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2013年6月26日 (水)

にでもさんでもわりきれる?

日本人の数学感覚  下平和夫  PHP研究所

 サブタイトルが、なぜ計算がうまいのか-「そろばん文化」の構造なんですが、和算の世界も広いぜよ、という事でしょか?ちょっと古い本なのですが、著者の灌漑が何とも時代が出ているというか、今を予見しているというか、哀愁漂っていて何ともアレですが(笑)まぁそれは後にという事で、数学と日本人のコラボはどーなっているんだろーという素朴は疑問がつらつらと続いているよーな?まぁ万葉の昔から九九の出来る国だもの、ですか(笑)

 戦国前の文化といえば、皆中国経由のソレですが、数学もそれの一つだし、これまた算盤もやってきたと…ちなみに算盤は室町の頃らしーですが…ただ、入ってきたものはアレンジしないといられない国是は昔からと見えて算盤一つとっても使い勝手がいいよーに進化しているんですよね…魔改造はおてのもの、ついでにバージョンアップはない方がおかしーとゆー具合に…

 そして、お手本や教科書が登場し、それが世間に大々的に流布するとも…特に江戸に入ってからは商工業が盛んになって必要に迫られた部分があったとはいえ、数学を娯楽として展開してしまうとこは何でもパロってナンボ、遊びにしてしまえっていうのがこれまた日本のお家芸か?いえ、何事もパンピーの裾野が広がらないと隆盛しませんから、人数多ければ理解が早いって事ですよね(笑)

 アリス的に数学…アリス、根っから文系の人だからなぁ(笑)数学にはパス一とか平気で言いそーな気配がするけど、ただ、なぞなぞの部類で数学関係もあったぁーっの世界ですので…ちなみに江戸時代の初期からそんななぞなぞ本が発刊されていて、しかも数学系のなぞなぞも含まれているそな…一冊や二冊じゃないとこが、これまた凄い…この手の遊び心って日本て昔から独走してないか(笑)

 も一つアリス的なとこで、実際に数学関係をこれまた二次創作というか、小説化というか、パロっちゃえ、揶揄っちゃえ、遊んじゃえと作品になっていたりするんですよ、奥さん(誰?)で、そんなの誰がやってんねんと言えば、「葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九、山東京伝、朋成堂喜三二、鳥亭焉馬、市川団十郎、鈴木春信」などなどだそーで…戯作にまでなっている数学って、どよ(笑)

 和算的な有名人がいぱーいでてきますので、詳細は本書をドゾ。まぁ一人上げるとするなら関孝和ですかねぇ?多分、日本の中で一番の数学的スーパースターじゃなかろーか?でしょか?息子(養子)には恵まれなかったみたいですけど(だから関家は断絶している…)、弟子達には恵まれた人となるのでしょーか?時代的にも「塵劫記」が世に出ていて日本中の数学能力の底上げは出来ていたし、世間じゃ算額が出てきたし、世を上げて上も下も数学やってみよー的な時代だったと…また、弟子なのか助手なのかの建部兄弟とか、その縁で京都の中根元圭がやってくるとか、中根が久留島義太を発掘し育てたとか、久留島が松永良弼と親友だったとか、こちらの人間関係というか、人の縁は素晴らしかったとしか言いよーがないよーな…やはり仕事が分かってくれる人、更に引き継いでくれる人がいるってつおいよなぁ…

 本書の主に前半に掲載されている数学パズルというか、遊びですか、トリック的のそれらについては本書をドゾ。こーゆーのが平安時代の頃からあるというとこがまさに日本だよなぁ(笑)

 さて、著者は和算の専門家という事になると思うのですが、日本国内ならいざ知らず海外では相当アレな体験を過ごされていた模様…なにせ「欧米人のなかには、日本人が計算がよくできるかどうかなどというよりもそれ以前の根本的な問題、日本が独立国かどうかさえはっきりしない人が少なからずいるのです」って…「つい最近まで、日本は中国の植民地であり、イギリスかフランスの植民地になりかかっていたと思いこんでいる人が沢山いたのです」って…先生はどこの国をご訪問なさったのであろーか?

 なので「江戸時代に日本人のほとんどが「読み・書き・そろばん」ができたということを信用してくれる外国の人は皆無といってよいのです」とな…「西洋のある一国が、十八世紀という時代を考えるのに、自分の国の人たちよりも日本人の方が「読み・書き・そろばん」ができたなどとはとても信じられないでしょうし、信じたくもないのは当然です」って…うーむむむむ、これが本当の欧米か?(古っ)ですかねぇ(笑)

 ちなみに日本人が外国語(英語その他)が出来ないのが外国人的に不思議なのは、日本はどこかの国の植民地(もどき)だったはずだから、宗主国の言葉は出来て当たり前という前提にたって言ってらっさる模様…「日本の大学の講義が日本語だけで行われているということを、いくら説明しても信用しない外国の人に私は何人も出合っています」ってな…自国の言葉で高等教育まで出来るっていう事は贅沢な事だったのですねぇ…文化・文明を考えると、日本が日本語で教育できるという一事だけでも歴史的に凄い事なんですよ、おぞーさん(誰?)

 でもって、現代でも数学パズルの本が普通に本屋さんにある状態っていうのも世界的には珍しい部類に入るとな…本書では欧州の{「魔法のカード」という数のゲームと、「花と葉の目付け字」というこれまた日本のゲームの講演をしたら「花と葉の目付け字はヨーロッパから日本へ伝えられたに違いない、こんなむずかしいパズルを日本人が考えられるはずかないといわれ、少しむっとしたのを思い出します」だとか、欧米至上主義、さすがやでぇー(笑)

 ちなみにちょい古とはいえ、現代のお話ですからねぇ…これこそ欧米人の常套句の差別だぁーっには引っかからないのが不思議なんだが?もー無知の知なんてお人は、かの地にはほぼいないというのが正しいのか?それが問題だってか(笑)

 まぁともかく、数字と数学の面白エピたくさんですので、詳細は本書をドゾ。数学なんですけどね、感覚がモロに日本人してて、和む数学本です、いやホント(笑)

 目次参照  目次 理系

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