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2013年6月 4日 (火)

お姫様の指を刺したのは亜麻のトゲ?

リネンが好き  前田まゆみ  文化出版局

 リネンというと、寝具の総称なんだと漠然と思っていた時期がありまして…いえ、ホテルなんかのリネン室とかあってそれかなぁとあまり深く考えてなかったんでござる…で、改めてリネン…これ麻の事だったのですねぇ…ただ、日本で言う麻とは何か?となると、大麻だったんですねぇ…原料はヘンプだとか…どん位前からだというと神社の御札、あれに大麻と書いてあったりするじゃなーい、今は紙だけど昔は大麻で作られていたからそーなってたとは知らなんだ…紙より大麻いう布の方が古いという事なんだろか?

 ちなみに神主の装束も大麻で作られていたとか…日本は大麻の国だったのか(笑)で、大麻とはあの麻薬の大麻と同じものでして、あちらは葉とか花を使うけど、布にするのはその茎…考えよーによっては大麻という植物は相当使い勝手のある植物という事になるんだろーか?ちなみに欧州ではコットンが普及するまでは大麻の麻が代用品だったらしー…うーん、大麻にも歴史ありだなぁ(笑)

 後は、苧麻が日本では上布として古くから使われていたとか…だから、正確に言うとリネンではないんですね(笑)江戸に中国から輸入で入ってきたらしーんですけど本格的に普及したのは明治になってから、リネンの原料であるフラックスも北海道辺りで大々的に栽培されて日本の輸出産品になっていた模様…

 てな訳で、リネンとは何ぞや?というとフラックスが原料の布ですかねぇ?モノホンの麻という事になるんでしょーか?

 アリス的に麻…本書によるとリネンはとても丈夫な布らしーので、著者が飼っている三匹の猫がひっかいても大丈夫らしー…となれば、北白川でどーでしょ?になるのかなぁ?後は大麻絡みで天空の眼になるのだろーか?

 後、本書によると京都に本社のあるAKAIというリネン専門のメーカーがあるとな…元は畳の縁が亜麻だったという事かららしーんですけど、それが残ってるとこが京都だよなぁ?というのも戦前には輸出産品だったリネンも今日本でフラックスを栽培しているとこはないそーで…北海道のそれもほぼ全滅という事らしー…まぁそれでも帝国繊維という会社は何とか残っていらっさるらしーが…化繊の駆逐感パネェって事ですか?

 そんな訳でリネン、もー伝統工芸の域にいってらっさるよーな?欧米では結婚する時、シーツやらタオルやら布巾やら一式お嫁さんが持っていく事になっていたらしくって、だから女の子が生まれたら毎年一枚一枚増やしていったとな…生まれた時から嫁入り道具を用意しないと間に合わないリネンって…ちなみにリネン、非常に丈夫な布なのでまともに使うならば一生ものになるそな…

 で、まぁ著者は今でも何とか残っているリネンの町に訪れていらっさいますけど、米の場合はシェイカー教徒の方の町だったり、仏のノルマンディーだったり、ベルギーだったり、もー本当に伝統工芸ですよねぇ…ちなみに原料であるフラックス栽培の地は、一位がロシア、二位がフランス、三位が中国で、四位がベルギー、五位がオランダという並びとか…何なく分かる気にさせられるのは何故(笑)

 他にも面白エピ満載ですので詳細は本書をドゾ。著者のなみなみならぬリネン愛が素晴らしスの世界が展開されています。それにしても、このリネンの花が青紫というか、ラベンダー色というか、もーちょっと青いか?という非常に奇麗な花をつけるのにおろろいた。野草の素朴さに近いんですけど、これが畑一面に咲いているシーンは印象派の絵画のよーだなぁとぼんやりと思ったり(笑)

 とはいえ、色気より食い気な人生なんで、個人的には現地にあったというこの種入りのパンとかクッキーも気になるが、パテがどんなもんか食べてみたいよなぁと(笑)

 目次参照  目次 グッズ

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