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2013年3月29日 (金)

世界の中心で、自分、を叫ぶ(笑)

20世紀破天荒セレブ  平山亜佐子  国書刊行会

 サブタイトルが、ありえないほど楽しい女の人生カタログなんですが、何かもー、取り上げられている人達を一覧すれば知っている人は皆納得の世界じゃなかろーか?リアーヌ・ド・フージィ、ナタリー・クリフォード・バーネイ、ルイズ・ブルックス、パメラ・デ・バレス、原阿佐緒、田村俊子、宮田文子、宇野千代、ナンシー・キュナード、ゼルダ・フィッツジェラルド、キキ、イーディ、ディアーヌ・ドゥリアーズ、佐々木カ子ヨ、ココ・シャネル、イサドラ・ダンカン、リー・ミラー、川島芳子、岡田嘉子、大屋政子のラインナップ…ゴージャスでしょおぉぉぉぉぉ(エコー付)

 言われてみるまで気が付かなかったんですが、セレブってセレブリティからきている訳で、称賛されるものという意味だったんですよね…いやー確か伊では議員の尊称が栄誉あるだから、そんなもんか(笑)タイトル通り破天荒というか、体当たり人生というか、身体を張ってるその姿は、「21世紀に生きる庶民のわたしたちにも、必ずや勇気を与えてくれるでしょう。それと、笑いもね」というのは確かかも(笑)

 アリス的にセレブ女性…一番近いのは海奈良の女社長か?それとも鍵の社長夫人か?まぁどちらもアレですが…本書に出てくるのは皆様、文句があるならベルサイユへいらっしゃいな方々ばかりなので、アリス的にどーか?わりとアリス、儚い美人タイプに弱いからなぁ(笑)でも、本書も文人系やモデル系も出てきている訳で…愛人と心中という様式美もありましたの世界か?他にアリス的というとナンシーの章でルイス・ブニュエルとダリによる黄金の時代が出てくるとこでしょか?後、ナタリーのあだ名の一つが月の光というとこか?ちなみにナタリーすわんは己の好みで日本の蛍狩りの衣装をまとった事もあったそーな?しかし、何故に蛍狩り?

 准教授が好きなツェッペリンの事も少し出てきて「レッド・ツェッペリンのメンバーが淫らなことを行っているのを見て厭世観にとらわれ、叔母の住むケンタッキーで静かに暮らすこともしてみています」(@パメラ)とかあるんですけど、准教授…もっと凄いのは「ツェッペリンのジミー・ペイジがパメラの噂を聞きつけて関係をせまります」はともかく、「ジミーが鞭を振るう噂を聞いていたパネラは躊躇しますが、結局恋に落ちます」って…それって、えええと思う前にやはりアリス公認の変態性欲の権威に聞くべきだろか(笑)

 本書に出て来る女性は本当にもー出身もいろいろ、娼婦の方もいれば、王女様もいると…そして成り上がり感も凄いし破滅感もパネェと、ついでにもともとお嬢様、それも大お嬢様な方もいると…で、その揺り幅が常人にはホンマでっかぁーっな世界でして、いえ、本当に事実だとするならば、毎日がジェットコースターな日々のよな?

 何が凄いって恋愛観というか、結婚観というか、縛られたくないからプロポーズされても結婚しない人も多いんですけど、結婚しても浮名がとどまる事はないんですよねぇ…離婚して次に行くもよし、そのまま結婚続けて愛人が星の数もよし、いやー女の一生ってとマジマジと考えてしまうよな(笑)

 しかも「結婚式の前の懺悔で言うことは「神父様、人殺しと盗みのほかは、わたくしは何でもやりました」」(@リアーヌ)とか、「後年、人生を振り返って「泥棒と人殺しのほかは何でもした」」(@千代)とかあって成り上がるってこーゆー事を言うんだなぁと目から鱗が(笑)ちなみにパリの高級娼婦は結婚してルーマニア大公妃になってしまうんですから人生のすごろくって分からないよね(笑)

 話しついでに19世紀末のパリの娼婦は8万人いたそで、その内高級娼婦になれたのは40人だとか…なんちゅーか、花魁の太夫辺りとどの辺りが違うのか気になるよねぇ…それにしてもパリはパリだという事か…

 まぁ最初から最後までノンストップ劇場ですので、興味のある方は是非本書をドゾ。ここまできたらいっそ天晴れとしか言いよーがないよーな?ついでに本人達の至言の数々もこれまた凄すぎて常人にはアレなんですけど、その中でも一際スゲェと思わされたのは、リー・ミラーのお言葉「独裁国家に対抗し戦争を防ごうという運動に賛同を求められたら、「役に立たない大義に一生を賭けるのはどうかしら。"平和主義"というおかしなセクトのことにいつまでもかかずらわっているのは」とな…まさに世界は私の為にあるでしょか(笑)

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