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2013年3月18日 (月)

たのしいしごとだぁー(笑)

数字のツボ  山田真哉 ほか著  プレジデント社

 サブタイトルが、なぜ牛丼用「おたま」の穴は47個?なんですが、その他表紙のコピーが、「決めつけ、常識破り、ざっくり」とか、体験「インド式計算術」1時間講座とか、セブン・イレブンの「数字の裏を読む心理学」とか、吉野家の「どん底から復活する会計哲学」とか、なぜ儲ける人は「株価と財務諸表」見ないのかとか、まぁ煽る煽る(笑)で、内容はというと、プレジデントの記事をまとめましたに近いかな(笑)

 本書の読後の正直な感想は、男性の男性による男性の為の本かなぁ?何か仕事の出来る男信仰は、男性自身の中にはかくもあるもんなんだと、成功体験万歳ってとこでしょか?登場してくる人物達は皆お山の大将ばかりなので、勿論一家言の一つや二つありまして、それを拝して傾聴する感じかな(笑)

 さて、何で本書を手に取ってしまったかというと、サブタイトルを見て、実は牛丼というか食べ物の話しなんだろか?と勘違いしてしまい、ついでにタイトルを数字ではなくて、数学と呼んで、牛丼で数学?りんごとみかんの世界だろか?とますます勘違いして、開いてみたら経営の本だった…と…相変わらず己の早とちりがヤバイよーな気がする…

 まぁ牛丼屋さんの項は哀愁漂っている気がしないでもないが、男の人の牛丼愛って女性側から見るとちょっと引かないか?の世界のよな?「数年前のクリスマスイブの晩、わけあって、ひとりで過ごすはめに陥った。家で食事をするのは侘しい。かといって、高級レストランにひとりで入るのも変。どうしたものかと悩みつつ夜の街を徘徊していると、なぜか、吉野家のオレンジ色の看板が妙に魅力的に目に入った。驚いたことに、店内はほぼ満席。当然のごとく客は男ばかり。でも、そこには不思議な連帯感のようなものが溢れていて、その晩の吉野家の情景はいまだに忘れることができないのである」ってその章の冒頭にあるんですよ、これはもー信仰告白か(笑)

 アリス的に経営の本というか、本書的には営業の本でしょか?は、そーいやアリスの前職って営業だったなぁと思って…その当時、アリスがこーゆー思考でいたとはとても思えないんですけど(笑)幾ら、心底大阪人でも…

 さて、上記の続きでという訳ではないんですが、吉野家の牛丼のおたま…穴が47個で、しかも穴の直径は企業秘密だとか…しかもこのおたまが吉野家全店で共通しているそーで…「一発で盛りつけたとき、たれの量がご飯に対して最適なバランスになるように、穴の数と直径を決めてあるんです」(@安部修仁社長談)調理さえ、徹底合理化の世界なんですねぇ…全国どこで食べても同じなんです、と…肉と米とたれの量のバランスは毎日チェックしてますという事か…

 牛丼屋さんて一度しか行った事がないので、店内のシステムに疎いのですが、吉野家には券売機がないというのは本当なんですか?これは接客のというか、サービスの、様式美ですかねぇ?店員と客のコミュニケーションとでもいうべきか?「その文化を、収益が許す限り大事にしていきたいというメッセージでもあるんです」(@安部社長)だとか…まぁ何事もどこかにこだわりたいのはよく分かるというとこでしょか?

 それにしても吉野家って社内にフローが大きい会社だったんですねぇ?そゆ点では、ビールのアサヒもキリンを抜いても社内剰余金の額からしたらキリンの方が上だったと…企業の体力って、特に今みたいな状況では問われる事になるんだろーか?

 とまぁ最初から最後まで、言葉は綺麗だが、儲かりまっか?ぼちぼちでんなの世界でして、勝ち組の勝ち組による勝ち組の為のお話に終始している感じかなぁ?徹底した効率化とか?一番お金のかかっているのは人件費なのでそこを何とかしろというのが多い気がするが、合理化と効率化で人を見る…スバラシイカイシャですねぇ(笑)粉飾決済の説明のとこなんかも、「やむにやまれぬ事情があるかどうか」とか、「競争入札参加のために黒字が要件となる」とか、「税金は払いたくない」とか…企業の務めは税金を納めて社会貢献をしましょーなんてきれいごとは…毎日がでっどおああらいぶやねんとゆー事ですか?おまんまくってなんぼやの世界なんだなぁ、もー(笑)

 最後に本書で一番はーへーほーと思わされたとこはインド式計算術のとこ…成程インド、計算はいかに楽をするか?ショートカットするか?の世界なんですね。こーゆーノウハウが伝統として続いているとは、やはりインド数学の国か(笑)

 お題に上っている方々は、山田真哉、鈴木敏文、安部修仁、ニヤンタ・デシュバンデ、カースティ・トレイル、矢島雅巳、横山悟一、田中靖治、澤上篤人、能代秀雄、ジェームズ・チェイノス他の皆様

 目次参照  目次 文系

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