« 革も木も石も… | トップページ | 声のあるところ(笑) »

2013年6月20日 (木)

冷蔵庫には必ず塩昆布がある(笑)

食わせろ!県民メシ  漫画・いのうえさきこ 文・永浜敬子  講談社

 サブタイトルが、47都道府県のお国自慢グルメなんですが、色気より食い気の話しなんだろか?食エッセイだと思われなんですけど、30代独身女性の悲哀が如実に出ているよーな(笑)いえ、何というか?仕事より結婚を選択するはずなのに何故か仕事をしている女たちみたいなノリでしょか?それを笑い飛ばしているとこが今時の乙女だよね(笑)

 そんなおじょーさま達が挑戦しているのは、日本のローカル食ですかねぇ?A級もあればB級もあるし、基準が今一な気がしないでもないですけど、とにかくあるにはあるの世界が展開している模様…土台、地元ご飯なんて一つの県に一つしかない訳じゃないし、探そーと思えばもしかして星の数程あるかもしれないし(笑)

 巻頭漫画で笑えたのが、スイーツ対カレーの対決…ああ、スイーツと言ってはいけなかった、甘味なんですね(笑)で、出て来るのがもろこし(秋田)に黒糖そら豆(鹿児島)、生せんべい(愛知)という渋いチョイス、受けてのレトルトカレーもさくらんぼカレー(山形)に薔薇カレー(鹿児島)、柿カレー(和歌山)、パールカレー(三重)とここまではまだカレーなんだよの世界だったけど、究極の一皿、お茶カレー(静岡)…そのまま食べる分にはおいしいけど、別添えの緑茶粉を振り掛けたら、ほーら大変(笑)お茶の苦味がカレーの辛さに勝ってしまうんですね、怖ろしス、お茶パワー、そして何故つけた緑茶粉(笑)

 と、初っ端からフルスロットルな本書、この後本題の47都道府県の名産が待っているんだぜぇー、乞うご期待ってか(笑)

 アリス的に県民メシとは何か?と言えば、オオサカンなだけに幾らでも出てきそーだよなぁ?本書は潔く一択、たこ焼きに決定という事らしい…ただ、たこ焼きはたこ焼きなんだけど、このたこ焼きを作るとなると、大阪人一人一人マイ・たこ焼き・レシピがあるらしー…そして、それは妥協を許さぬものらしーのだ…もしかして一子相伝?ていうか、本人のみオケ?

 じゃあ、たこ焼きパーティでヒャッハーな生活をしているのか?というと、これまた少し違うそーで、それは一つのパフォ…自宅にたこ焼き器あるねんだけど、本気で食うならプロやろ?の世界だそー…たこ焼き道も奥が深い…あれも究極のプロの味なんですねぇ…いや、こー言っちゃーなんだけど、単純な料理程腕がもの言うんですよ、奥さん(誰?)

 さて、じゃあもう一つの雄、京都はどーだというと、本書的にはこれまたハモ一択。ただ、京都ですから、鱧の湯引き 焼き霜作り、鱧しゃぶ、鱧の天ぷら、鱧寿司(と鯖寿司もあった…)と見事に鱧づくし…京都の場合は美味しいも大切だけど、それ以上に美しいが上だよなぁ…夏は鱧、これが京都のデフォなのか(笑)教えて、朝井さーん(笑)

 他にアリス的というと、暗い宿のラーメンで喜多方ラーメン(福島)とか、異形のお饅頭で焼きまんじゅう(群馬)、十万石まんじゅう(埼玉)とか、46番目その他のワインでワイン(山梨)とか、ダリ繭の寿司折でます寿司(富山)、焼き鯖寿司(富山)、さんま寿司・めはり寿司(和歌山)、鯖ずし(高知)。馬寿司(熊本)とか、蝶々の蟹で越前ガニ(福井)、松葉ガニ(鳥取)とか、朱色その他の蕎麦で戸隠そば(長野)、割子そば(島根)、瓦そば(山口)とか、マレーの伊勢海老で伊勢エビ(三重)とか、ダリ繭のステーキやスウェーデンのすき焼きで神戸ビーフ(兵庫)とか、海奈良の柿の葉寿司で柿の葉寿司(奈良)とか、鍵のカステラでカステラ(長崎)とか、ラフレシアのゴーヤでゴーヤチャンプルー(沖縄)とか、ありますので詳細は本書をドゾ。豪快なエッセイというか、身体をはったレポートがお待ちしております(笑)

 何かこれだけ並ぶと、何が何だか?な気がしないでもないけど、基準というか、広義の地元のご飯だよなぁと…著者の一人も「この本では歴史と土地に今も根付いている郷土料理と、今、生きている人が食べてるソウルフードを盛り込んで「県民メシ」として紹介してる。郷土料理と似ているようで、ちょっと違うのがミソ」(@ナガハマ)なんだそー…まさにいろいろあってなの世界か(笑)

 ちなみにもう一人の著者曰く「大阪の551の豚まんもそうやな。あれより高級な素材を使った豚まんって、いっぱいあるけど、あのベタな味やないとソウルが揺れない」(@いのうえ)だそーなんですが、そーなんですか?アリス?食べ物ばかりは生まれ育ったとこの味って、もーDNAに沁みついている気がするんだが?これがあの京極さんの鮎状態なんでしょかねぇ?

 てな訳で、その他にも色々と掲載されていますので、詳細は本書をドゾドゾ。

 目次参照  目次 国内  目次 食物

|

« 革も木も石も… | トップページ | 声のあるところ(笑) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

食物」カテゴリの記事

国内」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 冷蔵庫には必ず塩昆布がある(笑):

« 革も木も石も… | トップページ | 声のあるところ(笑) »