいので、その辺りの豆知識というか、懸念が半端ねぇと言えば半端ねぇか?例えば、「アメリカとイスラエルの双方に住んだことがある者であれば、アメリカの主要都市より、イスラエルのほうがよほど安全なことを知っているだろうが」とか…圧巻なのは汎セム連邦が建国されたら、米は反ユダヤ主義に走って叩くだろーと予測されております。「日本に対するバッシングがイスラエル・アラブへと転じるのだ。白人と黒人の扇動家は手に手をとって、まったく架空のユダヤ人謀略説をでっち上げることだろう」とな…ちなみに米という国は「西部開拓時代にはアメリカ先住民に対して、第二次大戦時には日系アメリカ人に対して、奴隷解放宣言後もアフリカ系アメリカ人に対して。となれば、ユダヤ人が標的にならないとなぜ言えるのだろうか」とな…ユダヤ系米人でも米を信じていないとゆー事ですか?そーですか?

 さて、20年も日本に滞在なさっていらっさるだけあって日本の描写もへんにリアルです(笑)憲法第九条、天皇、自衛隊についてに加えて「対戦前および大戦中に日本が行ったアジア侵略とアジアでの残虐行為を糊塗するために、高校教科書の内容に規制をかけようとしてもきた」とな(笑)、「日本が再びこの地域の軍事的脅威になるのではないかと恐れているからだ。北京、ソウルをはじめ、近隣のアジア諸国が騒がしく抗議の声を上げると、日本は前言を撤回する」で、近隣のアジア諸国って事は複数形って事ですよねぇー?具体的にどこぉー(笑)そんでもって、迫害の対比のとこでイギリスとピルグリム・ブラザーズとかがその他色々出ているのですが、その中の一つに「日本に植民地化された韓国人」とあるんですよ…へーへーへー(笑)では何故、ついでに日本に植民地化された満州人だの、台湾人だの出てこないんでしょー?不思議だわぁー(棒)

 とまぁ、詳細は本書をドゾ。とコレ何回言ってるんだろぉ(笑)いやー何かもー信じる者は救われるのノリに近いものを感じてしまうけど(笑)まぁ一つの仮説としては面白く、タメになる話しではなかろーか?、なのに今一つに感じてしまうのは己の読解力の無さもあるんだろーけど、この徹頭徹尾男性視点なとこが臭うからかなぁと?いえ、著者は男性社会から両性社会にシフトするんじゃーと未来を語っておられますが、そして女性を強力プッシュしてらっさるよーにも見えますが、こちらの仮説には、何が足りないというと妊娠、教育(子育て)が殆どすっぱりと抜け落ちているところじゃなかろーか?日本の事を12歳だのと子供扱いして下さってますが、リアルに生きている個人としての子供、20歳以下の子供がいないよな?ついでに誰が面倒みているねん?両性の世界だと言っても、男はいても父親はいない、女はいても母親がいない世界のよーに見えるのは気のせいなんだろか?それとも精神・宗教の時代2ならそんなの関係ねぇーなんでしょかねぇ?

 さて、最後に本書での至言の一つを「宗教の時代は終わった。精神性が未来の宗教である」(@スリ・オーロビンド)とな…お後が宜しいよーで(笑)

 目次参照  目次 文系

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