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2013年5月25日 (土)

食べて、飲んで、歌って(笑)

男の嗜み  柳下要司郎  グラフ社

 サブタイトルが、ほどよい趣味で人生が数十倍楽しくなるなんですけど、ある程度の年となると男の人はこの手の本を書きたくなる、もしくは書かざるをえなくなるんでしょーか?まぁ男の生き方指南的な要素もあると思うんでけど、タイトル的には頭にあるをつけてもいいよーな?ある種これは究極の個人史観だよなぁ(笑)

 で、この手の話しってお茶と骨董に走り勝ちなえっへんタイプが多いよーにも思っていたら、こちらの本は、も少し身近な話題かな?と…何がというと時代劇とクラシック(唱歌付)に男の飲み食い(手料理付)でしょーか(笑)多分、著者と同年代の方は共感呼ぶ内容と思われですので、一読をドゾとお薦めしとこー、一応(笑)

 とゆーのも初っ端が男子厨房に入らずを自認していた人が、料理をするよーになった…元祖男の手料理で仲間内には評判いいという話しは枚挙に尽きない気がするんだが?豪快に肉焼くぞぉー的な、もしくは丸ごと行くぞぉー的な(笑)まぁたいていは友人知人という仲間同士ではいい話になり易いんですけど、お父さんのたまの手料理で家族においてのいい評判ってまず聞いた事がないので、どっかなぁ?と疑問が浮かんだんですが(笑)

 まぁ独身男性で料理が趣味で、得意料理がカレーの場合はその男止めとけというのが乙女の常識とどっかで聞いた覚えがあるんだが(笑)人生色々、料理も色々、男も色々ですから、こーゆーのもあると思いますの世界なのかなぁ、と(笑)

 アリス的に男の嗜み…何かアリスじゃトリックの一つも思い浮かばない奴は男じゃないんやでぇーの気がしないでもないが(笑)本書で一番被るとこは、第四章の書の嗜みの章だと思うんですけど、ここで紹介されている本が殆ど時代小説なんですよ(笑)まぁ男の人の時代劇好きは今更な気がしないでもないんですけど(笑)第五章が映画の章なんですけど、こちらも半分は時代劇な話しのよーな(笑)

 後は、京都の話しが幾つか出ているとこでしょーか?京都で洋食を、みたいな件もあって上七軒の萬春が紹介されています。アリス的にはスウェーデン館のシチューで、こちらのシチューの壺煮がどかなぁ?と思いますけど、客によるイチオシはステーキサンドだそな…京都らしく豚ではなくて牛のお肉、パンより柔らかい肉というのは一度は口にしたいものだけど…ちなみにこちら舞妓さんや芸妓さんの常連が多いそーで、お店ではなくて間近で見れるチャンスらしー…まぁモノホンの舞妓さんが見られる機会というのは貴重だよなぁ(笑)

 も一つアリス的なとこで小鯛ささ漬だそーで、何とこれあの小浜名物なんだとか…海奈良ですよ、奥さん(誰?)しかも、京都駅とか大阪駅で販売しているのだそな…成程若狭湾は近いという事か?ついでに鯖だけじゃなかったんだと(笑)ネーミング的には信州・戸倉に「月の井」という名の日本酒があったそな…もー廃業してないそーだけど、この名前だけで売れそうなものだと思うのは気のせいだったのか…

 音楽の章のとこは昔の歌の薦め、というかクラシックの薦めというか、人それぞれに好みはあると思うので詳細は本書をドゾ。ただ、著者はギター好きが高じてなのか、お子さんが習いに行くのに付き合って自分も習うというか、自分がやりたいから娘ひっぱっていったというか、でギター教室に通う件は、頭下がりました…ある程度、年を取るとたいていの男の人は他人に頭を下げないものだけど、先生が若人という中で教えを乞うってなかなかできる事じゃないですから…かくてふんぞり返った狸親父がいぱーいな世界が出現するというか、人の話しを聞かない親父族ばかりなりというかに…江戸の昔に年寄の習い事、謡とかねが多いのはそーゆー旧弊に陥らない為と聞いた覚えがあったよな…先生が自分より若いは昔からよくある話だったのか?

 さて、国語力の低下について「戦後の検定教科書にあると私も思う」とあったりして、国語とは何か?的な話は根が深いよなぁと思いつつ、読書についての著者の説は読書好きなら皆頷くんじゃなかろーか?というのも「読書の最大の収穫は読書」なんですから(笑)

 と、他にもたくさんエピ満載ですので詳細は本書をドゾ。最後に本書で一番ハーヘーホーと思わされたというか、著者の会津贔屓のとこが微笑ましいというか、過激というか、そーゆー見方もあったのねぇーと(笑)一つは松江豊寿の父、久平の件「父、久平がもっとも嫌ったのは、会津人が朝敵とか賊軍とか呼ばれることだった。孝明天皇が誰よりりも信頼していたのはわが藩主だった。むしろ、幼少の明治天皇を利用して「官」を名乗った薩長こそが「官賊」ではないかというのが、会津人の共通の思いだったのである」ですかねぇ…孝明天皇の死因もアレですから、歴史的に勝てば官軍を地でいった人達を見てきた会津の人達の無念は並大抵じゃないって事ですよねぇ…

 で、も一つが保科正之の件…朱子学的なソレで今一アレなんですけど、その人生を追うと気の毒と健気しかないよーな…袖振大火の数年後に、江戸城の天守閣の再建話しが持ち上がった時の正之の答えが「戦国の世でもないのでその金は、今なお疲弊している市民のため、街の復興に使うのが賢明」とな…ちなみに山形に転封になった時も「打ちつつづく凶作にもかかわらず、適切な藩政により山形には一人の餓死者も出なかった」とな…ついで会津に転封になった後はご存じの通り、昔は無私の政治家って本当にいたんだなぁと…まさに今ここに、保科正之や松平容保がいたらとタラレバ夢想…トリップしてもいいですかぁ(笑)本当に必要なんですよ、おぞーさん(誰?)

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