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2013年8月

2013年8月31日 (土)

大空を吹く風は?

秀吉はいつ知ったか  山田風太郎  筑摩書房

 所謂一つの作家のエッセイ集だと思われですかねぇ…前半は作家自身の日常編とするなら、後半はタイトル通り歴史編かなぁ?主に戦国、幕末、明治と後WWⅡですかねぇ…とはいえやはり日本史的には激動期的な時というと戦国、幕末の切ったはったが一際目立つよーな(笑)

 実生活編というかで話題になっているものは結構色々あるんだけど、夜更けの散歩とかね(笑)で、割りと煩雑に話題の上っているのが税の話しだったりするんですよ、奥さん(誰?)「余りにも唯々諾々と税金を払うことの不義ににつながる例は、税金を出せば出すほど役人の飯食いの質と量をあげ、財政再建に高級料亭再建の結果を呼ぶのみの事実に徹して明白なり」とか…財政破綻を阻止する為に増税だとか、脱税ふせぐために国民総背番号制導入とか政治家と役人は言うけど「国民に対して何らかのがまんを求める以上、それを口にする者がある程度清廉でなくてはならない。自分たちはワイロや脱税をほしいままにし、闇給与をとり、公金で飲み食いしながら、国民に対しては、がまんもヘッタクレもない」とか…先生、余程税務署と何かあったのか?いえ、気持ちは痛い程分かるけど(笑)

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2013年8月30日 (金)

食は世界をぐるんぐるん(笑)

魔女のスープ  阿川佐和子 絵・荒井良二  マガジンハウス

 サブタイトルに残るは食欲2とあるよーに、クロワッサンに連載中のエッセイをまとめた第二弾という事になるみたいです。内容は、著者の食べ物に関するあれこれかなぁ?日常でのソレというか?自宅のキッチンだったり、幼少の頃の思い出話だったり、旅先だったり、人を交えての外食だったり、貰い物だったり本当色々(笑)一番、頻度の高い出番の方は阿川家の冷蔵庫ではなかろーか(笑)

 何とゆーか、仕事を持っている独身女性のご飯事情が分かる本かなぁ?多分、働いている女性は共感する人多しなんじゃなかろーか?

 とはいえ、おろろく事もしきりで、たいていの人は朝は簡略化の方向でいらっさると思っているのだが、著者は「朝、ステーキを食べていた時代がある」とな…朝からステーキ、それは夏バテの激しい今時にはうってつけってか(笑)「ハワイのスーパーマーケットで「モーニングステーキ」という表示のついたミニステーキ肉を見つけたからだ」って…さすが米様なのか…小さいヒレステーキだから試してみたらはまったという事らしい…

 これこそまさに豪勢な朝食という事になるんじゃなかろーか(笑)真夏の朝はステーキで始まるとか…新しいトレンドになるのかもしれないってか(笑)まっ今のご時世スタミナが勝負ですからねぇ、身体が資本、これ基本です(笑)

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2013年8月29日 (木)

多様性という名の雑多性という名の混然一体(笑)

ラーメン屋vs.マクドナルド  竹中正治  新潮社

 サブタイトルが、エコノミストが読み解く日米の深層なんですが、主に金融関係を中心にしてワシントンで考えたのノリでしょーか?外から見た日本についてのエッセイとも取れるよな?ただし、よくある海外に赴任した人達によるとっこくを見習えだから日本は悪いんだみたいなノリではないよーな?それについては本書の初っ端がウッドロー・ウィルソン・インターナショナル・センターで行われた研究プロジェクト「アジア・プログラム」主催の「日本の労働力の「創造性の問題」と将来」というシンポジウムの件が分かり易いでしょーか?

 ここで「米国の某大学の日本人女性教授(社会学)」の講演内容が「各種サーベイに見る学生など日本人若年層の「創業志向」は、欧米、中国、韓国に比べて最低である。これは日本の教育・文化が権威主義的で画一主義的である結果であり、現代の日本は創造性の面で聞きに瀕している。このままでは経済成長の面でも長期的な衰退は免れない」と発表したとな…成程、創造性の無い日本人が発表している創造性のない論文でしょーか?それとも講演者ご本人だけは創造性のある日本人なのか(笑)はともかく、これに著者は意義ありと手を上げていらっさるんですね(笑)

 起業傾向があると創造性があると思われているんだろーか?それはかなり単純化されすぎていないかと、ふと思うが、まぁ社会学教授的にはそんなの関係ねぇ(死語?)なんだろなぁ…もー何か都合の悪い事があると皆日本独自の文化でオチつけているよーに見えるのは気のせいなんだろか?文化が違うーっと教育が悪いで全てが済むなら、そりゃ結構な話だよねぇ(笑)

 ちなみに創造性(日本よりは)豊からしー、起業精神の溢れた米は「世界学力テストの結果ではアメリカの小中学生の平均点は先進国中でほとんど最下位付近」だそな…ちなみに米の教育・学力落ちこぼれ層が低所得・貧困層を形成して、更に低所得と教育の貧困が拡大しているとな…素晴らしきかな米ですか(笑)

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2013年8月28日 (水)

どーしてどーして僕達出会ってしまったんだろぉ(笑)

クアトロ・ラガッツィ  若桑みどり  綜合社

 サブタイトルが、天正少年使節と世界帝国なんですが、いやー歴史とは厳しいものである、ですかねぇ…タイトルの直訳だと多分四人の少年達みたいなノリになると思われですが、本書のメインは戦国時代末期の日本、史になるのかなぁ?ある意味、日本におけるキリスト教盛衰記みたいなノリか?まぁキリスト教はキリスト教でもカトリックの方なんですが…時代的には信長前、信長、秀吉、家康、秀忠の施政となる訳で、その時、その時で対キリシタンに対するスタンスが天地程に違うんですよ、奥さん(誰?)で、それに翻弄された、関係者一同の顛末記みたいにもなるのか…

 で、まぁ読後の正直な感想としては重い、でして…歴史の重みもあるんですけど、個人的には重量として重み…本書A5で二段組、500頁以上ありまして…持って読むには腕がつらい…最近特に筋力落ちているのか、本の重みは300頁限界説を唱えたい今日この頃(笑)

 まぁそんな訳で、よくもこれだけ史料集めたというべきか?むしろ国内バージョンより海外バージョンの方が多いと思われで、戦国の歴史も日本から見ると世界から見るでは視点が全然違うというのが分かるってか…で、本書の始まりはアルメイダからなんですよ、時代的には1552年、ザビエルが鹿児島に到着したのが1549年というからまだキリスト教的には黎明期のなるんでしょーか?舞台は大分、まさに九州は燃えているか?からスタートなんですね(笑)

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2013年8月27日 (火)

万民に御哀憐の事、百姓に礼あらば、国家は自ずと治まり候か…

戦国大名の危機管理  黒田基樹  吉川弘文館

 タイトルがタイトルなのでグローバルな感じなのかなぁと思っていたら、最初から最後まで北条氏一択、その中でも北条氏康の治世で終始しているよーな(笑)さて、氏康とは何ぞや?というと戦国期の小田原城主、伊豆と相州、並びに関東の大半を有した北条家の当主、初代早雲から三代目という事になるんでしょーか?歴史的に有名どこでは秀吉の小田原攻めで、この次の代の話し…だから氏康の代は北条的には絶頂期になるのかなぁ?いえ、さすが戦国なので山あり谷ありなんですけど…ちなみにこの方前半は謙信との戦いが、後半は信玄との戦いを展開していますが(笑)

 とまぁ…時は戦国だし、危機管理と言えば、戦争系の話しかなと思うやんかぁー(笑)ところが、メインは村の管理のお話でござる…結局、戦国時代とは、戦争と飢饉という燦然と輝くそれの世界か?むしろ、飢饉対策の為に戦争していたとも言えるという、まさに食う為の戦いってか…

 いえ、もー日本ですからね、地震と台風による不作は何とも言い難いんですが、その上戦国時代は天候も不良で、作物がぁーの世界だった模様…太陽黒点が少なかったからの世界か?何せ自然農産物の上に成り立っている経済ですから、植物がへたると即飢饉、飢餓がやってくるとな…かくて悪く言うと毎年春から夏にかけては飢えていたと言っていいんですか?かもな話しか…秋の実りまでお腹すいたぁーというかわいいノリではなくて、餓死がちらつく世界…うーん、シビアだ…

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2013年8月25日 (日)

みえますかぁー(笑)

戦国武将の肖像画  二木謙一 須藤茂樹  新人物往来社

 歴史上の人物達の肖像画って歴史の教科書に載っていたアレかなぁ?と思いつつ、最近は、いえ、あれ違う人物でしたとか、特定できませんとかで、一体どーなってんだぁーっ?的疑問があったのですが、肖像画って生前に描かれた寿像と、死んだ後に描かれた遺像とあるそーで、成程、遺像の場合は亡くなってすぐに描かれたものもあれば100年過ぎて描かれたものもありで、それでは似ているのかどーかなんて、そんなの関係ねぇ(死語?)となるのも当たり前なのか(笑)

 ちなみに肖像画の歴史って平安時代の宮廷画家というか、日本的に言うなら絵師から始まったらしーんですが、鎌倉時代に入ると禅僧の肖像画形式が伝わって室町以降には肖像画が隆盛した模様…

 で、まぁ本書は戦国武将とある位だから男の人ばかりというか、おじさんばかりなりの世界なんですけど、肖像画、室町以降増えたなら武士時代だから描かれるのは男性が多いのは当たり前なんですかねぇ?という事は、殿方って自己顕示力が強いという事になるんだろーか?

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2013年8月24日 (土)

胡椒だけじゃないんです(笑)

大航海時代と日本  五野井隆史  渡辺出版

 タイトルは大航海ですけど、どちらかというとキリスト教伝来と日本的なお話かなぁ?口語体で書かれているので非常に分かり易い文章ですけど、うーん、日本を中心にしたお話というより、キリスト教、カトリックを中心に据えたお話っぽいかなぁ?まぁ時は戦国時代、激動の時代ではあったんですが、物の見方は人それぞれだよなぁとゆー事でしょか(笑)

 内容はというと、ポルトガルのアジア進出がメインによる種子島への鉄砲伝来が一章、その後は人物伝という感じで、フランシスコ・ザビエル、高山右近、三浦按針、ペトロ岐部カスイについてそれぞれ一章づつある構成…

 で、この大航海時代についての認識、1992年にセビーリャ(西)で開催された万国博覧会のテーマを最初スペイン政府は「発見の500年祭」としよーとした事で如実となったよな(笑)ええ、世界史では有名なコロンブスの米大陸発見(1492)からちょうど500年、これしかないでしょっでしょか(笑)勿論、これは「南米諸国の異議申し立てによって「出会いの500年祭」とテーマを改めました」とな…いやもーね、時は20世紀末、500年たっても自国もしくは欧州目線、既に人が住んでいよーが俺達が発見した、新大陸。植民地と海賊万歳ってか(笑)呼ばれもしないのに勝手にやって来た招かれざる客だって認識は多分これまでもこれからもこれっぽっちもないんだろーなぁ(笑)

 しかも、当時的には新しく発見した土地、キリスト教徒でないこれから発見される土地の領有権は発見したキリスト教国にあるとローマ法王のお墨付きだし、ついでに言うとキリスト教徒でなければ人身売買(奴隷売買)オケだし…

 かくて、ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスと大航海時代ヒャッハーな世界が展開していくと…そして事の起こりは葡のセウタ(摩)攻略(1415)からなんですね(笑)

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2013年8月23日 (金)

ひろげてごらん?

戦国武将の合戦図  小和田哲男 監修  新人物往来社

 何とゆーか、壮大なモブ画がズラリってとこでしょーか(笑)で、日本画ですから大きい図となると襖か、屏風になる訳で、こちらは全て屏風の世界…坊主が上手に屏風の絵を描いたとか(笑)で、まあ、屏風とは六曲、もしくは八曲が標準なんだそな…この六曲とか八曲ってあの屏風の折折折とした一面を一曲というそーな…六曲の場合一つの屏風に谷折りが三つの換算となると…

 で、この屏風一つで完結している場合、六曲一隻といい(六曲の場合ね、八曲なら八曲一隻)。でで、二つの屏風(よーは一対の屏風)で完結している場合は、六曲一双というそーな…でもって、そんな屏風絵の見方、屏風を広げて向かって右の面から第一扇、第二扇と数えて、第六扇と数えるそな、で見る場合は、というか時間軸的にはこの第一扇、よーは向かって右から左へと物語が続く、今回は合戦図ですから合戦開始は一番右の第一扇、で左に移動していく絵巻物風という事か。

 六曲一双の場合、よーは対になっている屏風の場合は、右の屏風が右隻、左の屏風が左隻となる訳で、これも向かって右から左に移動していく見方が正しいとな…六曲一双の場合は12場面ある事になるってか?

 まぁ尤も、合戦図なのでダイナミックさが売りという事で、戦闘における名場面がちりばめられているのが普通みたいです…これもまた合戦図という事でしょーか?そして人馬多いぃーって事で、幾ら屏風が大きいとはいえ、これは一つの細密画というか、精密画?地形と人の山はかりの気がするのはきっと気のせい(笑)

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2013年8月22日 (木)

海にお船を浮かばせて(笑)

世界史のなかの戦国日本  村井章介  筑摩書房

 タイトルからして何となく、むつかしー話しになるんではないか?と危惧していたのですが、文体は平易ですのでスラスラと読めまする(笑)世界史とありますが、広義でそれかなぁ?どちらかというと東アジアの15.6.7世紀位の話しがメインか?それに東南アジアとポルトガルとカトリックかなぁ?時々スペイン、イギリス、オランダとなるのか?

 内容的には、幾つかの項目に分かれると思われで、まず対蝦夷地、及び北の国から(笑)更に対琉球、独立と傀儡と建て前と本音?次にポルトガルとの出会い鉄砲と宗教がやってきたっ(笑)で、石見銀山で世界の外れで銀を叫ぶ(笑)そして、対朝鮮、朝鮮戦役、対明、明滅亡で清建国、その時日本は?でしょか?

 結局、江戸幕府の鎖国政策と言いながら、長崎だけが出窓のよーな感覚でいるけど、蝦夷に向けての松前口、朝鮮に向けての対馬口、琉球の薩摩口と他にも出入り口はあったでござるの巻か(笑)と、その前にまずは国交、貿易は室町の頃から続いているんですよねぇ(笑)

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2013年8月21日 (水)

ゲストを待ちながら(笑)

迷宮レストラン  河合真理  NHK出版

 サブタイトルに、クレオパトラから樋口一葉までとあるんですが、どゆ本かというと、歴史的有名人を一人招いて、その献立をお披露目しているお話とでもいおーか?一応、前口上でお客様好みの料理を提供、食材も調理器具も可能な限りその時代、その地域のものをチョイスしているんだとか?という事は調理法もなのか?うーん?

 そゆもしも料理のレシピが25種、コース設定で掲載されています。ついでに著者がそのコースを再現してその画像も掲載されているとな?物凄く大胆な企画というか、面白い話だと思うし、著者の意気込みも並々ならぬものがあるし、一読に値すると思うんだけど、残念なのが写真かなぁ?料理の写真にしては発色が暗いよな?なのにこれまたテーブルウェアが暗い…普通に白いお皿で十分なんだろーと思うんだが、何故か黒とかこげ茶の皿って肝心の料理が目立たないんですけど?まぁデザイナー的には少しでも時代に合わせてという事になるんだろーけど?クロスといい背景といい、尖がったものをねらって返って失敗している例みたいなノリかなぁ?いや、本当にいと残念…いっそ実験企画なんだから、料理そのものを全てシャーレにのせて番号ふった方がまだ遊び心があるよーな?

 さて、著者の妄想もとい創作レシピは眺めているといずこの人も皆それぞれにポイントがあっていとおかしの世界か?個人的に一番おろろいたのか南方熊楠のメニューでしょーか?熊楠の好物がビフテキというのが、漱石といい海外留学さんざんだったわりには帰国してからも洋食が好きというのが何とも(笑)

 そんな訳でメインがビフテキ トマトとチーズのグリル添えなんだそー、ちなみにトマトとチーズも熊楠の好物…それにしてもこの時代になると庶民もステーキ食卓的にのぼるものだったんだろか?熊楠だけ?まぁ近くに松坂牛あるけど(笑)後、ステーキつながりで、トナカイのステーキ(@サンタクロース)とか、サボテンのステーキ 穀物サラダ添え(@ジェロニモ)とかあるのが、オステキ(笑)ちなみにサンタさん、それ赤鼻のルドルフじゃないですよね…

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2013年8月20日 (火)

イッキ、イッキ?

土一揆の時代  神田千里  吉川弘文館

 土一揆って、つちいっきと読むのですね…今までどいっきと読んでいたなんて言えない…語感としては超ド級みたいなノリでいたとか…という相変わらずの己の無知さに涙溢るるの世界なんですが、土一揆の方は泣いている場合ではないんですね、行くぜ、徳政令ってか(笑)

 結局、これはみんなみんな貧乏がいけないんだ、というか、天候不順がいけないんだ、ですかねぇ…作物が育たないという事は食糧危機で、食うに困ったらどーすると言うと、よそからぶんどるのが一番てっとり早いという事になるのかと…あるとこから持ってって何が悪いねん、騙された方がもとい負けた方が悪いんやという論理ですかねぇ…

 農村放棄した、もしくははみ出した流民が向かう先は富のある都市なんですよ、まぁ都市で生活が成り立てばいいんですが、そーでない場合どーなるか?あるとこから奪っちゃえという事で、狙われたのは金融(高利貸し、質屋、土倉…)とか、酒屋とかの物のあるところ、又は神社仏閣ですかねぇ…そこに立てこもって幕府と交渉すると…ええ、徳政令出してくれないならここの寺社焼き討ちしちゃいますが、どーよってか…

 かくて、京都なんかは燃えているか?の時代に突入していた模様…

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2013年8月19日 (月)

ザ・日本の食卓(笑)

食べ物日記  池波正太郎  文芸春秋

 サブタイトルが、鬼平誕生のころだそで…池波作品をあまり知らないので全然存じ上げていなかったのですが、池波正太郎が作家としてブレイクしたのが鬼平犯科帳からなんですねぇ…それ以前に直木賞とか受賞しているんですけど、某文芸誌で連載打ち切りになっていたり…作家の道も厳しいのぉの世界か?まぁそれはともかく、作家にとっての分岐点となった鬼平犯科帳を執筆し始めた年に池波正太郎は何を食べていたのか?という疑問にお答えしますの世界か?

 何が凄いって一年の元日から大晦日までの三食が殆ど全て掲載されているんですよ…作家自身が毎日手帳につけていたとな…手帳ですから、どこ行ったとか、映画何見たとか、誰に会ったとかという日々の事も書いてはいるんですけど、圧倒的に比重を占めているのが、朝のメニュー、昼のメニュー、夜のメニュー…いや、これだけ並んでいるだけでも壮観です。

 例えば本日8月19日には「朝、平野、生藤出迎え。八時三十分の飛行機にて大阪へ…早し。京都へ出て、ツボサカで昼食。PM、二時三十分ひかりにて帰京。実に疲れたり。」と徳島に阿波踊り見物に行っての帰り道の様子が分かります。それにしても何故徳島空港から直で羽田に飛ばないで、わざわざ大阪・京都経由で帰っているんだろー?謎だ(笑)

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2013年8月18日 (日)

この国の風土?

言葉と礼節  阿川弘之  文芸春秋

 サブタイトルが阿川弘之座談集とあって、対談、鼎談ものでして、昭和の香りがというより著者は大正生まれ、第二次世界大戦の時は海軍大尉だったそーで、何かもー生き方というか、空気感が全然違うよーな?生ぬるさがないと言ったらいいのか?ご本人も戦前の記憶ははっきりしているのに、戦後は日付の記憶が曖昧だみたいな事を言っているし(笑)

 作家らしいのか、言葉にとても敏感で、嫌いな言葉なんていう話しも出てきます。例えば、こだわりとワンランク上…「池田勇人の「貧乏人は麦を喰え」の反対で、「金持ちだけが買いなさい」と」(@阿川)に「そこまではっきり言えないから、「こだわりの一品」」(@村上)となるとか…その他、最近の言葉はごまかしが多い模様(笑)

 も一つ今っぽい話しではテレビで東京大空襲(3/10)の番組に出演していた時の話し、「局の若い人たちがのんきなことに、そのときの写真を見せてくれと言うんですよ。そんなものあるはずないのに、今の人は何でもあると思っていますからね」(@半藤)は現場にいた人の科白は重みが違うと…ちなみに関東大震災の時もとにかく逃げる事、走り続ける事、歩き続ける事だそーで、逃げてここで大丈夫だと足を止めた人は皆助からなかったとか…これも歴史の証言でしょーねぇ…

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2013年8月17日 (土)

御前論議は踊っているか(笑)

政界の導者 天海・崇伝  圭室文雄・編  吉川弘文館

 お盆になったらお寺へゴーではないですが、戦国の終わりって大坂の陣でこれにて一件落着となっているのが歴史的定番ですが、この戦国から江戸への移行期、どっちかというと京都から江戸中心主義に主軸が移ったこの時、法とか、宗教とか、公家・皇室を出し抜いたというと表現が悪いか、理で勝ちにもっていったのがこの二人という事になるんでしょーか?一人は日本人なら知らない人はいないと思われる天台宗にこの人ありの天海で、も一人が臨済宗の禅僧、崇伝、この名前より黒衣の宰相という名前の方が通っているよーな気がするのは気のせいか?

 元々、徳川家の菩提寺というか本寺は三田の増上寺、こちら浄土宗のはずじゃあなかったのか?なんですけど、まぁ家康的というべきか?有能ならどこの宗派だっていいじゃない(笑)かくて、当時の東西対決ならぬ二代勢力はこの二人という事に帰結するよーです。大方の見方では頭では崇伝の方が上だったみたいですけど、政治力は天海の方が上だったと…その結末は歴史の通りなんですけどね(笑)

 てな訳で二人についてのというより、当時の幕府をメインにしての史的側面が大きいかなぁ?宗教的にどよ?というより、政治、権力としてどよ?の方が高いとは(笑)どゆ事かというと一例として、日光の輪王寺の石高が2万5000石、上野の寛永寺が2万1000石の寺領だったのに対して、天台宗総本山の比叡山延暦寺が5000石という事からも分かろーというもの(笑)

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2013年8月16日 (金)

鰻とカレーと圧力鍋と時々アイスクリーム(笑)

サムライブルーの料理人  西芳照  白水社

 サブタイトルは、サッカー日本代表専属シェフの戦いなんですが、2004年の独W杯アジア予選からずっと著者が代表のシェフを担当してきた訳なんですねぇ…しかも、ほぼ一人…代表スタッフは他にも色々いるのですが、食のスタッフはほぼ著者一人(後にも一人シェフ入るですけど)、後は現地のホテルの調理人にも手伝ってもらって総勢55人分を毎食、場合によっては間食も作っている訳ですから、これは物凄い重労働なのでは?

 しかも拝読していると、食材もシェフ担当みたいで、現地での調達も他にスタッフの手を借りながらも本人が行っているし、大まかなメニュープランをたてていても現地の状況次第で幾らでも変わるし、何とゆーか究極の現場監督な気が(笑)

 それにしても当たり前なんですけど、スポーツ選手にとっては食べる事も仕事なんですね…どんなに過酷な状況でも体重を落とす訳にはいかないと…ただ、選手も人の子なんで、栄養学にのっとった完璧な食事なら大丈夫という訳でもなく、普通に安心して食べれるものが、一番だったりする訳で…いかにストレスなく、いかに身体によく、精神的に満足して戦えるか?

 食の葛藤って凄い…そしてそんな選手の為に単身、他人様の厨房に飛び込んで調理する著者も凄い…読めば分かると思いますが、アウェー感半端ねぇーなんでございますよ…言葉も慣習も、ついで言うなら能力も違う中で著者のメンタル、及び根性がすざまじー(笑)というか縁の下の力持ちに徹しているとこがスゲェ…

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2013年8月15日 (木)

とっても古い(笑)

大和古墳巡り  永井路子・前園実知雄・関川尚功・玉城妙子  京都書院

 取りあえず古墳の本です。で終わってしまいそーですが、コンセプトとして面白い本だと思いまする…古墳というと何か物凄く希少価値の高いものだから、これまた物凄く少ないのかと思っていたら、奈良近辺だけでも凄い数、のよーな気がする…何か、奈良は古墳の県の人だものと胸張っていいと思うよ(笑)

 で、これまた歴史の教科書に載っていた仁徳天皇陵とか、後は最近話題の纏向古墳位しかパッと思い出せなかったのですが、ついでに言うと古墳というと全部前方後円墳かと思っていた位、古墳音痴だったんですけど、これまた古墳種類色々あったんですねぇ…

 とにかく圧倒されるので、詳細は本書をドゾ。かなぁ?どこを開いても古墳古墳古墳です(笑)写真も多い方だと思うのですが、ここまでやるならデザイナーさんも凝って欲しかった…文系よりの編集なんで、奈良の地理と、古墳時代というか、飛鳥・奈良の日本史の素養がない人だと、ちょっととっつきにくい本だと思われ…いえ、大まかな時代の流れの解説もあるんですが、小論なのに平易で分かり易いと思われなんですけど、それでそれは前のページのどの古墳にあたるのか?トーシロには不明といおーか?

 ついでに言うと最後の方に古墳巡り実録ガイドというかがあるんですけど、これ解説に比重を置くか?エッセイに比重を置くか?はっきり区別をつけておいた方が良かったんじゃね?なノリかなぁ?本のコンセプトとして初心者向けだと思うんだけど、それにしては身内向けっぽいノリが気になるとゆーか…企画がいいだけに残念なノリが…

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2013年8月14日 (水)

臨場感が違います(笑)

戦国武将生死を賭けた列語  一龍斎貞花  中経出版

 「講釈師、見てきたようにウソを言い」と著者自身が前口上の初っ端で言い放っているよーに、著者の本業は講釈師だとか…うーん、最近、その手の方をあまり見る機会がないよーな気がしていたけど、そこは日本の伝統芸能ちゃんとあるところにはあると(笑)何にしても芸人だよなぁと思いまする、その芸には裏打ちがある、それこそプロというものだよなぁ…

 で、本書なんですが、戦国の有名人がズラリと並び、その名言集といっていいんだと思います。誰もが知っている名言もあれば、それは誰の部下やねんな話しまで、エピ的に上手くできていると…さすがプロ、言葉と場面が絵になっているんですよ、奥さん(誰?)

 戦国時代は本当に個人が生きた時代なんだなぁと痛感しましたが、更に男が男でいられた時代だったのだなぁと(笑)かくして男の中の男も出現すると…例えば、戦いを前に「この合戦、わしの命令に従えば必ず勝てる。もし負ければすべてわしの責任であるから心配致すな。指揮と責任は大将がとるものじゃ」(@前田利家)なんて科白は今時どこのトップが言えるんだろー?絶滅危惧種なんてとっくの昔に通り越しているよーな(笑)

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2013年8月13日 (火)

取りあえず電車?

私を鉄旅につれてって  JTBパブリッシング

 B5サイズの冊子形式の本だろか?雑誌形態に近いと思われだけど、どっちかというと別冊特集雑誌的なのか?まぁともかくターゲットは20-30代の独身女性というノリかなぁ(笑)本全体の創りも女性向けっぽく明るく小奇麗にまとまっている感じだし、デザイナーさんも若いのか、若い人にウケルでも落ち着いた感じにまとめましたという雰囲気だし(笑)まぁ若い女の子が行けば、それだけで需要が増えるので頑張ってくらはいの世界か(笑)

 なので、鉄オタのディープさはほぼなくて、どちらかというと、そーだ旅に出よー、鉄道でみたいなノリが全面に出ている気配が濃厚(笑)気軽に鉄旅いかがっスっかぁ?みたいな(笑)なので、近場の鉄道から、思いっきり旅に出た夜汽車でゴーまで各種揃っている感じかなぁ?

 何せ初っ端が森三中と行く都電荒川線ですから…これ首都圏の人なら分かるけど、まさにご近所電車、日常の路面電車という感じでしてとても旅に出るぅーっと気合をかけて乗る電車じゃないよーな(笑)早稲田から三ノ輪までの路線なのですが、何となくレトロなとこが宜しでしょかねぇ?本書で荒川遊園地前駅がある事を始めて知りました…都内というと浅草の花やしき位しか咄嗟に浮かばなかったんですが、まだまだ知られざる遊園地たくさんあるんだろーか?

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2013年8月12日 (月)

よいではないか、よいではないか(笑)

日本の花火はなぜ世界一なのか?  泉谷玄作  講談社

 いやータイトルがタイトルなので、もっとアゲアゲな雰囲気の本かと思っていたら、トーンはやや控えめな感じかなぁ?著者は花火のカメラマンがご職業のよーですが、今回はプラスエッセイ付きでどよ、ですかねぇ?今までの取材で知識も増えたし、それを一挙公開ってノリでしょか?何しろ幼少のみぎりから花火を観賞なさってたとゆー話で、キャリアが違うぜよの世界か(笑)

 花火の歴史的なとこは、火薬的な意味合いでと言うべきか?初っ端は種子島でという事で1543年に伝来、花火の記録的には1585年の「皆川山城守と佐竹氏が現在の栃木県で対戦したとき、慰みに花火を焼き立てた、と「北条九代記」にあるのが最初という」だそで、40年の間に九州から関東まで伝搬していたという事なんですかねぇ?よく聞く家康の駿府城の花火見物が1613年ですから、100年たたない内に鉄砲で撃ちあうより、空に打ち上げた方に移行していたと見るべきなんでしょか?うーん…

 ちなみに今に残る鍵屋が江戸で看板上げたのが、1659年というから、江戸初期から花火はあったとか?隅田川の花火は1700年代に入ってかららしーけど…でも、それが今に続いている訳だから、日本人ってば花火好き(笑)

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2013年8月11日 (日)

意外性と普通っぽさ?

Gdkuroクロワッサン  ゴルドラン・シェリエ  \180

 46番目のクロワッサンを求めて三千里企画も、どこまで続くの世界ですが、うーん、世の中に二つと同じクロワッサンは無しという事なのか?それとも日本のパン屋の数がパネェのか?何か段々終わりなき挑戦に見えてきたが(笑)今回は、ゴルドラン・シェリエさんのクロワッサン…印象はと言うと、見た目でまずデカっですかねぇ…新しいパン屋さんのパンってたいてい小さ目が多い気がするんだけど、こちらのクロワッサンは久々にお皿からはみ出すお大きさでしょか?

Gckurohalf← 半分

で、どゆの?というとフワフワというよりはフカフカのノリかなぁ?ただ、口にすると噛みごたえはそれなりにあるよーな?ついでに言うと外側がボロボロとはがれやすいというのはあると思う(笑)で、実食してみてあまり味が濃い系ではないよーな?バタ臭さもないよーな?ので、サンド系でもオケ系なクロワッサンじゃなかろーか?

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2013年8月10日 (土)

うちのぱぱはせかいいち(笑)

娘と話す科学ってなに?  池内了  現代企画室

 夏休みなので、こーゆーのがいーのではないか?とふと思って手に取ったのですが、うーん、科学、理系で割り切ってしまう今日この頃で、中学入ると女の子は理系から完全に離れていく人多しのよーな気がするからなぁ…本書は13才の娘さんを相手にお父さんが話す科学の世界とは?ですけど…相手が女の子なら小学校中学年位でどーかなぁ?とふと思う(笑)

 も一つは日本の場合、科学史をもー少し取り入れるべきかもなぁと思いますた(笑)歴史から完全に分離されているし、ついでに科学系の授業でもその手のつながりは切れているよな?今一科学が身近でないのは感覚の欠如もあるのでは?と…本書のラストの方では地球温暖化の話しも出てきますが、ここまで来るとあっしにはかかわりのねぇー世界じゃ済まないからなぁ(笑)科学もにちにちの生活に密着しているとなれば、知らぬ存ぜぬ通らないのが世のならいってか(笑)

 とはいえ、これまた本書が憂いている通り、基礎科学についての最近のスタンスはお寒いばかりですからねぇ…これで科学立国日本を目標としているんですとか(笑)まぁ政治的本音は金になる、もとい即、金になる科学立国目指していますでしょか(笑)

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2013年8月 9日 (金)

天国的な美しさ…

フォーレ レクイエム  クリュイタンス  EMI

 何となくフランスという気がしないでもないフォーレかな?というか、フォーレの曲はどれも美しい、ただ美しいの世界だよなぁと個人的な印象なんですが…特にこのレクイエムは突き抜けた感かなぁ?透明性というか、この世のものじゃない感じというか(笑)

 何とゆーか、ある晴れた日に聴いてくらはいというか、小春日和に合っている気がしないでもないんですが(笑)

 さて、何故にフォーレ、何故にコレというと、バリトンだからという事で、バリトンのお声というのはこーゆーのなのか?なぁと毎回、思うんですけど、准教授の声はどんな感じなんだろーと思いつつ…それにしても准教授が声楽家になっていたら、それはそれで凄い事になっていそーだが(笑)でも、音痴の准教授も浮かばないので、それはそれでアリか?

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2013年8月 8日 (木)

一日一力一心…

室町戦国史紀行  宮脇俊三  講談社

 日本全国、歴史の舞台を求めての旅でしょか?しかも年代順に各地を訪れていらっさる模様…しかも著者のお名前を知っている人にはアレだけど、この手の紀行にしては交通関係のチェックが凄い、どこに行くにも何に乗り、何時何分発で何時何分着かが明確に記載されているんですよ…かくて著者の行動速度が如実に分かろうというもの(笑)

 それと、移動距離がどれだけ遠かろーと、日本って国内移動なら一日というか、半日位で何とかなるのだなぁとこれまた納得…新幹線での移動でもだいたい三時間見積もればある程度のとこまで移動できるし、飛行機使えばそれ位で国内主要飛行場には着くもんなぁ(笑)そーゆー点では日本って物流をどこにでも、そして速くというのが、DNAに刻まれているのだろーか?とふと思ってしまった(笑)

 で、本書ですが、室町ですので後醍醐天皇が隠岐からアイシャルリターンだぜな島根の御来屋からとな…ここに「後醍醐天皇御腰掛岩」があるそーな…今から約700年前位になる訳でそれが今でも残っているとこが日本なのか(笑)でもって、ラストは天下分け目の関ヶ原でござるですかねぇ…室町頭から江戸頭までとなると約270年位の歴史の旅となる模様…

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2013年8月 7日 (水)

人生にはサッカーより大切なものがある…

オシムからの旅  木村元彦  理論社

 スポーツの本かと思っていたら、民族紛争の本だったとは…しかも、これ子供向けの本なんですよ、ある意味熱く、冷たい本かな?バルカン半島は今日も大変?なんだろか?ノンポリの日本人感覚からすると、バルカン半島の国を全て上げよと問われても、やばいかもしれないの世界かなぁ…

 巻頭にオシムのメッセージというか、挨拶、口上があるのですが、そのラストに「つい最近の紛争でもそうです。崩れ行く祖国でサッカーで民族融和をはかろうとした私は、ドン・キホーテだったかもしれません。でも紛争のあと、人々はまた民族融和のたいせつさを知りました。バルカンは宝物を持っています」というのは、当事者の口から語られると重い言葉だよなぁ…

 ある意味、本書はサッカーの建て前と本音かも?スポーツマンシップとか、フェアプレイとか、スポーツと政治は分離とか、言うけれど現実は?とゆー…プロローグにバルカンのというか、ユーゴスラビアの簡単な歴史が説明されているんですが、これも戦争と国家ですかねぇ…国民とは何か?か?そして本書一章がストイコビッチの、二章がオシムのサッカーと国と私な話しというか半生?そして三章は著者のまとめかな?と…日本も含めて今の話しでしょか?

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2013年8月 6日 (火)

眠られぬ夜のために(笑)

グッド ドリーム 眠りにつく前の聴くリラックスミュージック クラシック編  キング

 取りあえず睡眠療法なんだろか?まぁ確かに現代人、ぐっすり快眠の人の方が珍しいだろーからなぁ…音楽聴いて眠れるならそれにこした事はないんだろーけど、どーか(笑)ストレス社会が生んだコンセプトCDという事になるんでしょか(笑)

 えーと、本CDに収められている曲は皆、知らない人がいない位有名曲ばかりなので、今更どーこー言うまでもないんですが、で、タイスの瞑想曲、タイスという名のオペラの事は知っていたんですが、このタイスって娼婦の名前なんですね、タイトルロールが娼婦…さすがおフランス様は違う…

 後はアヴェ・マリアが二曲入っているんですが、これ三大アヴェ・マリアの内の二つなんですね…後ひとつはカッチーニ作のアヴェ・マリアだそーで、こーなるとカッチーニのアヴェ・マリアも聴いてみたくなるよねぇ(笑)

 さて、アリス的にというと、やはりそのタイトルから聴かねばの月の光と、准教授のお気にのゴルトベルク変奏曲でしょか?さすがに眠りがコンセプトのCDであの勢いで走ってますなグールドなゴルトベルクではなくて、こちらはゆったりとした曲調です(笑)

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2013年8月 5日 (月)

大阪の空の下?

天下統一の城 大阪城  中村博  新泉社

 表紙コピーが、大坂本願寺から秀吉、秀頼二代の栄華の舞台であった大坂城。徳川将軍家の別邸として再築された大坂城。-戦乱の世から江戸時代の幕開け、そして江戸から明治へという時代の大きな転換点に立ち会い、歴史の流れと運命をともにした大坂城400年の歴史をだとる。でして…これで何か全て語ってないか(笑)

 大坂の上町台地の繁栄は、まずは大坂本願寺から始まるんでしょかねぇ…戦国ってどーも武家の戦いの歴史という気がしてしまうんですけど、その実宗教対立というか、台頭がこれまた凄くて…で、これまた宗教と対立するならこの方、信長きたぁーって事で、1570年から実に11年かけての戦闘状態に突入すると…世に言う石山合戦ですね…まぁ信長の場合は自分以外の既得権益を認めないというとこでしょーか?でもって、拒否されたら断固戦うというか、得意の焼き討ちキタコレになるのかなぁ(笑)

 詳細については歴史書の通りなんで、顕如が去って、信長が主となったのが1580年…だけど、1582年には本能寺の変が起こり、その後の織田家臣団の清州会議の結果、大坂城主には池田恒興が就任する事に…ただこれも1583年賤ヶ岳合戦の結果によって大坂城は秀吉の物となったんである…かくて太閤の城への道きたぁーっとな(笑)

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2013年8月 4日 (日)

あがりは京都、ただしふりだしに戻る(笑)

もう一度学びたい戦国史  菊池正憲  西東社

 表紙コピーが色々あって、歴史がわかれば、世の中のことがもっと楽しくなります。本書は教科書的な事実関係だけでなくいろいろな視点からの情報をビジュアルにわかりやすく紹介しました!!とか、時代をもっと知るための書籍映画情報付きとか、戦国の世の転換点を見開きでわかりやすく解説とか、有名な合戦や戦国武将のことがイラストや図でわかるとか、雑学知識も満載!とか煽る煽る(笑)

 で、戦国時代とはいつからか?というとたいていは応仁の乱(1467)からとされているよーな?でで、信長の上洛辺り(1670位)の百年間が普通想定されているそーな…ででで、本書はどーかと言うと、その前振り、応仁の乱前夜というか室町時代設立辺りから軽くふれています。鎌倉が滅んだ、南北朝が対立する、足利義満の花の御所時代、そして守護大名の台頭、一揆の頻発、上も下へも大動乱の時代に突入…所謂乱世ですかねぇ…

 武家的には家督争いがどこの家にも勃発していたよーな?その最大級が、日本史上最大の悪女と名高い日野富子でしょか(笑)かくて京都の全てを巻き込んでの応仁の乱きたぁーっとなる訳ですね、わかります(笑)

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2013年8月 3日 (土)

夏は豆腐(笑)

男前豆腐店の実録豆腐料理集 男の100連チャン  男前豆腐店  毎日コミュニケーションズ

 何か?と言えばレシピ本なんですけど、ただの豆腐のレシピ本ではなくて、豆腐は豆腐でも男前豆腐店の豆腐を使用したレシピ集なんですよ…で、これまた、最近流行りの社食とか、社員レシピとか(多少おまけコラム的に社員の皆さんのレシピ載ってますが/笑)じゃなくて、メインは京都の料理人が作ったレシピなんですよ…ある意味、プロとプロのコラボ本という事になるんだろーか?それも一人の調理人、お店ではなくて、和洋折衷何でもありみたいな異種格闘料理本だろか?ふわふわとしたイメージの豆腐なのに、何やら妙に熱いのはネーミングのせーなのか(笑)

 それにしても巻頭に男前豆腐店が造っている豆腐各種が掲載されているんですが、こんなに種類があったとは知らなんだ…近所のスーパーには2、3種類しかなかったよーな記憶が?まぁ何にせよ、時は真夏…暑いんじゃーっと言う事でさっぱりした物しか食べたくないと…で、日本的にさっぱりした料理と言えば冷奴じゃね?と思って手に取ったら…これが異常に熱い本だったとは(笑)

 それはともかく本書も巻頭が冷奴から始まっているんですね…うん、冷奴は正義だよ、きっと(笑)その中から夏向き、さっぱり系でいくと、塩とゆずの冷や奴とか、枝魯枝魯定番のわさびの醤油漬けのっけとか、めんつゆ唐辛子漬けとかになるんでしょーか?

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2013年8月 2日 (金)

見た、来た、知った?

西日本 戦国 資料館&博物館 ベストガイド  戦国歴史文化研究会  メイツ出版

 表紙コピーが、乱世を駆け抜けた名将・偉人たちの足跡をたどる 織田・豊臣・朝倉・毛利・尼子・長宗我部・島津…etc.だそな…西日本、この場合は天下分け目の関ヶ原なのか?はともかく、日本列島的には、愛知・岐阜から西という事になるらしー…まずおろろいたのが、全国に戦国時代というか、武士関係の公共施設こんなにあったんですね…これ東日本編もあるはずなので、数えてみたらドンダケェーのノリなのか(笑)

 と、その前に、資料館とか、歴史館とか、民俗館とか、博物館とかの違いって、どこにあるんだぁーっ?ですかねぇ…いや、何か皆似た名前なんですけど、取りあえずその土地近辺の過去のお宝総集編みたいなノリと解釈していいんでしょか?後は有名人の生誕の地とか?さて、本書は見開き二ページで半分が解説、半分が写真みたいな構成のよーです。所謂一つのガイド本?カラーだし、簡潔にまとめられているので分かり易いレイアウトかなぁ?

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2013年8月 1日 (木)

そして男はポルシェを買う(笑)

日本人へ  塩野七生  文芸春秋

 サブタイトルは、リーダー篇ですが、リーダーというか、トップというか、キャプテンというか、取りあえずのその道のプロ集団の代表という事になるんだろーけど、そーゆー人材って日本が一番苦手としている分野じゃなかろーか?

 さて、本書は時事エッセイでしょーか?まぁこの手の話しはその日の内に陳腐化してしまう、賞味期限が超短い世界ですから、今見ると取り上げられている話題、ニュースはちょい古な気がしないでもないんですけど、でもまぁ言われている事は時がたっても同じという点では、2000年昔のローマも、今現在も変わりなしという事でしょか(笑)人類は進歩していると思いたい…今日この頃(笑)世界はそんなに変わるものではないよと、後頭部張り倒されている気がしないでもないですけど…

 初っ端の現実のとこでの箇条書きがまず凄くて…「一、結局は軍事力で決まるということ、二、アメリカ合衆国への一極集中、三、国連の非力、四、日本の無力」って、これはもー言い逃れできるレベルではないよねぇ(笑)経済大国なんて浮かれていた時もありました、が、最早そんなの関係ねぇー(死語?)というか、そもそも関係なんて最初から無かったんやぁーっの世界か(笑)

 ないない尽くしという点で行けば、国際情勢を左右できる政治力も経済力もなく、また軍事力もない。その上、大義もなく、かといって新秩序をつくる力もないと…素晴らしきかな日本とかタイトル出せそーか(笑)

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