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2013年5月

2013年5月31日 (金)

相続は金銭を浄化する(笑)

蕩尽王、パリをゆく  鹿島茂  新潮社

 サブタイトルが薩摩治郎八伝なんですが、元祖おぼっちゃまですかねぇ…絵に描いたよーな三代目とも言うべきか?幕末にボロ儲けした一代目の資産を、二代目は維持するけど、三代目に潰れてしまうというパターン…何とゆーか、三代目って経営というか、仕事に興味がない人が多いよな?そして恐ろしく文化人って奴ですか(笑)ただ、本書の主人公程、破天荒な人生ってそーはないんじゃなかろーか?王侯貴族を凌ぐセレブから無一文ですからねぇ…この落差って、普通ありえねぇーでしょお(笑)

 何を言っても嘘になりそーな気配なんで、詳細は本書をドゾ。戦前の日本にはこんな人もいたんですねぇ…これも一つの才能だと思われですけど、まさに20世紀型と言うべきか?作る事ではなくて、消費する事が文化なんですよ、奥さん(誰?)しかも舞台が、まずはロンドン、そしてパリ…第一次大戦から第二次大戦の間が主な時間軸でしょーか?

 そして何より凄いのは当時の有名人が、カメオ出演じゃないけどチラチラ出てくるとこでしょーか?今聞いても、えっあの人も?なんてお方が主人公の隣に座っていたりするんですよ(笑)治郎八の人脈、恐るべしです(笑)

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2013年5月30日 (木)

グッド・センス、あるいはホモ・サピエンス・サピエンス(笑)

男たちへ  塩野七生  文芸春秋

 サブタイトルは、フツウの男をフツウでない男にするための54章なんですが、作家の日常エッセイ集ですかねぇ?お題はタイトル通り殿方がメインになってる章多しだけど、引いてみれば女性陣が違いが分からないとね、となるよーな気もしないでもないが(笑)

 で、まぁよーするにどゆ事というと、男を磨けっこれに尽きるよーな気がする(笑)で、いい男とは何か?どーするのか?みたいな話しが続いている感じかなぁ?例えば著者による頭に良い男とは「なにごとも自らの頭で考え、それにもとづいて判断をくだし、ために偏見にとらわれず、なにかの主義主張にこり固まった人々に比べて柔軟性に富み、それでいて鋭く深い洞察力を持つ男」って…そんなスーパーマンな殿方いるんでしょーか?少なくとも千代田区南端には見かけないよーな(笑)

 身だしなみだっていい方がそりゃいーが、「われわれ女は、身だしなみ以外に真剣勝負するものを持っている男を欲しているからである」とな…まぁ確かに賭けるものを持つ人というのは男の基準の一つになりそーだが(笑)果たして一線級のそれを持つ人がどれだけいるのか?

 見かけ的なとこでは、ティーニ・パゲッティーニによると「第一に、ちょっぴり古いイギリス。第二に、アメリカの色。最後は、一と二のすべてをイタリアの洗練された感覚で、フィルターしたもの」だそな…型はクラシックで、色はビビットで、イタリアンなら宜しという事なんだろか?それにしても男の人も明るい色なんですね…さすがイタリアか(笑)

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2013年5月29日 (水)

花のみを待つらん人に山里の雲間の草の春を見せばや

コクと旨味の秘密  伏木亨  新潮社

 どーゆー本なのか?というとタイトル通りなんだろなぁ?何か中身に行くとバラけている感じだが?まぁ日本ですから、旨味の国の人だもの、ですか(笑)ちなみにうま味国際シンポジウムなんてあったんですねぇ…

 旨味とはおいしさらしーんだけど、コクとなるとどーなのか?まだ業界的にコレとはっきりしていないよーな曖昧さを本書から受けたんだけど?ちなみに「コクがあるという形容詞は褒め言葉で、熟成、豊富な経験、豊潤、円熟などからもたらされる総合的なレベルの高さと薄っぺらでない魅力」だとか…軽さではないとゆー事か?

 さて、中飛ばしでコクのメインと言えば、砂糖と旨味…それを組み合わせたパーフェクト料理の一つがすき焼きだそな…砂糖と旨味としての醤油、あの甘辛味はコクにつながっていたんですねぇ(笑)米的にいくとテリヤキに近いのか?しかも、すき焼きには牛肉の脂もあると…著者的には米人が日本にきて絶賛するのはすき焼きだとか…「いい加減に作ってもおいしいから、簡単。母国でも作ろう」とな(笑)薄切りの牛肉があるのかどーかなんて気にしちゃいけないってか(笑)

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2013年5月28日 (火)

正義と美学?権力と権威?

男たちの数寄の魂  井尻千男  清流出版

 何の本というと、茶道と時代と男達の本ですかねぇ?読後の正直な感想としては、男の人が書いた文章だなぁで、もっと言うならおじさんの書いた文だなぁでしょか(笑)本書は多分二つに分かれていて、前半が戦前のセレブ、成金、政財界人のお茶道楽、後半が戦国からの武家のお茶事情ですかねぇ…おまけ的意味合いだと思うのですけど、最後に著者の自宅の茶室(もどき?)作成のエッセイでしょか?

 いえ、数寄とあるから数寄な話しかと思ったら、どちらかというと茶道な話しがメインか?それも純粋に茶道というより、男の生き様というか、すがりついた先が茶道だったみたいな(笑)男子の趣味としては茶道が宜しという事になるんでしょーかねぇ…茶道の勧めとか?戦前のセレブには真っ当なというか、金の使い方があったみたいな話しでしょか?茶道となれば、その精神性を尊ばねばの世界か?

 著者的には、茶道と井上馨を強力プッシュしている感じかなぁ?お茶は総合芸術なので、所作もですが、道具類とか、書画骨董とか、室内芸術的素養が問われる訳で、大きく言えば日本文化全体を把握していないとね、な世界だと思われ…

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2013年5月27日 (月)

理想の友愛関係は、死んだ兄弟との間にしか成立しない?

男らしさという病?  熊田一雄  風媒社

 サブタイトルが、ポップカルチャーの新・男性学なんですが、読後の正直な感想としては、男の人の書いた文だなぁと、文系の人が書いた文だなぁでしょか(笑)フェニミズムとか、ジェンダー問題で、各大学にも女性学の講座は増えたけど、男性学の講座は「皆無に等しく」の状況らしい…ちなみにメンズリブ運動なんかもあったんですねぇ…「男性は女性に対する加害者であるが、同時に自分たちも「男らしさ」の被害者である」とな…まぁ最近の傾向なんでしょか?「加害者であると同時に被害者である」って…

 で、以下五章でそれぞれ論を展開している訳ですが、セーラームーンと少女革命ウテナと寄生獣と、マリア様がみてるが前二章で取り上げられていまする。後の三章は宗教的なアプローチかなぁ?今や新興宗教と言っていいのかアレですけど、それも男女同権思考なんですねぇ…四章は仏教系の学生の回答からの殺人についての考察ですか?で、五章はあの出口王仁三郎の話しでしょか?うーん、この取り上げ方が男性学的に普通なのか?どーか?がイマイチ分からないけど、いやまぁ何とゆーか、世の中広いなぁと(笑)

 トータルして見ると、男性性については世代間ギャップが相当に凄くね?の世界かなぁ?著者はくびれの世代に属するそーですが(ちなみに最初目を通した時にくびれをくたびれと読んで、そんな世代あったっけと首を捻ってしまったのは内緒だ/笑)、やはり上の団塊の世代にはかなり違和感感じていらっさる模様…所謂、忠臣蔵的な、宮本武蔵的な、男らしさを錦の御旗に掲げている人達の群れだからなぁ(笑)

 この手の世間というか、世論というか、大衆というかを検討する時、日本の場合は団塊の世代というのを抜きにして考える事は出来ないんでしょかねぇ…戦後はやはり物量の時代だって事ですか(笑)著者的には「人数が多くて自己主張の激しい団塊の世代には過剰な「図々しさ」を感じることがある。また、団塊ジュニア世代には、過剰な「従順さ」を感じることがある」と見ているみたいです。かくて「「団塊の世代の図々しさ」にも「団塊ジュニアの従順さ」にもウンザリすることがある「くびれの世代」の私としては、団塊ジュニアよりさらに下の世代に期待したい」とゆーのは、著者、心の叫びですかねぇ…

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2013年5月26日 (日)

鏡よ、鏡(笑)

美男の立身、ブ男の逆襲  大塚ひかり  文芸春秋

 タイトルがすざまじーが、日本文学史の男性像の変遷とその時代ですかねぇ…リアルとフィクションは別物であるにはあるけど、現実とリンクしているのもまた当たり前という事で、それこそ飛鳥・奈良の古事記から、江戸の四谷怪談辺りまで網羅している感じかなぁ?いやもー倫理的には「人を見た目で判断してはいけない」とか言っても、そりゃ建て前にしか過ぎないだろーと言うのは誰しも熟知している事柄か(笑)メタボよ、さらばかというか、見た目至上主義がまかり通っている今日この頃、これはいつからなんだぁーっと古典を繙いてみたら、日本って美男から始まった国だったのね、ですかねぇ(笑)

 男性と美、とは現代だと二つに分かれるのかなぁ?一つは階級差の為にですか?「現代でも、イギリスでは長身であることは上流階級の証明であるといい、アメリカでは歯並びが悪いのは貧しい証拠、太っている人はエクゼクティヴになれないというふうに、見た目と階級が連動している」とな…アングロ・サクソンって…それにしてもこーゆーのは差別と言わないんだろーか?いえ、区別ですってか?

 で、も一つが老い、老化…よく聞く中年の危機って奴ですか(笑)所謂「若い女にとって、自分は「対象外」になるのではないか」とか「男としてもうダメなのではないか」という「オスとしての終わりの気配」に敏感になるというか、抗う訳ですね、それこそ必死に…美というより若さが欲しい、維持したいが心の叫びであるとな…かくて「男が見た目を気にするのは、思春期になって「女にもてたい」と思ったり、四十代後半にさしかかって「若い女の対象外になってしまう」と焦ったり、きっかけはいつも女絡みというえ、要するに性絡みだ」というのが何とも…つまるところ若さ=美というのは男性の方が意識が強いのではないか?という事で、それだけに「「若い女」というだけで、目の色変えて喜んだりするのだろう」とな…

 でで、「基本的に一生受精可能な男は、いつまでも若さにとらわれて生きていかざるをえないのだ」となる訳ですか、そーですか(笑)一生現役主義を掲げるのは本人と自然の勝手だけど、何分、相手のいる事ですからねぇ…女性側の意志はどーなる?の対抗策が、美男か権力かなんでしょか(笑)

 そんな男の生きる道1300年以上の歩みを、どーぞってか(笑)

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2013年5月25日 (土)

食べて、飲んで、歌って(笑)

男の嗜み  柳下要司郎  グラフ社

 サブタイトルが、ほどよい趣味で人生が数十倍楽しくなるなんですけど、ある程度の年となると男の人はこの手の本を書きたくなる、もしくは書かざるをえなくなるんでしょーか?まぁ男の生き方指南的な要素もあると思うんでけど、タイトル的には頭にあるをつけてもいいよーな?ある種これは究極の個人史観だよなぁ(笑)

 で、この手の話しってお茶と骨董に走り勝ちなえっへんタイプが多いよーにも思っていたら、こちらの本は、も少し身近な話題かな?と…何がというと時代劇とクラシック(唱歌付)に男の飲み食い(手料理付)でしょーか(笑)多分、著者と同年代の方は共感呼ぶ内容と思われですので、一読をドゾとお薦めしとこー、一応(笑)

 とゆーのも初っ端が男子厨房に入らずを自認していた人が、料理をするよーになった…元祖男の手料理で仲間内には評判いいという話しは枚挙に尽きない気がするんだが?豪快に肉焼くぞぉー的な、もしくは丸ごと行くぞぉー的な(笑)まぁたいていは友人知人という仲間同士ではいい話になり易いんですけど、お父さんのたまの手料理で家族においてのいい評判ってまず聞いた事がないので、どっかなぁ?と疑問が浮かんだんですが(笑)

 まぁ独身男性で料理が趣味で、得意料理がカレーの場合はその男止めとけというのが乙女の常識とどっかで聞いた覚えがあるんだが(笑)人生色々、料理も色々、男も色々ですから、こーゆーのもあると思いますの世界なのかなぁ、と(笑)

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2013年5月24日 (金)

見たいと欲しない現実までも見通す者とは…

ローマ人の物語 15 パクス・ロマーナ 中  塩野七生  新潮社

 時は紀元前18年、カエサルの後継者アウグストゥスは45才になっていたと…表向きは共和制の維持、水面下では帝国への転換へと着々と地保を築きつつあった壮年期の治世という事になるのでしょーか?

 そして彼はユリウス姦通罪・婚外交渉罪法とユリウス正式婚姻法を元老院の反対派を抑えて通してしまうのであった、マルってか(笑)目的は、不倫の進めの反対ではなくて、少子化対策…更にその心はローマ市民権所有者全体の強化、よーはローマの頭脳の育成にあった訳ですね…健全な国家には、健全な家族をというスローガンもあるけど、出来る人材を増やすという事は施政者としては切実だった模様…まぁ現代だと人権問題に発展しそーだが(笑)ちなみに、後にこの法案はパピウス・ポッポウス法により修正案が出て改正されているよーですけど(笑)

 更に軍事の再編成を行うとな…セキュリティー的に常設部隊は必要だけど、軍縮したいの世界で…問題は帝国の国境ラインが物凄く膨大である事(笑)そこに常駐で防衛軍を派遣したら、どれだけ必要やねんとなるとな(笑)これを何とかクリアしていく訳ですから、アウグストゥスの手腕恐るべしというより、何が何でも改革を継続させる事を本気で取り組み続けた人の気迫勝ちでしょか(笑)ちなみに、この時退職金制度まで確立したそーで、本当にアウグストゥスという人はかゆいところまで手の届く目配りのきく人だったのだなぁと…しかも補助兵制度も導入しているし、属州統治で属州民も参加型で、どーよ(笑)

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2013年5月23日 (木)

名誉と自己犠牲?

男の嫉妬  山本博文  筑摩書房

 サブタイトルが、武士道の倫理と心理でして、何故にいきなり武士道と思ったら、江戸時代は男という言葉は武士を指す言葉だったそな…お百姓さんも、町人の男性も男とは呼ばれねぇとゆー事らしー…ただし、その中でも男の中の男的な人達を、男伊達と呼んだとな…身分がはっきりしている世界って、言葉がスッパリ分かれているもんなんだなぁと、ちょっとびっくら(笑)

 ちなみに、武士とは何か?と言えば、主君の為に命を惜しむなが一つ、も一つが我が身は主君からの預かりものだから粗末にせず、日々文武に精進潔斎、我欲を捨てて主君に奉公せよという事らしい…武士の生き方も半端ねぇ…ただし、これはあくまで建て前というか、額に入れて飾っとけ、むしろ汝○○するなかれの世界か?そしてそゆー縛りが100%機能する世界なんてある訳ないと(笑)本音は、己の昇進と他人の出世の嫉妬が日常茶飯事だった模様…

 で、そんな武士の本音部分にスポットライトを当てた本かなぁ?嫉妬、やっかみ視点から見た武士世界とでも言いましょーか?

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2013年5月22日 (水)

酒の肴になる日まで?

話のつまらない男に殺意を覚える  ドレミファガール・編  小学館

 著者はmikiコミュニテイ管理人という事で、そのコミュニティでの告白話しの集大成ですかねぇ?話の内容はあるあるなネタなのである意味普遍性のあるお話でしょーか?というより告発かなぁ(笑)タイトル通りな内容というか?どこかズレている男のオンパレードというか?一言で言うとウザイこれに尽きるよな…自己チュー男花盛りでございますってか(笑)

 迷惑かけられた女性陣には同情しますが、傍から見る分には笑い話なんですけど、これだけ続くともー最後には、世の中のもののあわれについて憂う世界に行ってしまいそー(笑)結局これはもてない男の憐れな生態以外のなにものでもないのではなかろーか?

 それにしても合コンとマイミク申請って、集う人の温度差が激しい現場だったんですねぇ…上手くいく場合といかない場合では、天国と地獄以上の開きがある模様…お疲れ様としか言いよーがない気が(笑)

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2013年5月21日 (火)

カネこそ全て(笑)

世界の歴史をカネで動かす男たち  W・クレオン・スクーセン  成申書房

 サブタイトルが、国際エスタブリッシュメントの金融支配なんですが、いやはやいやはや…この手の世界陰謀仮説はそれこそ世間にごまんとあるので、まさに今更なんですけど、まっそれを一つのエスタブリッシュメントの集団と見るか、クラブと見るか、ソサエティと見るか、秘密結社と見るか、サークルと見るか、ネットワークと見るかはその人によると思うんですけど、何とゆーか、この男の群れたがる性質はどーにかならんものなのか(笑)で、やる事と言ったら強権を我が手にですからねぇ…男性思考の行き着く先って、権力欲の肥大に行くのか?ついでに言うと誇大妄想に行くのか?そんなに己を大きく見せないと気が済まないんだろ?と素朴な疑問が?

 かくて選ばれし男達の群れですかねぇ…中心は英米の金融界という事になるんでしょーか?有難うセシル・ローズでオックスフォード大から始めないといけないのか(笑)ちなみに本書は全米でベストセラーになった本らしーのですが発行が1970年なんですね、それが21世紀になってようやく翻訳本が出ている辺りがアレですが、更にこちらの本、「米国の反ユダヤ、反NWO、反イルミナティ、反フリーメイソンの有志に必読の書として読み続けられている著作」だそでアレですけど…

 で、この本の種本というか、とある本の解説本というか、検証本ですかねぇ…で、それが何かというと、キャロル・キグリー(ジョージタウン大学歴史学教授)の「悲劇と希望」とな…所謂、かの金融エスタブリッシュメントの暴露本ですか?ちなみにキグリー教授も中の人の一人…ついでに言うと「ビル・クリントン元米大統領の学生時代の指導教授」だったお人…で、何でこの教授が暴露本出したかというと、今更パンピーが何しよーが世界は俺たち特権階級のものなのは揺るぎないぜっあはは…だかららしー…尤も、発行後すぐに書店から姿を消したとな、これはその権力中枢の方々が好まなかったからという事だとな…

 と、色々と推測に推測が絡んで怪しい雰囲気満載なんですが、これも近歴史となれば利害関係がぶつかる人、モロに被る人がまだ生きている可能性高い訳で、その通りですと認める訳にもいかないだろーし、違うんですと言っても大衆はどちらを信じるか?ですからねぇ…決着を見るのは22世紀辺りの歴史家達なんだろか?という事でいやはやいやはやな本なんでございますよ(笑)

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2013年5月20日 (月)

ご飯と煮汁?

カレーのすべて プロの味、プロのテクニック  柴田書店

 コピーが世界のレシピ109種で、インド、欧風、オリジナル、アフガニスタン、パキスタン、スリランカ、ネパール、インドネシア、カンボジア、タイ、シンガポール、ミャンマー他という取りあえず世界カレー大全的な内容なんでしょか(笑)

 カレーと一口にいっても色々あるし、元祖インドには実はカレーと名のつくものはないみたいな嘘のよーなホントの話しもあるしなんですが、まっ一目みて日本人なんらこれカレーじゃないの?みたいなのがカレー関連のレシピが109種類掲載されていると…

 で、勿論カレー粉はあるにはあるけど、C&Bとか、S&Bとかね、これらはミックススパイスとして本書では分類されている模様…他にミックススパイス仲間では、ガラムマサラとか、チャットマサラとかありまする(笑)

 出来合いのカレー粉に頼っちゃーあかんぜよという事でまずスパイスありきで、本書の初っ端は始まっています。大まかに分けて、香りと辛味、色づけと臭み消しのスパイスに分かれるみたいで、その配合は、香りが10%以下、辛味が10-5%、着色が20-30%、香りと呈味性が残りという事になるみたいです。カレーはスパイスの配合が出来て一人前なのか(笑)

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2013年5月19日 (日)

公卿の位倒れ?

次男坊たちの江戸時代  松田敬之  吉川弘文館

 サブタイトルが、公家社会の厄介者なんですが、江戸がメインなんでしょーけど、明治に入ってから華族的なとこも出てきたり、おまけ的な要素かもですが女性の厄介も出てきたり、長男長女というか、嫡子と総領娘以外の人の生きる道ですかねぇ?まぁ日本はタワケの国の人だもの、ですか?かくてご長男様の世界が展開していく模様ですが(笑)次男三男と世の中それ以外の人の方がむしろ多いと思われで、では彼らの人生は?どーなっていたのか?が本書のメインテーマでしょーか?

 ちなみに現代では厄介者という言い方をするけど、昔は厄介だったんですね…似たよーな言葉に部屋住みという言葉がありますけど…これはむしろ武家が使う言葉だった模様…まぁ昔は言葉一つでどの身分に属していたかが分かるって事なのだろか?

 公家の身分と言うと、清涼殿に昇殿が許される堂上と、許されない地下の二つに大別されるとな…よく聞く摂関家とか、清華家とか、大臣家とかは堂上の上部の人達の群れなんですね…事は宮廷ですから、それこそ細かく区分があるんでしょーけど、詳細は本書をドゾ…

 で、本書のメインは次男坊以下同文な人達ですから、その家での子供達となる訳ですけど、子供は子供でも色々あってなの世界で、子、実子、養子、密子、猶子と区別があるんですよ、奥さん(誰?)いったい、どゆ事やねーんっというのが本書の筋かと(笑)

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2013年5月18日 (土)

偽善的でなく、本音ですから(笑)

脳+心+遺伝子vs.サムシンググレード  竹内薫・養老孟司・村上和雄・茂木健一郎  徳間書店

 サブタイトルがミレニアムサイエンス 人間とは何かなんですが、理系の本だと2.3年前の本でももう陳腐化して読めない状態だと言われる昨今、本書は一昔前なので、更にどかなぁ?とゆー懸念もなきにしもあらずですけど、今読むとその先どー動いたのが少し分かるので何とゆーか、おべんきょになるノリかなぁ?

 で、どゆ本かとゆーと、前半が講演会のドキュメントというノリか?サイエンスライターの竹内氏が司会進行役で、その後三氏がそれぞれ青年の主張もとい科学の主張をする感じでしよーか?その後三氏と司会者でトークが入り、講演録終わり、後半はこれまた竹内氏がそれぞれに改めてインタビューというか、対談しているという構成でしょか?

 講演と対談では時間が開いているのか?同じ人でも雰囲気が違う気がしたりしたけど?気のせいか?はともかく、司会以外が皆バイオ系というか、人体、人間を研究しているのに全然被っていないとこに、学問の細分化を見た気がしたが(笑)

 村上氏が分子生物学になるのか?高血圧を引き起こす主因であろう酵素レニンの遺伝子解明をした方と言った方がいいのか?だし、茂木氏は巷で有名な脳科学者だし、養老氏も元解剖学者だけど、脳に一家言ありのと言った方がいいのか(笑)最初の演説で、それぞれ専門を語るなんですけど、うーん、村上先生がとても具体的で、茂木先生はとても抽象的な感じで、養老先生は全体論的かなぁ?何とゆーか、人とは何か?に近いよな?

 こー言っては本当上から目線っぽく聞こえるかもなんですけど、三者とも今現在読み直しても、なるほろなぁという発言をしているとこはさすがでしょねぇ…積み上げてきたものが違うって事なのかなぁ…

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2013年5月17日 (金)

あるモダンの告白(笑)

世界の電波男  本田透  三才ブックス

 サブタイトルが喪男の文学史なんですが、コピーが表紙のタイトルより大きいという事実(笑)曰く、電波男は世界中にいた!でして、著者がその電波男の作者という事で、このよーなコピーになるのだろーか?更に解説文が続いて、ダンテ、ゲーテ、ドストエフスキー、手塚治虫-喪男の魂の叫びが、歴史に残る「新しい物語」を創った。型破りな着想で読み解く、世界一身も蓋もない文学論!なんだそー…いや確かに400頁以上に渡って喪男語りを続けるとは、持久力が半端ない事は確かでしょー(笑)

 いやもー何てゆーかね、喪男の喪男による喪男のための喪男本と言ったらいいんでしょーか?殿方には二つのタイプがいて、一つがモテる男、も一つがモテない男とすると、圧倒的にモテない男の方が多いんじゃね?というお話かなぁ(笑)まぁモテない男にも、そのレベルというか、ラベルというかがあるみたいだけど?で、どーも著者的には自身は最底、底辺じゃーっという魂の叫びというか、本能の雄叫びというか、早い話オレの話しを聞けの世界が展開していらっさると(笑)

 三次元の女性に相手にされないから、二次元の女性(?)に走って何が悪いというのがメインかなぁ?世の中の基準は三次元がメインなのでこれまた肩身がとても狭いとな、でも、そんなの関係ねぇー(死語?)とゆー事か?だってリアルだと「いい歳してモテなんか追求したって、若くてぴちぴちしたイケメンに勝てるわけもない」と現実は理解している模様…例としては「「LEON」にかぶれたオヤジサラリーマンなんぞ社内のOLたちにキモがられるだけ」の件は、全くもってご尤もな世界かなぁ(笑)

 で、結局、喪男は物語に走って自己救済をはかる。でしょか?だから、数多ある文学、漫画などの作品はその喪男視点で出来ているということかなぁ?で、それを著者と一緒におさらい?確認?しましょーみたいなノリか(笑)

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2013年5月15日 (水)

男は顔(笑)

美少年日本史  須永朝彦  図書刊行会

 いやもータイトルから凄いわと安易に手に取ったら…日本国内における古今東西の美少年がズラリ…最初の内はヘェー位で済んでいたんですけど、さすがにこれだけ並ぶとどっとくるものがあると…よーするにこれは、殿方は美少年がお好き?というより、男の人って男女関係なく若くて奇麗ならなんでもいーんだなという事実のオンパレードではなかろーか?

 ちなみに美少年も少年も元は中国の言葉だそーな…もっと凄いのは少女、これ美しい少年を意味した漢語だったとな…平安時代から入っていたそーだけど、使うよーになったのは近世からとゆー…で当時はどー言っていたかというと、少人、少童だそーで、これか室町に入ると美少、美童とここまで漢語で、これの倭言葉が児、稚児だとか…そして室町後期になると若衆となったな…言葉の変遷も凄いよなぁ(笑)

 では、少年期とはどこまで?となると、本書的には鬚が生えるまでとなってますけど、花の命は短くての最たるものじゃなかろーか?ちなみに「お小姓の命は長うて三年」と言われてたそーで、14、5、6、7才辺りなんですかねぇ?男色という言葉も元は漢語からだそーで、元々は「男ないし少年の中で優れて美しい者」を指す言葉だったそな…鎌倉時代には入ってたそーで戦国末期には当たり前な言葉だった模様…

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2013年5月14日 (火)

ふぁむふぁたるなとのがたたち?

男の勘ちがい  齊藤学  毎日新聞社

 最初の二、三ページをめくっていたら、著者の過去の思い出についてのエッセイぽかったので、その手の日常エッセイ本か?と軽く考えいたら、世の中甘かったってか…というのも、著者のお仕事は精神科医、ご本人的には家族療法家だそで、自身の父との葛藤をさらっと提示した後に、映画の話しになって、気がついたら社会問題について語るですか?むしろ家族問題なのか?それとも個人問題なのか?どちらにせよ、現代人の悩み多き日々についてですかねぇ…もしくは男の業かなぁ?

 いやーもー真面目に考えたら、そりゃディープな毎日で、よくぞこれ務まるなぁと素直に感心しました…根が甘ちゃんなので、こゆ事からはなるべく目線をそらして生きていきたいと、非常に自分に都合のいい事を考えている己の卑小さが情けない…著者のタフさに感動です。男はタフじゃなきゃ生きていけないの件のフィリップ・マーロウの科白思い出しちゃったりして…まぁ著者のなさっている事は悩める子羊と悩んでいるとこでしょね、そして仕事だから勿論割り切ってもいらっさると…自分だったら、きっと一日だって務まらないわぁーという自信だけはあるので、もー全編脱帽するしかありません…

 いや、まさにそれが生きていくって事なんだからの世界が展開している模様…

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2013年5月13日 (月)

それが男の生きる道(笑)

独身王子に聞け!  牛窪恵  日本経済新聞社

 サブタイトルは、30代・40代独身男性のこだわり消費を読むなんですが、インタビューというか、データから読み取るライフスタイルでしょか?まぁ普通に働いていて、結婚していないとなれば、可処分所得も多くなる訳で、その消費傾向を追えはマーケティング的に気になるわぁ位じゃ済まないとな…消費とは金があるとこ中心に回る訳ですよ、奥さん(誰?)

 本書発行当時で、30代の男性の三割強、40代の男性の二割弱が未婚だそーで、それが東京となると30代の男性の二人に一人、40代の4,5人に一人が独身だとな…そっか、日本って独身天国だったのか(笑)独身者の意識が男女共に「いい相手が現れないなら、無理して結婚する必要もない」という状況らしー(笑)

 いやまぁ何とゆーか、独身男性の本音が詰まっている感じでしょか?例えばレオンとかね…ちょいワルとかちょいモテとかのあのちょい○○なのってこれから始まっていたのか?世情に疎いので気にしてなかったんですけど…「「モテ」はすべての男性にとって普遍のテーマ。女性にモテたくない男はいないはずだから、「モテ」をクルマや腕時計とうまく関連づけて打ち出せれば、幅広い嗜好や世代の男性に訴求することができるはず。それが「レオン」の考え方だ」とな…結婚はともかく、女性にはモテたいと、これハーレム思考じゃないんですかぁー(笑)

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2013年5月12日 (日)

それでも身体は動く(笑)

身体から革命を起こす  甲野善紀 田中聡  新潮社

 何の本かというと、身体とは何ぞや?になるのかなぁ?人は頭のみで生きるに非ずでしょーか?もしくは貴方の知らない世界とか?と、その前に今回程カテゴリー悩んだ事はありませんでした…著者は武術家という事になるらしーのですが、ご本人的には武術を基礎とした身体技法の実践研究者らしーが…で、武術…これってどこに入るのか?武道と武術って違うのか?本書的には、身体全般だしなぁ?あああああぁーと叫んでみたって始まらないし、取りあえず武術、武道、つながりでスポーツにいれさせてもらいました…しかし、これをスポーツと言うのはあまりに嘘臭いと…

 で、戻るのですが、人間よ、身体に還れの世界かなぁ?現代人がいかに頭でっかちになっているかの話しのよーな気がする…で、武術なんて縁もゆかりもない人達が、これまたその道のトップな方々だが、著者の動きを見てそれぞれに閃いたの世界が展開している模様…ただ、それまでのセオリーからかなり逸脱しているので、成功しても異端扱いを免れないとこが何とも…学界や既得権益やら、その手の専門家とかの権威ってスゲェ(笑)

 も一つスゲェと思わされたのは、何せ身体ですから、眼の前でその動きを展開させている訳ですけど、それ見ても分からないはともかく、頑迷に過去にしがみつく人が多いとゆーのも何とも…まぁ今まで自分が積み重ねてきたものがあまり役に立たんかったとなれば、そーなるのも仕方ないのか?後、テストでペケになるからパス的なとこも、資格取る事がメインなら、そりゃ違う方法なんて、そんなの関係ねぇー(死語?)だよね(笑)

 かくして本書のタイトルが浮かび上がる訳、まさに革命だぁー(笑)

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2013年5月11日 (土)

渇きには水、快楽にはワインを(笑)

ガストロノミ  ジャン・ヴィトー  白水社

 サブタイトルが、美食のための知識と知恵なんですけど、まぁ一つの美食家の覚書かなぁ(笑)良くも悪くも仏料理を中心にして、というノリでしょか?まっ仏人なら通常運転だよな、と(笑)その他で行くとせいぜい中華料理で、後書きで「ガストロノミは普遍である。二つのガストロノミが他のすべてを抜きんでており、影響を与えている。フランスのガストロノミと中国のガストロノミである」に全てが集約されているよな(笑)とゆー訳で本書はそーゆー本なんでございます、と…

 ガストロノミとは何ぞや?となれば美食家とでも言ったらいいのか?とにかく食に対して並々ならぬ情熱を抱いている人達の事みたいです。うん、薀蓄は永遠に不滅ですの世界だよなぁ(笑)尤も、ガストロノミの歴史は古いそーで、この言葉が紀元前四世紀のギリシアからあるとするなら、人類史、食の歴史かもしらんってか(笑)で、その後の書籍が殆ど仏関係に終始しているとこが、またいかにも仏だよね(笑)ちなみに「ガストロノミという語の真の創始者は、1823年「味覚の生理学」におけるプリア・サヴァランである」とな…いかにもだけど、実は正確な発行年は1825年だそな…細かい事は気にすんなってか(笑)

 てな訳で食一般について書かれてるのですが、洋食系というとどーも肉がメインな気がして、成程食材の項もまず肉からだしなぁ(笑)で、食肉というと「概して草食動物だけが食肉用に家畜化された」そな…「犬と猫が食べられたの例外的である」だそで、「犬は中国で、猫は十九世紀のパリあるいは先の大戦中である」とな…

 ちなみにお肉は中世以降どんと来いの世界に突入した模様で、「家畜群は都市部とパリに集中していた」そな…という訳で、都市部では主に牛肉が、地方では豚肉がメインだった模様…冷蔵輸送が登場するまではそーゆー棲み分けだったとな…牛の種類や産地もありますけど、脂肪の多い牛肉は「長いあいだ、贅沢な料理用の肉」だったんですねぇ…本場仏では脂肪の多い肉より赤身肉最高とか言われて久しいけど、そーでもないのか?

 牛肉と言えば焼くんじゃーって事でステーキですか?そーですか?となれば焼き具合が気になるところ…「火の通しは適切でなければならない。何世紀ものあいだ赤い肉は「ミディアム」とされ、イギリスでは相変わらずそれがよしとされているが、現在では肉はレアか、その上赤い肉はブルー、仔羊はロゼが、風味ありということになっている」そな…

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2013年5月10日 (金)

10年、100年、200年、それとも?

食べもの屋の昭和  岩崎信也  柴田出版

 サブタイトルが、30店の証言で甦る飲食店小史なんですが、今となると老舗の部類に入ると思われの料理屋さんのお話でしょーか?今のご主人に伺って、先代、先々代の頃のお店の話題がメインと思われですが、聞き取り調査を行ったのが昭和の終わりというか、平成の頭位なので、その頃から遡っての先代、先々代頃というと戦前の話しからになる訳で、激動の昭和史とでもいいましょーか?特に東京の飲食店の場合は、関東大震災で焼け野原、東京大空襲で焼け野原となっている訳で、その再建と復興で随分と様変わりしている事が分かりまする…伝統を続けるって、それなりにアレなんですよ、奥さん(誰?)

 初っ端が天ぷら屋さんから始まっているからと言う訳ではないんですけど、ここに明治・大正・昭和が集約されている感じかなぁ?まず、天ぷら屋というのは明治の中頃までは屋台だったと…こちらのお店は明治40年に店をかまえたとな…でもその頃のお店は立食、屋台文化が残っているという事でしょーか?ちなみに店で売ってはいたが、お客さんはその軒下で立ち食いとな…

 やはりファストフードだったと言う事なんでしょか、手軽な食べ物として位置づけられていたから「いい料理屋さんでは出さなかった」とな…だからお座敷なんかで出す時の金ぷら伝説に行きつくなのだろか(笑)ちなみにお店にカウンターが出来るのは関東大震災後なんだとか…

 ちなみにこちらはゴマ油で揚げる江戸前の天ぷら…だから東京の天ぷら黒いんですよ(笑)戦前は一人当たり天ぶら3、4個をつまむ程度だったらしー、ただし一つ一つのネタは大きかった模様(笑)ちなみにたねの種類はというと、えび、きす、めごち、はぜ、あなご、いか、小柱、しゃこ、しらうおだったとか…更にしけがあるとたねがないので鶏のささみとか揚げた事もあったとな…昔は冷蔵庫もないし、養殖もないから年中無休で海老があるなんてなかったとな…

 一番ヘェーと思わされたのは、燃料のとこでしょか?ガスじゃなくて炭を使うという事は火力の調節が非常に難しいという事なんですね…天ぶらを揚げる温度調節も並ではなかったという事なんでしょか?揚げたてなんて、まず鍋の温度からなんですよねぇ…と、天ぷら屋さんの証言だけでも凄い情報量です(笑)

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2013年5月 9日 (木)

十人十色(笑)

結婚しなかった男たち  北嶋廣敏  太陽企画出版

 サブタイトルは世界独身者列伝なんですが、全世界の偉人達の中で生涯独り身の方の短い伝記というか、エッセイが並んでいる感じでしょーか?全体の3/4程は24人のお話が掲載されていて、残り1/4位に50人のお話が出てきます…後半のそれは一人辺り1-2頁位なので最早粗筋というか、こんな人もいたの世界ですけど、これだけ並ぶと壮観の一言でしょか?

 でまぁ何故に結婚しなかったか?は、ドン・ファンの場合と、面倒な場合と、興味がない場合のパターンが浮かぶんだろか?三つ目はそーすっとロリコンとかゲイ疑惑を内包したりするんだけど…まぁ三番目代表の一人だろーダ・ヴィンチなんかはそれにショタコン疑惑も入りそーだが…逆にプロポーズ全てを断られている人もいらっさる訳で、結婚はマジ一人で出来るものじゃないの世界炸裂ですかねぇ…

 結婚観的には本書の後書きにある吉田兼好のソレが一番強烈かなぁ?「「いつも独り住まいなもので」などと聞くと、奥ゆかしい思いがする。「誰それの婿になった」とか、「これこれの女を家に迎えて、一緒に住んでいる」などと聞いてしまうと、ひどく幻滅させられてしまう」とな…独身者万歳ってか(笑)兼好も生涯独り身ですから、聞きよーによっては負け惜しみに取られかねないとこですけど…ちなみに兼好は根っからの女性不信だったらしく「女の本性はみなねじれており、欲張りで、ものの道理が知らず、すなおでない」とおっさっていらっさるそーな(笑)余程酷い女性に出会ったのか?それとも物凄くモテなかったのか?後者だったら、それ酸っぱい葡萄じゃね(笑)と疑ってしまうけど?どなんでしょ?

 ちなみに「家のなかをきちんをきりまわしている女などはひどくつまらないし、子供ができて、大事に守り育てているというのもいやなものである。夫が亡くなったあと、尼になって年をとっている有様に至っては、夫の死後まで見苦しく思われる」ですから、兼好に良妻賢母という概念もなかった模様…徒然草、もしかして独身男性の為にある本だったのか?そーなのか(笑)

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2013年5月 8日 (水)

聖地、学食(笑)

TOKYOこだわりの学食  大坪覚  ブルース・インターアクションズ

 何がそーって、タイトル通りの本でしょーか?本書には東京近郊の学食が9件掲載されていまする。多いのか?ちなみに一つは自由学園の明日館で厳密に学食と言えるのか?ついでに言うと殆どが大学の学食なんですけど、残る八個の内の一つは中・高校の学食(自由の森学園)となるので、果たしてこの件数は多いのか?少ないのか?都内には星の数程大学あるし、中には部外者お断りもあるだろーし、取材お断りもあるだろーしにしてみても、この数は著者の厳選の学食という事になるんでしょかねぇ?

 という訳ではないのですが、いずこの学食も一昔前の薄暗い、もしくは薄汚れたイメージではなくて、テラ美しスの世界かなぁ?なので、写真が奇麗…料理も綺麗なんですけど、室内というか、部屋が奇麗、家具も海外製とかありなんですよ…場所も最上階なとこ多しで展望もまた魅力とな…

 フレンチレストランか?と言わんばかりの学食もあるんですけど、普通にステーキ定食(東洋大)があるとはおろろいた。しかも、\600-650なんですよ、価格破壊じゃなかろーか?でもってこのステーキ、あの銀座スエヒロのお肉だそーで…学生が昼からステーキ、世の中変わったなぁと思うのは年寄な証拠か(笑)

 女子的に一番受けるのはデラックスサラダ(神奈川大)かなぁ?一皿で多分お腹いっぱいになりそーな物凄いボリュームなんですけど、何よりもありがたいのはこれ大学の契約農家から多分有機野菜で朝採れ直送もの…他にもふろふき大根やらきんぴらやら、ヘルシー志向全開な気がしないでもないよーな?いえ、野菜食べた方がいいに決まっているんですけど、畑から率先して取り組むとは(笑)

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2013年5月 7日 (火)

ニッポンのソウルフード?

すし屋の常識・非常識  重金敦之  朝日新聞出版

 日本人なら寿司だろっ寿司の世界かなぁ?まぁ何となくそんな気はしていたけど、日本のおじさんの書いた文章だなぁかな?江戸の屋台の頃から現代の寿司屋までがメインでしょーか?寿司屋遍歴とか?ちなみに「寿司は江戸時代の寿しから変化し、おめでたい意味を込めた当て字で、明治期から使われている。鮨は関東に多く、鮓は比較的、関西に多い。寿司は新しい店や、回転ずしの店でよく見かける」とな?お店の看板みるだけで、その店のルーツが分かるって事なのか?

 これまた世情に疎いので知らなかったのですが、寿司屋というと銀座のイメージでいたら、寿司屋の激戦区って西麻布だったのか?若手の職人さんは西麻布がお好き?の世界なんだろか?新感覚寿司の世界らしー…トレンディー(死語?)なんですかねぇ?

 ちなみに寿司屋というと日本酒とセット販売なイメージがこれまたしたんだけど、屋台の昔はお酒出さなかったそーで、昔はお店でも寿司屋には火がなかったから汁物も出さなかったとな…せいぜいお茶のお湯位、それも人手がないからいちいち入れ替えていられないという事で寿司屋の湯呑って大きいんだって…元祖、少人数店舗だったんだなぁ(笑)

 小腹におさめて、立ち食いで、ささっとのファストフードだったんですねぇ…

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2013年5月 6日 (月)

悪いは、具体的なことは何一つともなわず、イメージのみが独り歩きする場合である(笑)

ローマ人の物語 14 パクス・ロマーナ 上  塩野七生  新潮社

 前々巻でカエサル暗殺、そして前巻でカエサルの後継者争い終結、となれば、本巻からはオクタヴィアヌス改めアウグストゥスの治世のお話になる訳でござーるの世界か?まずはアントニウスとクレオパトラを破り、ローマに凱旋した紀元前29年からなんでしょかねぇ…

 ローマのスーパースターだったカエサルのネームバリューはそれこそ今でも通用する位だから、カエサルの偉大さ、天才さについては語るまでもない気がするけど、その後を受けたアウグストゥスは日本的に言うなら石橋を叩いて渡るタイプだった模様…だから、彼の治世は非常に長いのですけど、非常に地味に見えるよな…でもその実は?というと実に強かなタイプだったよーで…ローマ凱旋時でまだローマ的にはひよっこの34才…これから彼は元老院及びローマ特権階級並びに市民達を含めた長い戦いが始まる訳なんですね…それも、深く静かに潜行せよの世界が…

 まぁ何にせよ、この年齢で己の分をわきまえていたのは凄い事…あのアントニウスでさえ自分に驕ったのに、そして滅びたけど(笑)アウグストゥスは自分が天才でない事を骨身にまで染みてしっていた人なんだろなぁ…だから地道に一歩一歩、そして改革を達成させる為に死ぬ事を許されなかった人であり、許さなかった人だったのかも…カエサルとローマの十字架を背負って、まぁまだこの当時はキリスト教なかったけど(笑)進むしかなった人のよー…

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2013年5月 5日 (日)

風さそふ花よりも猶…

男の系譜  池波正太郎  新潮社

 さて、本日は端午の節句という事で男の子の日、それにちなんでではないですけど、取りあえず、日本の男いっとく?の世界か(笑)どゆ本かというと、作家が語る偉人達でしょか?取り上げられているのは、織田信長、渡辺勘兵衛、豊臣秀吉、真田幸村、加藤清正、徳川家康、荒木又右衛門、幡随院長兵衛、徳川綱吉、浅野内匠頭、大石内蔵助、徳川吉宗、井伊直弼、徳川家茂、松平容保、西郷隆盛、それと戦国編の番外で戦国の女たちが上げられています。

 そうそうたる面子ですので、日本人なら知らない人はまずいないと(笑)それぞれの登場人物についての一家言が凄いかなぁ…例えば信長は「非常に人間を見通す目が鋭い」とか…息子にも厳しかった模様「まったく倅を甘やかさないというのは、なかなかできることじゃない」と…家康の目指した徳川幕藩体制というのは、「まずは第一に天下を治める」がメイン…「戦争をなくして徳川家の存続のもとに天下を治め、諸国の大名を全部屈服させるということが眼目ですよ。およそ天下万民の幸福をねがうというようなものじゃない」とな…

 更に政略結婚をしなかったのは上杉謙信だけだったとか、まぁ生涯独身だったんだけど、養女もらって政略結婚にという事も「彼はそれをいさぎよしとしない」だそーで、手段を択ばない戦国の世に珍しい人だった事は確か(笑)他には何故維新が成功したかというと「革命運動だ何だといったって、金がなけりゃ何もできやしない。薩摩、長州なんか金があったからこそ主流になれたわけですよ」って、先生それは身も蓋もないよーな(笑)

 史実的にアレなのは、孝明天皇暗殺説…犯人は岩倉具視とも伊藤博文ともいわれているそな…病死と言われているけれど槍で突かれたのがもとだとか…と当時の侍医の話しとして残っているらしい…厠を出たとこで襲われているわけだから当時は御所も恐ろしスの世界だったのか…

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2013年5月 4日 (土)

現実感覚(笑)

最後の国民作家 宮崎駿  酒井信  文芸春秋

 さて、お題は宮崎駿、何を今更な多分日本人でこの人を知らない人の方が珍しいと思われの著名人でしょか?で、その派生本というか、まぁたくさんあるんだろーなぁと思っていたのですが、本書は…うーん、どゆカテゴリーに入るのだろーか?とちょっと引いているというか、混乱しているというか、伝記的要素もあるにはあるよーな気もするし、作品的要素もあるよーな気もするし、監督自身のコメントなんかについても引用しているので、その時代時代の個人についての要素もあるよーな気もするんですが、総じて平成とは何であったか?なんでしょか?ねぇ?

 著者は、おたくではないけど、子供の時からアニメを普通に見ていた人達の一人という立ち位置らしーです。だから宮崎作品に対しては「「初恋の人」のように特別な存在であるが、成長するにつれて面と向かうのが照れ臭く、それでいて、ふと見かければ気になって仕方がないものであった」とな…男のプライドってオステキ(笑)ちなみに「これは宮崎とジブリのアニメーションが人気を得ていくのを、成長の過程で体験してきた私たちに固有の感情といえるかもしれない」そーですよ、奥さん(誰?)気が付いたら、私じゃなくて、私たちになっているんですよ、おぞーさん(誰?)

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2013年5月 3日 (金)

絵画的で美しい…

メンデルスゾーン&ヴォルフ=フェラーリ ヴァイオリン協奏曲集  河畠成道  ビクター

 いくつか本ヴァイオリストの曲拝聴していたよーな気がするんですけど、一言で言うなら巧いかな?何とゆーか、ソツない感じとでもいおーか…このメンデスルゾーンのヴァイオリン協奏曲は世界三大ヴァイオリン協奏曲の一曲でして、聴けば誰でも知っているというであろー名曲…

 だから、あちこちで聴いているだけに、細かいとこでアレ?みたいなとこがどこか必ずあるよーな気がするんですよねぇ…アレンジなのか?好みなのか?技巧なのか?はたまたクセなのか?そゆ中で、このヴァイオリン協奏曲はいい意味で癖がないよーな…

 じゃあ、教科書的なのか?というとこれまた違う気がするんですけど?うーん、細かい批評はその道のプロに任せて取りあえず聴いとけとか(笑)

 アリス的には、メンデルスゾーンと言えば長い影からなんですけど、どでしょか?ねぇ…

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2013年5月 2日 (木)

男飯(笑)

山田五郎が食べ歩く純情の男飯  山田五郎  講談社

 男飯とは何ぞや?というと、「男には一人で食事をしたいときもあるだろう」とか、孤独に成りたい時もあれば、やむを得ず一人ご飯になる時もあると、「そんな、大人の男の一人飯を、「男飯」と命名した」とな…

 てな訳で働くおじさんの味方的ご飯屋さんかなぁ?早い、美味い、安いの三拍子は勿論、ほどほどに清潔で、ほどほどに雑然とした雰囲気とでもいおーか?下町のおじさんとおばさんの人情定食屋みたいなのが理想だろーか?一番のポイントは多分、男が一人で入っても違和感のないスペースだと思われなんですけど?どだろ?

 そんなお店が70軒弱掲載されています。ヘルシーランチでもがっつり食うに見えるとこが親父飯なんでしょか(笑)まぁ、男のご飯でがっつり行くなら肉、それもステーキ系になるんじゃなかろーか?昼からステーキ、あると思いますなのか(笑)

 本書でいくと、ステーキカレー(銀座楸/銀座)になるのかなぁ?こちらカレーの上にステーキがのって、更にその上に牡蠣のソテーまでのっているというある意味贅沢な一品。いかにも男飯の究極バージョンじゃなかろーか(笑)ネーミング的なのもオケとするなら、鮪の尾肉ステーキ(洋食たけだ/築地)もあげられるのか?ソースは醤油ベースみたいなので、まさに日本の洋食だよねぇ。見るからにご飯が進みそーな雰囲気満載(笑)

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2013年5月 1日 (水)

見かけと粋とドレスコード?

「紳士」と呼ばせる服装術  落合正勝  小学館

 頭書きが、靴からタキシードまでなんですが、取り上げられているのは、スーツ、シャツ、ネクタイ、靴とおまけ的に下駄と浴衣でしょーか?何故、最後にいきなり和物がくるのか?わかりませんが、要望が多かったんだろーか?でも浴衣で紳士?うーむむむ(笑)

 まぁ取りあえず、殿方の戦闘服の選択の仕方かなぁ?スーツの良し悪しというかは前屈しているんでしょか?「高価なスーツはどこかたおやかで、肩がやや前に傾ぐ。安価なスーツは大半がハンガーに吊るされたとき、もっとも美しいプロポーションを保つように作られている」だそで、よーは着た時の身体へのフィット感が違うという事でしょーか?人間のボディはハンガーじゃねぇーですか(笑)

 更にスーツの基本色が紺だというのは分かるにしても、ネクタイとシャツを合わせる時に色で判断してはいけないそーな…まずはスーツの毛羽立ちを見ないとね、だとか…毛羽立ちがならされていたら薄手のコットンのシャツにというように質感も合わせないといけないそーな…色とデザインの前に素材の組み合わせが大事ですよ、と…おさすがなのか?

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