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2013年4月30日 (火)

星は、すばる、ひこぼし、ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし(笑)

カラー版 天文学入門  嶺重慎 有本淳一 編著  岩波書店

 サブタイトルが、星・銀河とわたしたちなんですけど、タイトルに入門とあるよーに、こーマクロに天文学の本でしょか?スケールでかぁーっとゆーのだけでも分かってくらはいですかねぇ…非常に平易な本なので、小・中・高の副読本にどーか?と思ったんですけど、後書き読んで納得しますた(笑)「本書は、現在、小・中学校で教えられている理科の内容への憂いから生まれました。小学校や中学校で使われている理科の教科書をみると、天文学に関する部分はまったくといってよいほどおもしろくありません。21世紀を生きていくみなさんに、ぜひ知ってほしいことがらも、十分には書かれていません。そこで、天文学の本当のおもしろさを、多くの子どもたちや、かつて子どもだった人たちに伝えていこうという活動から、このような形の本ができました」とあるんですよ(笑)

 どの教科でも同じなんですけど、あの教科書の無味乾燥具合って、いかがなものか、と…何か本として悲しいものがあると思うのは気のせいか?もーいっそパンフ形式にして、面白副読本を選択した方がいーんじゃね?と思ってしまうが…

 まぁそのよーな背景はともかく、写真は多いし、しかも奇麗(キパッ)何より構えて読まなくていいとこが宜しだと思いまする。広さも壮大ですけど、この時間スケールを想像するだけでも、ロマンじゃね(笑)

 アリス的に天文となれば、ジャバウォッキーの准教授の出番でしょ(笑)元祖、天文少年ですから(笑)それにしても天体観測って、星空に望遠鏡の世界かと思っていたら、プロは違っていたんですね…「天体観測というと、星空をみながら望遠鏡を操作したり、のぞいたりという感じで、ちょっとロマンティックなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、実際は星空なんかほとんどながめることなく、ただ一心にコンピュータの画面とにらめっこしているというのが現実です」とな…世の中のリアルってバーチャルと代わりねぇの世界なのか?

 さて、本書は地球の歴史もさる事ながら、太陽系や銀河系といった星の話しが続きます。簡単な紹介なんですけど、へーへーへーといった豆知識も満載。例えば土星の質量は殆ど水素とヘリウムガスからとな…土星の平均密度は他の惑星の中でも最小で、1立方cm辺り0.7gしかないそな…かくて土星を丸ごとプールに入れたら水に浮くというジョークもあるとか(笑)尤も実際にそんな事したら土星の大気ガスは水に溶けて、中心部の核部分が沈むんじゃね、と(笑)こーゆー天文学ジョークがもっと市井に流れるよーになると、身近になって広がり易いと思うんだけどなぁ(笑)

 面白豆知識的には天王星の自転軸、傾きが98度…ほぼ横倒しの状態で自転して、公転してると…かくて天王星の極では42年の夜と42年の昼が続くって…人の一生で見たら、たいていの人って昼と夜を一回づつみたいな生活になるのか(笑)大きさのスケール的にはさそり座のアンタレスは太陽の230倍あるとか…赤色巨星って、本当に巨星だったんですねぇ…

 星の組成についても、初期に創られた星と後に出来た星ではその中身がちと違うと…初期って水素とヘリウム、軽い原子でできてますと…で、これが超新星爆発起こして、また星になりと繰り返していくにつれて炭素とか酸素とか含有量が増えていくとな…星の組成をみたら世代が分かるって、そーゆー事だったのかぁー(笑)

 銀河ってどこも渦巻いているものと思っていたら、楕円銀河っていうのもあったよなと…で、渦巻きじゃない方が古いのね…後、銀河とブラックホールの関係とか、詳細は本書をドゾですけど、日進月歩というか、日々新しい発見ありなんですねぇ…宇宙膨張説も、宇宙って「平坦で、ずっと膨張しっぱなしであろう」事も分かってきたとな…

 面白いのは見える事のリアルさの感覚の違いでしょか?というのも宇宙を見通す事が出来たのがビックバン後38万年の宇宙なんですよ…なんでやねん?と言えば、「光はこのときまで、電子にじゃまされてまっすぐに飛ぶことができませんでした」とな…成程、光あれと、それ一つとっても宇宙の時間って違うわぁー(笑)ちなみに見えるよーになったこれを宇宙の晴れ上がりと言うそーな、何かスッキリーな雰囲気出てるよな(笑)

 とまぁ他にも面白エピ満載ですので詳細は本書をドゾ。天文の話しだけでなく、その周辺の話しもチラっと出ていて、なるほろなぁな気にもさせてくれる凄い本です(笑)例えば、地球上の生命誕生について、「いずれにしても、高温のマグマでおおわれた原始地球では、生命の材料である有機物質は壊れてしまいます。地球が冷えたあとに、地球外から生命の材料がもたらされたことはまちがいないでしょう」とな…言われてみれば、そんな気にもなるんですけど、いやもーホンマでっかぁー?と(笑)

 目次参照  目次 理系

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