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2013年8月21日 (水)

ゲストを待ちながら(笑)

迷宮レストラン  河合真理  NHK出版

 サブタイトルに、クレオパトラから樋口一葉までとあるんですが、どゆ本かというと、歴史的有名人を一人招いて、その献立をお披露目しているお話とでもいおーか?一応、前口上でお客様好みの料理を提供、食材も調理器具も可能な限りその時代、その地域のものをチョイスしているんだとか?という事は調理法もなのか?うーん?

 そゆもしも料理のレシピが25種、コース設定で掲載されています。ついでに著者がそのコースを再現してその画像も掲載されているとな?物凄く大胆な企画というか、面白い話だと思うし、著者の意気込みも並々ならぬものがあるし、一読に値すると思うんだけど、残念なのが写真かなぁ?料理の写真にしては発色が暗いよな?なのにこれまたテーブルウェアが暗い…普通に白いお皿で十分なんだろーと思うんだが、何故か黒とかこげ茶の皿って肝心の料理が目立たないんですけど?まぁデザイナー的には少しでも時代に合わせてという事になるんだろーけど?クロスといい背景といい、尖がったものをねらって返って失敗している例みたいなノリかなぁ?いや、本当にいと残念…いっそ実験企画なんだから、料理そのものを全てシャーレにのせて番号ふった方がまだ遊び心があるよーな?

 さて、著者の妄想もとい創作レシピは眺めているといずこの人も皆それぞれにポイントがあっていとおかしの世界か?個人的に一番おろろいたのか南方熊楠のメニューでしょーか?熊楠の好物がビフテキというのが、漱石といい海外留学さんざんだったわりには帰国してからも洋食が好きというのが何とも(笑)

 そんな訳でメインがビフテキ トマトとチーズのグリル添えなんだそー、ちなみにトマトとチーズも熊楠の好物…それにしてもこの時代になると庶民もステーキ食卓的にのぼるものだったんだろか?熊楠だけ?まぁ近くに松坂牛あるけど(笑)後、ステーキつながりで、トナカイのステーキ(@サンタクロース)とか、サボテンのステーキ 穀物サラダ添え(@ジェロニモ)とかあるのが、オステキ(笑)ちなみにサンタさん、それ赤鼻のルドルフじゃないですよね…

 アリス的に本書における一番の登場人物と言えば、四天王寺つながりで聖徳太子じゃなかろーか?ちなみに聖徳太子をお招きするメニューは、前菜がにんじんの蘇和え、吸い物がはまぐりの吸い物、焼き物も鰯の塩焼き、煮物が里芋の塩煮、ご飯物が強飯なんだそー…具体的にどんなんというのは本書の写真とレシピをドゾ。それにしても人参はこの頃からあったんですねぇ…多分オレンジじゃなくて赤い奴だと思うんですけど?で、ご飯の強飯って何だ?と思ったら、この当時はご飯を炊くのではなくて蒸していたと…奈良・飛鳥のご飯ってかなりパサパサだったのか?

 他にアリス的というと、飲み物だと46番目他でよく飲んでいるワインで、赤ワインの薔薇水割り(@クレオパトラ)、赤ワイン(@シンドバッド)、トカイワイン(@ドラキュラ)、赤ワイン(@ダ・ヴィンチ)、白ワイン(@バッハ)、白ワイン(@シュバイツァー)とか、海奈良他のビールで、ベリー入りビール(@アンデルセン)とか、ダリ繭のシャンパンで、シャンパン(@ダーウィン)とか、赤い稲妻のお茶で緑茶(粉茶/@玄奘三蔵)とか、ロシア紅茶他の紅茶で、塩のミルクティー(@チンギス・ハーン)、ウイスキーティー(@ダーウィン)とか、46番目他のコーヒーで、コーヒー(@ナポレオン)、プリヤ・サバラン風のコーヒー(@ファーブル)、コーヒー(@トルストイ)。コーヒー(@ジェロニモ)、コンデンスミルク入りコーヒー(@シュバイツァー)とか、スイス時計の水でミネラルウォーター(@ガウディ)とか…

 食べ物だと、朱色のサラダで、ビートとフルーツのマリネサラダ(@クレオパトラ)、にしんの酢漬けとカリフラワーのサラダ(@サンタクロース)、馬刺、胡瓜のサラダ(@ドラキュラ)、アンデルセン風サラダ(@アンデルセン)、かにのコールスロー(@ダーウィン)、いんげん豆のサラダ(@ファーブル)とか、ラフレシアのハムで、ゆでハム(@バッハ)とか、ダリ繭の卵で、コンロブスの卵(@コロンブス)、コルシカ風オムレツ(@ナポレオン)、味付け卵(@近藤勇)とか、201号室のソーセージで、豚肉のソーセージ りんご添え(@アンデルセン)とか、201号室のチーズで、胡椒チーズ、ヴァン・キュイ(@ファーブル)とか、スウェーデン館のシチューで、イラクサのシチュー(@トルストイ)、バッファロー肉と野菜のシチュー(@ジェロニモ)とか、ダリ繭他のサンドイッチで、高菜のサンドイッチ(@南方熊楠)とか…

 デザートだと、スウェーデン館のクッキーでクリスマスクッキー3種と木の実の盛り合わせ(@サンタクロース)とか、鍵のカステラで、パイナップルのカカオソースマデイラ風味(@コロンブス)、トライフル(@南方熊楠)とか…

 料理の詳細については本書をドゾ。いやなんちゅうか、これで一部なんだからお客様好みのメニューって凄い…ワインとかコーヒーとか重複しているメニューは何でいちいちあげるかというと、同じワインでも中身が違うんですよ、ゲスト一人一人に合わせた物を選択していると、だから一つ一つのお皿に曰く因縁があるんですよ、奥さん(誰?)本書のキモはメニューに隠された薀蓄ですかねぇ(笑)それを堪能しないと面白みが半減すると思われなのでメニューの横の著者の解説を読んでくらはい…アリス的にはバッハのメニューも気になったけど、一番のソレはトルストイのとこのコーヒーで、ロシアならロシア紅茶じゃね?と思っていたら、あれって「これは主に子供が病気のときに飲ませていたようで」って…ロシア紅茶って病人食だったのかぁー?

 ある意味再現、創作、レシピ本なんですけど、一つ一つ眺めていくと、目が回りそーです(笑)是非、著者のコメントと共に料理を見よの世界か(笑)また、純粋に素材や料理の豆知識も満載なので、おべんきょにもなりまする…いやー、料理の世界も奥が深い…

 目次参照  目次 食物  目次 飲物

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