« 清流が待っている(笑) | トップページ | トライ・アゲイン♪ »

2013年4月 5日 (金)

桜花、主を忘れぬ、ものならば、吹き来ん風に、言伝はせよ…

桜と日本人ノート  安藤潔  文芸社

 何の本と言えば、桜尽くしの本でしょか?最初から最後まで桜に関係したエピのオンパレード、みよーによっては何でもかんでも桜やねんという気がしないでもないですけど、それだけ日本人って桜好きなんですよね(笑)何となく、日本人なら納得の一冊ってか?というより、一人一人この手の覚書がありそーな気がする…

 さて、桜とは何かという事で、桜の異名のとこにタムケグサ(他夢化草・手向草)とあるとは知らなんだ…「神仏への手向けという意味からの名」だろーとゆー事ですが、昔々から神がかっていたとゆー事か?ついでに桜、櫻とも書きますけど、この字中国では桜ではないと…ユスラウメという木なんだって…何とゆーか、中国語とは微妙にずれているとこが相変わらず日本ってか(笑)ちなみにツクリの方の嬰の意味が「貝をつないだ「首飾りの呪具」」だそで…櫻…何か凄い事になっていないだろか(笑)

 花を見て何をするというと、日本人なら花見で飲めや歌えやの大騒ぎな気がしないでもないですけど、ここは歌という事で、万葉の昔から桜、実は歌われてはいたんですよ…ただし数は少ないけど…貴族の皆さんは梅の方が高級感あるじゃんといゆー事で、梅歌うオレってセレブな感覚らしかったけど、桜は万葉の頃は庶民の、そして平安に入ってからは上流階級もこぞって読みこむ事になっていった模様…ちなみに初めて、サクラという言葉が掲載されたのは日本書紀だとか…

 アリス的に桜、花見、うーん、大阪だけに造幣局でしょか?京都は言わずと知れた桜の名所たくさんある気がするんで、一度は目にしている気がしないでもないんですけど?

 ちなみに江戸時代の庶民の皆様の花見の鑑賞の仕方、「初春の梅の花はせいぜい一人か二人の親しいものと見に行く、仲春の桃の花は家族そろって楽しむ、そして晩春の桜の花は友も家族も含んだ大勢で、例えば長屋の連中とかお店のみんなとかで押しかけてドンチャン騒ぎを繰り広げる」そな…桜の花見、やはり飲めや歌えの大騒ぎで宜しいんですね(笑)

 本書的に一番、ええって思わされたのは、三熊花顛のとこでしょか?江戸時代の画家なんですが、何とこの人生涯桜しか描かなかったという画伯…桜好きもここに極まれりの世界だよなぁ(笑)代表作は千光寺(丹生川村/岐阜)の襖絵らしーんですけど、世の中には色んな人がいるもんだ…ちなみに「桜として甦える」ことを夢見たとまでの人物ですから…凄いよねぇ…

 まぁ桜の花言葉が、「純愛、精神美、心の美、Spiritual beauty、淡泊・優れた美人」だそーですので、何にしても美しいの世界っスかねぇ?面白いとこでは、桜がついている植物とか動物とか色々あるんですけど、桜貝とか桜鯛とかね、でも、桜蟻まであるとは知らなんだ?蟻も桜なのか?そーなのか(笑)

 他にもアリス的なとこで、桜井戸(桜井村下谷/愛知)は聖徳太子が桜の木の下を突いたら湧き出た井戸だとか、常照皇寺の九重桜(北桑田郡/京都)は国の天然記念物の桜、後水尾天皇お手植えとも言われているとか、桜花模様懸守(四天王寺)でこれ国宝だとか、大阪府箕面市桜という桜の名前がついた街があるとか、京都の県花はシダレザクラだとかあるんですけど…

 やはりここは飲めや、歌えやで、京都なら旭桜(永雄酒造)、黄桜(黄桜酒造)、黄桜華祥風(黄桜)、黄桜祥風(黄桜)、花ものがたり(黄桜)、この花桜(関酒造)、寿賀桜(宇野酒造)、大阪なら、片野桜(山野酒造)、花ひとひら(山野酒造)、大阪歳時記櫻の通りぬけ(中尾酒造)、灘桜(義本本家酒造)で、どーでしょー?酒飲んで来ぉーいってか(笑)

 目次参照  目次 文化・芸術

|

« 清流が待っている(笑) | トップページ | トライ・アゲイン♪ »

文化・芸術」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 桜花、主を忘れぬ、ものならば、吹き来ん風に、言伝はせよ…:

« 清流が待っている(笑) | トップページ | トライ・アゲイン♪ »