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2013年6月 5日 (水)

さだめとあればこころをきめる…

日本人の誇り  藤原正彦  文芸春秋

 世の中には目を背けてはいないものがあると分かっていても…著者の前書「国家の品格」もインパクトはアルマゲドン級だと思っていたんですが、今回はビックバン級かもしれない、日本人的には…で、思い出したのがヘレン・ミアーズの「アメリカの鏡・日本」…あれを読むのも時間かかって何度挫折しそーになったか…リアル歴史は胃にくるんですよ、奥さん(誰?)で、本書ですけど、近現代史・日本編といった趣か…クライマックスは東京裁判辺りなんでしょーが、広義でペリー来航からの百年の歩みですかねぇ…黒船が来た、開国した、その時日本の選択は、列強の属国ではなくて独立国を望んだのが全ての始まりだったとな…

 日本の近代史観は言うまでもなく右と左で喧々諤々で平行線のまま突き進んでいますが、ならば端ではなく真ん中で行こうと一休さんしても「両派から嫌味以上のことを言われます」だとか…かくて、こんなの書く人間は「余程の勇気ある人か余程のおっちょこちょいにしかそんな仕事はできません」そな…では何故そんな苦労の落穂拾いをしたかというと「いつまでも右とか左が五分五分に組んで不毛な歴史論争を続けているという状態は、日本人が歴史を失っている状態とも言え、不幸なことと思ったからです」だからとな…日本人には歴史が足りないってか(笑)

 アリス的に日本史となると聖徳太子か、秀吉か、幸村かの世界ですが、本書的な接点というと秀吉の朝鮮出兵でしょーか?「二千年近い歴史の中で、海外出兵は白村江の戦いと朝鮮出兵だけという、また平安時代には三百五十年、江戸時代には二百五十年の完全平和を貫くという離れ業をやってのけた、世界でも際立った平和愛好国家」だそーですよ、おぞーさん(誰?)古事記の昔から国譲りも話し合いな人達というか、神様ですから(笑)

 結果論からいくと日本は米にはめられたという事でしょか?ユダヤ人の陰謀ならぬ、アングロサクソンの陰謀(笑)オレンジ計画が最たるものでしょねぇ…開国で独立自尊を選択した時に日本はパンドラの箱を開けてしまったという事なのかもしれません…雨にも負けず風にも負けず、貧乏にも列強にも負けず、突き進んだらロシアに勝ってしまったとな…これが悲劇の誕生で、日本は上手くやりすぎたという事でしょねぇ…アジア諸国には希望を、欧米には懸念を抱かせたと…ロシアと戦って共倒れで消えるはずだったのに生き残っただとぉー?ここから人類補完計画ならぬ日本殲滅計画が進んでいく事になったよな(笑)

 例えば、原爆の件は「1944年9月のルーズベルトとチャーチルの会談で、開発中の原爆を日本に投下することが決定されました。ドイツはなぜか対象から外されたのです」とな…1945年5月ルーズベルト大統領の指示で実行部隊はユタ州からテニアン島(サイパン島近郊)へ移動。7月16日、米英ソによるポツダム会談の前日、トルーマン大統領の下にニューメキシコでの原爆実験成功の知らせが届く。7月25日、「八月三日以後、広島、小倉、新潟、長崎のいずれに原爆を投下せよ」(@トーマス・ハンディ大将、トルーマンの承認を得て)、7月26日、ポツダム宣言が発表。というのが時系列の並びだそな…

 ちなみにトルーマン大統領は「日本が中立条約を結んでいるソ連を通し終戦に向けた和平工作をしていることを、スターリンから耳にしていました」とな、ついでに暗号解読でも知っていたと…元駐日大使のグルー国務次官からの「五月の段階」で話しも聞いていたと…:原爆投下の主な理由としてあげられている「日本の徹底抗戦によりこれこれの犠牲が出るだろう、というのも嘘なのです」…

 では何故、強行に原爆使用に踏み切ったか?は、1945年4月にトルーマンはルーズベルトの死により大統領に就任します。そこで初めて知った事実…1845年2月のヤルタ会談の秘密協定の内容とは、「ドイツ降伏後三ヵ月以内にソ連が日ソ中立条約を一方的に破棄し対日参戦すること、その代りに満州にある日本の権益、南樺太、千島列島はソ連に引き渡す」とな…

 まず第一に、前任者と違ってトルーマンは大の共産主義嫌いだったとな…ソ連の極東での地場拡大を懸念、ソ連参戦の前に日本の降伏を、その為には「できるだけ早期の原爆投下がのぞましい」、更に戦後ソ連との覇権争いの為にも「原爆の恐るべき威力を示しソ連を威嚇しておくことが重要と考えました」…この時、都市に落とすのにアインシュタイン達科学者が反対し、「日本はすでに敗北しており原爆はまったく不必要」(@アイゼンハウアー将軍)が進言したそな…

 ただし、既に5月8日にドイツは降伏しているから、三か月となると8月8日、デッドラインは眼前だったという事ですか、そーですか…しかも日本があっさりポツダム宣言を受諾したら原爆落とせなくなるから、「「国体維持」の言葉をわざわざ削除して投下準備のための時間をかせいだのです」とな…かくて8月6日に長崎に、9日に広島に原爆投下が強行されると…あの日に何故と言えば、そーゆーからくりがあったと言う事ですね…さすが正義の国アメリカやで(笑)

 ちなみに8月8日にソ連は参戦しております。樺太と千島も占領しています。ついでにスターリンは北海道の北半分への侵攻を要求してきます。「トルーマンはこれを拒絶し、朝鮮半島の三十八度以南への侵攻も阻止したのです。核の威力でした」とな…

 真に凄いのは核兵器の作成より、1945年12月8日より「「太平洋戦争史」なる宣伝文書を作成し日本の各日刊紙に連載を始めました。翌一月には学校における歴史、地理、修身の授業を中止させ、四月からは歴史教科書としてこの「太平洋戦争史」を使わせました」とな…その心は「戦争責任を日本の軍部と軍国主義者へ作為的に転嫁するため」だそー…ちなみに日本はポツダム宣言を受諾したのだから無条件降伏ではないのですね、正確には…「にもかかわずアメリカはポツダム宣言をふみにじり、あたかも全面無条件降伏をしたかのごとく傍若無人の振舞いをしました」かくして、日本国民を洗脳していった訳でござるとな…「罪意識扶植計画」を忠実に遂行していった米の詳細は本書をドゾ。信じやすい国民性とはいえ簡単に騙される日本人もアレですけど、マインドコントロールなんてお手のもの、責任転嫁、愚民政策なんぼのもんじゃいに何の躊躇もない米の戦略、「さすが長期戦略の天才アングロサクソンです」…「GHQが種をまき、日教組が大きく育てた「国家自己崩壊システム」は、今もなお機能しています」となとな…

 ちなみにこれらがポツダム宣言違反、ハーグ条約違反である事の詳細についても本書をドゾ。ちなみにちなみに1945年3月10日の東京大空襲も無差別爆撃となりハーグ条約違反となるそな…「占領者は現地の制度や法令を変えてはならない」とハーグ条約43条にあるとか、憲法制定を合わせて考えるとはもー笑うしかないよーな(笑)この手の件の類例が山ほど掲載されていますので、詳細は本書をドゾ。ちなみに「同じ敗戦国ドイツは、憲法や教育基本法の押しつけを拒否しました」とな、さすがユーラシア大陸は戦争慣れしているから敗戦の仕方も熟知してるんやね…

 宣戦布告の話しも、マレー侵攻に対して英は何も言って来ないとな…では何故、米は真珠湾のそれを繰り返すのか?「歴史上ほとんど唯一人、ルーズベルト大統領だけが「恥辱」とか「破廉恥」などと絶叫して激昂して見せたのは、モンロー主義による厭戦気分に浸るアメリカ国民を扇動し、ヨーロッパ戦線へアメリカが参戦するこを決意させるためでした」とな…ちなみにそんな正義の国アメリカですが「ベトナム戦争でもアフガニスタン戦争でもイラク戦争でもどうしかことか、うっかり宣戦布告を忘れていました」そな…たまたまですよ、奥さん(誰)、ええ、たまたまなんですよ、たまたま(笑)

 かくてやってきました東京裁判…これも長いので詳細は本書をドゾ。ただ「結論的に言いますと東京裁判は、第二次大戦におけるドイツの戦争犯罪を裁いたニュルンベルグ裁判と並び、人類史の汚点ともいうべき「裁判」なのです」ですかねぇ…一例を上げると独のポーランド侵攻…1939年9月1日独の侵攻、侵略を糾弾されたけど「その二週間後にソ連がポーランドにいきなり侵攻しました。がこちらは断罪されていません」とな…ちなみにちなみに「その二か月後にソ連はフィンランドに侵攻し、国際連盟から侵略国として追放されました」とな…この「除名という不名誉はソ連だけなのです」とな…「にもかかわらずこれも裁判では不問です」…連合国万歳、国際連合万歳、ついでに常任理事国万歳ってか(笑)

 そんな素敵な裁判ですから「広島、長崎への、人類にとって今だに唯一無二の原爆投下、そして東京大空襲を含む焦土作戦も無論取り上げません」とな…ソ連の満州侵攻も、シベリアへの強制労働も「一切不問です」とな…「ロシア兵の強姦、暴行、虐殺」もこれまた一切不問…「余りの不公平に弁護側が抗議しても、白豪主義をとるオーストラリアのウェッブ裁判長は「この裁判を日本を裁く裁判であり、連合国軍の行為とは無関係である」の一言で退けたのです」、さすがオーストラリアさんは違うでぇー(笑)そして今は鯨の騎士なんですね、分かります(笑)

 まぁね、連合国以外の他の国の人達には言える事は、カチンの森を忘れるなっ!という事ですかねぇ…「すべてと知っていながら米英は、ニュールンベルグでソ連の身の毛もよだつ大嘘に口をつぐんでいました」とな…長くナチスに罪をなすりつけた英米ソって…まさにおまいうの世界が展開している模様…これはどこの時間軸の世界の正義なんだろー?

 かくして日本にはたいへん不可解な南京大虐殺に話しは進むのですが、ここでの例証についての詳細は本書をドゾ。ちなみに全然知らなかったのですが、「南京市は首都といっても面積は世田谷区の三分の二ほどの狭さ」だったんですね…で、戦闘が始まるというので市民は安全区に移動、こちら「南京市の一角に創られた二キロ四方程度の狭小の地区」だとか…ちなみに資料により増減はありますが人口は12-20万人だったそー…

 さて、当日の虐殺ですが日本側の兵もメディアも見ていないとな…これはまぁ日本軍がしたという事だから口裏を合わせているんだという話しも出て来よーものですが、「こんな狭い所で大虐殺が行われていたというのに、そこに住んでいた国際委員会の外国人や外国人記者も目撃していません」とはこれ如何に?

 日本軍が南京市にいた12月13日から2月9日まで間に「国際委員会は日米英独の大使館に六十一通の文書を提出しており、そこから殺人四十九件、傷害四十四件、強姦三百六十一件などありますが、大虐殺とよべるものはありません」ちなみにこの数字もスマイス教授(@国際委員会書記)が認めたとこによると、検証されてものではなくて中国人からの伝聞によるものだそー…ついでに言うと中国側の「国府軍側の何應欽将軍が直後の一九三八年に提出した大部の報告書にも、南京での虐殺を匂わせるものはいっさいありません」とな…「無論、市民虐殺を示唆する日本軍の作戦命令もありません」とな…も一ついうとチャイニーズ・イヤーブックという年鑑にも掲載されていないとな…この年鑑は「当時、中国に関して最も権威ある情報源」とされてきたものだそーで、「上海で英国系新聞社が出版していたもの」だそな…ここから導き出される事実は、「虐殺を示す第一次資料は何一つないということです」に尽きるよな…

 事件当時は全くといっていい程報道されず、しかも後に出版された本の著者は当時中国にいなかったティンバリーとスノーの二人…「ティンバリーは一九三七年より国民党より金をもらい宣伝工作に従事していたうえ、一九三九年には国民党中央宣伝部の顧問にまでなった人でした」とな、「アメリカ人ジャーナリストのエドガー・スノーは、毛沢東と非常に親しい人物」だそで、著者「アジアの戦争」で日本人の犯行について書いてあるのはともかく「日本人は中国人や朝鮮人より知的、肉体的に劣る」とまで書いてあるそーな…さすが差別については容赦ない国アメリカ様は違う(笑)

 かくて東京裁判でいきなり再登場ですよ、奥さん(誰?)証人は勿論、善良な中国人の皆様ですよ、おぞーさん(誰?)、射殺、強姦、放火、略奪、死体の山だそーですよ、姐さん(誰?)「殺害者数三十万人という証言に疑念を抱いたロヴィン弁護人が「私が承知して居る限りで南京の人口は二十万人ですが」と質問すると、ウェッブ裁判長は「今はそれを持ち出す時ではありませんけと慌ててこの発言をさえぎりました」とな…また出たウェッブ裁判長、豪人の裁判はこれまた一味違うでぇーか(笑)

 さて、資料的な話でいくと1938年の3-4月にかけてのベイツ、スマイス両教授による南京市の被害状況の調査結果、南京地区における戦争被害報告によると、「殺された者二千四百人、負傷した者三千五十人でした」とな…ちなみにベイツ教授は東京裁判でも証言なさっています。その時は自分の近所の死体が転がっていたと言い、更に「城内で一万二千人の男女および子供が殺されたと結論しました」と言い切っていらっさると…ちなみにもう一方のスマイス教授の東京裁判への出廷は「弁護側が要求したにもかかわらず認められませんでした」とな…ついでに言うと「ベイツ教授は一九三八年と一九四六年に蒋介石より勲章をもらっていました」という好人物だったそな…その他の証言者についてのお話の詳細は本書をドゾ。

 現実として、「安全区内を自由に歩き回れた欧米人で虐殺を目撃した人は一人もいませんし、写真もありません。困った大虐殺派の日本人や中国人が証拠写真として高らかに掲げてきたものは、そのほとんどが捏造であることが証明されています」とな…「ベストセラー「ザ・レイプ・オブ・南京」を書いた中国系アメリカ人アイリス・チャンは、出版の七年後に自殺してしまいました」とか…更に蒋介石秘録でも蒋介石自身が「南京での三十万から四十万の大虐殺」と書いているそな…でもこれ自伝でないし、ついでに本人が書いたものでもないし、更に言うなら前にも指摘されているけど当時の南京の人口が上限で20万人だったのに30-40万って?中国では人の増え方が違うのか?それとも数え方が違うのか?それは問題ではないのか(笑)

 ちなみに1937年12月に事件が起きたとされているんですが、「この後十ヵ月間に蒋介石の国民党中央宣伝部は外国人記者会見を三百回ほど行いながら、日本軍による南京での市民虐殺や捕虜の不法殺害については一度も報告していなかったのです」とは、これ如何に?更に狭い敷地の中で「「累々たる虐殺死体や血の河」を見た外国人や、それを伝え聞いたはずの外国人記者も、当然そこで虐殺について質問したはずです。誰一人としてそれに言及していませんでした」とな…当時は他に報道しなきゃいけない、重要事項がいぱーいあったのでそれどころではなかったという事なんでしょか?

 詳細な事項については本書をドゾ。著者のソースにかける情熱は頭下がります。そしてこー言い切る著者は潔い…ただ、ただ潔い…「私は大虐殺の決定的証拠が一つでも出てくる日までは、大虐殺は原爆投下を正当化したいというアメリカの絶望的動機が創作し、利益のためなら何でも主張するという中国の慣習が存続させている、悪質かつ卑劣な作り話であり、実際は通常の攻略と掃討作戦が行われただけと信ずることにしています」、ただ、ただ凄いとしか言いよーがありません…数学者が歴史を語らなければならないこの国の異常さもアレですが、何故に外務のトップじゃないんだろーと(笑)

 これでも本書のさわりだけというのが、どんだけ内容濃いぃぃーっねんの世界でして、本当に詳細は本書をドゾ。日本人なら正座して精読しといた方がいい本です。タイトルは日本人の誇りですけど、これは広く世界での米的に言うなら正義とは何か?ですよねぇ…日本の対外とはどーゆーとこで、どーゆー国かというのが…ちなみに1920年代の中国は「政府への不満を外国への憎しみにすりかえるのは中国政府が現在もよくとる手法です。識字率が一割程度という状態では国際法も条約も頭にありませんから、あっという間に排外思想は蔓延し暴行が各地で始まりました」とは、どこかで最近見たよーな(笑)ちなみにこれ言える日本人って著者位しかいないと思うお言葉「最大の責任はいつまでたっても変わらない無能で腐敗した中国政府にあるのです」…気持ちいい位言い切って先生大丈夫なんでしょーか?段々そちらが心配になってくるんですけど…

 そして、当時から日本政府というのは中国政府の暴動に対しての被害についても、「日本軍の一方的攻撃により大きな被害が出たと海外に宣伝しました」に対して、「日本政府は強硬な抗議をしませんでした」とな…穏便に済ませる事を第一にした結果がWWⅡへの道だったとは何とも皮肉な話ではあーりませんか(笑)この中国政府の後ろに誰がいるか?は言うまでもなく、これまた詳細は本書をドゾ。

 ただ米人にも事実を残してくれている人もいらっさったとな…「「在中の米英の官民の大勢はこうである。「…我々が何年もやるべきだと言っていたことを日本がやってくれた」(@ラルフ・タウンゼント/米上海領事)とな…「何年も前から中国当局は略奪行為を黙認し、反日プロパガンダをし、線路に石を置き、日本人を狙撃、殺害した。このようなことが起きていたことをアメリカに住む人々は知らないのだ。新聞に載るのは、宣教師や上級外交官といった、中国におもねっている連中からの情報ばかりだからだ」と、更に「中国にいる外国人で中国人に同情する者は宣教師以外にいない」とな…宣教師の功罪については戦国の世を持ち出すまでもなく欧米のお家芸だからなぁ…宣教師は布教を有利にする為に中国政府に阿っていたと、日本と違って布教すれば信者が増えるし、しかも増えないと米本国からお布施が増えないと…日本叩きの片棒を担いでいたのは、宣教師だったんだよぉーっ、何だってぇーと合いの手を入れたくなる構図…

 ちなみにこれまたそんだけ苦労して集めた信者の皆様ですが、「戦後、共産軍が日本軍に代りに入って来るや、キリスト教徒もどきの人々はあっという間に共産主義に改宗してしまったからです。中国人にとって政府や宗教やイデオロギーなどどうでもいいのです。三度の食事をきちんと与えてくれるならそれ以外どうでもよい、という現実主義が三千年の伝統なのです」でして、その伝統にのっとってそして誰もいなくなったってか…宣教師の皆さん、いい仕事してますねぇー(笑)

 米の正義の道は続くよどこまでもぉー…でして詳細は本書をドゾとこれ何回言っているのやら…でも、あの武士道の新渡戸稲造でさえ「二度とアメリカの地を踏まぬ」と激怒した位だから、この一言でどんな状況だったか予測がつくというもの…

 相次ぐ中国のテロ行為、更に宣伝行為についての件も本書をドゾ。「中国へ日本が無法無慈悲な侵略を行っている、と「国民党中央宣伝部国際宣伝処」が中心となり国際世論に、とりわけアメリカに、十八番と言える嘘八百の大宣伝を行ったことです」辺りとか、歴史は繰り返すってか(笑)とりわけ、蒋介石夫人の宗美齢、その兄、姉にヘンリー・ルース(タイム社社長)と、タイム、ライフ、フォチューン誌上で反日キャンペーンを展開したとな…ハーバード出って凄い…「「タイム」に掲載される中国からの特派員報告も、公然と親中を唱えるタイム社ですから、当然、日本の大本営発表と同じででたらめでした」…

 は、ともかく恐るべしは宗美齢…「いつも繻子のチャイナドレスの深い切れ目から美脚を誇示し、椅子に座ると何度も脚を組みかえて男の目を引いたり、米高官との写真では腕を絡ませたりする人でした。美貌、洗練された英語、機転のきいた会話術、そして何より媚態により、会ったアメリカ男性を片端から虜にした上で中国の要求を勝ち取る、という宣伝にはうってつけの人物でした」って…大陸ではこれが普通の外交なんですか、そーですか(笑)まぁいつの世もハニトラは最強という事なんですかねぇ…人妻だろーが美人なら何でもいいんですね…そーいえば中国では「美人を見たら自分の妻だと主張する国」(@李登輝)でしたものねぇ…愛は惜しみなく広がるってか(笑)

 「レセプションの席からウィルキーと宗美齢の姿がふっと消えたのです。心配して待っていると朝四時にウィルキーは戻って来て、カウルズに彼女との情事に逐一を報告し自慢したのです」(@ジョナサン・フェィンビー)ちなみに彼女の方も負けてはいない「ウィルキーが次の選挙で勝ったら、私と二人が世界を支配することになる。東洋は私が、西洋はウィルキーが」と言ったとな…ちなみにちなみにここで出てくるウィルキーとは共和党の大統領候補、次期大統領選にも出馬予定の大物政治家だそな…ホワイトハウスだけではなくてキャピトル・ヒルも愛の賛歌のオンパレードなのか?愛の国は仏だと思っていましたが、米では不倫は伝統芸だったのか(笑)

 市場拡大、列強の安定、さらなる繁栄の為に親中反日に邁進した英米の結果は、戦後スターリンの一人勝ちってか(笑)この当時の親中政策については本書をドゾ。ハル・ノートの件も「こんな最後通牒を出されたらモナコやルクセンブルクでも武器をとって立つ」(@ブレイクニー/東京裁判弁護人)と言わしめた程のシロモノ…ちなみにこのハル・ノートを起草したハリー・ホワイト財務次官補は「戦後になって解読されたヴェノナ文書によると明白なソ連のスパイでした。ハリー・ホワイトは終戦の三年後、共産主義者として告発され非北米活動委員会に召喚された後、自殺しました」とか…さすが正義の国アメリカ、人材も豊富だぜってか(笑)

 ここでまとめ一、「要するに、日米戦争は、自身、社会主義者に近く、ソ連に親近感をもつルーズベルト大統領が、ソ連そしてイギリスを窮地から救い出すため、権謀術数をつくして日本を追いこみ、戦争の選択肢しかないように仕向けたものでした」とな…それにしても今回、こんなは端折っているのに何でこんなに長くなるんだろー…いや、もー何度でも言う、詳細は本書をご一読下さい。できればご精読して下さい。

 開国後の日本の道のりの険しさの一端が本当に垣間見えるよー…最近では二言目には差別差別と叫びまくっている米人ですが、1919年のパリ講和会議で国際連盟規約に「人種差別撤廃」を入れるように提案したのは何を隠そう日本がした事…ちなみに採決の結果は「賛成十一対反対五」…普通ならば可決しているはずだったのに、何故棄却されたのか?「突然、議長であったアメリカのウィルソン大統領が「重要な議題については全会一致が必要である」と言い出し、日本案を斥けたのです。それまでの議決は多数決で決定されていました」とな…さすが正義の国アメリカ、そこにしびれるあこがれるぅ(笑)

 あの300年近い鎖国の後に、帝国主義、植民地主義真っただ中に躍り出て、独立を保ち、アジア主義を掲げ、曲りなりにも各国が独立に進む一石を投げたのは間違いないみたいです。見よーによっては日本が欧米列強から見たパンドラの箱だったのかもしれないってか(笑)米の公民権運動にも影響を与えていたそーで…意識の変革って凄い…人類皆兄弟、天は人の上に人をつくらずですよ、奥さん(誰?)やれば出来るってか(笑)

 とまぁ目から鱗な歴史がズラリ、前向きに21世紀を生きよーぜっという事で宜しいんでしよーか?先生(笑)「「効率、能率、便利、快楽、なかんずく富、こそが幸福」と大いなる勘違いをし、それらばかり求めるグローバリズム。大きくは欧米文化への追随に決別し、各国はその国柄を大事にすることです。新しいローカリズムです」ですかねぇ(笑)

 長い、本当に長くなってしまったけど、これでも切りに切りまくりました…本書はどこを開いても、えっ嘘、ホント?の世界が満載…まさにいつ読むの今でしょ?の世界っすよ、おぞーさん(誰?)個人的には、読後の最初の正直な感想は、何かユリシーズに似ているなぁでした…内容が似ているとか、文体が似ているというのではなくて、こー延々に男性の歴史が続くとこでしょか?ユリシーズも最後の章は奥さんのモリーでしたっけ、その一人称で終わるんですけど、それがオチなんですよね…延々延々中年と若人の男子ぃーな話しの後のオチが女性の一刀両断でこれにて一件落着って?何事?みたいな(笑)

 まぁ後書きじゃなくて、前書きのラストが著者に対する奥様の一言なんですが、これが読み進み、終わった時に効いてくるんですよ、曰く「大丈夫、あなたの見識や人格が高いとは誰一人思っていませんから」、うん、これ以上の援護射撃はないと思いまする(笑)アパーム、アパームっ…

 目次参照  目次 文系

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