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2013年4月11日 (木)

星は何でも知っている(笑)

天文学者はロマンティストか?  縣秀彦  日本放送出版協会

 サブタイトルが、知られざるその仕事と素顔とあるんですが、天文学者の本かと思ったら、後半は天文学入門的なお話かなぁ?学というより、天文関係のとこはこんなとこみたいなノリか?それにしても古代天文学とは、「暦作ったり時刻を管理したり、または航海で現在位置を星や太陽の位置から計算するために発展してきました」とな…何と天文学は実学だったんですねぇ…言われてみればその通りなんだけど、今だと、宇宙とは何か?とか、この世の始まりと終わりとか、そりゃもー哲学じゃね?な世界を邁進していらっさるから、すっかりそゆ事を忘れていましたよぉ(笑)

 さて、日本の天文学者は常勤だと700人位しかいないそーで、意外と数が少ないよーな気がしていたら、世界全体で9000人弱というとこですか?ちなみにこの世界って85ヵ国という事だから、全世界の半数以上が天文学、もしくは天文学者がいない計算になるのか?まぁ世界はともかく、全体の一割弱が日本の天文学者というのは、もしかして日本、天文学者多い国になるんだろーか?ちなみに日本の天文学者の勤め先って国立天文台とか、JAXAとか、後国内の大学という事になるんだそー…尤も一昔前は天文学があった大学が東大、京大、東北大だけだったというから、天文学の門も狭かったとゆー事でしょか?

 で、これまたいかにも日本だよなぁと思わされたのが、天文学者の性別…日本だと全体の数パーセントしかいないのに対して、世界では女性の天文学者が多いそな…特に仏なんか「六割が女性です」とな…まずこの辺りからアレだよなぁ(笑)

 アリス的に天文学というか、天文、天体というとジャバウォッキーの望遠鏡で、准教授のイメージが非常に強いのですが、英都大には天文学あったのだろーか?いや、もし准教授が天文学を専攻していたら、違う大学に行っていて、アリスとの出会いもなかったかも?な世界なのか?

 本書は、前半が天文学者紹介的な構成でしょか?最初の四人が現代の日本の天文学者で、石黒正人、林左絵子、近田義広、池内了と天文学の各分野の主流にいる人達でしょか?そして、その後に世界的な天文学者、プトレマイオス他のギリシャ時代とか、時代が進んでコペルニクスとか、ティコ・ブラーエ、ケプラー、ガリレオ・ガリレイ、ニュートン、エドモンド・ハレー、ウィリアム・ハーシェル、アインシュタイン、ジョージ・ヘールと有名どこがズラリ…タイトルがタイトルなので、このまま天文学者のおっかけでも楽しかったのなぁと、ふと思うんですけど?現在の世界の天文学者について回るとか?キャラも専攻もあるけど、お国ごとに天文学の立ち位置が分かって宜しだったのでは?

 で、本書の後半は天文学とは何ぞや?というか、今の天文学は?みたいなノリかなぁ?まぁたいてい知らない事を聞く時の質問っていうのが、何になるのか?と役に立つのか?でして…いやもーどの学問も特に基礎科学系は厳しいものがあるよなぁ…世間全般が現世利益的な傾向がますます強くなっている中で、今すぐに何かになる訳じゃないものに金(税金)かけるなんて意味があるのか?的なお話…

 「これはとりもなおさず、今を生きる文明人たちが、近視眼的な発想に陥りがちだということを意味します。その結果、愚かなことだとわかっていながら、私たちは無意識のうちに、「役に立つ」「立たない」という評価軸のみで人の営みを測ってしまいがちなのです」とな…まぁ今しか頭にない人が多くなった世の中だもの…ですかねぇ…文化とか、学問も遺産だと思うんですけど、そんなの関係ねぇー(死語?)がはびこっているのはスケール感が現代になるにつれて縮んできたとゆー事ですかと…天文のスケールは長大になったのに(笑)

 さて、本書で面白いたとえだと思わされたのが、科学におけるキーワードが各国で違うのはなるほろなぁと…例えばヨーロッパだと「対話」、米だと「理解」、日本は「興味・感心」と「参加意識」だそーで(笑)ちなみにこー分析したのがロバート・センバー(エクスプロラトリウム副館長/サンフランシスコ)だとな…いや確かに一理あると思いますた(笑)

 後、これまた実にアレですけど、プラネタリウムの数って日本は米についでの世界二位、公開天文台の数は世界一なんだとか?意外と天文学って世間に開かれたものだったのか?パンピーの人達が行ってないと、今なら即仕分けされそーだがら、それが続いているという事は一般の認知も大きいって事なのか?

 まぁはやぶさの時も思ったが、メディアはともかく、一般人の方が宇宙志向あるよーな?気がするのは気のせいか?日本の宇宙好きはもしかして世界一ってか(笑)何とゆーか、昔から好奇心の国だもの、ですので(笑)

 目次参照  目次 理系

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